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2010/05/30

雲の中

 ”雲より高い”と言われても、遠くから眺めているかぎりでは背景の曇り空に溶け込み、どこがタワーの最上部か雲かはっきりしない。

6dsc06446 それならば、もっと近くで確かめようと、雨模様の午後、スカイツリーの足元の町、押上へ向った。

 結果は、この通り。

 写真は、ちょうど展望台付近の雲が少し切れて最上部のクレーンが見えたときだが、雲の流れによっては完全に隠れてしまう。

 なるほど、たしかに、これなら”雲より高い”、というより”雲の中”かも・・・。

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2010/05/28

新参たい焼き

 TVドラマ「新参者」(TBS、日曜日午後9時)が始まってから、人形町が賑わっている。

6dsc06511 人形町甘酒横丁の行列風景といえば,、たい焼き(柳屋)と親子丼(玉ひで)の二つ、どちらも以前より行列が長くなったし。煎餅屋さんや人形焼屋の前にも人だかりが目立つ。

 地元のお店の方と話したら、たしかに人出が増えているとのこと。”そのうち、ここも並ばないと入れないかも”と言ったら、”もう、遅れてますね!じつは、先日もTV取材が来ましたし、もう少し時間が遅いと行列ができることもありますよ”と、最新状況をおしえてくれた。

 ところで行列といえば、TVドラマでは毎回あとわずかというところで売り切れとなり、主人公がいつも買えない「たい焼き」。

 あのお店は、人形町のあるビルをセットに使った架空のもの。しかも、たい焼きは、TVドラマ制作にあわせて全国展開している店(銀あん)が、新たに作った薄皮醤油味の、いわゆる新参のたい焼き。同じものは各地で売られているが、人形町であれば交差点付近の店(銀だこ+銀あん)で売られている。

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2010/05/23

東京ひがし案内を手に

 今週読んでいるのは、「東京ひがし案内」(森まゆみ、ちくま文庫、2010/4、¥760)。

Photo 「東京ひがし案内」は、数多くの東京本の著者として知られる森まゆみの最新刊、イラスト:内澤旬子、地図:川原理子。巻末に、Webちくまの連載の文庫オリジナルとある。

 動坂(文京区)で生まれ育った著者だけあって、この本が取り上げているのは、文京区とそれに隣接する台東区、荒川区、北区、豊島区と千代田区に、中央区を加えた地域。地理でいえば、上野台、本郷台、豊島台などの台地とその縁にある崖と隅田川に囲まれた地域である。いずれも古くから開けた町であり、いまも多くの旧跡が残る地である。

 記述は、ポイントを押さえて簡潔にして十分なもの。さらに各地域ごとに手書き地図も入っており、読み物としてだけでなく散歩ガイドとしても使える。というか、この本を手にしたら出かけたくなること間違いなし。これは東京のひがしを散歩する人に、安心しておススメできる一冊。

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2010/05/19

日曜日のJAZZ喫茶

 地下鉄中野新橋駅で下車し、神田川沿いを下流方向に5分ほど歩くと、黄色地に黒文字で「Genius」と描かれた小ぶりの看板が目に飛び込んでくる。

6dsc06386 以前iGaさんが紹介していたが、ジニアスは、かつて渋谷にあった古くからのJAZZ喫茶。じつは昨年、あるイベントで、この店でアルバイトしている方と話しをする機会があり、いつか訪れようと思っていた。私は、渋谷時代は知らないので初訪問、日曜日、雑司ヶ谷掃苔の帰りに立ち寄った。

 そうなんです、ここは日曜日も営業しているJAZZ喫茶!

 部屋の上方にある窓から光が入るためか、店内は明るい。中央に大きなテーブルがいくつ置かれ、その周囲に小ぶりのテーブル、さらに柱の奥にも席など、一見シンプルに見えるがレイアウトは色々工夫されている。日曜日の遅い午後とあって、お客さんは数人、控えめな音量でJAZZが流れていた。音楽リクエストも可能だが、LPは午後3時以降・店主がいるとき、それ以外はCDの対応となるそうだ。

 それにしても、日曜日の午後のんびりJAZZを聴ける店があるとは、中野新橋はあなどれない。Sunday at the Genius、また機会があれば訪れよう。

 ところで、写真は、ジニアス近くの橋上から新宿方面を見たところ。この神田川と新宿の景観はどうだろうか、これが、御茶ノ水付近を緑に囲まれゆっくり流れる川の上流だとは・・・。

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2010/05/16

雑司ヶ谷へみちくさする

 ”さわやか”は、俳句では秋の季語だから、いまの時季に使う言葉ではないと言われても・・・これしか浮かばないほどの良い天気のもと雑司ヶ谷へ。

6dsc06347 今日(5月16日)は、鬼子母神通りで第六回みちくさ市。先日の谷根千一箱古本市での売上金を持って商店街を歩けば、買い物モードが一気に高まるが、ぐっとこらえてまずは下見。

 通りを進むあいだに、ナンダロウさん、退屈男さん、岡崎師匠、コウノさん、旅猫さん、ヤマガラさん、ジャングルブックさん、トカゲさん、脳天松屋さん、ゆず虎嘯さん、駄々猫さん、リコシェ(豆子)さん達に出会う。気がつけば、手元に本が三冊ほど。

 まずは「明治快女伝」(森まゆみ、文春文庫)、これは明治・大正・昭和三部作の明治編。「ぼくの東京夢華録」(森本哲郎、新潮社)は、「懐かし東京を歩く」の題名でPHP文庫版が出ていたが重版未定で今は文庫・単行本ともに入手不可となっている東京本。「なつかしい芸人たち」(色川武大、新潮社)は、市村俊幸(Wikipediaではピアノが趣味のように書かれているが、この本に書かれているようにもともとピアノが本職の俳優)など珍しい人が収録されている。これは、昭和芸能史を知るうえで貴重な本である。

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2010/05/13

オジサン青鳥症候群

 ”一人でのんびりお茶したいんですよ”

 ”それならばドトールで十分でしょう?”

 ”いやー、静かでひっそりした隠れ家のようなところ、どこかにないですかね・・・”

 先客のオジサン二人の会話が聞こえてきた。

6dsc06253 私鉄の小さな駅の南側にあるこの喫茶店は、人通りのある道路に面しているが、その存在に気づく人は少ないようだ。私自身も、ここに喫茶店があるとは長いこと気づかなかった。

 外観はどこか洋風を感じさせる古い建物、左側ガラスドア越しに店内を見ると、左隅に煙草、中央に数種類の菓子が並んでいるのが見える。右側ガラスドアに珈琲と書いてあるので、珈琲豆も売っているのかと思わせるのだが、その奥は棚が置かれており、その先は暗く外からは見えない。

 先日、この近くで用事をすませた後、なにか買ってから帰ろうと思いこの菓子屋に入ってみた。

 並んでいる菓子をみて驚いた。都心のデパートに店舗がある某有名店のお菓子が並んでいる。しかも、詰め合わせだけでなく、好みのものをバラで買うこともできる。数個選び、会計をするとき”ドアに珈琲と書いてありますが”と聞いてみたら、”奥に喫茶もあります”との返事。

 それでは珈琲をお願いしますとなり、最初の会話を聞くことになったのだ。

 店のマスターとの会話から察するに、先客の二人は近くの常連らしい。私から見れば、今いるこのお店は十分隠れ家のような・・・。あれこれ語るオジサン達の会話に、青い鳥の話しを思い出す。

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2010/05/10

iPadに出会う

 買い物のため向った都心のCDショップは本日休業。連休中も営業していたようなので、すこし遅い振り替え休日かも・・・。

6dsc06276 次の予定まで時間があいたので、Aplle製品コーナーがある近くの家電量販店に立ち寄ってみた。今日は話題のiPad予約開始日、もしかしたら実機展示があるかと期待したのだが、残念ながら展示はなくAppleコーナーは静か。こんなものかと思いながら売り場の奥へを進んだら、iPad予約カウンター看板を先頭に行列を発見。やはりAppleは、これでなくちゃといういつもの光景があった。ここで時間切れとなる。

 次の場所へ移動し用事をすませ喫茶店に入る。

 そこで休んでいたら、後からきた外国人が三つほど離れたイスに座り、ノートのようなものをバッグから取り出した。なんとiPad!思いがけないところで実機と対面。手で持つには大きいという紹介記事があったが、少し離れたところから見た限りでは、まずまずのサイズ。ただし操作は両手持ち、持ち運びにバッグは必須という条件がつきそう。何より印象に残ったのは、横に2mぐらい離れているのにディスプレイが良く見える(ディスプレイの視野角が大きい)ことで、人によってはこれが気になるかもしれない。

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2010/05/09

ノスタルジック書店

 母の日を前にして本の購入を頼まれたので、都心の大型書店へ向った。

6dsc06188 少し前、NHKラジオ深夜便で「かあちゃんは、高峰秀子」という話しがあったそうで、その本を読みたいとのことだった。

 店内の検索ターミナルによれば、「高峰秀子の流儀」(斉藤明美、新潮社)が、ベストセラー棚、平台、エッセイ棚の3箇所に在庫あり。早速、一番分かりやすいエッセイ棚を見たがみつからない。エッセイ棚にあった本は売れたのだろうと、ベストセラー棚をみたが、こちらにもない。それならばと、平台を端から端までチエックしたが見つからない。

 ちょうどレジのお客が途切れたので、店員さんに検索結果のプリントを示して、”この本はどこにありますか”と聞いたら、すぐに棚・平台を探してくれたが、その店員さんも見つけられない。在庫品データベースを再度調べてくれたが、店内在庫ありとなっているが現物が見つからないそうだ。”売り場の棚担当者が不在なので確認に時間がかかるのですが・・・”ような流れになりかけたので、近くの系列店を教えてもらいそちらで無事購入。

 ところで、系列店の平台で面白い本を購入。

 「東京ノスタルジック喫茶店」(塩沢槙、河出書房新社)は、2009年4月発売。以前、発売案内を見たがすっかり忘れていた。じつは、先日の一箱古本市で某喫茶店で働いている方と出会ったが、この本にその店がとり上げられているのだ。

 誰もが知る神田や中央線沿線の古くからある喫茶店はもちろんだが、金町、北千住、小岩や平井などのめったに取り上げられない地域の喫茶店も紹介されている。創業時の古い写真や店主インタビュー記事があり、その店の歴史も分かる、主なメニューと価格が掲載されているので将来資料として使えそうなのが良い。早速、帰りの電車内で読み始めてしまった。

 それにしても、昔の書店には、書名は言えばすぐに本を探してくれる達人がいたが、いまは店員もPOSデータにすっかり頼っている。最初の店の店内在庫管理システムは、本の置かれた棚位置まで検索出来るスグレものなので、それも分かるが、いざデータと実際の棚の内容が異なると対応に戸惑ってしまうようだ。

 さて、あの達人が活躍していた、ノスタルジック書店はいまどこに・・・。

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