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2006/06/15

昭和30年代の家庭料理全書:カスタードライスって何?

 昭和30年代の食卓の様子を調べるために、昭和34年発行の「家庭料理全書」を読んでいる。全書というだけあって、和洋中の家庭料理がたくさん紹介されているのだが、その中にカレーライスに続いてカスタードライスというものがあった。その材料と作り方は・・・、

 材料は、冷や飯、ハム75g、青豆おおさじ4杯、卵3個、小麦粉おおさじ2杯、牛乳0.18リットル。

 作り方は、卵2個を茹でて黄身は裏ごしにし、白身は小さくあられ切り。残りの卵1個をといて、さきほど切った白身をあわせ、塩コショウで味をつけ小麦粉を加えてまぜる。これに冷や飯を加え、脂を塗った型にいれ15分蒸す。型から取り出したら、さきほど裏ごしした卵の黄身を塩コショウで味付けして上にのせるとある。

 ハムと牛乳をどう使うのか説明にないが、たぶん小麦粉を混ぜるときに加えるのだろう。型にいれて蒸すとあるから、どうやらこの料理はライスプディングと呼ばれるものに近いようだ。ライスプディングはデザートだが、このカスタードライスは塩コショウ味のご飯ものだ。しかも、これにみりんと醤油で作った汁をかけると、いっそうおいしくなるとまで書いてある。

 ほんとうに、昭和30年代にこんなご飯を食べていた家庭があったのだろうか?

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