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2007/01/06

二年越しの「煙が目にしみる」

 年末に部屋の掃除をしていたら古いビデオテープやCDが出てきました。ビデオテープは、すでに10年以上も前のもので、録画してあったのをとっくに忘れていたもので、タイトルラベルをみたらザッツエンターテイメントPART1,PART2とありました。

 じつはザッツエンターテイメントはある理由があって、年末に地元のレンタルビデオショップへ探しにいったのですが、在庫なしと言われた作品でした。

 先月、いやもう去年になりますが、masaさんが「煙が目にしみる」をブログで取り上げ、そのなかでこの歌が登場する映画として「Smoke」を紹介していました。私自身、この歌を何かの映画で見た記憶があり、阿佐ヶ谷でお会いしたときに、「煙が目にしみる」が登場する映画は他にもありますと軽く言ってしまいました。しかし、何の映画だったか確かな記憶がなく、そのままになっていました。

 「煙が目にしみる」「映画」をGoogleで検索すると、スピルバーグの「オールウエイズ」が引っかかりますが、これは見ていないので別な作品のはずです。そうこうしているうちに、「煙が目にしみる」はミュージカル映画の音楽であることが分かりました。

 ミュージカル映画といえばMGM、MGMといえばザッツエンターテイメントだということで、このビデオをレンタルビデオショップで探したのですが在庫がありません。たぶん、このようなビデオを借りる人はもういないのかと諦めたところに、今回のビデオテープが出てきたのです。

 早速、見つけたザッツエンターテイメントPART1,PART2を見ました。

 ありました!PART2でキャサリングレイスンが映画「Lovely to Look At」で「煙が目にしみる」を唄っています。画像はすっかり忘れていましたが、私が覚えていたのは、どこか甘いこの歌声です!二年越しの「煙が目にしみる」がやっと分かりました。PART2を見直してみると、フランクシナトラ、ドリスデイそれにダイナショアなど有名歌手が出ています。シナトラやドリスデイの映像は見たことがありましたが、ダイナショアは初めて。ザッツエンターテイメントを見ると、やはりMGMってほんとうにすごい映画会社だったんですねと、思わず水野さん口調になってしまいます。

追加:煙が目にしみるの歴史

 いろいろの資料をみてみると、「煙が目にしみる」は、1933年ブロードウェイミージュカル「Roberta」のためにジェロームカーンにより作曲されました。このミュージカルは、すぐにフレッドアステアとジンジャーロジャースで映画化され、アイリーンダンという人が唄ったそうです。さらに1952年、「Lovely to Look At」として映画化されキャサリングレイスンが唄い、これがザッツエンターテイメントPART2の収録されているシーンです。

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コメント

いや、また、じんた堂さんの記憶の引き出しの多様さには驚きます。ということは、キャサリングレイスンの唄によって、この曲が世に出た…ということでしょうか。とにかく聴きたくなってしまいました(^^;

投稿: masa | 2007/01/08 02:20

元記事に簡単な歴史を追加しましたが、「煙が目にしみる」が最初に世にでたのは1933年です。その後スタンダードソングとして多くに人に歌われていますので、この歌手こそこの歌を広めたと言うのは難しいかもしれません。私の手元にあるのはジョースタッフォードが唄っているもので1955年録音となっていますが、これはサラリとした唄い方がいいですね。

投稿: じんた堂 | 2007/01/08 11:11

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