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2009/07/09

入谷から根岸へ

 昨日は、朝のテレビニュースにさそわれて入谷朝顔市へ向かった。

7dsc06425 地下鉄日比谷線入谷駅で下車して地上に出れば、目の前の通りを渡ったところに朝顔を並べた店がずらっと。おおよそ50軒ぐらいだろうか、どの店も歩道に沿って朝顔鉢をひな壇のように高く積み上げている。

 小雨にもかかわらず、すれ違うのも難しいほどの人出があるが、朝顔の鉢を提げた人が少ない・・・と思ったら、伝票を手にした宅配業者があちこちに待機して、朝顔鉢の発送処理を次々行っている。今は宅配サービスを使うのが多いようで、その昔のニュース画像の定番だった「浴衣姿で朝顔を持つ」光景は、すでに過去のものになったようだ。そのためか、大きな一眼レフをもったカメラおじさん達も、気に入った被写体がなかなか見つからないようで、ウロウロしていた。
 
 朝顔市の端まで歩いたところで、入谷へ戻らず根岸へ向かう。

 もう10年ぐらい前だろうか、根岸界隈を歩いたことがあり、そのときの道を再び歩いてみた。

 うぐいす通り交差点の手児奈せんべいの左側の道を進むと、前方交差点の先に大きな和菓子屋のビルが見える。あらためて交差点に立てば、まるで戦前のままと思われる大きなガラス戸が美しい理髪店がある。この店、本藤理髪店については多くの人が紹介しているので、あらためて説明はしないが、いまも健在である。その角を右折してしばらく歩くと香味屋の看板がみえる、こちらは大正14年創業の洋食の名店、高級な店だが堅苦しさはなく家族連れの利用者も多い。

 さらに進み交差点を再び右に曲がりしばらく歩くと、金杉通りに突き当たる。この通りに面して、「かなすぎ」という美容室がある。

 古い和風建築もいいがテント看板に「美容室&かつら」と、あえて「かつら」と書き加えてあるのが興味深い。じつはこの美容室は、婚礼花嫁の日本髪鬘を結ってくれるお店なのだが、この建物のたたずまいがが好ましい。今回は、根岸でなく下谷になるが、このお店の姿を記録しておこう。

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コメント

サイトを見つけて初めてのコメントです。
金杉美容院は弟が20年余り日本髪の修行させていただいたところです。
私も何十年前かに何度かご挨拶に伺ったりしまして「なんだか懐かしいです。

投稿: kotoji | 2012/10/19 12:40

kotojiさん、コメントありがとうございます
看板に偽りなしで本当に日本髪の技術を持つ店なんですね。変化の激しい東京ですので、いまは家並みも変わったかもしれませんが、いつまでも残ってほしい風景です。

投稿: じんた堂 | 2012/10/21 22:52

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