2018/09/23

赤トンボ

 久しぶりに出現した原っぱ、先週はロープに赤トンボがのんびり止まっていたが、今日は雑草がすっかり刈り取られ工事用車両が止まっている。

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2018/09/16

神保町のフクロウ

 神保町すずらん通りにある東京堂書店の斜め前にある100円ショップは、かつて東京堂書店「ふくろう店」だったことを先日書いたが、そこにあったフクロウはいまどうしているだろうか。

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 それはいまも健在だ、レリーフだけでなく今にも飛び立とうしているものや静かに止まっているフクロウの像が入口横の太い柱にある。自分の記憶ではフクロウは白かったはずだが、いまは茶色になっている。気になりネットを調べたら、ここが女性向け書店シェモアだったころは柱もフクロウも白かったそうだ。

 そういえば東京堂書店は、店内の本棚レイアウトだけでなくレジを1階に集中させるなど大きくリニューアルしてきたが、その一番大きなものは本店にカフェを併設したことだろう。店奥でなく1階正面にドーンとあるので、その存在感はなかなかのものだ。

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2018/09/09

ベストアルバムの罠

 神保町にあった東京堂書店ふくろう店の記事を探していたら、坪内祐三がふくろう店古本棚のサポートをしていた話を見つけた。坪内祐三の日記本を調べたら、「本日記」(坪内祐三、本の雑誌社)の2004年2月21日にずばり”私このたび東京堂書店ふくろう店古本部をたんとうすることになりました”というタイトルで、その棚に収めるための古本探しや販売価格設定の仕組みを書いていた。

 坪内祐三の「本日記」は、2001年7月から2005年10月までの日記を収録している。ところどころ拾い読みをしていたら、2001年8月15日、渋谷のHMVでビーチボーイズのベストアルバム「アイ・ラブ・ユー」を購入したとある。しかも”ビーチボーイズのベストは、すでにボックスセットを含めて五、六種類持っているのだが、九百九十円のお値打ち価格だし、曲順が「グッド・ヴァイブレーション」・・・”と収録曲名まで書いている。どうやら坪内祐三は、なかなかのビーチボーイズファンのようだ。

 ところでベストアルバムの購入は、二つのタイプに分けられそうだ。一つ目はいわゆる初心者が、よく知らない歌手や奏者がどのような演奏スタイルか知るためだ。気に入れば、これをきっかに他のアルバムも聴いてみようかとなりアルバム購入の入り口となれば、その逆に、いやこの一枚で十分ということもある。

 二つ目は、ベテランマニアの場合だ。これはなかなか一筋縄ではいかず、私の好きなあの曲はなぜ入っていないんだとか、曲順はこうじゃないだろうと、そこそこ知っているだけあってベストアルバムへの要求が高い。メーカーもそのあたりはお見通しで、未発表のテイクやライブ音源をボーナストラックとして追加し、これはこのベストアルバムでしか聴けませんと背中を押す。結局、ベテランマニアはメーカーの仕掛けたこの罠にはまり、似たようなベストアルバムをまた買ってしまうのだ。

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2018/09/01

駿河台のフクロウ

 駿河台のビル前にあるエレベーターホールのような建物の上にフクロウが止まっていた。もちろん本物でなく飾り物だが、古い建物で見かけるものと違ってちょっとモダンで愛嬌のある表情をしている。

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 フクロウといえば、以前、神保町すずらん通りに「ふくろう」店という書店があった。東京堂書店の支店で、さまざまな企画を立てテーマに沿った新旧の本を並べた面白い書店だった。たしか入り口近くの柱にフクロウのレリーフのようなものが飾られていたが、いまはどうなっているだろうか。私が最後に見たときは、その店は100円ショップになっていたが。

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2018/08/26

村上RADIO

 TOKYO FMで村上RADIOが8月5日放送された。残念ながら私は当日の放送を聴けなかったが、どのような曲が選ばれたか気になる。

 TOKYO FMのオンエアレポートに当日のおしゃべり内容と選ばれた曲のリストが掲載されているのでチエックしてみた。やはりあのグループの曲がある、ビーチボーイズのサーフィンUSA。この曲が発売されたのは1963年、村上春樹は14歳のころだが、しびれました、しびれっぱなしと語っている。

 ビーチボーイズ、そのリーダーであるブライアンウィルソンについて、カウアイ島ノースショアをドライブしていたときラジオからブライアンウィルソンのキャロラインノーが流れてきた話が「村上ラヂオ」(2001年、マガジンハウス)に収録されている。この曲を初めて聴いたのは16歳、そのときは曲の良さが分からなかったが、今ではわかると語っている。10代の頃聴いた曲を、いまなお語れるとはちょっとうらやましい気がする。

 私は、10代の頃のどのような曲を聴いていたかと問われても、すぐにこれですと答えられそうもない。それほど熱心な洋楽ファンでなかったし、これと決めた歌手やグループのレコードを買い集めることもなかった。それでもその時代の音楽が流れてくると、これはサイモンとガーファンクルでしょうとか、フィフスディメンションとか、ブラッドスウェットアンドティアーズなどの名前が出てくる。ラジオでよく流れていたので記憶に刷り込まれたのだろう。

 そういえばビーチボーイズではスループジョンBの記憶がある。たしか邦題は「ジョンB号の遭難」だったはずだが、そのときは船の遭難にしてはのんびりした曲だなと思った。じつは、この曲は、嵐で船が遭難したのでなく、陸に上がった船長は戻って来ないし、乗組員は酔っぱらって警官に引っぱられるし、これじゃジョンB号はいつまでたっても出航できない、故郷に帰りたいのに帰れないという内容のカリブのフォークソングが原曲なのだ。このことを知ったのはずっと後で、ようやくそうかと納得した。

 それにしても、すっかり錆びついたと思っていた記憶の引き出しだが、音楽を聴くと意外にあっさり開くことに驚く。さらに、あらためて10代のころの曲を聴き直してみると、いまなお新たな発見があるのも面白い。

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