2016/08/21

ラジカセで遊ぶ

 中古カセットテープが、某所で大量に売られていた。その中から落語と音楽カセットを購入。完全美品であればそれなりの値段がするかもしれないが、付属の解説書がなかったり外箱スリーブがないためいずれも格安。

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 早速、家にあるCDラジカセにセットするが音が出ない。これはテープ不良かと一瞬思ったが、ラジカセのテープ走行をよく見たらテープがピンチローラーのところで折り重なるようにたまっている。我が家では一番新しCDラジカセだが、カセットテープは使わなかったのでこのような症状があることに、いままで気がつかなかった。試しに、今はまったく使っていない古いモノラルラジカセを引っぱり出してテープを入れたら正常に再生。やはりCDラジカセは故障していたのだ。

 それにしても録音済みのカセットテープを買うのは何年ぶりだろうか、20年いや30年ぶりかもしれない。かつて音楽アルバムは、レコード、CD、カセットで同時に発売され、私もWALKMAN(もちろんカセットテーププレーヤー)を持っていたときミュージックテープを購入したことがある。いまふり返れば、カセットテープはその当時最もコンパクトで、しかも自分で録音編集できるメディアだった。

 久しぶりに使うラジカセ、最初はその操作感に少しいらついたが、しばらくすると気にならなくなる。むしろ進み具合が巻取り量から一目で分かり、たぶんあの曲はこのあたりとずばり頭出しできたりすると、どうだと自慢したくなる。どうやらラジカセ遊びにはまりそうだ。

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2016/07/27

私のWindows10アップグレード騒動

 アップグレードと言われると、飛行機のエコノミークラスからビジネスクラスへのアップグレードが真っ先に思い浮かぶ。私自身はまったく経験ないが、仕事で付き合いのあった会社の方は、数回経験したそうだ。なにしろ年に50回ぐらい飛行機を利用する忙しい人なので、そういうこともあるのだろう。

 ところで、いま一番ホットなのはWindows10へのアップグレードだ。あるときパソコンの電源を入れっぱなしにして外出して戻ってきたらWinodws10になっていた。いわゆる勝手にアップグレードだ。ExcelやWordが問題なく動作したのでこれでもよいと思ったが、よく使う音楽プレーヤーが動作しない。ソフトは立ち上がるが、接続していたUSB-DACが認識されず聴くことができないのだ。仕方ないので、そのときはWinodws7に戻してしまった。

 しかしWindows10無償アップグレードの終了がせまってきたので、あらためてUSB-DACメーカーのホームページを確認したらWindows10対応となっている。そこでWindows10へアップグレードし、さらに最新のUSB-DACドライバーをインストールしたが、やはり認識されない。じつは、以前このメーカーのドライバーをバージョンアップしようとしたら動かなかった。そのときの解決策は、一度古いドライバーを消去し、それから新しいドライバーをインストールすること。今回も一度消去してからインストールしたら正常に動作するようになった。

 このようにまとめると、すんなりアップグレードできたようにみえるが、ここに至るまで道のりは長く、何度もドライバーのインストールを繰り返し動作確認に多くの時間をつかった。もし将来同じようなアップグレードがあったら、パソコンごと新しくするかもしれない。もしかしたら、メーカーもそれを期待していたかもしれない、そのように思ってしまうほどのアップグレード作業だった。

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2016/07/10

手強いのが帰ってきた

 夕闇まであとわずかとなる頃、木々の間に薄いピンク色のものがあることに気づいた。木を端から調べ正体を確認、ネムの花だ。

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 この木は、以前はたくさん花をつけ蜂やコガネムシがまわりを飛び回っていたが、ここ数年は花も虫も少なかった。それが一気に復活したように咲いている。再びネムの花を見られたことにほっとするとともに、あることが気になりはじめた。

 学校に通っていたころ、早朝の路地で白黒まだらの蛾の大群をよく見かけた。蛾というと夜に活動するように思いがちだが、雨上がりの朝、まだ湿気が充満している空気のなかを、ふわふわと浮かぶように飛んでいた。その光景は、路地から生垣が消えるにつれて見ることはなくなった。

 ところが先日、その蛾を見かけた。数匹だったが、まだら模様と飛び方でそれと分かった。かつての光景が帰ってきたのだ。しかし喜んでいられない。じつはあの蛾の繁殖力はとても強く、とくに幼虫は生垣の木々の葉をすべて食べつくし丸坊主にしてしまうほど。たぶん、どこかの植え込みでそのようなことが起きているかもしれない。ふわふわとしたやさしい飛び方に騙されてはいけない、あの蛾はなかなか手強いのだ。

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2016/07/02

ナゼナゼ少年になる日

 顔のちかくを何かがさっと横切ったので、思わず身をのけぞらした。何だろうかと飛んでいった方向を見たら、それがゆっくり戻ってきた。

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 たぶん赤トンボだ。周辺をぐるっとみたら、木の枝先やベンチの端など、あちこちにトンボがとまっている。どうやら休息しているトンボの群れの中に入ってしまったようだ。これが花なら植物図鑑で調べるところだが、あいにく昆虫図鑑は持っていないし。たとえ図鑑をもっていても、昆虫はオスとメスで形がちがうことがあるし、さらに羽化直後か十分時間が経っているかで色も変わるので判断がむずかしい。なお赤トンボという名前は総称で、アキアカネとかナツアカネなど細かく分かれるらしい。

 それにしても、このトンボはどこから来たのだろうか?一番近い川でも1.5kmぐらい離れているし、トンボがいそうな池までは3kmぐらいあるが、そこから飛んできたのだろうか?トンボの飛行距離はどのぐいらいだろうか?と、まるでナゼナゼ少年になったように疑問がつぎつぎ湧いてきた。

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2016/06/26

珈琲記

 前回の「コーヒーと恋愛」につづいて「珈琲記」を読みはじめる。珈琲記(黒井千次、紀伊國屋書店)は、食の文学館に掲載された珈琲に関する連載にあらたな書き下ろしを加えたエッセイ集。

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 ”朝の珈琲は一杯というわけにいかず、食事中にゆっくり飲み、そして新聞を持って居間に移り、楽な椅子にかけて食後のもう一杯を飲む”と、二杯の珈琲は、著者の朝のルーティンに組み込まれている。こうなると珈琲の味や入れ方に強いこだわりも持っていて、どの街にもある手軽なカフェなどには絶対入らないように思ってしまうが、これがそうでない。

 たとえば、”時間がないのにとりあえず珈琲を飲みたくてたまらない時など、ハンバーガーショップに飛びこんで珈琲だけ注文”。それは隙間だらけの珈琲色の液体だと言いながらも、それにふさわしい作法と味覚があり、これまた捨て難いと語り。また、チェーン展開しているカフェの珈琲についても、”街角の珈琲に別種の味覚をつけ加えたものといえそうな気がする”と語る。このように著者の珈琲への姿勢は、それぞれの長所短所を認めながらとても寛容なのだ。本書は、大人の珈琲への向かい方を語る一冊だ。

 ところで、この本は1997年発行、ということはシアトル生まれのカフェが日本に上陸してまだ間もないころであり、最近話題のサードウェーブコーヒー(黒船コーヒー)などは上陸どころか船影も見えないころだ。著者はこれら新しい珈琲をどのように思っているのだろうか、続編を読みたくなる。

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