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2009/11/29

学研35ミリ二眼レフで撮る

 先日購入した学研大人の科学35ミリ二眼レフを、ようやく組み立て試写しました。

Gtlr09112801 最初に、組み立てで2箇所つまづいたので、それを報告しましょう。

 まずは最初にして最大のつまづきは、シャッター組み立て。バネの取り付けとネジの調整が非常に微妙で、シャッターレバーを下げればシャッターは開くが、レバーを戻さないと開いたままで自動で閉じない状態でした。ちょうどバルブシャッターのような動き。これは学研のホームページの動画にあるように、繰り返しネジを調整することで解決。シャッターレバーを押し下げると、きれいにシャッターが開き・閉じるようになりました。

 2番目は後から気づいたのですが、スプロケットを回してもカウンターがスムーズに回転せず、ガクガクと動いたり止まったりしました。どうもネジを締め付けすぎたようで、カウンターを押さえるネジをゆるめることで解決。

 最後に、説明書に”組み立て所要時間:約1時間”とありますが、これは相当慣れた人でないと無理のような印象。私の場合は2時間を要しました。

 さて早速、完成したカメラにフィルム(感度400、27枚撮り)を詰めて公園で撮影。

 あいにく曇り空で十分な光がないのですが、紅葉の銀杏並木にレンズを向けてシャッターを押しました。

 出来上がったプリントが上にある写真、色も良いしピントも画面の上下はボケていますが、中央はまずまず。これだけ写れば上出来でしょう。次は、天気の良い日に再度撮影をしたくなりました。

 それにしても、35ミリフィルムの現像+プリントが、こんなに速く仕上がるとは驚きです!ショッピングセンターにあるお店で頼んだら、30分で出来上がり、この程度なら待つのも苦になりません。

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2009/11/24

深川いっぱこ古本市終わる

 深川いっぷく「いっぱこ古本市」終了。

7dsc09341 急な案内にもかかわらず、お忙しい中、深川いっぷくに来て下さった皆様、ありがとうございました。

 搬入日の直前まで出品する本が決まらず、結局、ギャラリースペースで展示をされていた林哲夫さんの作品にちなんで、本作りに関係する本(平野甲賀の本、絵本講座など)、アート系(岡本太郎、池田満寿夫、アートショップ)の本を中心に出品しました。

 さすがに本作りの本は、すぐに新しいオーナーのもとへ旅立っていきましたが、アート系は動きがいまひとつ。もっとポップで楽しいアート系の本を出品すべきだっかなと少し反省、これは次回の課題とさせて下さい。予想外に好評だったのは、最終日のみ出品したフォトカード。これは、水彩画風の淡い質感にこだわって紙選びから苦労したオリジナルプリントなので、手にして頂いた皆さんに感謝です。

 今回は、最終日しか皆様にお会いできませんしたが、なかなか充実した古本市。いっぷくマネージャさん、リコシェさん、出品者の皆さん、この度はありがとうございました。またお会いする機会がありましたら、よろしくお願い致します。

 写真は深川いっぷくのお向かいにある焼き鳥屋「鳥満」さん。

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2009/11/21

清澄庭園ライトアップ

深川いっぷくからのお知らせです。
11月21日から29日まで、清澄庭園でライトアップが日没から21時まで行われます。最終入園は20時30分まで。深川いっぷくの帰り道にいかがでしょうか。

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2009/11/20

深川いっぱこ古本市準備完了

 さきほど「いっぱこ古本市」に出品する本を、深川いっぷくへ搬入してきました。

7dsc09333 じんた堂の箱を組み立てるとき、よその箱の中身も見させて頂きましたが、同じ本好きの方々の箱といえども、どれ一つとして同じにならないのが不思議です。やはり本箱の表情も十人十色!

 ところで、谷根千では東京本を出品しているじんた堂ですが、今回は、あえて東京本を除いています。東京本を期待された方は、申し訳ありません。またフォトカードや音楽CDなどは、11月23日(月)のみ出品する予定です。

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2009/11/19

深川いっぱこ古本市

 急なお知らせですが、深川清澄白河で行なわれる「いっぱこ古本市」に参加します。

7dsc04684 「深川いっぷく」は、深川清澄白河の深川資料館通り商店街にあるコミュニティーカフェ。店内にギャラリースペースがあり、アート系・遊び系の楽しいイベントを行なっています。11月18-29日は、林哲夫・読む人スケッチ展を開催。さらに三連休となります11月21-23日は、「いっぱこ古本市」を開催します。

 深川いっぷくでの出店は春に続いて二度目となりますが、気楽に読める美術・音楽・カルチャーなどの趣味本を出品します。

 「いっぱこ古本市」は、11月21-23日の3日間行なわれますが、じんた堂は、最終日の23日のみ店番をする予定です。23日は本などの追加を行いますので、21-22日に立ち寄られた方もどうぞお楽しみ下さい。

 深川いっぷくの周囲には清澄庭園・木場公園や現代美術館など大きな公園や美術館があります。秋の休日散歩のついでにお立ち寄り下さい。ただし深川江戸資料館は改築のため休館中です。

 いっぱこ古本市開催期間:11月21日(土)~23日(月)まで

 深川いっぷくの開店時間:13:00-20:00

 住所:江東区白河3-2-1


大きな地図で見る

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2009/11/15

幻影地図

 これが多いのか少ないのか分からないが、ここ3ヶ月で3度、道案内の質問を受けている。

7dsc09058 最初は、駿河台の坂で信号待ちしていたとき、”・・・病院はどこでしょうか?”と問いかけられた。そのときは道順を教えて、すんなり終わった。これは自分でも覚えがあるが、駿河台辺りは病院が多くあり迷うことがある。じつは、私も、以前その病院を探したことがあったのだ。

 二度目は、現代美術館へ向かうため都営新宿線菊川駅で下車した途端、”・・・セレモニーホールはどこでしょうか?”と聞かれた。とつぜん葬儀場の場所を聞かれ驚いたが、まあ質問するほうはあせっていたのだろう。これは全く知らなかったので、近くのコンビニで聞いてみましょうとなった。

 そして三度目は、つい先日、日本橋の歩道で”・・・ビルはどこでしょうか?”である。パソコンでアクセスできるオンライン地図のプリントを示して質問されたのだが、地図上にマークされている場所は、まさしく目の前の場所。しかし、そこにあるのはビルでなく公園。質問者は、「オンライン地図が正しく、自分が地図を読み違えて別の場所にいる」と思い質問してきたらしいが、その公園は、再開発で新しく出来たものなのだ。

 オンライン地図は更新が速やかに行なわれるとはいえ、新たな情報が収集され地図に反映されるには時間がかかる。それまでの間、消えた建物は、地図の中のつかのまの幻影となる。たぶん、このような地は都内に数多くあるだろう。

 たとえば、写真は交詢ビル隣りにある銀座6丁目7-12の土地。

 Google Map(2009年11月15日現在)では、瀧山町ビルヂング(第22ポールスタービル)があるようになっているが、今は、ご覧のような駐車場になっている。(ここにあった瀧山町ビルヂングは、昭和3年建築の古いビルだったが、最近取り壊された。)

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2009/11/14

35ミリ二眼レフ登場「大人の科学Vol.25」

 二眼レフは、父の時代は大人気のカメラだったそうだが、いまは街で見かけることは少ない。

35mmtwinlens_2 ブローニー(120タイプ)とよばれるフィルムは、売っている店が限られるし、35ミリフィルムでは当たり前のような即日現像・プリントサービスも見かけない。それでも、上からファインダーをみる二眼レフ特有の撮影スタイル、正方形フォーマットに興味を持ち、35ミリ版の二眼レフがあれば良いのにとの話しをよく聞く。

 そんな人に朗報!

 「大人の科学」マガジンVol.25(学研)、35ミリ版フィルムを使用する二眼レフが登場!

 同様なものは既に「Black Bird Fly」から¥12600で販売されていたが、大人の科学シリーズのものは、ちょっと遊ぶには手頃な¥2500。

 ところで本文をざっと見た限りでは、このカメラは、いわゆるTOYカメラで長方形ファーマット、正方形フォーマットにするためにはマスクを自作しなければならない。

 また、説明書の訂正とシャッター組み立て方の動画が、「大人の科学」マガジンVol.25の補足・ダウンロードにあるので、組み立てる人は要チエック。

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2009/11/09

陋巷画日記を観る

 Neonさんの個展「陋巷日記」が銀座のギャラリーで開催中。

7dsc09146b 陋巷は、”ろうこう”と読み、論語にも登場している言葉で”狭くむさくるしい町”を表す。

 街の照明にハロゲンライトとLEDが登場して以来、夕暮れの町の明かりを楽しむことが少なくなったような気がする。

 かつて空が薄暗くなりはじめると、看板のネオンサインが灯り、店の窓から電燈の光がもれはじめ、路地に並ぶ建物は複雑な影を作り出していた。そこには無限の深い色合いと明暗があり、夕暮れの路地に豊かな表情を作り出していた。

 陋巷日記は、そんな懐かしい光景を思い出させる個展である。

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2009/11/08

日本橋に坂道はあったのか?

 先日、コレジオ芳賀氏の神保町講演のなかで、日本橋台地(江戸前島)の名前がでてきた。

7dsc09027 ”この付近(神保町)にある神田一橋中学校で発掘された水道用木樋のカスガイに牡蠣が付着しており、この地は低湿地というよりも潮干満の「入江」であった”との話しとともに、江戸時代、日比谷入江が、武蔵野台地と日本橋台地に挟まれている地図を示された。

 「東京の地理がわかる事典」(鈴木理生、日本実業出版社)では、江戸前島の項で”この場所を現代の地形学では「日本橋台地」と呼ぶ。山の手台地の一つである本郷台地の先端が、海進期の荒波に削られて低く平らになった場所で、「日本橋波食台地」とも呼ばれる”とある。

 ところで台地の端には坂がある。無縁坂、湯島天神男坂、神田明神男坂、九段坂などは、みな台地の端に位置する坂である。となれば、いくら荒波に削られ低く平らになったとはいえ、日本橋台地の周辺にも坂があってもおかしくない。たとえ坂が残っていなくても、その痕跡の名前ぐらいはあるのではないだろうか。

 まず開いたのが、東京の坂道を解説した「江戸東京坂道事典」(石川悌二、新人物往来社)。この本は、台地別に坂道を列記しているが、残念ながら、日本橋台地・江戸前島の項はなく、ざっと見たところでは日本橋台地・江戸前島を述べたところも見つからない。

 やはり、日本橋台地に坂道はないかと思ったが、先週、たまたま人形町から日本橋室町へ向かう道で、写真の光景を目にした。

 場所は日本橋三越本店の向かい側にある、鰹節大和屋さんの横の路地、ハンペンで有名な神茂と佃煮の鮒佐のある通りである。それが昭和通りに接する部分が、わずかだが坂のようになっているのだ。

 しかし、この場所はどうみても台地の端には見えない。

 自宅に戻り、復刻版江戸古地図の日本橋付近をみると、現在の昭和通り江戸橋付近に堀があり、さきほどの路地は、この堀にぶつかっていたようだ。

 堀・川となれば、いつもの「川の地図事典」の出番である。

 P39の地図によれば、ここにあったのは「西堀留川」、上から見れば、ちょうどL字型の堀であることが分かる。P46の「西堀留川」解説では、”日本橋川左岸からの入堀。本船町と小網町一丁目の間から北西に向かい、堀留町一丁目の手前で西に折れて室町三丁目で留まっていた”、さらに”堀は旧石神井川の下流部にあたる谷田川の河口部にあたり、慶長年間の工事で入堀として整備された”とある。

  2008年3月、コレジオ主催で行なわれた「川の地図事典」出版記念ウォークは、駒込付近からの谷田川の上流をさぐるものであったが、今回、日本橋で、再び谷田川の名をみることになった。坂道は見つからなかったが、なにか不思議な縁を感じるとともに、同時にはるか昔の台地の姿に思いをめぐらしてみたくなった。

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2009/11/03

讃春(鏑木清方)を見る

 国立博物館で開催されている「皇室の名宝展」の第一期が、11月3日までということなので上野に向かった。

7dsc08958 先日のNHKTVでも紹介していたのでご存知の方も多いだろうが、天皇陛下御即位20年を記念して行なわれるこの展覧会は、御物、宮内庁所蔵の名品を展示している。なかでも、「伊藤若冲の動植綵絵三十幅」は、第一期展示の話題の中心と言ってよいだろう。

 展示室でみる伊藤若冲の動植綵絵は、まずその大きさに驚くとともに、その精緻さに圧倒される。いまにも動き出しそうな鳥の姿と羽毛の輝くような質感が、見事に描かれている。どこか西洋の細密画に通じる絵に、外国人見学者も足を止めていた。

 ところで、今回の展示には明治から昭和の名品も含まれている。

 そういう新しい作品も含めて今回の展示で一番気に入ったのが、鏑木清方の昭和8年の作品「讃春」。

 大きな屏風に仕立てられており、右に広場に遊ぶ二人の女子学生、左に隅田川に浮かぶ舟に暮らす母子が描かれている。女子学生は山の手に住む裕福な家の子供だろう。その一方、隅田川での母子の暮らしは明らかに質素だが、その船上に草花の鉢植えを置き花をつけた枝を飾り、どこか心の豊かさがあるように見える。これは東京の下町を愛した鏑木清方ならではの絵のように思う。

 さらに背景に目をやれば、広場奥に自動車、隅田川には清洲橋、まさしく昭和初めの工業製品と近代技術の象徴を置いている。花鳥風月・山紫水明と全くことなる、新しい日本画を目指したような印象がする。と同時に、古い東京の風景が消えはじめたことを暗に示したのかもと・・・これは考えすぎかもしれないが。

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2009/11/01

次は神保町映画か!

 日曜日午後、ブックフェスティバル+古本祭りが開催されている神保町へ。

7dsc08936 ときおり強い風が吹いたが、とても11月とは思えないような温かく快適な陽気。まずは、さくら通りで「じんぼうチャリティコンサート」。これは明大OBによるジャズ演奏、司会は、明大OBの宇崎竜童さんだが、トランペット演奏も担当され大活躍。みなさんベテランだけあってじつにリラックスして演奏、しかも音はしっかりキマッテいてじつに格好良い!

 今日は岩波ブックセンターで「地図の物語・物語の地図」の講演会だが、入場時間までの短い時間にすずらん通りを歩いたら、何人かの知り合いにあった。工作舎のIさん、ミューズの店長、ブックフェスティバルごくろうさまでした。

 さて講演会だが、講師はいまや古地図ではこの人とありのコレジオの芳賀さん。会場に向かうためエレベーターを待っていたら、アースダイビングでお世話になっているiGaさん、さらに会場で隊長のakiさん、古くからの友人であるSさん夫妻など、いずれも地図街歩きの達人が集まっていた。会場は満席で盛況。

 講演の内容は、いずれ誰かが報告すると思うので詳しいことは割愛するが、江戸切絵図がそこそこ正確であること、古地図にもニセモノがあり安易に信用していけないなど、古地図専門家ならではの話しがじつに興味深かった。江戸・昭和ブームで、さまざまな古地図が復刻され参考資料として引用されるが、なかにはそうとう怪しいものもあるようで、鵜呑みにしてはいけないようだ。そのほか、詩人としても作品がある芳賀さんだけあって、ときに詩の朗読もある話題豊富な講演であった。

 ところで、このところ神保町で撮影隊らしき一団を目撃するが、神保町を舞台にした映画の撮影が進行しているらしい。神保町、フェスティバル終われば、次は映画か!

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