清澄白河へ
清澄白河へ向かう、
清洲橋通りに並行して清澄白河から木場の現代美術館へ向かう通りは、江戸深川資料館通りと呼ばれている。
かつて区役所通りと呼ばれていたことから分かるように、江戸深川資料館の地には元江東区役所が置かれていた。その名残か、商店街には古い蕎麦屋、和菓子屋、呉服屋などが並んでいるが、その一方、現代美術館へ向かうオシャレな若者が歩き、新旧が入り混じった不思議雰囲気の通りになっている。
地元の方に通りのことをたずねたら、
”かつて区役所通りの中ほどで毎月3のつく日に縁日・夜店が行われ、いまもその縁日の許可を示す標識柱が残されている”と、実物を示しながら語ってくれた。
調べてみると、区役所通りには「お地蔵様」と「お不動様」の二つの縁日があったようだ。お地蔵様の縁日は、清洲橋通り方向へ少し入ったところにある子育地蔵尊にちなむもので、3の日に行われていた。お不動様の縁日は、霊岸寺近くにある出世不動で7の日に行われていた。どちらもいまは廃れてしまったが、かつては相当に賑わったものらしい。
高層マンションに現代美術館と古い昭和の香りが残る商店街、まったく相反するようだが、うまく交じり合うと面白い町になるかもしれない・・・、清澄白河から目が離せそうにない!
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