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2010/06/02

向嶋墨提を歩く

 やはりスカイツリーを見るならば、すっきり晴れた日にと・・・

6dsc06584 地下鉄を本所吾妻橋で下車し隅田川方向へ歩き出す。目指すは、金色に輝くアサヒビール。

 まるでミラーのように周囲の景色を映し出すこのアサヒビール本社ビルは、いまやスカイツリー撮影の定番地。当日も、大きなカメラを抱えたオジサンが、窓に映るスカイツリーを見上げながら広場をいったりきたり。どうもビルに近寄りすぎるとスカイツリーの一部しか映らないので、撮影位置を決めるのに苦労しているようだ。

 ところでビル窓ガラスに映るスカイツリーの写真は、新聞にも掲載されたので見た方も多いだろうが、あれは対岸の浅草側から撮影していたような・・・。

 隅田川に沿って上流方向へ歩き、言問橋東から水戸街道の一本隅田川よりの見番通りに入る。

 見番(検番)とは、あまり見かけない言葉だが、広辞苑によれば「芸妓の取次ぎや玉代の精算などをする所」とある。見番通りには、向島の見番である向嶋墨提組合、ウィンドウに京小物を並べるお店や古そうな菓子屋などもあるが、浅草のような観光地と違って賑わいとはまったく無縁。

 料亭の建物は、道路側に高い塀を廻らし内側はまったく見えないし、水戸街道からほんの数十メートル離れているだけなのに、クルマも人通りも少なく、この地域はじつにひっそりしている。日が落ちれば別の表情を見せるのだろうが、昼間は、わずかに調理場勝手口と書かれた小さな出入り口に、ときどき人影が見えるだけである。

 向島は、商店街でもない観光地でもない、やはり料亭街という言葉がしっくりするようだ。

 (写真は、言問橋東交差点近くから撮影)。

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