2017/08/13

セミしぐれ

 雨戸を閉めようとしたら、何か白いものが枝にぶら下がっているのに気づいた。はじめは闇に目が慣れずぼんやりしていたが、しばらく見ていたらそれがセミであることが分かった。羽化してまもないようで、体全体は白いが眼だけ茶色、たぶんアブラゼミだろう。

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 それにしても今年の夏はセミの鳴き声をよく聞く、それも今まで少なかったミンミンゼミが多い気がする。その逆にかつて夏の初めに鳴いていたニイニイゼミが確認できなかった、もしかしてセミの勢力分布が変わってきたかもしれない。

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2017/08/06

ソニー・レコード

 しばらく前に、ソニーがアナログ・レコード製造を29年ぶりに再開するニュースが発表された。マニアの噂話でなく、ソニー・ミュージック・グループから正式に発表されたニュースだ。

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 じつはこの話の前に、アナログ・レコード・マスター製造のためのカッティングマシンをソニースタジオが導入したニュースがあった。カッティングマシンとスタジオが同じフロアなので、アナログが頂点を極めた頃に行われたダイレクト・カッティングにも対応できるそうだ。あとはレコードプレスを外注すれば、ソニーレーベルのレコードが発売できる。国内にプレスを行う会社があるし、海外なら選択肢は複数ある。いずれにしろソニーレーベルのレコードがリリースされる日は近いと思われた。

 今回のニュースは、レコード・プレス設備を自社内に設置しレコード製造にのりだす話だ。すなわちスタジオ録音からマスター制作、さらにプレスまでの全ての工程をソニー社内で実現してしまうことになる。これは外注化が多い最近の製造業では珍しい展開だ。多くの音源をもつソニーだけに名盤の再発売はもちろん、最新録音のアルバムをレコードで発売することもできる。しばらくソニーの動きに目が離せない。

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2017/08/01

アオスジアゲハ

 雨音で目を覚ます。雨雲情報を見ていたら、北西から流れてくるものに加えて何もない所に突然わき出すものがある。今年は空梅雨だったという話があったが、梅雨明け宣言がされたいまになってこの天気は何だろうか。

 ところで先日、木陰で休むアオスジアゲハを見かけた。アオスジアゲハは、いつも忙しく飛び回りその姿をじっくり見ることは難しいが、羽に青緑の大きな斑点があるので遠くからもそれと分かる。それは同系色ながら緑の葉陰にあっても目立っている。

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2017/07/16

南国で長袖シャツ

 最高気温が35度C以上の日を猛暑日というが、このところ猛暑日が増えたように思う。気象庁が発表した長期変化傾向でも増加が指摘されており、データでも裏付けされている。

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 ところで猛暑で思い出すのは、真夏の初めてのシンガポール・マレーシア出張だ。そのとき先輩からあるアドバイスをもらった。それは”とにかく長袖シャツをもっていけ”である。現地に着いてみると、ほとんどの人が日本と同じ半袖姿で外気温も日本の夏と同じぐらいで長袖をカバンから取り出すことはなかった。

 しかし出張先の会議室に入った途端にアドバイスの意味が分かった。空調の吹き出し口から出てくる風が、寒いというか冷たい。しかもその吹き出し口はゲスト席のそばにあり、そこに座っていた私は会議のあいだずっと冷気にさらされた。さらに工場へ移動するためクルマに乗ったら、エアコンが強力で風量が大きく、助手席に座った私は冷凍庫にいる気分になった。長袖を着ないと、こんな強力な冷房には耐えられそうもないのだ。

 長袖シャツは冷房対策だけでなく外出にも役立つ。昼間に外出したら、半袖を着ていた私はあっというまに日焼けし、ちょっと触るとヒリヒリ感じるほどになった。現地の人にこのことを話したら、”日焼け対策をしなかったんですか”とあっさり言われた。地元の人は、わずかに明るさが残る夕刻になってから散歩するそうだが、昼間移動する旅行者は帽子と長袖シャツで防護したほうがよさそうだ。いまは旅行サイトでも長袖を持っていくことを勧めているが、実際に体験すると納得できる。

 それにしてもこの猛暑はいつまで続くのだろうか。北海道の最高気温が東京より高いなど、いままでの常識が通じない現象が起きているが、これは温暖化の影響だろうか。

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2017/07/09

白いポロシャツ

 部屋のすみに積んであった夏物衣料の山から半袖シャツを探していたら、白いポロシャツがでてきた。もう20年いや30年ぐらい前だろうか、白いポロシャツを毎夏1枚づつ買っていた。

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 メーカーの直営店のみで販売されていたそのポロシャツは、なぜか胸にワンポイント刺繡があるものより少し値段が高かった。販売数も少なかったようで、ちょっと時期を逃すともう売り切れましたと言われたこともあった。5年ぐらい買い続けたが、あることをきっかけに止めてしまった。

 ある年に購入したポロシャツを着たら、首の後ろがチクチクしてじつに落ち着かない。何だろうかとポロシャツの首周りをよく見たら、メーカーロゴのついたタグが原因だった。たぶん豪華に見せようとしたのだろう、タグがいままでの布製でなくキラキラしたのになったが、そのフチが鋭くて首に触れるたびに昆虫が這いずるような不快感に襲われたのだ。結局、そのポロシャツのタグは切りとってしまった。

 いま手元に残る白いポロシャツは4枚。3枚は、ところどころに小さな穴があいていて、残りの1枚は無傷なので外出に着ていけそうだが、いまのところそれを着る機会はない。あまりに定番すぎて出番がないのだ。

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