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2010/03/28

「向島・鳩の街 ふるほん日和」で花見

 まもなく東京タワーの高さを追い抜くスカイツリーだが、思わぬ方角にその姿を見つけて驚くことがある。

6dsc05749 先日、深川に住む人とスカイツリーの話しをしたら、”高橋の上からは、ほんのわずかしか見えないが、清洲橋からならよく見えますよ”とのこと。

 昨日、その清洲橋へ向った。

 スカイツリーのある押上は、隅田川上流・浅草のすこし東側に位置するはずだからと、上流方向に目をこらすのだが、それらしい建物がまったく見つからない。両国の高層ビルが見えているので、その後方辺りにあるかなと橋上を行ったり来たりして探したが、それらしいタワーが見つからないのだ。

 なんか変だと思いながら、視線を、芭蕉記念館・万年橋へ向けたら、なんとスカイツリーの姿。まさか、押上がこんな方角になるとは思ってなかったので驚きである!じつは隅田川は、両国橋から永代橋にかけては左右に大きく蛇行しており、川の流れと方角が大きくズレているのだが、こんなに大きく違うとは予想外である。

 さてスカイツリーの足元だが、すでにお知らせしたように、今週末4月3日(土)は向島・鳩の街で「ふるほん日和」が予定されている。ちょうど墨提の桜も見頃となりそう、花見のついでに立ち寄るのもありだろう。

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2010/03/21

ジャズを読む

 1960年代、世界的ベストセラーとなった「ジャズ読本」の原著者であるヨアヒム・E・ベーレントは、ドイツ在住のジャズ評論家であった。

6dsc05693 日本版「ジャズ、その歴史と鑑賞」は、原著者ヨアヒム・E・ベーレントの要望により、油井正一が英語版からの翻訳を担当し1965年発行。写真右側の本が、その1965年(昭和40年)版、下にあるのは10年後の1975年(昭和50年)に発行された改訂新版「ジャズ、ラグタイムからロックまで」。

 いまはジャズに関するほとんどの情報がネットで収集できるので、ジャズ本が話題になることは少ない。しかし1960-70年代は、まさしく活字だけが頼りで、ヨアヒム・E・ベーレントや油井正一による雑誌やレコードジャケットのライナーノーツなどの記事が、ジャズファンの主な情報源だった。いまふり返れば隔世の感があるが、海外の音楽情報(それも雑誌だが)に直接触れていたのは限られた人だけであったのだ。

 ところで、ジャズがアメリカ黒人のあいだから生まれ音楽だが、不思議なことにヨアヒム・E・ベーレントもそうだが、ジャズ音楽の発展にはドイツ系の人々が深く関わっている。

 たとえばジャズレコードの代表レーベルであるブルーノートの創設者であるアルフレッド・ライオン、またブルーノートを経営面から支えたフランシス・ウルフは、ともにベルリン生まれのドイツ人であった。彼らがアメリカに渡るには、戦争を前にして厳しくなったたドイツ国内情勢が影響していたようだが、その抑圧感が彼らをジャズに向わせたのかもしれない。

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2010/03/14

「向島・鳩の街 ふるほん日和」

 昨日は、半袖Tシャツ姿で歩く若者を見かけても違和感のない陽気となった。

Adcp_1278_2 例年この時季になると、街歩き仲間のあいだで桜の花見をどこにするかが話題になる。その花見だが、今年は建設中スカイツリーが加わり、隅田川近辺の注目度が高いようだ。

 その隅田川近くの街で、古本イベント「ふるほん日和」が4月3日(土)開催されるので紹介しよう。

 詳細は、「ふるほん日和」のブログで紹介されているが、開催場所は、鳩の街通り商店街のほぼ中ほどにある、井戸のある小さな広場「はとホット」である。

 「鳩の街」は、かつては玉の井とともに墨東の花街として知られたが、いまは路地にそった商店街とそれにつながる静かな住宅街の地になっている。それでも、わずかに残る古い建物はかつての賑わいがしのばれるデザインのものがあり、街歩きファンに人気がある。また最近では、古い建物をそのままいかしたカフェやギャラリーなども出来ており、若者にも注目されている。
 
 このページに掲載したのは、最近撮影した「鳩の街通り」。角の家は、現在、カフェ「こぐま」として営業している。

 この写真は、少し陰りのあるレトロな色調を強調したくて、あえて古いデジタルカメラ(KODAK DC3800)を使用して撮影。10年前のデジカメだが、この写りはどうだろうか・・・。

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2010/03/08

ライトブルーのミニカー

 迷路のような細い路地をぬけやっと大通りにでたら、ライトブルーの小さな車と出会った。

7dsc09581e CADとかCAEによるデザインが登場してから、立体造形は、よく言えばエッジの効いたダイナミック感があるが、なにか妙な張りや折り目が増えた印象がある。最小の材料で最大の強度をえるためだろうか、無理に三次元立体のデザインをしているような・・・。

 それにたいして、このチャーミングなデザインはどうだろうか、ラインと面にまったく無理がない。小さいながらも、四隅のタイヤが地面をしっかりつかんでいるように見えて、デザインに破綻がない。

 たぶんコンピュータで計算すれば、空気抵抗とか強度面で改善点がみつかりそうだが、デザインのまとまりはこれで十分な印象である。

 *ナンバープレートは写真を加工しました。

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2010/03/01

TSUNAMI

 一部地域で冠水があったものの人の被害はなく、チリ地震による津波もようやく落ち着いたようだ。

 津波は、「TSUNAMI」として海外でもそのまま通じる。

 そのTSUNAMIの話しを、海外出張先でインド人から聞いたことがある。

 インドで子供の頃を過ごした彼は、英語の教科書でTSUNAMIという言葉を知ったそうだ。それは、”津波の来襲を村人に知らせるために、高台の畑にある刈り取った稲の束に火をつけ火事をよそおい、村人を集めて津波の被害から救った”という日本を舞台にした話しであった。

 そのときまで、日本のTSUNAMIの話しが英語の教科書になっていることを知らなかったのだが、それは小泉八雲が”A Living God”として著し、さらに子供向けに翻訳され”稲むらの火”として、戦前、日本の教科書にも載っていた話だった。

 世界に通用する日本となると、自動車や電気製品などモノばかりと注目されていると思っていたが、こういう人間にまつわる話しを聞きほっとする。

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