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2006/12/19

ロールスロイスと靴磨き

 このところ、ちょっと昔がマイブームになっている。100年前となれば、これは歴史の本の世界になるが、ちょっと昔たとえば30年前というと歴史の本にはまだ載っていない。今とそれほど変わりがないようにみえて、えーっと思うこともあるし、まだまだ実際にその時代を経験した人の話が聞ける微妙な古さがある。それも世界的なニュースや全国版ニュースでなく、地域限定の話題が面白い。

 先日、古本で購入した「新銀座八丁」(朝日新聞、1978)は、1978年1月から6月まで朝日新聞東京版に掲載された銀座ルポをまとめている。すなわち約30年前の銀座を記録した本だ。

Tdsc01225 たとえば、最近は各デパートの初売り風景は1月2日のTVニュースで流れるが、30年前、初売りは1月4日の風景であった。「新銀座八丁」によれば、四つのデパートが四日、一斉に初売り。その売り上げは・・・とある。ここで四つのデパートとして上げられているのは、松屋、松坂屋、三越、阪急で、まだ銀座プランタンはなかったし、有楽町西武もなかった。(銀座プランタン、有楽町西武は1984年開業)。初売りは、池袋のデパートは以前から早かったようだが、いまや東京中のデパートがそれと同じになってきた。このままいけば、いずれ初売りは1月1日の行事になるかもしれない。

 銀座らしい話題といえば、「ロールスロイスにのる靴磨き」というのがあるが、これは昔からある話で私が聞いたのは”その昔は靴磨きをしていたが、やがて事業に成功して大金持ちとなった。しかし、今でも靴磨きしていた頃を思い出して、ときどきロールスロイスで銀座にきて靴磨きをしている”という話だ。どうやらこれは、成功を夢見る人へのおとぎ話だったようだが、実際に毎月2回ロールスロイスで銀座に来ていた人の話しが「新銀座八丁」に載っている。いまは人生相談のオバサンというかオジサンである三輪明宏は、月2回銀巴里でシャンソン定例公演をしていた。そのとき乗っていた車が紫色のロールスロイスだったそうだ。三輪明宏は、やはり昔から凄かったのだ!

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コメント

30年というと微妙なレトロですね。携帯電話持ってなかったし、たしかまだレコード盤があったし、なにより今20代の若者がこの世にいなかったし、私も若かったです。

投稿: △イチおじさん | 2006/12/20 12:23

そうなんです、10年というと、まだまだ昔にするには若すぎるし、50年となるとそろそろ歴史なりつつある。30年は、どちらにもならない微妙な昔です。今、30年前の1970年代に、とても惹かれています。

投稿: じんた堂 | 2006/12/20 22:24

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