« 2006年7月 | トップページ | 2006年9月 »

2006/08/27

アクティブな古書仲間

 masaさんとの出会いは、今年のゴールデンウィーク初日に行われた谷根千一箱古本市だ。私が出店した市川糂汰堂で「東京の顔」(高木健)を買って頂いたのがきっかけで、その後、互いのブログに時々コメントを書き込むようになった。masaさんのブログkai-wai散策をみれば分かるが、音楽・ファッションから町歩きなど幅広い行動力と膨大な写真に驚く。そのmasaさんと、深川を歩いてきた。

Tdsc00319 さすがに都内各地を隅々歩いておられる方なので、そのフットワークは軽く、つぎつぎ風景を切り取っていく。その勢いにあおられて、ついつい時間を忘れて歩いてしまうほどだった。古書好きというと室内でじっくりというイメージを持ってしまうが、こういうアクティブな方もいるのだ。

 写真は、深川散歩中に清澄庭園の塀際で見かけた草花だが、いまはやりのド根性というよりは、静かなたたずまいが印象的だった。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2006/08/21

みんなの寅さん

 出張もおわり、ようやく通常の生活に戻り始めたとたん仕事のメールがどっと来た。例によって、細かい指示やコメントをたくさん頂いたが、出来る範囲でコツコツと処理することにしよう。

Tdsc00241 さて今週の通勤本は、「みんなの寅さん」(佐藤忠男、朝日文庫)だ。いまさら寅さんと思うかもしれないが、いまだから寅さんを読んでみようという気分なのだ。寅さんをマンネリとして軽くみる人がいるが、長く続くものには、それなりのパワーがあるように最近思い始めている。たとえ結末は分かっていても、その確立された様式のもつ安心感にひかれて、どうしても見てしまう水戸黄門のように、寅さんの映画はひとつの様式を確立したように思う。

 それは現実の世界からちょっと離れているが、昔はいたよねとか、こんな人がいたらいいな、という感情を呼ぶようだ。こういう気持ちは、たんなる数字や法則では推し量ることはできず、普通の仕事であれば切り捨ててしまうものだ。しかし、このような気持ちにうったえるものが、本当は大事なような気がする。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006/08/18

マレーシア・ペナンで月を仰ぐ(2)

 ようやく長い出張が終わり、ペナンからシンガポールを経由して日本へ帰ってきた。

 ペナンで宿泊したホテルは、ペナン島の東海岸にあり、ホテル前の通りを北へ向かうとガーニードライブと呼ばれる屋台街となる。その途中にも、通り沿いには写真にあるような屋外レストランが数多くある。

Tdsc00199 ところで屋外レストランは、とにかく値段が安くて一品あたり2~3RMで、3品頼んでも10RM(日本円で300円前後)と安価に食べられるので魅力的だが、地元の人と一緒でないと料理内容もオーダー方法も分らない。私が地元の人と食べたところ(中国系)では、最初にテーブルを決めて座ると、やがて飲み物の注文をとりにくるオバサンがくるので飲み物のみを注文する。そこで飲み物がきたら、テーブル隅にある数字番号を覚えて、店内にある食べものコーナーに行き注文するのだが、そのときにテーブル番号を言うのである。テーブルに戻りしばらくすると先ほど注文した料理を持ってくるので、その時に支払いをする。

 もちろん注文や支払い方法は、店によって異なる。別の店では、自分で選んだ料理をレジ係をしているオジサンのところに持っていくと、オジサンが合計金額を言うので、その場で支払いをする方法であったし。通常のレストランと同じように、テーブルについてから料理を注文し、食べ終わったらテーブルで支払いするところもあった。

 日頃、日本の画一的サービスに慣れていると、いい年をした大人でも、食事の注文などという基本的なことにまごついてしまい、我ながら笑ってしまう。やはり、たまには初めての土地を訪れて、いろんな経験をするのも良いようだ。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2006/08/12

マレーシア・ペナンで月を仰ぐ(1)

 今週はじめからマレーシア・ペナンに仕事で来ている。リゾートで有名なペナンだが、ペナンには大規模な工業団地があり、多くの電子部品企業が集まっている。たとえば皆さんが使っているパソコンの心臓部であるマイクロプロセッサを作っているインテルも、ここペナンに工場がある。地元の人は、インテル・ペナン工場の従業員は1万人と言っているが、これは少しオーバーかもしれないが相当大きな工場だ。実際、朝夕のこの地域は大渋滞となっており、その中にはインテルのプレートを付けたバスを数多く見かける。

 さていつものように通勤本ならぬ出張本のことを書きたいが、今週はまったく本を読む時間がなかった。ホテルに帰ってきても、NHKテレビ(海外向けの日本語放送)をつけて、そのまま寝込んでしまうことが多い。そこでマレーシア・ペナンの印象を少し紹介しよう。

 まずは交通機関だが、鉄道のないペナンでの旅行者の移動手段はタクシーが主体となる。タクシーの料金はメーターによるものと、定額制(運転手はフラットフィーと言っていたが、たぶんFlat feeのことだろう)がある。ガイドブックでは、事前にタクシー料金を交渉しなさいと書いてあるが、よほどなれないかぎりそれは出来ないだろう。それに値段を事前に知っても、旅行者では高いのか低いのか判断のしようがない。私のわずか5日間の経験では、仕事場からホテルまでのフラットフィーはどの運転手も皆同じだった。なおタクシシードライバーは皆英語をしゃべり、こちらがなれない英語で話しても結構我慢強く聞いてくれる。じつは私が泊まっているホテルは、ホテル名のなかにやたらRが入っており、さらにLもあるので、なかなか一回でホテル名が伝わらないが、何度か言い直すと分かってくれるので本当に助かる!

 もちろんレンタカーもあるが、私にはとても運転できぞうもない。三車線ないし二車線ある道路の幅を目一杯使って左右に車線を移動しながら走り、突然道路が左右に分かれたりする。さらにモーターバイクが車と同じぐらいのスピードで走っているので、よほど道路状況を知らないと運転は難しそうである。タクシーはマレーシア製のプロトンという昔のカローラクラスの車が多いというか、それ以外のタクシーをまだ見かけたことがない。ホテルでタクシーを頼むとリモという車がくるときがあるがある。これは2回しか乗っていないが、少し大きめな車だが、料金はタクシーとまったく同じだった。運転手によれば、リモはリムジンサービスでタクシーとは違うと言っているが、具体的にどのように違うのかは分からない。なおタクシーは、屋根にTEKSIの標識がついているが、リモはなにもなく一見すると普通の自家用車のように見える。

 さて、きょうは、ここまでしよう。実は、明日早朝また移動することになったのだ!(うーん、オジサンはツライぞ!)

 リモについての追加(8月18日)

 上記に、リモとタクシーの料金が同じと書いたが、これはどうやら間違いだ。いままではホテルからしかリモに乗ったことがなかったが、その後、会社からリモやタクシーで同じ場所に行く機会があり値段を確かめたら、以下のようになった。

1)ホテルにリモを依頼すると40RM
2)会社でリモを依頼すると35RM
3)会社からタクシーがメーターで走ると30RM

 ホテルが割高なのは、運転手によればエクストラコストが、かかるためだそうだ。となれば2)と3)が、リモとタクシー料金差の目安だろう。なお5RM=160円程度で、日本のタクシーからみれば僅かな料金差だから、旅行者はあまり気にする必要はないかもしれない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006/08/06

シンガポールの風は朝から暑い(2)

 あっというまのシンガポール出張だった。ホテルと会社を行き来するだけで、宴会なし、もちろん遊びなしという実にまじめな出張だ。土曜日だけ予定が空いたので、シンガポール航空が運行しているHoponバス(乗り降り回数制限なし、通常は$12だがシンガポール航空の搭乗券があると$3になる)で市内を巡り、定番のマーラインを見てチャイナタウンを少し歩き、あとはホテルでひっくり返って休んでいた。

 さて、この出張中に読んだのは「明治東京畸人伝」(森まゆみ、新潮文庫)だけだ。この本、最初は人物の記述をもう少し深くすれば良いのにと思ったが、全体を読んでみると、よくぞ25人もの話をうまくまとめた感心する。さらに巻末に”この本から広がる読書案内”があり、より深く知りたい人への配慮も万全だ。さすが森さんの本はすばらしい。

 ところでシンガポール出張は終わったが、まだ日本に帰れない。次はマレーシアだ、まーかな太陽が燃えているー(かな?)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006/08/01

シンガポールの風は朝から暑い(1)

 今、シンガポールにいる。8月初めは企業も学生も夏休み、空港の出国審査は長蛇の列が部屋の外まで続き。飛行機に乗ればエコノミークラスは100%満席状態。ホテルは、これまた満室というありさまだ。こんなときに出張とは、まったくついていない。

 さて、あわただしい出張だが、手荷物の中に数冊の本を放り込んできた。今回は、通勤本ならぬ出張本、それも海外版だ!

 今回選んだ一冊目は「明治東京畸人伝」(森まゆみ、新潮文庫)。森さんは、数多くの本を書いているが、やはり谷根千に関わる話になると、この人の右に出るものなしという印象がする。関係者への取材や実地調査、書物の調べなど、相当苦労したと思われる内容をさらりと書いてしまうのが凄い。

 ところで少しはシンガポールのことを書こうと思うが、昨晩ホテルついて今朝から仕事なのでまったく町の様子が分からない。唯一言えるのは、シンガポールの風は朝から暑い!うーん、私の夏休みはいつくろのだろうか?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2006年7月 | トップページ | 2006年9月 »