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2007/02/22

商店街残照(3)

 商店街の入り口に立つと、赤い地に白い文字で「京成八幡商美会」とかかれた看板が、通りの左右から頭上高く掲げられている。さらに歩くと、水色の地の中に白丸、その中に黒色で「メガネをかけたオジサン」が描かれた垂れ幕がところどころにある。よく見れば、その幕の上部に白い文字で「荷風ノ散歩道」と書かれているのに気づく。

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 戦後の永井荷風は、千葉県市川市の知人宅へ引越し、その後市内菅野、さらに京成八幡駅近くに自宅をかまえた。荷風は、この京成八幡商店街から入った路地奥に住みながら八幡・菅野・真間などを歩き、ほぼ毎日駅前の大黒屋でカツ丼を食べ、この地で命を終えた。この商店街が、「荷風ノ散歩道」の幕を掲げるのは、このような理由があったのだ。

 この「荷風ノ散歩道」商店街は、JR総武線本八幡駅から3分、京成八幡駅と都営新宿線本八幡駅に接する場所にある。

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