« ギターとオルガンの響き | トップページ | 深川いっぷくいっぱこ古本市 »

2009/03/08

ルイージ・マルティナーレのLe Sue Ali を聴く

 アルバムLe Sue Ali(ALBCD-001)は、ルイージ・マルティナーレ・トリオによる2月発売の新作。

Luigi_m_1 ルイージ・マルティナーレ(Luigi Martinale)は、イタリアのジャズピアニスト、ベースはドリュー・グレス(Drew Gress)、ドラムはパオロ・フランシスコーネ(Paolo Franciscone)。ルイージは、先日紹介した同じイタリアのエンリコ・ピエラヌンツィから大きな影響を受けたと語るだけあって、曲の組み立て方や演奏スタイルが似ている。

 このアルバムには、自作曲に加えてデュークエリントンのAfrican Flower、フィルマルコヴィッツのSno PeaやスティーブスワローのFalling Graceなどが収録されている。お気に入りは、アルバムの2番目のSoftと最後のHow deep is the oceanだろうか。

 Softは、ルイージのオリジナル曲。まさしくエンリコ・ピエラヌンツィに似た、歌うようなメロディが美しいイタリアジャズ。ドラムとベースの盛り上げもよく、ベースのソロもたっぷり入り、スピード感がありながらリラックスした演奏が楽しめる。

 How deep is the oceanはビルエバンスも演奏していたが、ルイージの演奏にビルエバンスに近いものを感じるとともに、そこにルイージならでは明るく弾むタッチが加わり心地よい。ビルエバンスの描く空や海が、大西洋のようにどこか暗く沈んだ感じがするのに対して、ルイージの描く海や空は地中海のような明るさがあると言えば分かりやすいかも。

 ところで音楽内容は実に良いアルバムだが一つ苦言を。

 CDパッケージデザインだが、どうもいただけない。全てグレーのモノトーンで統一したのは、オシャレなつもりかもしれないが、ケース裏面にある曲名・作曲者・時間のフォントも同じグレーのため、背景に溶け込んで読みにくいとうか一部読めない。これは是非改善してほしい。

|

« ギターとオルガンの響き | トップページ | 深川いっぷくいっぱこ古本市 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ギターとオルガンの響き | トップページ | 深川いっぷくいっぱこ古本市 »