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2007/10/24

昭和30年@銀座

 昨日は神保町での昭和映画の話しだったが、銀座でも昭和映画のイベントが行われている。

8dsc04672 銀座7丁目にあるハウスオブシセイドウで「スクリーンのなかの銀座」展が、9月21日~11月25日の予定で開催されている。期間中の水・土曜日「君の名は」、「銀座化粧」、「銀座ラプソディ」「銀座の恋の物語」「銀座二十四帖」など、銀座を舞台にした映画が1Fのミニシアターで上映されている。

 ここでは川島雄三監督による「銀座24帖」を見た。タイトルに銀座とあるので、銀座の町が出てくるとは思っていたが、この映画の内容にはビックリ。主役は、月岡夢路と三橋達也、ストリーは、月岡夢路の少女時代の絵を描いた画家探しを主軸に、銀座の表と裏の世界を描くものだが。多摩川付近、銀座の空撮、南から北まで全国にある銀座の紹介からはじまり、築地川、銀座教会、森永地球儀など銀座各地の風景がふんだんに出てくる。しかも各風景にナレーション(森繁久弥)が付くので、銀座ガイドを見ている気分になる。これは銀座という町を主役にした映画ともいえる。銀座に興味のある人は必見!

 ところでイベント期間中2Fで特別展示が行われており、展示スペースの一番奥で資生堂の企業宣伝映画ビデオが流されている。宣伝映画なので退屈かなと思ったら、これが実に興味深く、思わず見入ってしまったので少し内容を紹介しよう。

 「銀座と花椿」は1960(昭和35)年製作、前半は、銀座レンガ街の成立から映画作成当時までの銀座の変化を、コント形式で紹介しているが、その出演者が本格的。女優陣は、富士真奈美、草笛光子、岸恵子らに加えて吉永小百合、男優陣は、トニー谷、林家三平、坊屋三郎など出演している。後半は資生堂の製造工程や営業活動の紹介となり、よくある企業の宣伝映画だが、1960年当時の銀座の街並みが記録されている。

 もう一本の「銀座百年」は、1967(昭和42)年製作、市川昆監修となっている。こちらはアニメと実写を組み合わせたドキュメンタリー風作品。ダンスシーンや戦争映像に加えて、当時のコマーシャルや銀座の街角でのインタビューが入っている。このインタビューは永六輔が担当しているが、こちらは内容も映像編集も凝りすぎの印象がする。

 今回の展示および映画は全て無料、ただし映画座席数が24席と限られているので入場整理券の入手は難しく、並ばないと入場できないかもしれない。それでもという人は、一度訪れることをお勧めする。「スクリーンの中の銀座」の詳細は、ハウス オブ シセイドウのホームページに載っている。

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