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2005/06/10

落語ブームが来たって、ホント?(2)

 前回は、落語ブームについて書こうとして脇道にそれて、志ん朝の落語本の話になってしまった。今回は、脇道ついでに志ん朝の「志ん朝の風流入門」(ちくま文庫)の話をしよう。

 解説によれば、本書の原本はNHKで放送された「お好み邦楽選」の台本をベースに作られた「志ん朝の日本語高座」(PHP)であり、文庫化にさいして「志ん朝の風流入門」と改題されたとある。原題にあるように、日本語、それも歌舞伎、俳句、落語などでよく語られる言葉をまくらに、志ん朝が江戸風の語りを繰り広げるのである。

 古典芸能の話題をベースにしているが、四方八方に広がる話と江戸っ子らしい口調が、堅苦しさを吹き飛ばし見事な語りになっている。これは江戸言葉に興味のある人、必読の本である。

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