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2008/01/26

東京銀座物語

 少し古い資料だが、「銀座商店街の研究」(中村孝士、東洋経済新報社、昭和58年)に”全国に銀座の名を冠する商店街491、(うち東京都内109)が現存する”と記述されている。その後の増減があると思われるが、いまも100ぐらい銀座を名乗る商店街が東京都内にあると考えてよいだろう。

8dsc05474 ところで東京の商店街で、もっとも早く銀座を名乗ったのは品川区の戸越銀座という話はよく聞くが、都内で最も銀座商店街が多い区・市は、どの地域だろうか?ちなみに千代田区には50の商店街・商店会があるが、銀座を名乗るのはゼロ、港区には1つしかない。

 まだ調査中だが、どうも銀座を名乗る商店街は、本家である中央区銀座に近いところには少なく、都心を少し離れた地域に分布しているように思われる。

 たとえば、先日、kai-wai散策で紹介されていた西ヶ原銀座、染井銀座、霜降銀座、田端銀座は、北区と豊島区にまたがる駒込地域だが、この付近は全商店街に対する銀座の割合が高いようだ。

 具体例として北区商店街連合会のデータをみると、北区に72の加盟商店街があるが、銀座を名乗るのものが16ある。すなわち北区の商店街の20%は銀座を名乗っている。豊島区は合計80の商店街に対して、銀座を名乗るのは6で7.5%となる。ただし、このデータは商店連合会に未加入のものを除いているので、実態とは少し差があるようだが、おおよその傾向は合っているだろう。

 一方、前述の銀座商店街が1つしかない港区は、商店街合計数は55だから1.8%となる。

 さて、このような銀座商店街の数の地域差は、どこから生じているのだろうか?そもそも都内各地に点在する銀座を名乗る商店街は、なぜ銀座を名乗り、そこにはどのような銀座物語があったのだろうか・・・。

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