« 2010年8月 | トップページ | 2010年10月 »

2010/09/26

粋な縞模様の街

 晴天、東向島鳩の街へ向う。

5dsc00845 10月30日開催予定の「ふるほん日和」の精鋭部隊が、向島アート展にプレオープン参加、その見学と散策をかねての東向島行きである。

 押上駅で下車すれば、いつもながらスカイツリーにレンズを向ける人の列。ほとんどの人がケータイだが、コンパクトデジカメや一眼レフを持つ人も。ここは、東京、いや日本で一番カメラ密度が高い地だろう。

 それにしても、スカイツリーの成長は速い!

 前回、押上で下車したのは桜の咲く頃、スカイツリーはまだ大きな煙突のようだったが、いまは高さを増し展望台もできてタワーらしくなってきた。鳩の街にも、真新しい空き地ができたり、以前、空き地だった所に新築の家が建ったりと。わずか6ヶ月なのに、変化はあちこちに。

 何か古いものはないかと探して見つけたのが、写真の波板トタン塀。いつもこのブログを見ている方は気づいたかもしれないが、以前、マレーシアペナンの路地裏風景を紹介した。そこにあった板塀と今回のものを比較すると、ペナンの自由奔放さに対して東向島のものは粋な縞模様のような端正な美しさを感じる。さて、あなたはどちらが好みだろうか・・・。

| | コメント (0)

2010/09/25

清澄白河の新しい風「しまぶっく」

 しばらく前から話題になっていた「しまぶっく」が、清澄白河の資料館通りに9月23日開店。

5dsc00768 雨上がり快晴となった本日(9月25日)、清澄白河へ向う。

 「しまぶっく」は、清澄白河駅から江戸深川資料館前をすぎて交差点を渡りしばらく進んで、呉服田巻屋の手前にある。

 広い間口の店先には100円や200円の均一箱や特価品箱が並び、店内は板張り床、壁にそって真っ白な本棚が並んでいる。店の右半分が古本のエリア、左半分が洋書新刊本のエリアとなっているが、古本といってもキレイなものが多く、店内どこにいても古本屋らしい薄暗さはなく明るい雰囲気があふれている。

 日本文学・東京本やエッセイなどが並ぶいっぽう、洋書のアート大判本やカラフルな絵本や雑貨も充実し、どこかインターナショナルな雰囲気がある。ご主人は、外国人が多く住む港区の大手書店に長い間勤務していたそうで、そこでの経験が店作り・品揃えに生かされているのだろう。

 深川・清澄白河というと下町雰囲気どっぷりな場所のような印象があるが、じつは現代美術館、インターナショナルスクール、ヨーガンレール本社など、外国人密度が高い。まだ開店して間もないが、「しまぶっく」のもたらす新しい風は、これからどのように発展するか楽しみである。

 なお清澄白河では、しまぶっくから現代美術館方面に歩いて3分「eastend TOKYOBOOKS」が開店。こちらもユニークな品揃えで目が離せない。eastend TOKYOBOOKSの紹介はこちら

「しまぶっく」の住所は、東京都江東区三好2-13-2、月曜日定休


大きな地図で見る

| | コメント (0)

2010/09/23

中秋の隅田川

 昨日は、橋巡りの下調べのため浜町から隅田川テラスに下りてみた。

5dsc00690 晴天真夏日、隅田川テラスは、お弁当を食べる人、ランニングする人、日陰のベンチで休む人など予想以上に人出があった。

 日差しはまだ強いがときおり吹く風はどこか涼しく、秋がすぐ近くに来ていることを感じさせる。この川風が人を呼び寄せるのだろう。

 中秋の名月にちなんで、いまや隅田川風景写真のお約束のようになったスカイツリーを、川べりのススキ越しに撮ってみた。写真のススキは外来種のパンパスグラスで、いまひとつ風情には欠けるが、そこは大目にみてほしい。

 天気予報によれば、今日明日の雨が上がればぐっと涼しくなるらしい。そうなれば、もう少し距離を延ばして歩けそうだが・・・。

| | コメント (0)

2010/09/20

1959年の日本映画カタログ本

 みちくさ市の黒岩比佐子堂(工作舎)にて、日本映画の英文カタログ本「JAPANESE FILMS 1959」を購入。

Hman 1957年9月から1958年8月までに製作された日本映画のなかより代表作を選び、スチール写真に英文解説を加え一冊にまとめたカタログ本。発行は1959年、製作はUNIJAPAN FILM。ユニジャパンのホームページによれば、UNIJAPANは日本映画の輸出振興を目的とした団体とあるので、入手した本は外国映画業者向けのカタログなのだろう。

 1950年代の日本映画は、1951年ヴェネツィア映画祭での羅生門のグランプリにつづいて、1954年:七人の侍、山椒大夫が銀獅子賞、そして1958年には無法松の一生がグランプリと、大活躍していた時代。この本を開くと、各映画のスチール写真は迫力があるし、巻末には当時の映画俳優の写真、さらに映画産業の統計情報までありと、当時の映画産業の勢いが伝わってくる。

 ところで外国映画の日本語題名(邦題)が、英語題名(原題)とまったく異なることはよくあることだが、日本映画の英題もまったく原題からは想像できないものがある。

 たとえば「無法松の一生」がMuhomatsu, the Rikisha-Manは、うまく英訳されていると思うが、「天保水滸伝」のBloody Riverはどうだろうか。さらに分からないのは、「美女と液体人間」をThe H-manと訳したことである。H-manとするヒントが映画の中にあるのだろうかと想像がふくらむが・・・。

 「美女と液体人間」は東宝の特撮映画、監督は本多猪四郎だが特撮部分の監督は円谷英二。出演は、佐原健二、白川由美、平田昭彦と、そのあらすじはWikipediaに解説されている。はたして、The H-manは、海外への売り込みに成功したのだろうか。

| | コメント (0)

2010/09/18

時代はまわる

 駅へ向う途中、寄り道をして地元の神社へ立ち寄る。

5dsc00598 古くからつづく「ぼろ市」が境内で行なわれているのだ。昔からぼろ市と呼ばれているが正式名は農具市、かつては鋤鍬(スキ、クワ)から本物のヤンマー脱穀機まで売られていた市である。しかし今は、食べ物系露店と植木屋が並ぶだけで、昔の賑わいは面影もない。

 このような市や祭りでは、様々な露店が出店しているが、その様子は時代とともに変化していく。しかし、そのような中にあっても、永遠の人気店というのかずっと変わらぬ店がある、綿アメとお面のお店である。

 綿アメは色数が増えただけで全く変わらない。お面の店は、さすがに並ぶお面の種類は時代とともに変わり、かつては鉄腕アトムや仮面ライダーが並んでいたところに、ポケモン、ドラえもんやアンパンマンに置き換わっているが、なぜかいつも参道に大きな幅をとって出店している。

| | コメント (0)

2010/09/15

フレンチ・イセッタ

 3枚購入すれば特価というDVDセールの数合わせで「パリの恋人」(パラマウント、1957)を購入。フレッドアスティアとオードリーヘップバーン共演による歌あり踊りありの作品だが、それ以外にも興味深いシーンが満載。

Velam_isetta フレッドアスティアは、ファッションカメラマン役。二眼レフ(ローライ)を3台ほど首から提げて、つぎつぎ撮りまくる。カメラを逆さまに高く掲げる二眼レフならでは撮影シーンもある。協力者として写真家リチャードアドベンの名があるところから、そのスタイルを真似たのだろうと、ここまでは写真ファン向けの話題。

 オードリーヘップバーンは、グリニッジビレッジの古書店の店員役。うらびれた古書店として登場する本屋のセットは、左右にスライドするハシゴが書棚に付き、地下室へ下りるラセン階段が店内中央にあるなど、なかなかいい感じの古書店。こんなお店があったら毎週通ってみたくなると、これは古書店マニア向けの話題。

 しかし、なんといっても興味深いのは珍しい乗り物がつぎつぎ登場するところ。

 アメリカからパリへ向う飛行機は、TWAのロッキードコンステレーション。垂直尾翼が3枚ある、最も美しいプロペラ旅客機と言われたコンステレーションが離陸・飛行・着陸する。パリに着けば、当時の最新型であるプジョー203が走り回るなど、まだ高層ビルなどないパリの街の姿。

 さらにファッションショー会場に現れないオードリーヘップバーンを探してファッション誌編集長とフレッドアスティアが乗るクルマは、フレンチ・イセッタのVELAM ISSETA。イセッタ(ISSETA)は、イタリアISO社により設計・製造された排気量250-300ccの二人乗り小型車。ヨーロッパ各国で製造され、ドイツはBMW ISSETA、フランスはVELAM ISSETA。その特徴は、ボディ正面にドアがあることで、映画ではそのドアを開けて乗り込みクラクションを鳴らして走り出すシーンが登場する。

 さて映画のストーリーだが、パリを舞台にした大人のラブストーリー。原題はFunnyFace、ガーシュインのスタンダードソング満載のアメリカンミュージカル。アスティアの達者なダンスに比べて、オードリーのダンスがどこかバレエ風なのが印象的。

 写真は、VELAM ISSETA (AUTOMOBILE REVUE 1958より)

| | コメント (0)

2010/09/11

台地の向こう側の街

 まさか台地の向こう側が、このようになっているとは!

5dsc00507 神保町から駿河台(といっても明大付近までだが)は、月に数回訪れているので、おおよその変わりようは知っているつもりだった。

 昌平橋付近の写真が必要となったので、JR秋葉原で下車し万世橋から昌平橋まで歩き、そのまま小川町に交差点に向うことにした。中央線の高架をくぐり神田郵便局前に来たとき、道路反対側の風景がすっかり変わっていることに気づいた。

 かつて中華料理屋やコンビニが並んでいた通りに面した部分から、その背後にあった古い民家や路地がすっかり消えている。TVドラマロケに利用されていた淡路公園も跡形もなく、ニコライ堂のドームが見えている。そういえば、以前、ここにあったコンビニに閉店のビラが貼ってあったが、こういうことだったのかと・・・。

 工事用パネルに取り付けられた建築計画のお知らせによれば、「淡路町二丁目西部地区第一種再開発事業」、地上41階の高層ビルが建設される予定になっている。すでに再開発が終わっている神保町にも高層ビルが建ったが、それでも最高29階なので、淡路町はそれを追い抜く高層ビルが建つことになる。

 あらためてこの地域をみれば、隣の秋葉原は再開発されてITビジネスオフィスが増えてきたが、そこにアニメなどのカルチャーに集まる人々や海外からの観光客が加わり、巨大なテーマパークのようなエリアになっている。はたして淡路町は、これからどのような街になるのだろうか・・・。

| | コメント (2)

2010/09/08

東京の東、秋の古本市

 初対面の人に”週末、古本市に参加します”というと、”お仕事は古本屋さんですか・・・”といわれることが多い。”いえ趣味として古本市に参加しています”と答えるのだが、これがなかなか伝わらない。なまじ古本に詳しい人には、デパートの催事場で行なわれる駅弁大会に似た、全国の古本業者が集まる古本市を思い浮かべられてしまう。

5dsc00035 一箱古本市に代表される、本好きな人が集まって行なう一般参加型の古本市はまだ少数派だが、全国に広がりはじめている。先日も、都内某所でそのようなイベントへ参加したい・行ってみたいとの話しがあった。そこで、この秋予定されている一般参加型古本市の中から、東京の東で開催されるものをまとめてみた。

開催日順に並べると

1.みちくさ市

9月19日(日)、雨天の場合は9月20日(休日)、11:00-16:00

 雑司ヶ谷鬼子母神通りの店先やガレージなどの前を借りて行なう古本市。主催はわめぞ、出店場所が選べたり、出品物を送っておくことが可能など細かい気配りがあります。販売はフリマ形式、募集は50ブース、ブースサイズは横幅100cm × 奥行き50cm、出店料は¥1000。出品条件は、古本20冊以上あれば、雑貨なども可、ただし食べ物は不可です。

 申し込みは、すでに予定数に達し締め切られています。

 詳細は、ブログ「鬼子母神通り みちくさ市」で告知されています。

2.秋も一箱古本市

10月9日(土)、雨天の場合は10月10日(日)、11:00-16:30

 元祖一箱古本市の地である谷根千で行なわれる一箱古本市の秋バージョン。有名なだけあって、全国から参加者が集まります。販売はフリマ形式、募集は50箱、各店のサイズは箱一つのみ、出店料は¥2000。出品条件は、古本10冊以上あれば、雑貨なども可、ただし食べ物は不可です。

 申し込み開始は9月8日(午前0時)でしたが、すでに予定数に達し締め切られています。やはり人気が高いですね!

 詳細は、ブログ「秋も一箱古本市 / 青秋部」で告知されています。

3.ふるほん日和

10月30日(土)、10:00-17:00、雨天のときは寺島集会所にて開催予定

 墨田区向島「鳩の街通り商店街」で行なわれる古本を中心としたフリーマーケット。古き東京が色濃くのこる地にありながら最新のスカイツリーもある東京の東で、注目の古本市です。販売はフリマ形式、募集は30店、各店のサイズは畳半畳、出店料は¥1000。

 9月23日-25日、26日まで延長して、現地でプレオープンイベントがあります。

 詳細は、ブログ「ふるほん日和」で告知されています。

 なお当日は、向島百花園で古本即売会「向島百花園古本市」が同日開催されます。

4.本toちば

11月14日(日)、11:00-16:00、雨天決行(出店場所は屋根があります)

 千葉県津田沼「ワイがや通り」で行なわれる一箱古本市。谷根千の一箱古本市をモデルにして、千葉の本関係(書店、読み聞かせなど)の人が企画しています。

 開催場所の地図、マニュアルなどが発表されました。販売はフリマ形式、各店のサイズは箱一つのみ、出店料は第一回開催記念の超格安¥100。出品できる本は、アダルト以外でしたらなんでもOK。

 詳細は、ホームページ「本toちば」で告知されています。

5.ふるほんばし

11月19日(金)-21日(日)の3日間、インストアでの開催ですので雨天も行なわれます

 清澄白河にある商店街コミュニティカフェ「深川いっぷく」で行なわれる古本市「いっぷくいっぱこ」が、この秋から拡大して、 「そら庵」、「深川東京モダン館」、「しまぶっく」、「eastend TOKYOBOOKS」などの深川地区の古本関係・コミュニティスペースが共同参加する古本イベントになりました。「深川いっぷく」「そら庵」「深川東京モダン館」の3ヶ所は、一般参加者の募集をしています。またトークイベントや橋巡りツアーなども同時開催されます。

 販売は委託販売形式、出品できる量はそれぞれの出店場所によります、参加費用は各場所とも¥500です。

 詳細は以下のホームページで告知されています。

 第二回ふるほんばし開催概要

| | コメント (0)

2010/09/05

ふるほんばし+第一回橋巡りミニツアー終了(ツアーハイライト)

 本日は「ふるほんばし」に立ち寄って頂きありがとうございました。また急な呼びかけにもかかわらず、「深川木場橋巡り・夕暮れミニツアー」に参加して頂きありがとうございました。

 本日の橋巡りミニツアーは、大横川、仙台堀川にかかる橋を巡り、その最後はステンドグラスの飾りがある亀久橋でした。亀久橋のステンドグラスは以前に紹介しましたが、今回はその夕景です。

5dsc00475 亀久橋につく頃には、ちょうど明かりが灯り、ステンドグラス装飾が夕闇に浮かび上がりました。

 亀久橋は江戸切絵図にも登場する古い橋ですが、現在のものは昭和4年12月完成。構造はトラス構造ですが、前後の橋端は垂直になっており横から見ると長方形、外観は直線的で単純。この単純さゆえに、照明器具のどこか羽を広げる蝶を思わせるデザインが生きる印象がします。

5dsc00087 ところで昼間、この亀久橋を通ると、このごろ景色が微妙に変わったことに気づきました。建設中のスカイツリーが、橋の延長上正面に見えるのです。ほとんどの道路が東西南北に配置されている深川では、スカイツリーが正面に見えるのは、大横川から少し東に進んだ地点となります、しかしなぜか亀久橋からは正面なのです。もしかして、ここは特別なパワースポットでしょうか?

 じつは深川の地図を開き清澄庭園付近をみてほしいのですが、清澄通りがくの字に曲がっています。このためここより南側の深川南部地域はその軸が東向きに少し回転したようにズレており、まっすぐ道路に沿って北を向いているつもりが北東を向いていることになります。このため亀久橋の正面は北東方向になり、押上にあるスカイツリーが見えるのです。分かればどうということないのですが、それでもこの光景を見るたびちょっと不思議な気がします。やはりここはパワースポットでしょうか・・・。


大きな地図で見る

| | コメント (2)

ふるほんばし+橋巡りミニツアー開催案内

 9月5日、古本市「ふるほんばし」が開催されます。場所は、清澄白河の商店街事務所となりの空き地、主催LIFE and BOOKS MARKET(Smokebooks) 、協力:リコシェ、深川いっぷく、じんた堂です。

5dsc00174 さらに橋にちなんで「深川木場橋巡り・夕暮れミニツアー」を、じんた堂のナビで行ないます。

 昭和初め永井荷風が渡った橋、ステンドグラスの照明が灯る橋など、深川木場周辺に点在する橋を巡るミニツアーです。

 出発午後5時半、所要時間は徒歩約1時間(2.6km)。参加費用は、ツアー終了後に深川いっぷくでラムネパーティーを予定、各自¥200の負担をお願いします。詳しいコースは、当日「ふるほんばし」の会場で発表しますので、5時半までに商店街事務所となりの空き地にお集まりください。

 最寄り駅は、半蔵門線・大江戸線:清澄白河駅、都バスは、秋26の白河バス停、業10と東20は現代美術館前バス停となります。池袋・雑司ヶ谷方面から副都心線でくるときは、東新宿で大江戸線に乗換えると便利です。


大きな地図で見る

関連サイト:
見世蔵(Smokeooks): 千葉中山で古書店、清澄白河でLIFE and BOOKS MARKETをオープン中。
リコシェ(東京セドリーヌ): 東京の古本女子をリードするグループからリコシェさんが参加。
深川いっぷく:清澄白河の商店街にあるコミュニティカフェ、アート・ライブ・本とマルチな活動をしています。
ふるほん日和(甘夏書店):隅田川東にある鳩の街商店街で「ふるほん日和」を開催、次回は10月30日予定。


| | コメント (0)

2010/09/01

脳内地図を校正する

 地下鉄に乗り目的地についたとき方角に迷い逆の方向に進んでしまうことがときどきあるが、地上なら間違えることはまずないと思っていた。

5dsc00420_2 ところが、このごろその自信がぐらついている。きっかけは建築中のスカイツリーである。

 スカイツリーは隅田川の東、押上に建設中。千代田区、中央区や江東区あたりを歩いているときなら、押上がどの方角かはおおよそ分かるつもりだった。ズレても10度いや最大でも30度程度かなと思っていたが、思わぬ方角にスカイツリーの姿をみつけて驚くことがある。

 大江戸線の築地市場駅で下車し銀座に向い昭和通りの歩道橋上を歩いていたら、ちょうど右側の上野方面の先にスカイツリーの姿があることに気づいた。自分としては隅田川を背にして歩いてきたので、スカイツリーは斜め後ろにあるものと思っていたが、真横に見えるのだ。

 自分の頭のなかの地図では、銀座中央通りや昭和通りはまっすぐ南北に延び、さらに隅田川も北から南へ流れている。ところが地図をみればすぐ分かるが、これらの道路はその軸がすこし東側に傾いているし、隅田川も大きく蛇行をくりかえしているので、それぞれのズレが重なると大きなズレとなるのだ。

 新しく登場したスカイツリーは、私の古い脳内東京地図を校正するのにもってこいのランドマークである。

 ところで5日に予定されている「深川木場橋巡り・夕暮れミニツアー」だが、先日、下見をしたとき同じような脳内深川地図のずれをスカイツリーの見える方角で発見した。その場所をツアー中に紹介しようと思っているので、興味のある方はツアーにご参加下さい。

| | コメント (0)

« 2010年8月 | トップページ | 2010年10月 »