2017/02/19

ヨーコさんの言葉

 日曜朝のテレビは、NHK Eテレにチャンネルを合わせることが多い。園芸番組と日曜美術館にはさまれた「ヨーコさんの言葉」を観るためだ。イラストと語りで構成されるわずか5分の番組は、はっとさせられたり、まさにその通りとか、私はまだまだという気持ちにさせる、いわゆる共感力がある。

 先日、パソコンでCDを聴こうととして、いつもウォークマンに刺さっているイヤホンを外してCDを探しはじめたら、そのイヤホンをどこに置いたかすっかり忘れてしまった。置いたと思われる場所をいくつか探したが見つからず、1週間過ぎたころテーブルの上に積まれていたCDケースのすき間に見覚えのあるケーブルがあることに気づいた。探していたイヤホンが出てきたのだ。テーブル周りは、何度も確認したが見つけることができなかった、それなのにあったのだ。

 以前は、このようなことがあるとひどく落ち込んだが、このごろは、これって「ヨーコさんの言葉」にもあったかもと軽く流すようになった。”それがどうした”である。

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2017/02/12

すき間から出てきたCD

 小さなタワーのように積まれた本を整理するため移動しようとしたら、もう一つの本タワーとのすき間に白い袋が挟まっているのを見つけた。空袋だと思ってひょいとつまみあげたら、中からCDが飛び出す。未開封のCD!なぜこんなところにあるのか驚くとともに、すっかり忘れていたことにしばし落ち込む。

 こんがらがった毛糸玉のような記憶をたぐりながらCDジャケットを見ていたら、たぶんあのとき買ったものだろうとなった。最新リマスター+限定販売という言葉につられて、某CDショップで購入したアルバムだ。

 CDアルバムFlanigan's Shenanigansは、ジャズピアニストのトミーフラナガン(Tommy Flanagan)が1993年にデンマークで行ったライブの録音盤。このアルバムにはトリオ、カルテット、さらにホーンセクションを加えた演奏が収録されており、フラナガン自身の曲紹介トークもあり楽しめる1枚になっている。youtubeで紹介するのは、アルバムにも収録されているTin Tin Deo、これはキューバ生まれのチャノ・ボソが作曲したもの。

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2017/02/05

セルフの先へ

 駅近くに開店したスーパーにセルフレジがある。セルフといっても商品の金額集計は店員が行い、お客はレジ横にある機器に表示された金額を自分で精算するいわゆるセミセルフのようなものだ。しかし、このレジの様子を見ると、個々の商品金額を集計し精算まで行う完全なセルフレジが導入されるのもそう遠くないと思ってしまう。

 昨年の暮れ、「レジのないコンビニ」のニュースがあった。Amazonが発表した「Amazon Go」は、入店時にAmazonが発行するIDをゲートにかざし、店内の商品を自由にえらび、そのままゲートを通れば決済される。まさしく完全セルフレジを飛び越えてレジレスの世界だ。

 Amazon Goが興味深いのは、棚にある商品を手にしたのが誰なのかを認識し、さらに商品を戻すことにも対応。しかも、お客に商品情報の入力や変更の手間をとらせず、様々なセンサーと解析技術を組み合わせて、自然に買い物できる仕組みを作ろうとしていることだ。

 その昔、某コンビニ運営関係者から、棚にどのように商品を並べるか研究しているとの話を聞いた。その日の天気、地域行事やイベントなどの要素をふまえて、いずれはAIを導入するかもしれないと。そのころはそういう研究もあるかという印象しかなかったが、いまふり返ればずいぶん先進的だった。たぶん今はもっと先のことを考えているのだろう。

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2017/01/29

仲良きこと

 ヒヨドリが来ると逃げるメジロだが、ほぼヒヨドリと同じ大きさのこの鳥(たぶんツグミ)とは仲が良いらしく一緒にリンゴを食べている。

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2017/01/22

ガラスのプロペラ(安西水丸)

 「ガラスのプロペラ」(安西水丸、誠文堂新光社)は、あとがきに”デザインの自叙伝風エッセイのようなもの。子供の頃からおもっていたことや、感じていたことを素直に書いてみた”とあるように、子供の頃すごした千倉の話から、ニューヨークでデザインの仕事をしていたころ、さらに日本に戻ってきてからの活動を語っている。読みやすい文章に加えて、イラストが随所にあり見るだけでも楽しめる。

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 ところで安西水丸は人物のイラスト(似顔絵)も数多く描いているが、その似顔絵についてこんなことを書いていた。高校時代に似顔絵が苦手なことを友人に話したら、ブロマイドを買って練習するように勧められたとの話につづいて、”今だに似顔絵は上手くないが、この頃はむしろそっくりに描けない自分に誇りをもつようにしている。どうやらぼくに似顔絵を描かれた人たちは、気の毒がってむしろ向こうからぼくの絵に近づいてきてくれているようだ”と語り。村上春樹から「ぼくの顔、最近、水丸さんの描く絵に似てきちゃたみたいで」と言われたことを紹介している。これは作家とイラストレーターの関係を表したいい話だと思う。

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