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2007/11/24

ミシュランガイドブック

 先日紹介したミシュラン東京ガイド2008、本屋ではすでに売り切れ状態で入荷待ちになっている。ということで実物の内容はまだ見ていないのだが、連日のTVニュースやワイドショーなどの特集のおかげで、もう読んだような気になってしまった。

Michelin1988 ガイドブックで疑問に思うのは、その内容についてどの程度調査されたかである。以前、海外旅行の途中、日本のガイドブックに紹介されている市内のあるブロックへ行こうとしたら、地元の人に止められたことがあった。「あそこは地元の人は絶対近づかないようにしている、そのガイドブックを書いた人は実際に調べていないのでは」と言われたことがあった。その一方、地元の人をあるレストランに招待したら、「こんなに良いレストランがあるなんて知らなかった」と感謝されたこともある。このように、なかなかガイドブックの内容は難しい。さてミシュランガイド東京2008の場合はどうだろうか?

 ところで今では当たり前のように星三つなどと言っているが、実際のミシュランガイドブックにあるマークはどうみても花丸のように見える。どうしてあれを星というのだろうか?フランスでは、なんと言うのだろうか。

 写真は、今から20年前の1988年版のミシュランヨーロッパガイド。

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2007/11/21

路地の条件

 銀座で用事を済ませ駅へ向かう途中、近道を探していたら路地に出会った。

8dsc04750 道というよりビルとビルの間の隙間は、一人がやっと通れるほどの幅しかない。この路地にあるのは、ビルの裏口だけかと思って進むと、どうみてもこの路地にしか出入り口がないお店がある。さらに進むと、デザイン事務所だろうか、開いたドアの向こうに図面などを置いたテーブルが見える。

 さて、この路地は銀座の何処だろうか?家に戻り、銀座路地マップを開いてみたが、どうもそれらしい路地が見つからない。たぶん7-8丁目あたりだろうが、二度と同じ路地を見つけ出せそうもない。あれは都会の迷路だったのだろうか。

 銀座に限らず路地は、よそ者が入るのを拒むような雰囲気がある。しかし、ひとたびそこに馴染んでしまうと、なぜか再び足を運びたくなる。

 これは辞書に書かれている路地の定義とは違うかもしれないが、

1)食事やお店など立ち寄る場所のない路地は、たんなる通路であって路地ではない。

2)路地の道幅は、狭ければ良いというものではない。見知らぬ人が、お互いに気兼ねなくすれ違える程度の道幅がほしい。

3)そしてこれをあげると途端に場所が限られてしまうが、路地には、季節の移り変わりをさりげなく表す、花木や草花がなければならない。

 さて、これらの条件にあてはまる路地はどこにあるだろうか・・・。

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2007/11/17

古いアルバムと・・・

 大掃除の途中、古いアルバムや思い出のモノが出てくるとついそれらに見入ってしまい、なかなか作業が進まなかった経験はないだろうか。

8dsc04799_2 今、部屋を整理している。その部屋の隅に古いオーディオ装置がある。父親が使用しなくなった古いオーディオ装置を廊下の端に置いといたのだが、その廊下を整理するため一時的に部屋に入れたら、戻すのが面倒でそのままになってしまった。30年いや40年以上前の製品なので、もうまともに動きそうもないが、捨てられずに置きっぱなしになっている。

 一番上にあるアンプは、現在はケンウッドとなっているトリオのモノラルレシーバー。もともとは、その下にプレーヤーとマッチした木のケースに入っていた大型レシーバーがあったのだが、それはなくなってしまった。プレーヤーの下がスピーカー、この中に入っているのはコーラル音響製の8CX50というスピーカーのはずだ。裏ブタを開ければすぐ確認できるのだが、ネジが錆びついていてどうしても外れないが、8CX50が入っていたダンボール箱が残っているので、たぶん中にこれが入っているはずだ。

 部屋を整理中、このスピーカーをもう一度聞いてみようとふと思いついた。じつは、以前あった木製ケースに入っていたレシーバーのアンプ部だけを再現した45シングル・アンプが手元にある。たまにJBLにつなげることがあるが、なにしろ出力が1W程度なので、小音量では良いのだが完全にドライブすることが出来ない。たぶん8CX50なら、能率も良さそうだし、アンプの性格にも合っているのではと思い、さっそくつないでみた。

 CDプレーヤーを直接アンプにつなぎ、スピーカーを鳴らしてみる。音の切れや低音の伸びなどは、まったく現在のスピーカーには及ばないが50~60年代録音の古い曲、たとえばナットキングコールなどは、これで十分というより、むしろこのほうが聴きやすい。
 この以外な結果に、しばらく使ってみようかという気持ちになってしまう。このスピーカーのためにレシーバーを完全に再現しようか、それともこのスピーカーは処分しようかと、思いと悩みはどんどんふくらむ。やはり古いアルバムと思い出のモノの整理は、なかなかすんなり進まない。

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2007/11/15

東京の紅葉

 11月15日は七五三、と言っても身の回りにはそのような年頃の子供がいないので、今日は見物人モード。

8dsc04768 ここ一週間続いた用事がようやく一段落したので、午後、深川へ向かった。門前仲町駅を降りれば、所々にお酉様の提灯が立っている。たしか富岡八幡宮の中におおとり神社があったが、以前は、こんなに大規模でなかったような、それとも、これが本来の姿なのだろうか。

 深川不動におまいりし富岡八幡に向かえば、平日にもかかわらず七五三の家族連れが数組。子供は一人でも、両親が二人、それぞれの親の親、すなわちお祖父さんとお祖母さんが二組で四人付き添っているので、合計で七人となる。どうりで大人ばかり目立つはずだ。

 紅葉が遅れていると言われている都内だが、富岡八幡付近は結構色づいている。もうすぐ東京にも紅葉の季節がやってくるだろう。

 ところで都心で紅葉となると、神宮外苑のイチョウ並木がある。以前、そこで三輪自動車を見かけた。ダイハツミゼットでなく、前二輪後一輪のモーガン三輪車のようなクルマがゆっくりと、大型のオートバイのような音をたてながら近づいてきた。その運転席にいたのは、映画監督のM氏のようだったが・・・赤い車体が紅葉のなかに映えてとてもキレイだった。あれは、もう一度見てみたい。

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2007/11/14

地球は青かった

 NHK番組で「かぐや」が撮影した地球の姿が放映された。番組自体のデキは、科学番組なのか娯楽番組なのか中途半端でイマイチだったが、画像は楽しめた。
 
 「かぐや」は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が打ち上げた月軌道を周回する人工衛星。その「かぐや」にハイビジョンカメラが搭載されている、テレビ番組で紹介された月から見た地球の画像は、JAXAのホームページでも公開されている

 前半の地球が出てくるシーンは、広角レンズで撮影しているので地球は小さいが、後半の地球が沈むシーンは望遠レンズとなり地球の様子がわかる。青い海と白い雲に覆われた姿に、子供の頃聞いた「地球は青かった」という言葉を思い出す。

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2007/11/12

古書との出会い:たべあるき京都観光地図(山本嘉次郎)

 久しぶりに古書との出会い、それも山本嘉次郎の地図本。

Photo_3 先日、「たべあるき京都観光地図」(昭文社)を入手。この本(地図)は、名前から分かるように、以前紹介した「たべあるき東京横浜鎌倉地図」の姉妹本、手元にあるのは昭和50年第6刷となっている。執筆、題字、イラストは、山本嘉次郎、伊丹十三、永井保といういつものコンビに、イラスト:石原薫、文:井上甚之助加わっている。

 本の構成は、「たべあるき東京横浜鎌倉地図」と同じように、地図とその地域にあるお店の簡単な紹介を組み合わせた、折りたたみ地図になっている。山本嘉次郎は、あとがきに”「私は以前、十年あまり京都に住んでいたことがある・・・私が住んでいたのは昭和一ケタの時代であった”と書いている。これが東京だったら、戦前と戦後では大きく変化しているので、戦前に住んでいたからといってこのような本を書くのは無理があるかもしれないが、戦災を受けていない京都となると、戦前を知っていることは、むしろ有利かもしれない。文章は、いつもの山本嘉次郎調、難しい言葉は一切なく旨いものは「旨い」と素直に書き、お店にランクを付けないのも東京横浜鎌倉版と同じ。

 ランク付けとなると、レストランにつけられた星マークが一つ減っただけで、大変な騒ぎになるほどのガイドブックがある。ミシュランガイドは、各都市の見どころとホテルやレストランの案内を掲載した、タイヤ会社ミシュランが発行しているガイドブック。ヨーロッパをクルマで旅行しているとき、昼食はどの町のどこで食べようか、どんなホテルに泊まろうかというとき便利にできている。国別に加えて主要都市版も出されており、その東京版である「ミシュランガイド東京2008」がもうすぐ発行される(11月22日予定)。たぶん一喜一憂するお店やホテルがあるだろう。
 
 ところで、入手した「たべあるき京都観光地図」に戻ると、この本、前の持ち主が相当使用したらしく店名にマークや線が多数引かれている。たとえば「四条通・河原町北」をみると、「にぎりずし:吉野鮓」「割烹:浜喜久」「ふぐ料理:なかよし」などに印がついている。これらのお店はいまもあるのだろうか?なにしろ昭和50年発行、いまから30年前のガイドブックだ、このガイドブックを片手に京都の町を歩くと、どのような変化が見えてくるのだろうか。

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2007/11/10

神保町で「続三丁目の夕日」

 週末の神保町シアターで「続三丁目の夕日」を見る。

 新作映画の宣伝にテレビの特番は定番。このところ映画「ALWAYS 続三丁目の夕日」の公開に合わせて、日本橋や人形町界隈を紹介するテレビ番組をよくみかける。映画の予告編にも、高速道路がない日本橋の風景が出てくる。

 その「ALWAYS 続三丁目の夕日」が神保町シアターで上映されているので、週末の夕方見てきた。

 画面は、実写とCGを合成したVFX(Visual Effcts)と言われる方法で作成したものだそうだが、なかなか良く出来ている。たとえば日本橋のシーンでは、川沿いに建つ赤いレンガに白い縁取りが美しかった帝国製麻ビルや橋の上を行きかう都電が再現されている。この帝国製麻ビルは私も見た記憶があるが、橋上から見ると川に沿って横に大きく広がっていたが、橋を渡りきったところから見ると、その幅が非常に狭かった。まるでつい立のように川べりに建っていたビルだった。川には小船が列をなして浮かび、橋上を頻繁に都電が走っていく、いずれも懐かしい風景が続く。

 それにしても昭和30年代の東京の空は広かった!日本橋の高速道路移設の話しは、その後どうなったのでだろう?

8jaldc6 ところで映画「ALWAYS 続三丁目の夕日」予告編にも登場するが、プロペラ旅客機が飛ぶシーンがある。映画関係のブログで調べると、羽田空港のシーンに出てくる機体は、日本航空のダグラスDC-6Bとなっている。

 じつは前回のパンナム#2で一部だけ載せた写真の前景に、日本航空の機体が大きく写っている。機体はDC-6Bと似ているのだが、これは航続距離がより長いDC-7らしい。もちろん撮影したのは私でなく、父がトプコン35Lというカメラで1958年(昭和33年)に撮影したもの。これは我が家の昭和30年代、想い出の一枚だ。

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2007/11/08

パンナム#2(日本映画の中のPAA)

 パンアメリカンの略記号はPAA、このPAAの機体が登場する映画が小津安二郎の作品にある。

8panam_strato 「お茶漬けの味」は、主演:佐分利信、小暮三千代による1952年(昭和27年)公開の作品。この映画の終わりに近い部分に佐分利信が飛行機で旅立つシーンが出てくる。そこに写っているのが、尾翼にPAAと描かれたプロペラ機。

 尾翼上部に「STRATO CLIPPER」と書かれている、また機体の形状から、この飛行機はボーイング社377ストラトクルーザーだろう。どうやら、この映画では3機を撮影して、それらの映像を全体のストーリーに合わせてつなげているようだ。最後に滑走路を飛び立つシーンでは周囲になにもない飛行場の風景が印象的、これが羽田だろうか。

 ひとつ気付いたのは、映画では、この旅客機の後方にアメリカの爆撃機らしき機体が写っているシーンがある。羽田空港の全面返還は昭和33年(1958年)だから、この映画が撮影された頃はまだ米軍管理下、思わぬところで戦争のキズ跡が記録されているのかも。

 写真のボーイング377ストラトクルーザーは、1958年に父親が撮影した写真の一部から切り取ったもの。

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2007/11/05

パンナム

 先週の金曜日、BS Hivisionで「2001年宇宙の旅」を放送していた。

 いままで通常テレビ版は何度か見たことがあるが、ハイビジョン版は初めて、月基地や宇宙船細部の鮮明な絵にビックリ!この映画は1968年公開だから、すでに約40年を経ているが、その映像の作りは現在の目でみても全く古さを感じさせない。

 この映画を見ていると、つい当時の未来社会であった2001年と現在を比較してしまう。実現していないものもあるが、なかには映画を超えてしまったものもある。宇宙基地や宇宙船は、まだまだ実用化レベルには遠い。しかしテレビ電話は、映画では電話ボックスだったが、今は携帯電話で相手の画像を見ながら電話できる。部屋に入るときに声紋認証が出てきたが、今や生体認証はATMにも付き、日常生活は映画を超えてしまったようだ。

 ところで映画の中で宇宙ステーションに向かう宇宙船、その機体にパンアメリカン(パンナム)のマークが描かれていた。パンアメリカンは、当時アメリカ最大の航空会社で世界中に航空路線を持っていたので、宇宙旅行時代になったら真っ先に乗り出すはずと考えたのだろう。しかし、いま国際路線でパンアメリカンの名前もマークも見ることは無くなってしまった。

8sf 1980年代中頃、サンフランシスコ郊外のパロアルトに初めて行ったとき乗ったのがパンアメリカンだった。ちょうどパンアメリカンが、太平洋路線をユナイテッド航空に売却したのに重なり、行きはパンアメリカン、一週間後の帰りの便はユナイテッドになっていた。その帰りの機体、内部はまだパンアメリカンンのままで、機体表面のロゴだけがユナイテッド航空の大きなロゴシートに覆われていたが、そのシートがあきらかにやっつけ仕事という感じで少し悲しかった。その後、パンアメリカンは、2001年に先だつこと10年、1991年に航空業界から消えた。

 写真は、1980年代中頃、サンフランシスコのビスタポイントから、ゴールデンゲートブリッジの全景を撮影したもの。

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2007/11/03

JAZZ@GINZA

 今日は午後から銀座でジャズ。

8dsc04742 先日、ハウスオブシセイドウに映画「銀座24帖」を見に行ったときもらったプロムナード銀座2007(10/21-11/4)のパンフレットの中に、第三回「GINZA International JAZZ FESTIVAL 11/3-11/4」の案内があった。銀座デパート屋上でのショップライブと、バーバリー、シャネル、時事通信、山野楽器などのホールでのホールライブがあり、国内・海外アーティストによるJAZZコンサートが開催される。デパート屋上は全席自由、ホールは事前予約制となっているが、どちらのコンサートも全て無料。

 私は急に思いついて銀座に向かったので三越屋上での日本人若手ジャズマンによるショップライブを選んだ、開演1時間前に着いたので席に座れたが、30分前に来た人たちは立ち見の状態。これは出演者の人気によるかもしれないが、少し早めに並んだほうが良いかもしれない。コンサートは、演奏内容の良さもあって大盛り上がり、久しぶりにジャズライブの雰囲気を楽しむ。

 このコンサートは明日(11/4)も予定されているので、もし銀座方面に行かれる方は要チエック。ひとつ注意したいのは天気が良くても、やはり11月のデパート屋上は冷え込むので、温かい服装で行くことをお勧めします。

 「GINZA International JAZZ FESTIVAL 11/3-11/4」のプログラム(場所、時間、出演者)は、こちらのホームページで紹介している

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2007/11/01

ストライプ

 このごろは外装だけを見ただけでは、何の商売だか分からないお店が多い。

8fdsc03475_2 以前、日本橋浜町付近で見かけた理髪店は実に分かりやすかった。お馴染みの赤白青ストライプのサインポールを店先に置き、玄関周りは緑のタイル仕上げ。加えて日よけのテントは、赤白青のストライプ模様という念の入った組み合わせで、一目で理髪店と分かる。

 いろいろ凝るより、こういう分かり易いお店が、このごろ気になっている。

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