2020/01/19

冬のカラスウリ

 住宅街の道を歩いていたら塀の上に赤いものが見えた。冬の陽射しを浴び赤く輝いているのはカラスウリの実のようだ。枯れたツルもあるので装飾用でなく本物だろう、しかもここで育ったものかもしれない。

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 カラスウリを初めて見たのはいつだろうか。子供の頃、近くにあった畑の隅で奇妙な形の花をつけ、やがてそれが緑の実となりさらに赤く色づいた。そのときカラスウリという名を知ったのだ。

 それにしても街中で見かけるとは、ちょっと気になり調べたらカラスウリは園芸植物として流通するものもあるらしい。となれば住宅街でカラスウリを見かけても不思議はない。

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2020/01/12

道端の小さな御幣(ごへい)のようなもの

 先日、山の寺へ向かう途中の道で、白木に白い紙を挟んだものを地面に数本挿してあるのを見かけた。

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 子供の頃、正月やお盆の時季に同じようなものを近所で見かけたが、最近はまったく見たことがない。これは何だろうか? 神社にある御幣(ごへい)を小さくしたように見えたので検索してみたら、紙は紙垂というものであり作り方も紹介されていた。紙垂は「しで」と読み、いまでも地鎮祭や祭りでしめ縄に挟んで飾られる。相撲の横綱が土俵入りするときに綱に下がっているのも紙垂だそうだ。

 その紙の名前は分かったが、なぜ棒につけて地面に挿すのか疑問が残る。いろいろ調べてみると、大晦日に行う「晦日祓い」(みそかはらい)で使用する「祓串」(はらいぐし)というものがあり、それで神棚や部屋や家族をお祓いした後、それを道祖神の傍や家から少し離れた道端に挿すことがあるそうだ。

 たとえば東京調布の国領神社では、お釜締めの説明で、祓串の図とともに”大晦日に神棚、家族、家の中を祓い清めて門口に刺して災厄防除とします”と書いている。また神奈川の鈴鹿明神社も、御正月用かまじめの準備の話題で、”年末にお頒布けする”ものとして大量の祓串の写真を掲載しており、それは上の写真と同じ形をしている。

 ということで、上に掲載した写真の正体は、神社が「かまじめ」の晦日祓いのために配布した祓串というもので。それを受けとった方が、家でお祓いをすませた後に道端に挿したものと思われる。なお「かまじめ」は、本来は台所にある「かまど」を閉めて神様をまつることだが、年末・新年を迎える行事を総称して「かまじめ」と呼ぶそうだ。

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2020/01/10

梅一輪

 年明け10日、梅の花を見かけた。まだ小さく固そうなツボミばかりのなかに、なぜか一輪だけ咲いている。

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2020/01/05

令和千両

 初詣と散歩をかねて徒歩で30分ほどの山の上にある古いお寺へ向かったら、そこの鐘撞堂付近で千両の赤い実を見つけた。しかも近くには黄色の千両も。

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 これで新年早々、万両と千両の二つを見ることができた。ちょっと大げさだが縁起物のおすそ分けをもらった気分になる。

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2020/01/02

令和万両

 毎年、正月に定点観測していた万両の紅い実がまったくない。しばらく前にはあったはずだが、すっかり消えている。

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 そういえばサザンカの花も消えたが、これは原因がはっきりしている。年末にヒヨドリの群れが現れて花をついばみ、地面に花びらを大量に散らしていた。翌日に見たらツボミを数輪残すだけに、こうなると万両の実もヒヨドリの仕業かもしれない。とりあえず別の場所で見つけた万両を記録する。令和の万両である。

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