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2009/08/30

シュロ並木@北千住

 北千住のはずれにあるお寺につながる道、シュロがずらっと一列並んでいる。

7dsc07365 高さはゆうに2階屋を越え、空に向かってすらっとそびえている。

 シュロは、その表皮にスジが積み重なった模様の幹と、頂上付近にだけ葉がついている樹形から、南国のヤシの木を連想する。しかしヤシのように大きな実はならない。初夏に黄色い花、やがて表面に粉を吹いたような黒い小さな実をたくさんつける。鳥がついばんでいるのをみたことがあるが、その実は、民間薬としても利用されていたそうだ。

 シュロは、生活に深く関わってきた木である。身近なところでは、「シュロほうき」や「ハエたたき」など日用品となる。我が家の近くにあった理髪店は、シュロほうきで店の床を掃除をしていた。珍しいところでは、シュロの幹は、お寺などの「鐘つきの棒」に使われていた。シュロは、その南国風の樹形を楽しむだけでなく、このように実用的な木でもあったのだ。

 江戸時代はふすま絵にも描かれ、昭和までは屋敷の庭にも見られたシュロだが、植木屋さんによれば、”いまは野生化してどんどん増え、意外に成長も早く大きくなるため、やっかいものあつかい”だそうだ。

 栄枯盛衰は人の世のつねであるが、木もまた同じかもしれない、すべて諸行無常である。

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2009/08/26

夕暮荘@北千住

 秋が近づくにつれて、遅い午後の日差しは、少し赤みが増してきたように感じる。

7dsc07391 北千住の旧道には、出桁造りや蔵作りの古い商店が、いまもところどころに点在している。なかには戦前、震災前に建てられたものもあり、散歩ガイドやネットで紹介されている。

 それほど古く有名な建物でなくても、味わい深い建物がある。

 路地でみつけたこのアパートは、玄関屋根の小さな造形も良く、なによりサビ止め塗料によくあるような深赤色に塗られたトタン波板のようすがいい具合に落ち着いて、じつに良い感じになっている。もし名付けるとしたら、夕暮荘だろうか・・・。
 

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2009/08/23

冷あります

 近道しようと、普段めったに通らない路地に入ったら、小さな旗がはためいていた。
 
7dsc07267b こんな所に「カキ氷」のお店があったのか、でも様子がちょっと・・・。

 文字が「氷」でなく「冷」、さらにその下に小さく「シャンプー」とある。

 「冷シャンプー」は、以前、TVのワイドショーで紹介されていた。そのときは、むりやり企画した冗談半分のような印象だったが、ちょっと蒸し暑い日ならこれもありかもしれない。

 私の身の回りには、まだ試した人がいないが、冷シャンプーって実際にはどうなんだろうか?

 こんど理容室に行ったら、”冷(ひや)あります?”と聞いてみよう。

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2009/08/19

やはり七枚コハゼでした

 昨年も紹介したが、祭りの足袋といえば、かかとクッション入り祭白7枚甲馳。

7dsc07040c 深川の路地で、濡れた祭り足袋を干している光景に出会いました。

 ちょうどコハゼ部分が広げてあったので数えてみました。

 左側の足袋を見ると、コハゼ(金属製の金具)が、1、2、3、4、5、6、7となっています。右側は一つ隠れていますが7個。

 やはり、これは7枚甲馳ですね。

 色はご覧のように白、かかとの構造は確認できませんでしたが、少し厚いように見えますからクッション入りなのでしょう。

 ということで、祭りの足袋は、今年も、かかとクッション入り祭白7枚甲馳でした。

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2009/08/18

風に吹かれて

 TVのワイドショーでも紹介されたが、ボブディランが警官に職質されたニュースが新聞に掲載されていた。

7dsc06976 危ない事件の話しでなく、職質した若い警官がボブディランの名前を知らなかったという話しだが。

 現在、ボブディランは68歳、その職質した警官は24歳とある。

 ところで、これをニュースとして配信したのはAP通信だが、はたしてこれを書いた記者は何歳だろうか?もしボブディランと同じ世代であれば、今の若者はボブディランも知らないのかという論調になるし。もし警官と同世代の若者であれば、たまたま職質したら昔有名な歌手だったという、ビックリ話しの論調になる。同じニュースでも、その受け取り方というか反応は、世代によって異なりそうだ。

 さて、あなたはボブディランの名前を聞いて何を思い出すだろうか?私は、ディラン本人が歌った「風に吹かれて」、そしてガロの「学生街の喫茶店」。この二つの歌は、かたやアメリカの社会運動の象徴となり、かたや日本ではフォークソングのポップス化のさきがけとなったのだが。

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2009/08/17

大人の夏休みの宿題

 お盆休みが終わったとたん、空にウロコ雲、遠くにツクツクボウシの鳴き声。

7dsc07232 いまだに、夏休みの宿題に苦労する夢をみることがある。ちょうど今頃、夏休みもあと2週間となり、たまった宿題を大慌てで片付けたことが今もどこかに残っているのだろう。

 さすがに社会人になれば、夏休みの宿題はないと思ったら、これが大違い。4月から始まった会社年度が半ばとなる9月にそなえて、8月末締め切りでレポートをまとめることが幾度かあった。こうなると、まさしく大人の夏休みの宿題である。

 さて今年は久しぶりに夏休みの宿題が二つある、どれも自由課題だが、原稿用紙6枚の文章と工作である。9月中旬締め切りなので、まだまだ余裕があるが、原稿は苦手なのでちょっと気が重い。すでに提出した人がいると聞いて、少し焦っているのだが・・・さてどうなるだろうか。

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2009/08/15

深川神明宮・宮神輿巡幸

 深川のお祭りというと、なぜか雨が・・・。

7dsc07162_2 ところが今日は朝から快晴、昼になっても快晴、午後もずっと快晴。先週までのぐずついた天気が、まるで嘘のような夏の日差しがまぶしい一日となった。

 午後1時過ぎ、子供達に先導されお囃子のクルマが動きだし、つづいて宮神輿の行列が清澄通りにでてきた。

 神輿を担ぐのは宮元の袢纏を着た人々、清澄通りを北へ進み墨田区千歳町方向に向かう。

 ちょうど森下交差点で、森下二丁目町会神輿の列とすれちがう。町神輿と並ぶと、さすがに宮神輿は大きく存在感がまるで違う。例大祭ガイドによれば、宮神輿は、昭和9年作、黒漆塗り、台座は四尺四方となっており、その作りと寸法は町神輿とはまったく違うことがわかる。

 ところで、深川の祭りといえば水かけがあるが、この宮神輿にかぎっては水かけしないことになっているそうだ。今日の暑さだと水が欲しいところだが、さすが宮神輿、皆さん行儀よく進んでいった。

 深川の祭りは16日もあり、その神輿渡御のコースはそれぞれの神社のホームページに掲載されている。

 神明宮の町神輿連合渡御ルートは、こちら

 富岡八幡宮二の宮神輿のルートは、こちら

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2009/08/14

祭囃子がながれる町

 都営地下鉄を森下駅で下車し、地上に上がれば、

7dsc07027 清澄通りには、神明宮例大祭の赤い幟がずらりと並び、どこからともなく祭囃子がながれている。

 祭り袢纏を着た人々が、路地の奥に見え隠れしている。

 商店街は、お盆休みでシャッターを閉めている店が多く、いつもより静かなぐらい。通りの中間あたりに神輿をおく仮小屋がつくられ、町内会の方々が大勢集まり、そこだけ賑わっている。

 静けさがあるから祭りの熱気が際立つのだろう、この対照的な風景の組み合わせが良い。

 さて明日は宮神輿、日曜日は町内神輿が登場する。天気も良さそうだし、どんな光景が見られるか楽しみだ。深川神明宮神輿巡幸マップはこちら

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2009/08/13

Girasole

 ようやく真夏の空がやってきた。

7dsc06879_2 週間天気予報から傘マークが消え、ずらりと太陽マークが並びはじめた。

 太陽の花といえばSunflower:ひまわり、イタリア語でGirasole。

 昔は幼稚園や小学校の花壇に必ず植えられていた。最近はあまり見ないと思っていたら、健康診断のフォローで医者にいった帰り道にみつけた。ちょっと花が小ぶりだが、夏の青空にピッタリ。

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2009/08/12

ひと時の涼やかさ

 植えた記憶はないが・・・

7dsc06988 今朝、ゴーヤーの葉の中に薄いピンクの花が現れた。

 たぶん去年咲いた朝顔の種が落ちていたのだろう、ゴーヤーへまいている水のおこぼれで、いつのまにか発芽して育っていたようだ。

 午前中の強い日差しをうけて、あっというまにしぼんでしまったが、その姿にひと時の涼やかさを感じた。

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2009/08/11

もうすぐ水かけ祭り

 深川の祭りといえば、水かけである。

7dsc07006 真夏の八月に行われる深川の祭りは、当然のごとく神輿を担ぐ人々に沿道からの水がかけられる。ときは冷たい雨が降り、少し寒そうな年もあるが、それでも水をかけるのが深川の祭りである。

 本日、雨の上がった森下(深川神明宮の氏子町)を通ったら、木のタルが交差点角に並んでいた。ちょっと早いような気もするが、水かけ用のタルを準備しているのだろう。神輿順路のノボリも立てられ、夏祭りが間近にせまったことを実感する。

 

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2009/08/10

「深川神明宮本祭り」に向かって

 今年の深川神明宮は本祭り。

7dsc06998 深川神明宮は、深川の地名のもとになった深川八郎右衛門にゆかりの神社であり、深川散歩に外せない地となっている。

 深川神明宮の本祭り日程と行事は、神明宮のホームページに記載されているが、宮神輿巡幸は8月15日(土)、町神輿連合渡御は8月16日(日)に予定されている。

 町神輿連合渡御は、神明宮の氏子町から12基の神輿をくりだし町内を練り歩く。コース長、時間も半日(午前8時出発、午後1時解散)とほど良く、神輿のなかには戦前に作られた貴重なものもあり、神輿初心者ならびにファンともに楽しめる。その神輿のコースと時間は、神明宮ホームページのここ(pdfファイル)にある。

 なお最寄り駅は、都営新宿線・大江戸線の森下駅。

 町神輿連合渡御の神輿表(予定)

 宮本:森下1丁目、1番:新大橋1丁目、2番:常盤2丁目、3番:常盤1丁目、5番:新大橋3丁目、6番:新大橋2丁目、7番:千歳3丁目、8番:森下2丁目、10番:森下3丁目、11番:森下4丁目、12番:森下5丁目、13番:高森。

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2009/08/09

今年もゴーヤー

 先週末、路地でゴーヤーをみかける。

7dsc06887 路肩にプランターを並べただけなのに、見事な枝ぶりというか成長ぶり。上下左右もきっちりと収まり、きれいな緑の日除けになっている。

 じつは我が家もゴーヤーの苗を植えたが、どうも成長がイマイチで弱々しい。苗を買いに行くのが遅れてしまい7月になってから植えたのが、まずかったようだ。まあ・・・、こちらは気長にいくしないだろうと思っている。

 それにしても隣りの芝生ではないが、よそのゴーヤーはみな見事に見える。

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2009/08/05

夏祭りに向かって@深川

 夏祭りの季節が近づいてきた。

7dsc06917 今年は、深川神明宮が三年に一度の本祭り、宮神輿巡行(15日)、町内神輿連合渡御(16日)が予定されている。富岡八幡宮は、かげ祭りで二の宮神輿渡御(16日)が予定されている。これら二つの祭りは、日程が重なるのでどちらにいくか悩ましいところだが、両方とも見にいくというのもありだろう。

 ところで上記二つの祭りは、ともに来週末だが、明日から始まる祭りが深川にある。

 以前にも紹介した、深川牡丹町にある「住吉神社」の祭礼。

 祭礼と言っても大幡が立てられるだけだが、その幡立てが明日(8月6日)に予定されている。

 写真は本日(8月5日)の深川住吉神社、隣りが更地になっている。

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2009/08/02

下谷のバルコニーにアートを見る

 根岸に近い下谷の路地の古いアパートだが、その佇まいがタダモノでない。

7dsc06676 一階、二階、全ての部屋にバルコニーがついているが、その形・素材がそれぞれ微妙に違っているのだ。

 二階の一番手前はアルミサッシ製だが、真ん中は鉄格子のようなモダンアート風、その奥は木製横桟のがっちりした和風。さらに一階は、手前は四角形格子、真ん中も四角形格子だが手前とは大きさと段数が変えてある、その奥は木製だが上の階とはちがって縦桟になっている。こうしてみると、六部屋のベランダのデザインがそれぞれ異なっている。

 アパートといえば、同じ外観の部屋がずらっと並んでつまらないものが多いが、このベランダの表情は、どれ一つとして同じものがない。

 ここまでやればアートでしょう!

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