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2011/09/19

栃木蔵の街を歩く

 高架のホームと広々とした駅前広場からはまったく想像できないが、栃木市は川べりに古い建物がいまも残る街である。

5dsc04407 前回の栃木行きは、一箱古本市を目的としたので町中をゆっくり歩くことが出来なかった。それでも路地から垣間見た巴波川(うずまがわ)の流れと町中に残る蔵作りの建物や古い洋館は、この町を再訪したいと思わせるのに十分であった。

 今回は駅前から巴波川(うずまがわ)を目指して歩きはじめた。

 水量の多い川のところどころに鯉の姿。川は、うずま公園付近で二つに分かれる。水量を調整するのか、川の中に堰と小さな水門らしきものが設置されている。上流に向えば蔵をもつ古い屋敷が建ち並び、川に和船が浮かぶ地域となり、石造りの橋と古い街灯、まるで江戸・明治時代に紛れ込んだような景色が広がる。

5dsc04461 さらに川の流れに沿って歩けば、石造りの蔵をもつ家や、川に張り出して建つ家などなどが並ぶ。その先に薄みどり色の二階建ての洋館。大正2年建築の栃木病院は、木造骨組みを表に出したハーフティンバー形式。こちらは国の有形文化財に登録、どこか近くにある栃木市役所に似ている。

 この付近の路地を行ったり来たり、古い歯科医院や商店らしき建物にも見るべきものが多い。栃木は、日光へ向う途中の町ぐらいの認識しかなかったが、裕福な人が多かったのか古い建物がどれも立派なことに感心してしまう。しかもそれらが今も利用されているのが好ましい。

5dsc04478 帰り道に見かけたのが、玉川の湯・金魚湯の看板と中将湯温泉の暖簾をもつこちらの銭湯。後で知ったが、ここは銭湯愛好家の間では「金魚湯」と呼ばれている有名な銭湯。日替わりの湯があり、この日はワイン湯の看板が表に。中には入らなかったが、正面入り口に金魚の絵、1階屋根の隅にはリアルな魚の飾り物があり、外から眺めるだけでも楽しい発見がいろいろある建物である。

 栃木は、いまも江戸・明治・大正・昭和の古い建物が残っており、駅前の近代的だがどこか閑散とした雰囲気とは違う落ち着いた町のようだ。

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