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2008/04/10

お父さんの趣味本#1@市川糂汰堂

 恒例の一箱古本市が近づいてきました。今年は4月27日(日)と5月3日(土)の二日間の開催となり、それぞれ50店舗ずつ、市川糂汰堂は4月27日(日曜日)、根津の往来堂書店(文京区千駄木2-47-11、根津駅と千駄木駅の中間地点にある本屋さん)の前に出店予定。今年出品する本は、いつもの東京散歩本に加えて、昭和のお父さんお母さんの趣味本を予定しています。

 それでは準備中の本から、お父さんの趣味本のいくつかを紹介します。

Ars 戦前・戦後にかけてARS社は、写真関係の書物を出版していました。小型カメラ写真術(アマチュア写真講座9)は、戦前、昭和12年に発行、カメラとレンズ(佐和写真技術講座2)は、戦後、昭和29年に発行されたもので、二つの本とも当時の小型カメラ(35ミリから6X9)の構造や使用例などを詳しく説明しています。その記述は歯に衣着せぬという調子ですが、図やデータ表なども多く、内外のカメラを幅広く網羅しています。

Photo_3 二眼レフが大人気になった時代があり、我が家にもリコーフレックスがあることを、以前、書きましたが。戦前・戦後にわたって日本でどのような二眼レフが製造され、それがどのようなものだったかを記述した本があります。

 「国産ローライの研究」(北野邦雄、光画荘)は、タイトルが右から書かれていることから分かるように、昭和18年に発行された二眼レフカメラの本です。前半はドイツ製二眼レフカメラのローライ、後半は日本製の二眼レフについて解説しています。記述は、当時(戦時)の世相を反映したものでしょうか、工業製品の国産化を強く意識したものとなっています。

 「二眼レフ写真術」(鈴木八郎、双芸社)は、昭和26年発行。当時、市場で入手できたドイツ製、アメリカ製、国産の二眼レフカメラを紹介するとともに、二眼レフでの撮影方法を解説しています。新しいだけあって(といっても昭和26年ですが)、取り上げられたカメラの種類も多く、アクセサリーについても記述されています。

Photo_2 「模型航空読本」(堀内幸行、前田書房)は、昭和17年発行の模型飛行機の本で、その昔、模型屋さんで必ず売っていたゴム動力飛行機やグライダの工作を解説しています。簡単な機体から、リブが複雑な機体まであり、子供用と言いながら高度な内容を含んでいます。なお、この本や著者をいろいろ調べても資料が見つかりません、もしご存知の方がいましたらお知らせ下さい。

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