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2008/08/31

熊蜂の飛行を聴く

 昨日の雨があがり、今朝は雲間にもれる眩しい日差しで目が覚めた。

7dsc00878b 家の近くにある百日紅(さるすべり)に近寄ったら、ブンブンと力強い羽音が、

 クマ(ン)バチだ!

 クマバチは、黒いずんぐりした体をして、大きな羽音をたてながら飛ぶので、刺されるのではないかと思ってしまう。しかしミツバチと同じで、花の蜜を集めるだけで、よほどのことがない限り刺すことはない。好奇心が強いのか、なぜか人の近くによってくることがあるが、何もしなければ大丈夫と思っていたら・・・。

 雨上がりの今日は、クマバチだけでなくミツバチも多く飛んでいた。さらに、このところの雨でエサをとることが出来なかったのか、ときおりススズメバチに似たハチがもの凄い勢いで飛び回っていたので、あわてて木から離れることに。

 ところでクマバチで有名なのは、その早いテンポで知られる曲「熊蜂の飛行」。原曲は、リムスキーコルサコフ作曲によるオペラの中の曲だそうだが、いまではピアノをはじめに数多くの楽器のために編曲され演奏されている。この曲を聴くとハチの飛ぶ様子が目に浮かぶような・・・、なるほど多くの演奏者が取り上げるのも分かる。

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2008/08/29

メルセデスベンツ:自動車ポスターにみる1960年代

 フランスのシトロエンのつぎはドイツを代表する大自動車メーカー・メルセデスベンツの広告ポスターをみてみよう。

8benz1960a この1960年のポスターは、乗用車だけでなくトラック・バスを製造する総合自動車メーカーであるメルセデスベンツを主張しているように見える。同じ頃のBMWのポスターは、どこかドイツの田舎にある小メーカーという雰囲気があるが、それとは全く対照的なのが気興味深い。

 ところで、このポスターで注目したいのが色使い!

 ブルーの背景にクルマのシルエットを並べているが、フランス・シトロエンの柔らかい色合いとも、イタリア・フィアットの強烈な色とも違う、どこかくすんだ色が使われているのがいかにもドイツ風。かつてコンピュータでグラフを作成するソフトウエア開発に参加したことがあるが、そのときドイツチームが作成したカラーマップが、まさしくこのポスターのように一つとして純色がない深く沈んだ色だったことを思い出す。

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2008/08/28

シトロエン:自動車ポスターにみる1960年代

 イタリアのフィアットにつづいて、フランス・シトロエンのポスターをみてみよう。

8citroen19650_2cv これは1965年のシトロエン2CVのポスター。この車はもともと農民のための車として1948年に発表されたが、その簡素にして必要十分な装備と経済性のため、やがてフランスを代表する車となった。

 1960年代には、シンプルなオシャレなクルマというイメージもできあがり、いまやただの農民車ではないと訴えたかったのか、このように郊外にある大きな屋敷前にたたずむポスターも作られていた。

 大きくドアを開き、薄くて平らなドアと、それと正反対にいかにもユッタリしたシートを強調したような構図は、前回のイタリアフィアットのギュッと詰まった感じと違う、ユルサと伸びやかさがある。これがフランスの造形なのだろう。

 ところで、このシトロエン2CVは一時期日本でもよく見かけたが、もちろん乗っているのは農民ではなく、オシャレなカタカナ職業の人が多かった。そしてこのクルマを日本で有名にした最大のものは、映画ルパン三世に登場したことだろう。

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2008/08/27

フィアット:自動車ポスターにみる1960年代

 昨日のアルファにつづいて、フィアット(FIAT)のポスターをみてみよう。

8fiat1969a FIAT 500Lは、日本の軽自動車にほぼ等しいサイズの小型車。このような小型車の塗装色で思いつくのは、赤や黄や白という明るい色や青などだろう。

 ところが、このフィアット1969年のポスターでは、黒を採用している。クロームに輝くモールに縁取りされた黒い車体、屋根のキャンバストップを開け放ち見える室内は真っ赤という組み合わせ。よくみるとシートの縁のパイピングも黒になっている。

 黒塗りというと、これは大型車によく見かける色だが、その場合は、ちょっとイヤミな印象を受けるときがある。ところが同じ黒でも、このように小さな車だと、どこか粋という感じがする。

 イタリア車というとすべて赤というイメージがあるが、このように外側は渋い黒にして、内側に赤というのもイタリア人の感性にあるのだろう。

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2008/08/26

アルファロメオ:自動車ポスターにみる1960年代

 Automobile Revueは、1947年から現在までスイスで発行されている自動車年鑑、世界中の自動車の写真と簡単なスペックを紹介している。当然、世界中の自動車メーカーが広告を出しているが、メーカーによる広告デザインの違い、また同じメーカーであっても年代ともに変化する様子が興味深い。

Alfa1960 1950年代のアルファロメオの広告は、モノクロのイラストに自動車スペックを列記したものだったが、1960年にはいると、それまでと全く異なり、カラーイラストになった。その最初にして最高のポスターだと思うのが、ここにある1960年のもの。企業名だけで、あえて車種名もスペックも記載していない、シンプルな構成と色使いがじつに美しい。特にバックをグリーンにしたのは、なかなかの配色と思うがどうだろうか。

 ところが、この後のアルファロメオのポスターは写真を多用するようになり、ごく普通のものになってしまった。それはちょうど自動車産業が国際化がすすみ、国による個性がうすれ始めた時期とかさなるようだ。

 なおAutomobile Revueの1969年版を、京島のLOVE GARDENのミニ古本市で展示している、1960年代のデザインに興味にある方はご覧下さい。

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2008/08/24

サウダージ

 雨の日曜日、音楽を聴きながら過ごす。

 JAZZでも聴いてみようかと選んだのが、ビルエバンスの”Sunday at the Village Vanguard”。有名な”Waltz for Debby”の蔭に隠れてあまり語られないが、Waltz for Debbyと同じ日(1961年6月25日)にヴィレッジバンガードで録音されたライブ盤。タイトルにあるとうり、1961年のこの日は日曜日。

 確かに素晴らしい演奏だがあまりに完璧なので、冷たい雨ながらもどこか夏の暑さの名残を感じさせる今日の天気には合いそうもない。もっとリラックスでき心にじわっとしみる音楽が聴きたくなる。

Naraleao_1 そこで次に選んだのが、ナラレオンの”虹の彼方に、スタンダード主題歌集”。

 ナラレオンは、1942年生まれのブラジルのボサノバ歌手。カルロスジョビンなどと一緒に活動したこともあり、ボサノバ音楽創世期から深くかかわりボサノバ作品を残している。同時に、彼女はスタンダード音楽も歌っており、”虹の彼方に”は、標題どおりに”虹の彼方に”をはじめに”アズタイムゴーズバイ”、”煙が目にしみる”など有名なスタンダード曲をボサノバにアレンジして歌っている。

 ポルトラル語で歌われるスタンダード曲は、メロディはオリジナル通りながらもボサノバらしいユルヤカさがとても心地よい。そのなかでも、やはりとい言うか、”黒いオルフェ”は素晴らしいの一言につきる。

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2008/08/22

秋近し

 昨日は、たまっていた用事を片付けるため一日中都内を移動することに、

7dsc01040 小川町、日本橋、京島、本所とまわり銀座数寄屋橋に着いたあたりで、突然の雷そして雨。風雨がますます激しくなり、まだ夜7時なのに、ソニービル前の交差点には傘を斜めにさした人がわずか三人。

 オジサン達は皆、雨をよけてビルに張りついて信号が変わるのを待っているのに、雨をものともしない女性の姿にちょっと感動。オリンピックもそうだが、女性達のガンバリに圧倒される。

 ところで突然の雨と言ったが、その予兆はすでにあったかも。

 夕方の本所からは隅田川上流方向をながめれば、

 7dsc00981白銀からグレーそして薄赤に染まる雲が湧き上がっていたのだ。

 一夜明けた今朝は、涼しさで目が覚める・・・秋近し。

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2008/08/19

オオミズアオ@夏休み自由研究

 ゴーヤに水をやろうかとしたら、葉の間になにやら白いものが・・・、

7dsc00872b 白地に青磁色をうすくかけたような色をした大きな蛾が、葉の裏にとまっていた。

 部屋に戻り名前を調べたら、オオミズアオ(大水青)という蛾らしい。

 この蛾は全国に分布しており、年二回、4-8月に出現とあるから、ちょうど時期もあっている。

 オオミズアオ(大水青)という名は、いかにもこの羽の色から名づけられたように思うほど、どこか涼しげな日本画の絵具のような色をしている。日が暮れるまで、そのまま葉の裏にいたが、翌朝は消えていたので夜のあいだにどこかへ行ったのだろう。もしかしたらインファント島へ飛んでいったのか・・・と、これが通じるのは、古い世代だけかも。

 そういえば先日行った「どくとるマンボウ昆虫展」でも、この蛾を見かけたような。

 中央公論社版の「どくとるマンボウ昆虫記」を開いてみたら、「天の蛾」の章で、”もっとも特色のあるヤママユガはオオミズアオであろう・・・日本的な幽霊の相がある”に続いて、幽霊の話しが語られていた。なるほど、この蛾の色合いは、明るい太陽でなく夜の月明かりに照らされた色をイメージさせる。

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2008/08/17

水かけ祭り(祭囃子が聞こえる日)

 水かけ祭りと呼ばれる深川祭り、富岡八幡宮例大祭の神輿連合渡御を見るため深川へ。

8dsc08168 本日、8月17日(日)は、富岡八幡宮例大祭、三年ぶりの神輿連合渡御の日。

 森下からバスで門前仲町へ向かえば、

 いつもは豊海水産埠頭まで行くバスも、祭りのため永代通りが通行止めとなり、乗客は深川二丁目で下車することに。そこから徒歩で永代二丁目交差点に向かへば、ちょうど永代橋を渡ってきた連合渡御の先頭に間に合った。

 木遣、手古舞につづいて神輿が次々やってくる。

 ときおり霧雨が降るが、まだ傘をさすほどでもない天気なのに、どの神輿も、担ぎ手は全身びっしょりになり、神輿の屋根からは水が小さな滝のように流れている。

 じつは神輿が通る沿道の所々に、

8dsc08193こんな水かけ隊や

8dsc08152
こんな消防が使うような大型ホースの放水が、

 待ち構えていたのだ。

 なるほど、水かけ祭りと呼ばれることに納得。

 ところで、今回の深川行きは、写真及び音楽に詳しい方々と一緒だったが、その話しは・・・。

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2008/08/16

深川祭りはじまる(祭囃子が聞こえる日)

 富岡八幡宮の例大祭がはじまり、週末の深川は祭りモードに。

8dsc08012_2 神輿の連合渡御を17日(日曜日)にひかえて、15・16日は、各町の神輿や山車が、それぞれの町内を廻っていました。

 富岡八幡宮のお膝元にある町会のお神輿は、永代通りを進み八幡宮へ宮入。沿道には連合渡御さながらの水かけの光景があちこちで見られるなど、深川はすっかり祭り一色になっています。

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2008/08/14

かかとクッション入り祭白7枚甲馳

 祭り準備がすすむ町の洋品屋、

7dsc00856 その店先の箱に「かかとクッション入り祭白7枚甲馳」と書かれたチラシが貼られていた。甲馳とは、何だろうかと思いながら台に下げられたもう一枚のチラシをみたら、「かかとクッション入り祭り足袋」と書かれていた。

 どうやら、これは祭り用の地下足袋のチラシ、甲馳とは、足袋のコハゼのことらしい。

 祭り用品の通販サイトを調べてみたら、足袋のコハゼは5、6、7、12、15枚とバリエーションがある。コハゼの枚数が多くなれば足首を長くおおうようになり、15枚コハゼなどは、まるでロングブーツのよう。

 そういえば、その昔の植木屋さんは、こんな長い地下足袋をはいていたけど、コハゼの枚数は何かしきたりがあるのだろうか、それともそれぞれの趣味なのだろうか。祭りの足袋は白と決まっているが、さてコハゼの数は・・・。

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2008/08/12

完熟ゴーヤはじける

 ベランダ下にゴーヤを植えたら、これが勢い良く伸びたくさん花をつけはじめた。

7dsc00622 それほど多くないが、ところどころ実もちらほら。

 ところが、その実をいつ収穫してよいか分からない。もう少し大きくならないかと思いそのままにしておいたら、ある日、実の下の部分が少し黄色に。それが翌日になると実の半分に広がり、すぐに全体がオレンジ色になり完熟状態。

 そして、あっというまに実がはじけ中から赤い種。

 緑色のゴーヤからは想像もつかなかった、その鮮やかな変身に驚く!

 この姿と色合いは、まるで南国の果物のよう。

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2008/08/10

どくとるマンボウ昆虫展をみる

 埼玉県川口市のSKIPシティで開催されている「どくとるマンボウ昆虫展」へ。

7dsc00781 どくとるマンボウこと北杜夫につては、その久しぶりのTV出演の様子を”北杜夫をみるで書いたが、先日、そのコメントで「どくとるマンボウ昆虫展」の開催案内をもらったので行ってきた。

 展示されている標本箱は28箱、それぞれの箱には、「どくとるマンボウ昆虫記」の文章とその中に登場する昆虫が入れらている。北杜夫は、戦前、すでに100箱を越える標本箱をもってたが、その全てを東京大空襲で失ってしまったと語っていた。

 しかし、旧制松本高校時代や父である斉藤茂吉が疎開していた頃に採集した標本の一部は今も現存しており、今回のどくとるマンボウ昆虫展に展示されている。さらに「どくとるマンボウ航海記」の中でシンガポールで採集した蝶も、その標本が特定され展示されている。現存してなかった標本も、多くの昆虫愛好家の協力により集められ、「どくとるマンボウ昆虫記」の中に登場する虫のほぼ全てを網羅しているそうだ。

 この昆虫展、北杜夫の「どくとるマンボウ」シリーズのファンにとっては、その文章のなかにときおり登場した虫達の実際の姿を見られる。さらに、なんと言っても、北杜夫自身が採集した虫達に出会える貴重な機会。

 展示会は、8月10日から15日まで、川口市上青木にあるSKIPシティ内埼玉県産業技術総合センター多目的ホールで開催されている「川口市平和展」と一緒に行われている。SKIPシティにはNHKアーカイブスもあり、その交通アクセスは、こちらビジュアルプラザのページにあります。

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2008/08/08

もう一つの住吉神社例祭(祭囃子が聞こえる日)

 佃島住吉神社の例大祭からまだ一週間も経っていないが、もう一つの住吉神社の例祭へ。

7dsc00717  深川佃町・住吉神社については以前紹介したが、その祭礼が今週、8月6日~8日まで行われた。

 門前仲町から大横川を巴橋で渡り牡丹町に入ると、牡丹二丁目交差点に向かって下り坂になり、交差点の手前に住吉神社がある。ふだんは目立たない小さな神社だが、祭りのときだけは佃島住吉神社にある大幟に似た「住吉大神」と書かれた幟が立てられ、その存在感を増している。

 数年前にこの神社の世話人の方と話す機会があったが、ここは牡丹ニ・三丁目町会で世話をしている。同時に、この地域は富岡八幡宮の氏子でもあり、住吉神社の例祭では神輿を担がないが、深川祭りでは牡丹町の神輿を担いでいるそうだ。

 気になる佃島住吉神社との関係だが、祭りのときは佃島住吉神社から宮司を迎えてお祓いをしてもらっているなど、神社間はいまも関係が保たれている。しかし、住民レベルでの交流になると、どうも薄れたいうかはっきりしない。先日も佃島のお年寄りといろいろ話しをしたが、そのお年寄りは深川の佃町や住吉神社を知らないようだった。

 ところで来週は富岡八幡宮例大祭(深川祭り)がはじまる。お神輿が通るルートには幟が立てられ、住吉神社前のガードレールにも写真にあるように御神輿渡御の幟が付けられている。

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2008/08/07

 ここ数日間、我が家の電話が不調。

7dsc00628 我が家から外への発信通話は正常なので気付かなかったが、外からかけると直ぐに切れてしまう着信不良になっていた。

 今日、その修理をしてもらった。

 結果は、我が家は、電話機が壊れたのでなく、今は使っていない分岐先の配線が劣化したためらしく、配線の手直しだけで無事復旧。

 ところでNTTの故障窓口であるダイヤル113の方も今日作業に来た方も言っていたが、先日の雷で電話・モデム故障が多発し修理部門は大忙しだそうだ。

 この頃は雷があってもあまり停電しないので、すっかり忘れていたが、雷のサージで電子製品が壊れることがある。電話線やCATVなどの通信ケーブルには保安器を入れてあり、雷のサージから保護されているが、それでも電源系を経由して複数の機器が一度に壊れることがある。やはり大事な装置は、サージプロテクタ付きタップを使用したほうが良いようだ。

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2008/08/06

東京スコール

 昨日のゲリラ豪雨ほどではないが、今日も午後から突然雨。

7dsc00615 午前中は、眩しい夏空に白い雲。

 くずれかけた飛行機雲に似た白い雲が、風の流れにのって細長く伸びていく。

 しかし午後になると、空は一面薄暗く、

 突然、乾いた灰色の路面に黒く大きなシミがポツポツとできはじめたら、一気に大降り。屋根を打つ雨音が大きくなり、道路で雨粒が大きく跳ねはじめる。

 そしてまた青空、

 この天気は、まるで東南アジアと同じ!

 東京スコール!

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2008/08/04

佃月島物語・住吉神社例大祭2008(祭囃子が聞こえる日)

 八月の東京は、セミが鳴かぬことがあっても祭囃子が聞こえぬ日はないというのは大げさだが、週末に限ればそれもあるかもしれない。

7dsc00427_2 八月二日の土曜日、佃島にある住吉神社例大祭に出かけた。ご一緒するのはkaiwai散策のmasaさんと東京brary日乗のbraryさん。

 厳しい暑さのなかバスで月島に向かえば、祭り提灯が路地に浮かび、浴衣に花笠姿のお年寄りが横断歩道をわたっていく。住吉神社へ向かう歩道には、ところどころに大きな水桶がおかれている、神輿への水掛のためだろう。ちょうどお昼休みらしく、大人たちはそれぞれ休憩、その周りを子供達が元気に走り回っている。

 佃の町に入ると大幟が見えてくる。

 ひるがえる六本の大幟は、三年間川底に埋められ、本祭りのときだけ掘り起こされ佃の町に立てられる。この光景は、三年に一度しか見られない。柱は高さは20メートルぐらいだが、下部を地中に埋めることなく地面の上に立てられているそうだ。

7dsc00424bその柱の基部は、柱を支えるために木が組み合わされクサビが打ち込まれている。それらの太くしっかりしている木は、長い年月を経たようで、みな角が丸くなっている。

 神社近くで幟をながめながら、地元のお年寄りから面白い話を・・・。元は船大工をしていたのでここから船を川にいれた、船魂様を家に奉っていたことがある、佃は同姓の家が多いのでみな屋号で呼び合ったなどなど・・・話しは尽きない。

 住吉神社近くで一休みして月島方面へ向かえば、古い長屋が並ぶ一帯に入り込む。ここでもお年寄りから話しかけられてしまう。元は河岸(築地)で働いていた、祭りでは交通整理を担当していたのでお酒を飲むことはできなかった、家を数年前リフォーム、家猫が一匹いるが外猫も二匹出入りしているなどなど・・・こちらも話しがとまらない。

 それにしても佃島も月島もお年寄りは皆話し好きだ!

 いろいろ話しを聞いたが、その極めつけは「お神輿は、御霊入りの前後で重さが変わり、御霊がはいると重くなる」だろうか・・・。うーん、これはなかなか深い話しだ。

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2008/08/03

五分の魂

 天気予報は、場所によって夕立があると言っていたが、我が家付近はまったく空振り、連日の猛暑で地面はすっかり乾き白くなってきた。

8dsc00056 先日、いつもの道を通ったら、一瞬涼しい風が、ちょうど水をまいた直後らしく葉一面に水滴。近づいてみると、葉の表面の一部がきゅうに動きはじめた。

 よくみれば葉の色と同じ色をした子供の蟷螂(カマキリ)が、まるで睨みつけるように顔をこちらに向けていた。いくら暑いといってもちょっと水の掛けすぎだろうと言っているのか、久しぶりの水浴びなのに邪魔するなか。その背丈は一寸にも満たないが、どこか気迫のようなものが・・・やはり五分の魂があるのだろうか。

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2008/08/01

夏祭りの季節はじまる

 東京の八月は、夏祭りの季節。今年は、佃島にある住吉神社と深川にある富岡八幡宮の両方が本祭りとなる。住吉神社の例祭(本祭り)は、8月1日(金)から4日(月)まで、それぞれの日の行事は住吉神社のホームページに載っているのでご参照を。

7dsc00171 深川祭りと呼ばれる富岡八幡宮の例大祭は、今年は8月13日(水)から始まり17日(日)まで。なんと言っても今年は3年ぶりの本祭り、17日(日)に神輿の連合渡御が行われる。

 例大祭の日程行事は、富岡八幡宮のホームページに載っているが、連合渡御では55基に及ぶ各町内の神輿が、富岡八幡を出発し、反時計回りに木場、清澄、清洲橋で隅田川を渡り、箱崎、新川、永代橋で再び隅田川を渡り富岡八幡宮に戻る全長約8kmのコースを進む。朝7時半に最初の神輿が出発し、最後の神輿が戻るのは午後4時となる長時間の神輿の渡御となる。

 8月1日の富岡八幡宮は、祭りの準備が進行中、境内に舞台が作られ鳥居前には祭礼幡が立てられ、町内の掲示板には祭りのチラシが貼られ、祭りが近いことを語っている。

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