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2008/11/27

いちょう並木

 昨日は青山に用事があったので、神宮外苑に立ち寄ってみた。

7dsc02847 この時季になると、必ずTVニュースに取り上げられるので予想はしていたが、地下鉄青山一丁目から絵画館方向に人の列がつづいている。お昼休み帰りのサラリーマンやOLも列に加わって、歩道はちょっとした渋滞状態、やはりこの晴天に誘われたのだろう。

 いちょう並木に到着すれば、並木を背景に記念撮影をする人々。ベストショットポイントなのだろうか、ちょうど歩道の切れ目あたりで十数人が同じ方向にカメラを向けている光景が面白い。

 並木道をすすめば、イーゼルを立てて本格的にスケッチをする人、ベンチで休む人、オープンカフェでオシャベリをする人など皆さんリラックスモード。絵画館前の広場では「いちょう祭り」が行われており、売店が多数並び賑わっている。

 いまさら、いちょう見物かと思ったが、いざ晩秋の日差しを浴びて黄金色に輝く光景を見ると、ちょっと感動してしまう。ここは、この時季、都内でちょっと時間があいたとき訪れるには絶好の場所かもしれない。

 ところで、いちょう並木の入り口、以前、中華料理店があった場所で、新しいカフェがオープン準備中(看板では12月8日オープン予定)。

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2008/11/24

星に願いを

 まだ地平線がすこし明るさを残している夕暮れの空、

7dsc02739b 南西の地平線の上に明るい星が二つ輝くことに気付く。

 明るいのが宵の明星である金星、その左上に少し暗いのが木星だそうだ。デジカメだと、小さな、それこそ針で突いたような点にしか写らないが、肉眼でみればかなり明るく大きい。

 星で思い出すのが、星にちなむスタンダードソング。

 シャボン玉ホリディのエンディングテーマに使われた「スターダスト」、映画ティファニーで朝食をでオードリーヘップバーンが歌った「ムーンリバー」、さらにディズニー映画のピノキオのなかで歌われた「星に願いを」など、星を主題にした曲は多い。「見あげてごらん夜の星」をは日本の曲だが、いまやこれもスタンダードソングに含めてよいだろう。

 さてどれを選ぼうか、やはり夕空に明るい光を放つ星には、「スターダスト」でなく「星に願いを」だろうか、それとも・・・。

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2008/11/20

ボジョレーヌーヴォー2008

 八重洲で用事をすませ、その後、京橋から地下鉄に乗り都内を移動する。

 その途中、デパートの食料品売り場に立ち寄ったら、いつもより通路が少し狭いような、大きな銀色のコンテナが通路に少しはみ出て置かれているのだ。

 その中にはワインボトルがぎっしり!

 今日は11月の第三木曜日、ボジョレーヌーボーの解禁日、銀色のコンテナは、航空便で取り寄せたことを宣伝するためだったようだ。

 途中、立ち寄ったカフェでもボジョレーヌーボー解禁のポスター。

 さて、この景気悪化のなか、今年の売れ行きはどうだろうか・・・。

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2008/11/17

Still Unforgettable

 新譜情報でナタリーコールの「Still Unforgettable」が、今年リリースされたことを知った。

7dsc02575_2 1991年にリリースされた前作の「Unforgettable」は、グラミー賞7部門に輝くほどのボーカルの好アルバムだが、オーディオマニアとしても注目すべきものだった。

 CDが初登場した頃(1982年)、CDとLPレコードの音の比較がよく音楽雑誌をにぎわした。LPレコードでリリースされていたアルバムをCD化したものと、オリジナルのLPレコードを比較した記事だったが、どうもその結論がはっきりしなかった。もともとLPレコードを前提に録音されていたものをCD化したのだから、その音はLPレコードに最適化されており、二つを比較しても無理があったように思えるが・・・。

 ところが新譜の発売が全てCDとなりLPレコードを見かけなくなった頃、あるアルバムがCDとLPの両方でリリースされたことがあった。

 ナタリーコールのUnforgettableは、1991年にCDとLP(US版)の両方でリリースされた。全22曲合計73分15秒のアルバムは、まったく同じ内容で、CDによくあるボーナストラックなどもなく、CDは1枚だがLPは2枚組みになっていた。既にCDの技術も十分完成した時期に録音されたこのアルバムは、CDとレコードの音の比較をする良い素材だった。

 じつは今回の「Still Unforgettable」も、CDとLP(US版)の両方がリリースされているらしい。もしCDとレコードの両方の再生環境があるならば、是非、聴いてみたい。はたして2008年のCDとLPの音はどうだろうか、そこにはどのような新たな発見や進歩があるのだろうか・・・もし実際に聴き比べた人がいたら、その感想をお知らせ願いたい。

 写真は1991年の「Unforgettable」CDとLP。

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2008/11/13

光に晩秋の候を知る

 ここ数日の曇り空も消えて、今日は朝から明るい日差しがあふれていた。

7dsc02499 駅のプラットフォームには毛皮の襟のついたコートにロングブーツ姿のOLもいれば、シャツにジャケットを羽織っただけのサラリーマンもいて、久しぶりの暖かさに戸惑ってしまう。

 都内で用事をすませ、駅まで近道をしようと路地に入れば前方にあるビルに低い西日が反射、その眩しい日差しに射抜かれて思わず視界を失う。

 午後3時、路地裏はにすでに夕方のように暗くお店には照明が点いているが、見上げれば空は明るく澄んでいる。光に晩秋の侯を知る。

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2008/11/10

E12

 久しぶりに設計をする。

 同じ機能や性能を目指しても、出来上がった回路や製品は設計者ごとに異なる。その回路の良し悪しは簡単に言えないが、目的を達成するのに部品数が少ないほうが、製造コストも低いし故障も少ないのは明らかだろう。

 ところで私も経験があるが、回路設計を初めて間もないエンジニアが悩むのが、ある値を決めてもピッタリの値を持つ部品が無いことだ。例えば50オームという固定抵抗器が必要となったとしよう、それを会社の部品ストック部門に要求すると、通常はそのような在庫はないと答えてくるはずだ。

 電子部品の数値は、ある数列が使われている。1から10までを、12分割した数字の並びになっており、これをE12系列と称している。たとえば10から100までの範囲であれば、「10,12,15,18,22,27,33,39,47,56,68,82」という数値列となり、47の次は56となり50ピッタリは存在しない。さらに1から10を24分割したE24系列でも、47の次は51となり50ピッタリはない。

 どうしても50が必要であれば、その昔習ったオームの法則を思い出して、数本の抵抗を直列にして50オームを作るか100オームを2本並列にして50オームとするかである。しかし、こんなことをしていたら部品点数ばかり増えてしまい、コストが増してしまう。もともと部品には精度誤差あるので、ある値に固執しても意味がない。そんなときは、最初からE12/E24系列に従って回路パラメータを選んでいく方が全体がスッキリする。

 電子部品のE12系列はあまり一般には知られていないが、誰も知っている12等分系列がある。

 音楽でいう平均律は1オクターブを12等分したもの、すなわちある音とその2倍の音の間を12等分している。もちろん1オクターブをさらに多くの数列で分割することは昔から行われており、先日、テレビ番組でも放映されていたが、日本の田中正平は1オクターブを46分割した純正調リードオルガンを明治時代にドイツで開発した。この田中のオルガンの美しい音色は、当時のドイツ皇帝やブルックナーを感動させたそうだ。

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2008/11/05

高音質CD

 いよいよSME(ソニーミュージックエンターテイメント)から新しい高音質CD:Blu-spec CDが発売(12月24日)される、

 このところSHM-CDやHQCDなど、従来のCDと完全互換の新型CDの発売が続いている。いずれもCD板の素材に、液晶パネルに使用されている高品質なポリカーボネイドを採用したことにより、従来より音質が良いとしている。SMEのものは、新素材+Blue Ray Discで開発された技術を導入したものらしいが、そのメインはやはり新素材のようだ。

 デジタル化初期の頃は、デジタルになれば素材の良し悪しに関係なく高音質が実現できると聞いていたが、ひとたびデジタルが普及すると素材にこだわるようになった。どこそこのCDメカは良いとか、いやDACを交換するともっと良くなる、さらにケーブルを換えると良いなどが雑誌の特集をにぎわした。

 このような話はアナログレコードでもあり、あそこのレコードプレーヤーが良いとか、いやカートリッジとトランスはあっちのほうが良いとか全く同じような話しがあった。どうも、ある程度技術が進んでしまうと、レコード板の重量を重くするなど素材に向かうのは共通しているようだ。

 話しをSMEの高音質CDに戻すと、発売予定リストをみると相当数の旧作が並んでいる。例えば、マイルスデイビス:カインドオブブルー、ジャニスジョプリン:パール、サンタナ:天の守護神などは、いずれもかつてレコードで聴いた記憶がある。すでに何度かCDになっているが、はたして今回の高音質CDはどのような音質なのだろうかと期待してしまう。と、同時に、どのCDも、その音質をオリジナルのアナログ音源に限りなく近づけようとしているようにみえるが、それならいっそのこと新素材で高音質アナログレコードもあるのではと思ってしまう。

1.Blu-spec CDのホームページ
2.SHM-CDのホームページ
3.HQCD-CDのホームページ

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2008/11/03

何羨録(かせんろく)を見る

 地下鉄都営新宿線の東大島駅と船堀駅は、荒川を挟んで地上駅となっています。電車が大島から東大島駅にさしかかる直前、「中川船番所資料館」の看板をかかげた茶色の建物が川下(旧中川)方向に見えます。

7dsc02422 その資料館で「何羨録:かせんろく」の展示が行われているので訪れてみました。

  「何羨録」と言ってもなんのことか分からない人がいるかもしれませんが、じつは私自身も、資料館のホームページにあった”江戸の武士(サムライ)と釣り文化~釣り指南書”という展示案内だけに惹かれて、内容もよく知らず資料館を訪れました。

  展示資料によれば、「何羨録」は、江戸時代の旗本であった津軽采女が書いた、日本最古の釣り指南書と言われている本です。展示資料の受け売りですが、遊びとしての釣は江戸時代になって武士から始まったそうです。釣竿も、弓矢製作の竹の加工技術を応用したもので、武士にとって釣は武道に近い遊びだったようです。実際、津軽采女は、4000石の旗本で、本所三つ目通り(あの吉良邸の近く)に屋敷をもっていました。江戸時代後期になると、釣は庶民に広まり釣入門書が出されますが、その内容もこの「何羨録」が元になっているそうですから、釣本の古典と言えます。

 ところで「中川船番所資料館」で、なぜ釣指南書の展示なのでしょうか。

 これも今回はじめて知ったのですが、じつは以前釣具博物館にあった資料が「中川船番所資料館」へ引き継がれ、和竿のコレクションや釣関係の資料が常時展示されています。和竿作りのための道具なども工程順に展示され、本テグスの原料である天蚕虫の標本など、じつに興味深いものがあります。そうなんです、その昔のテグスは天蚕虫(蛾の幼虫)から作っていたなど、またっく釣をしない私でも楽しめてしまいます。

 それにしても「何羨録」とは、”何も羨ましいことなどない”との意味らしいのですが、武士でありながらその後の庶民の釣文化に影響を与えた書を残したとは、これはとても羨ましい生き方かも・・・。

 なお江戸の武士(サムライ)と釣り文化~釣り指南書『何羨録(かせんろく)』の世界は、10月29日から 11月24日まで。アクセスと詳細は、「中川船番所資料館」のホームページをご参照。

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2008/11/01

木枯らし吹く

 縁側に冬の日脚が早く傾いて木枯らし吹く

7dsc02344 今日(11月1日)、東京地方に木枯らし1号の発表があった。日中の日差しは暖かくそれほど寒さを感じさせなかったが、午前中は北風が強かったので木枯らし1号の宣言となったのだろう。

 毎年、木枯らしの季節になると、空の青さが増すとともに地面は赤や黄の色で染まりはじめる。

 紅葉の落ち葉に加えて大小の木の実が落ち始める。とくに目立つのは、小振りなリンゴほどの大きさの花梨の実。完全に熟すと黄色くなる花梨だが、まだ少し緑が強い実が地面に落ちているのを見かけることがあり、先日も2個ほど拾ってきた。

 このように花梨の実は落ちやすい印象があるが、冬枯れて葉がすべて落ちた枝に丸々太った実を見ることもあり、そう簡単に落ちやすいとも言えない。いずれにしろ黄金色に輝く花梨の実は、晩秋から初冬の透明な空のなかによく映えるのは確かだ。

 もちろん花梨は見るだけでなく、花梨といえば花梨酒作り、これもこの季節の風物詩。

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