北杜夫をみる
徹子の部屋は、平日の昼過ぎに放送しているのであまり見る機会はないが、昨日は、ゲストが北杜夫父娘となっていたので見てしまった。
私と同じ世代であれば、北杜夫の「どくとるマンボウシリーズ」を読んだ人は多いだろう。1970年代、狐狸庵の遠藤周作、どくとるマンボウの北杜夫の二人は、雑誌やTVにそろって登場していた印象がある。最近放映されたネスカフェコーヒーのCMでは、その昔の遠藤周作のCM映像が唐沢寿明と共演するように合成されていたが、北杜夫もネスカフェコーヒーのCMに出ていたはずだ。
ところで、学生時代は、北杜夫の作品は新しい本が出るたびに読んできたが、社会人になってからいつのまにか離れてしまった。それでも「楡家の人々」は、いまも時々読み直すことがあり、そのたびに文章のうまさに感心する。マンボウシリーズの軽いユーモアのある作品もよいが、「楡家の人々」のように家族と時代の風俗を描いた長い作品を、飽きさせないで読ませるのがすごい。
今回の番組では、北杜夫の娘であり、あの「窓際OL・・・」の著者である斉藤由香さんも一緒に出演していたが、その娘の作品に対してコメントするときの北杜夫は、少しはにかんだようで、やはり作家というより父親の表情のような・・・。でも、あの飄々とした口調は、やはりどくとるマンボウだ!
さて、これを機会に、もういちど北杜夫を読み直してみようか。







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