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2009/10/30

神保町ブックフェスティバル2009

 明日から(10月31日(土)-11月1日(日))神保町ブックフェスティバル。

7dsc08839 この二日間は、ちょうど神田古本祭り(10月27-11月3日)と重なるので、古本祭りの一部のような印象があるが、神保町ブックフェスティバルは、出版社と新刊書店が参加するイベントで今年は第19回目となる。(神田古本祭りは50回目)

 すずらん通りからさくら通りにかけて、各出版社が「お楽しみワゴンセール」に出店。ちょっと汚れやキズのあるものや長期在庫品など、今はやりの言葉でいえばワケアリの本を、各出版社が格安で販売する。気に入ったものが見つかれば、なかなかお得なセールとなる。

 また三省堂・東京堂・岩波ブックセンターでは、期間中、講演会が予定されている(ただし事前予約制)。また三省堂の1F売り場では、作家のサイン会も予定されているので、ファンには絶好の機会。その他、コンサート、人形劇など子供向けイベントも盛り沢山。

 詳しい行事内容は、BOOKTOWNじんぼうのイベント情報に掲載されているので、事前にチエックを。また期間中は人出が多いので、家族連れの人は迷子(もちろん大人も含めて)にならないように注意して下さい。

 最寄り駅は、地下鉄神保町駅(都営新宿線、都営三田線、東京メトロ半蔵門線)。

 写真は今日(10月30日(金))の「すずらん通り」の様子。明日は、ここも大賑わいでしょう。

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2009/10/26

モノラル・リスニング・テクニック

 家庭用オーディオ装置がモノラルからステレオへ移行しはじめた1960年代中頃、ステレオ装置の設置から聴き方までを特集した雑誌があった。タイトルは、ステレオ・リスニング・テクニックのような。

7dsc08771 ステレオ装置は、従来のモノラルと互換性をもつように開発されてきた。古いモノラルレコードを新しいステレオレコード再生装置にかけても、ちゃんとで再生できる。そのときモノラルは、左右スピーカーの真ん中に定位するようになっている、というか、ステレオ装置はそのように設置・調整しろと書いてあったはずだ。

 ・・・と建前はそうなっているが、ステレオ装置で聴くモノラル音源と、モノラル装置で聴くモノラル音源では、微妙に違うように感じることがあった。とくにステレオの左右スピーカー間隔が広いと、それが目立つようだった。

 そんなとき私が行っていたのが、右または左のスピーカーだけから音をだす、1ch再生によるモノラル・リスニング。

 左右音量のバランスコントロールを、どちらか一方に回しきり、片側のスピーカーからだけ音がでるようにしてモノラル音源を聴くのだ。こうすると、部屋の中のどの場所で聴いても音源がはっきり定位し、音も充実したように感じる。その時、ボリュームを少し上げるのがコツだが。

 なぜこんなことを思い出したかといえば、先月発売されたビートルズ・モノBOXである。久しぶりにモノラル音源をしっかり聴きたくななったのだ。

 ビートルズモノBOXを聴いている皆さんは、どのように聴いているのだろうか?

 たぶん、ほとんどの人がステレオ再生状態で聴いていると思うが、ふだんあまり使用しない音量バランスコントロールのツマミを回して、スピーカー一つによるモノラル・リスニングを試してみたらどうだろうか。もし気に入らなければ、ツマミを戻せば良いのだから・・・。

 写真は、リマスター・モノラル盤A Hard Day's Night。

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2009/10/25

「新参者」を読む

 水天宮交差点前にある書店PISMOは、新刊本の本屋。村上春樹の1Q84が発売されたときもそうだったが、店内入り口正面に置かれた書棚の上から下まで平積みを含めて、すべてをイチオシの本で埋め尽くすことがある。

Shinzanmono いまその棚を埋めているのが、新参者(東野圭吾、講談社、2009/9月)。

 新参者は、日本橋警察署に転任してきた刑事を主人公にした小説.。

 この刑事、役人ような堅苦しさはなく、むしろ若いが人情家。それでいて、小さなことから事件解決の糸口を見つけ出す、デキル刑事でもある。その彼が、事件の聞き込みで歩き地元の人の生活や人情に触れるのが、甘酒横丁・水天宮を中心とした日本橋人形町なのだ。

 煎餅屋、玩具屋、刃物屋など、それぞれ店名は架空のものになっているが、これはあの店をモデルにしたのではと思わせるものが次々登場する。

 この本を読み甘酒横丁を歩けば、ここはあの店ではと楽しめること間違いなしである。

 各章は、短編のようにまとめ、それを積み上げて長編としているので、まるで連続TV小説をみるようなテンポのよさがある。舞台は東京下町人形町、登場人物もそれぞれ個性があり、すぐに2時間TVドラマになりそうな楽しい小説である。

 ところで主人公が所属する日本橋警察署はいかにもありそうだが、じつはこれも架空の名前。ところが人形町にある久松警察署は、かつて日本橋警察署とされていたことがあり、古いことを知る人には懐かしい名前だそうだ。

2010年4月18日追記

 本日からTBSにて、日曜日夜9時に連続TVドラマの放映が始まる。主役の刑事役は、阿部寛。人形町界隈では、新参者のロケ現場をよく見かける。

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2009/10/23

天使の言葉に

 あっというまに売り切れたと言われ、ネットオークションではプレミア付き価格での出品もあったビートルズ・リマスターBOXだが・・・。

7dsc08662 駅ビルに入っているCDショップの前を通ったら、ビートルズコーナーの見本品に小さな張り紙が貼り付けられていた。

 ”初回盤キャンセルでました!”
 
 いつも買い物をするCDショップで聞いたら、”一度完売したのですが、いまはステレオBOXも初回限定といわれたモノBOXも在庫あります”、さらに”通販もしてます”との話しだった。

 9月9日の発売日の騒動は、まったくついていけずニュースを眺めるだけで終わったのだが、買った方々の感想を読むとやはり買っておけばよかったかなと・・・ちょっと後悔。そこに”在庫あります”という、悪魔いや天使の言葉に心はぐらつく。

 まずは「A Hard Days Night」のリマスターだけは聴いてみたいが・・・さて、どうする。

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2009/10/19

「中華料理の文化史」を読む

 今日読了したのは、「中華料理の文化史」(ちくま新書124、張競)。

Chuuka 著者の張競さんは、日中文化比較を専門とする中国出身の学者、現在は明治大学の教授。

 4000年の歴史を持つと言われる中国だが、その食文化はどのように変化したのだろうか?
 
 この本は、タイトルにあるように中華料理の変化を文化史的に解説している。

 中国の支配層が、北方や南方の民族に変わるたびに中国の食生活は大きく変わり、さらに西域から新たな食材や調理方法が入り込み、そのたびに中華料理は新しい料理を作り出してきた。なかには古くからある中華料理だと思っていたら、それが意外と新しいものだったりする。
 
 たとえば高級中華料理の代表と言われる、”フカヒレは300年、北京ダックでも100年ほどの歴史しかない”と著者は語る。これでも十分古いように思うが、4000年の歴史の前ではやはりつい最近となってしまうだろう!

 じつは中華料理の変化は今も起きており、著者が上海に帰りレストランに入ったら、メニューに記載されている漢字料理名がまるで知らないものになっていたエピソードが、この本に紹介されている。

 この本、箸の置き方(中華は縦置き、日本は横置き)など食習慣の話しもあり、文化としての中華料理が味わえる一冊。

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2009/10/18

ネオンサインが灯るころ

 久しぶりの日曜日の外出は小さな発見の連続。

7dsc08661b 森下の交差点を渡り地下鉄入り口へ向かう。その途中、工事用シートが取り外された山利喜本館の新しいビルを初めて見る。11月に新装開店だそうだが、中はどういう構造だろうか?

 地下鉄新宿線で小川町に移動して用事を済ませ、駿河台の坂を上がりはじめたら明治大学前が大混雑。全国物産展、コンサートの音が鳴り響いている、明大校友会の集まりだそうだ。大学が少なくなったといっても、やはり駿河台はいまも学生の町。

 再び地下鉄で森下へ戻り清澄白河駅へ向かうと人波に出会う、こちらは木場公園で行われている江東区民祭りへ向かう人帰る人。

 深川江戸資料館が工事で休館中(来年7月まで)のため、資料館通りでなく平野町寄りの道を木場公園へ向かって歩く。新しいカフェ(飛行機をテーマにしたカフェらしい)、シュロのある家、片屋根の材木倉庫(材木を大事にしてだろうか、倉庫と事務所住宅が同寸同形完全対称)などを見つける。この辺りはかつて木場があった所、ほとんどが建て替えられているが、思わぬ珍しい建物がある。

 現代美術館に向かうが展示準備のため休館中(10/6~10/30まで)、次の目的地「深川いっぷく」へ進む。店内が改装され以前より明るくなり、地元も人もくつろいでお茶をしている。さてこの付近で買い物をしようとしたら、区民祭りへの出店で本日休業なりとのこと、早々に駅へ戻ることにする。

 清澄白河駅へ戻る途中、春の深川いっぷくのイベントで出会った人に再会する。レストア中のバイクを見せてもらう。正確にはスクーターだそうで、赤とアイボリーのツートーンカラーの車体がじつに美しい。フロント部は板金を折り曲げたような単純な造形だが、ボディの後ろ半分はグラスファイバー製の流線型、どこかレイモンドローイの影響があるのかも。エンブレムはハーレーダイヴィッドソン、なんとこれはオートバイメーカーのハーレーが製造したスクーターだそうだ。おおらかで伸びやかな造形が、いかにもアメリカン、アメリカでは学生が乗っていたらしい!

 後輪タイヤ、チエーン、ガソリンタンクなど、目の前で組みあがっていくのでずっと見ていたかったが、遠くでチャイムが鳴りはじめたので家路を急ぐことに。通りを歩けば、空は暗くなりはじめ、商店街のネオンサインが灯りはじめる。秋の日はつるべ落としを実感する。

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2009/10/17

シュロのある風景@谷中

 根津駅から谷中方面へ向かう。

7dsc08379 不忍通りから旧藍染川の道まではどの家も隙間なく建っているが、坂道を上がるあたりからは大きな屋敷がちらほらと。

 あかぢ坂を上がり突き当たりを右に曲がると、大名時計博物館として公開されている屋敷がある。

 その門前にそびえるのが写真のシュロの木。

 まるでお約束事のように、大中小のシュロが植えられている。

 ところで庭木の解説書によれば、シュロは芝や家の玄関に植え、西洋風庭園に効果的とある。たしかにシュロのある景色は、和風というよりもどこか異国のような雰囲気がある。しかし、それは西洋趣味というよりも南洋趣味の影響が大きいように思う。遠き島より流れ着くヤシの実を思う心である。芭蕉も大きな屋敷で見かけるが、同じように南洋趣味ではないだろうか。

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2009/10/16

シュロのある風景#2@北千住

 再び北千住へ向かう。

7dsc07523 先日、紹介したシュロ並木@北千住の近くで、またもシュロを見物。

 こちらは大きな医院の庭にあるシュロの木。

 二階屋の屋根を越える高さも見事だが、なによりも、4本並んだ右肩上がりの高さが絶妙。

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2009/10/12

深川東京モダン館

 10月10日、門前仲町に深川東京モダン館がオープンしました。

7dsc08472 写真をみて、この丸窓のある建物は、あれではと気づいた方もいるでしょう。じつは、この建物は昭和6年に建設され、「東京市深川食堂」として使われた昭和初期のモダン建築です。
 
 戦後、職安や作業所と使用されていたものを、今回、完全に改修して観光案内+イベントスペースとしてオープン。十数年前に見かけたときは、暗いグレーの建物でしたが、今回の改修によりアイボリー系の明るい外装になりました。

 「東京市食堂」とは見慣れない名前ですが、東京市が設置した公衆食堂です。米騒動に対する東京市の社会事業の一環として大正9年から神楽坂・上野などに設置されました。それらは関東大震災で一時消失しましたが、その後、震災復興事業として再開され、深川は最後の16番目のものです。

 ところで、二階で行われている「深川東京モダン館の時代」に、建物設計図面、同時代の建物の写真、食堂の価格表など興味深いコピーが幾つか展示されています。

 昭和6年3月11日付け東京市公報に掲載された食堂価格表によれば、定食甲種:(朝食10銭、昼食15銭、夕食15銭)、乙種:(朝食8銭、昼食10銭、夕食10銭)です。これらは現代のA定食、B定食でしょうか。興味深いのは、嗜好食として単品メニューがあり、サラダ、コロッケ(10銭)からはじまり、ビフテキ、ローストビーフ、玉子丼、カツ丼、天丼(20銭)、さらに洋食ランチ・和食ランチ(30-50銭)などがあります。

 この価格表だけですと、はたして安いのか高いのか分かりませんので、手元にある本でこの頃の食べ物の値段を調べました。

 銀座十二章(池田弥三郎)によれば、昭和5年10月に銀座で開店した”大衆向きの安いてんどんを主とした店”では天丼35銭、そのとき銀座三越食堂の天丼は40銭だそうです。また、たいめいけんよもやま噺(茂出木心護)によれば、昭和3年、泰明軒本店で昼の食事は50銭から1円20銭だそうです。

 こうしてみると東京市食堂は、銀座のデパート食堂や食べ物屋さんの半額程度だったようです。

 また新版大東京案内(今和次郎)では、”東京市社会事業のなかで評判のいいのは公衆食堂の事業”と記述しており、昭和三年の東京市設公衆食堂(真砂町、三味線堀、猿江、芝浦、九段、神楽坂、神田、大塚、上野)の成績表(利用者数と売り上げ金額)を掲載しています。

 さて深川東京モダン館にもどりましょう。ここは門前仲町の駅に近く(徒歩3分)、観光パンフレットも置いてあります。いままで公共の観光施設が少なかった門仲付近ですが、深川散歩の待ち合わせ、一休みに便利なスポットができました。住所は、東京都江東区門前仲町1-19-15、赤札堂向かい側にあるモスバーガー横の道に入って、すぐ左側にみえる路地を入ったところです。


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2009/10/11

秋の一箱古本市2009

 10月連休の都内は、楽しいイベントがあふれている。

7dsc08370 芸工展・谷中祭・菊祭などイベント盛りだくさんの谷根千で、恒例となった秋の一箱古本市が10月10日に開催されたので立ち寄ってみた。

 ライオンズガーデンでミューブックスさんと脳天松屋さん、宗善寺に向かう途中で古本講座同級生など、あちこちで顔見知りに出会う、皆さん元気!

 ざっと見わたした今年の秋の一箱古本市の印象ですが、村上春樹の本をあちこちの箱で見かけました。1Q84が2巻で200万部を超える大ヒット、さらにノーベル文学賞ももうすぐという噂(今年はドイツのヘルタミュラーが受賞でしたが)もあり、もう一度村上春樹を読み直そうということかも。一箱古本市にも村上春樹がキター!ですね。

 さいごに新しい一箱古本市情報をひとつ。9月に訪れた小布施から「まちとしょテラソ」スタッフが、谷根千に出店されていました。すでに来年の計画をしていて、来春(2010年4月17・18日)、小布施のお寺の境内で一箱古本市を開催する予定だそうです。

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2009/10/10

「映画カラオケ」のすすめ

 今月の雑誌東京人の特集は、「映画の中の東京」。

Tokyojin0911 映画+東京といえば川本三郎さんだが、”昭和二、三十年代の日本映画のなかに、いまは失われた東京の風景が出てくるとそれだけでうれしくなる”とはじまる文を、”今ひとたびの「銀幕の東京」”として巻頭に寄稿している。

 その内容は、川本ファンであればおおよそ想像できるかもしれないが、「銀幕の東京」(川本三郎、中公新書、1999年)をふり返って、消えた東京の風景を映画のなかに探すことを、「鉄道ファンの廃線跡を歩くとことと似ている」とした点が興味深い。鉄道廃線を探す旅と、昭和東京映画の中に消えた風景を探すことが、同じような現象ではないかと指摘しているのだ。これは、いまやブームとなった東京街歩きとも通じるかもしれない。

  ところで今月の東京人で最も注目するのは、川本さんに”目から鱗が落ちるような”と言わせた、”大瀧詠一の「映画カラオケ」のすすめ”だろう。

 「秋立ちぬ」(昭和35年)と「銀座化粧」(昭和26年)は、ともに銀座近くの新富町を舞台にした成瀬巳喜男監督の映画だが、この二作品は、ともに築地川がテーマとなっている。これらの作品の舞台をさらに掘り下げたら、どのようなことが分かるのだろうかと・・・。

 大瀧さんは、”カラオケに歌手がいないように、映画の場面から役者を抜いてバーチャルな世界を作り、登場人物の視線でその世界を歩く”ことを映画カラオケとして、この二作品の舞台となった地を探し歩き、さらになぜこの場所を選んだかその歴史まで遡っている。

 これだけならただの映画ロケ地めぐりのように思うかもしれないが、そんな簡単な話しではない。

 映画は、スタジオセットという実際には存在しない作り物の風景と、ロケでの実風景が組み合わせられている。じつは成瀬巳喜男は、セットでの撮影が多いことが有名な監督なのだ。はたして成瀬巳喜男が舞台とした描いた町は、どのような姿なのだろうか、またそれは実際の町とどのような関係にあったのだろうか。

 大瀧さんは、「映画カラオケ」によるアプローチで、映画から切り取った静止画を手に現地を歩き、古い地図や写真を探り、ときに想像力を発揮してズンズン突き進んでいく。これは、まるで時空を超えた街歩きといえる。

 さて「秋立ちぬ」と「銀座化粧」の映画カラオケから、何が分かったのだろうか・・・。

 その答えは、今月の東京人を見てのお楽しみだ!

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2009/10/04

コバルトブルーの忘れ物

 碍子という文字を知っているだろうか。

7dsc08255 碍子はガイシと読み、電線を張るときの絶縁支持端子として使われる。いまは高圧鉄塔や鉄道の電柱でみかけるだけだが、かつては住宅への引き込みや屋内配線にも使われていた。

 先日、日本橋を歩いていたら、お店の外壁に黒っぽい糸巻きのようなものが付いているのに気づいた。

 碍子!しかも濃いブルー!

 ガイシは磁器製なので白色のものが多いが、ブルーのガイシは珍しいかな・・・と思いながら我が家近くの商店街を見回したら、同じものがあった。電柱から家に引き込まれている電線を支えるワイヤーに、このブルーのガイシがついている。どうやら、これは共通に使われている部品らしい。(10/5追加:電力資材カタログを調べたら、これは低圧引留碍子という部品で白と青の二種類があり、家庭用電線を引き込む場合は青を使用するらしい)

 ところで、色の名を他人に伝えるのは難しい。赤・青・緑のような原色であれば簡単なのだが、自然の中で見かける微妙な色合いとなると、それをどのような色名で表せばよいのか悩んでしまう。

 たとえば青といっても、明るい青もあれば暗い青もあるし、さらに色合いも様々でマリンブルー、セルリアンブルー、サックスブルー、スカイブルー、ネービーブルー、プルシャンブルー、コバルトブルー、ミッドナイトブルー、インディゴなど数え上げればきりがない。これらの色の違いをピッタリと言い当てられるだろうか・・・。

 漢字の色名も難しいものが多い。藍色も、薄藍、濃藍あたりは分かるが、青藍、藍鉄、藍錆、紺藍となるとお手上げだ。染物や工芸にで使われる紫色には、勿忘草色(ワスレナグサ)、露草色、薄花桜、紫苑色、桔梗色など美しい名前が多い。こういう色名を、さらりと語る人は、なんと粋だろうかと感心してしまう。

 さて壁に忘れられたように残された青いガイシ、この色は何と言えばよいのだろうか。ただの青とはちょっと違う、群青、青磁、それともコバルトブルー・・・。

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2009/10/01

ブラタモリ・レギュラー放送はじまる

 タモリが古地図とともに東京の街を歩くといえば、コレジオ社長が出演したタモリ倶楽部の川を歩くがあったが・・・。

7dsc08057 昨年12月、深夜枠で放送されたNHKブラタモリが、10月1日(木)からレギュラー放送となる。時間は、毎週木曜日午後10:00~10:43、第一回目となる10月1日は、「早稲田をブラタモリ」早稲田大学から神田川付近、8日は「上野」が予定されている。

 番組案内によれば”古地図が大好きというタモリさんとともに、東京の街をブラブラ散歩する”という、これは注目!

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