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2005/06/19

落語ブームが来たって、ホント?(3)

今回は、落語本の番外編として「お江戸週末散歩」(角川書店)の話をしよう。

この本、タイトルを見る限りでは、よくある散歩ガイドブックのようで実際の中身もそうなのだが、著者は先ごろ林家正蔵を襲名した林家こぶ平である。

「江戸に出会う」「江戸を歩く」「江戸を見つける」「江戸に興じる」「江戸を味わう」などの各テーマに分けて、こぶ平の落語調のまくら話で始まり、その後に都内に残る江戸時代からの旧跡巡りの話が続くのである。本編の散歩ガイド部は、各テーマと地域割りがうまくないようで一つの地域の話題が数テーマに分散していて、実際の散歩の時見るには不便である。また、まくら部の語り口調と本編の文章の調子が全く異なり、いま一つまとまりが感じられない等など苦言があるが、普段あまり取り上げられない旧中山道沿いの板橋や石神井川沿いの話など、なかなか興味深く読める部分もある。

結論としては、一冊目の散歩ガイドとして勧めるにはちょっとためらってしまうが、江戸散歩の読み物を探している方はチエックすると良いだろう。

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» 区の名前にもなっている「板橋」 [東京生活日和]
 区の名前にもなっている「板橋」は今も旧中山道に架かっています。かなり歴史のある「橋」で歴史上の数々の有名人がこの橋を渡っています。源平合戦の時代には「源頼朝」やその弟「義経」が、江戸時代の参勤交代では西方諸藩の大名がここを渡り、徳川家康も鷹狩のときに渡っています。当時は板の橋だったようですが、今はコンクリート製の橋になっています。(木目調で板っぽく造ってありますが)橋の横には「距日本橋二里二十五町三十三間」と書かれた標柱があり、この界隈は中山道の最初の宿場町でした。今はその面影は感じられませんが、... [続きを読む]

受信: 2005/08/31 12:04

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