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2007/09/22

旅の合い間に

 ここ2週間ほど出張続きだった。出張といっても一ヶ所に長期滞在するのでなく、一泊ないしは二泊しては東京に戻り、すぐにまた別な場所へ移動という、まるでミニ旅回り一座というか、新人演歌歌手のキャンペーン活動状態。

8dsc04250 出張先は、もっぱら関西方面なので、新幹線を利用する機会が多い。東京駅か品川駅から新幹線に乗車するが、このごろは仕事先近くの渋谷駅で切符を買い山手線に乗るので、どうしても品川駅を利用する機会が多くなっている。

 昨日も、大阪から「ひかり」で帰ってきたが、乗ってから車内アナウンスで品川駅に停車しないことを知った。こうなれば東京駅から山手線に乗り換えるところだが、ちょうど昼食時だったので東京駅丸の内側に下車。改札口を出てからぐるっと見回せば、回りの景色がすっかり変わり、駅舎自体も一部が工事用の壁で覆われている。そういえば、以前、駅舎復元のニュースがあったが、その工事がすでに始まっている。

 建物の復元といえば、ヨーロッパの旧市街の保存活動がある。先日もクロアチア観光のテレビ番組があったが、アドリア海に面する旧市街ドブロニクの景色は実に美しい。そのドブロニクは、クロアチア内戦でいくつかの建物が破壊されたが、いまは完全に復元されて、わずかに屋根瓦の色の濃淡に内戦の痕跡を残すのみだ。第二次世界大戦で破壊されたドイツの都市もそうだが、旧市街と呼ばれる地域は瓦礫の山のような状態となっても、完全に戦前と同じように復元している。

 日本の場合、震災、戦災で多くの建物が破壊されたが、元通りに復元しようという計画があったのだろうか?東京をみれば、銀座周辺の川は、戦災で大量にでた残土の処理をかねて埋められたそうだし。建物も、損傷がわずかだったものは修復されたが、ほとんどは建て替えられたようだ。いまも東京で再開発が行われているが、古い建物の正面部分など一部を保存することはあっても、完全建て替えが多い。この古い建物に対するヨーロッパと日本の差は、どこから来るのだろうか?

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