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2009/04/29

振り子の気持ち

 いよいよ一箱古本市まであと4日となり、休日となった今日29日は準備作業に集中する(・・・つもりだった)。

7dsc05130 毎年、直前まで、どのような本を持っていくか悩む。持っていくからには断然売れそうな本、いや、売れなくても自分で面白いと思った本と、気持ちはまるで振り子のようにいったりきたりする。
 
 とにかく本棚や床に積んである本を出してみるが、ときどき思いがけない本がみつかり、つい読み始めてしまう。

 お祖父さんの本箱にあった「音の夕映」は、池田圭のエッセイ集。池田圭は、オーディオ研究家、自宅にスタジオを建築し、WesternElectric製劇場用ホーンスピーカー15Aをステレオにし。一部のオーディオマニアにとっては神様のような人、その文章は、旧字体が多く知らない漢字がばんばん出てきて最初は読みにくいが、中頃からはスラスラ読めるようになる。しかし内容は、以外にも現代に通じるものがあって古びていないのが良い、マニアが支持するのも分かる気がする。しかし、これはマニアックすぎて一箱古本市には無理だろう。

 お祖母さんの本箱からは「すてきなあなた」(大橋鎮子、暮らしの手帖)。大橋鎮子は、花森安治と共に暮らしの手帖を創刊し、花森が死去した後は編集長・社長をつとめた。「すてきなあなた」は、暮らしの手帖に連載されていた同名のエッセイを一冊にまとめたもの。なんと言っても、花森安治の装丁・飾絵、雑誌の雰囲気を残した3段組ページがいい。これは谷根千に持っていこうかと思う。

 それにしても、今年も、出品する本がなかなか決まらない。

 土曜日の夜までには、なんとかしなければ・・・。

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