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2011/10/23

弾丸日帰り古本旅行第7弾(塩竈ブックエイド古本バザー&一箱古本市)

 週末の土曜日、全国でブックイベントが開催された。秋田美郷古本市、宮城塩竈ブックエイド、長野小布施まちとしょテラソ、東京向島ふるほん日和、広島宮島ブックトレイルなどなど秋田から広島まで並ぶ。東京から鉄道日帰りとなれば塩竈か小布施のどちらかだが、小布施は以前行ったことがあるので、今回は塩竈を選び東京駅に向う。

 前日から雨が予報されていたので旅行客は少ないだろうと予想していたら、これが大はずれ。東京駅の東日本方面の新幹線改札口は、旅行客であふれていた。じつは上越新幹線で車両故障があり、時刻はすでに11時を回っているのに電光掲示にはまだ9時台の上信越新幹線の列車名がずらりと並び、そこにほぼ定刻で運行している東北新幹線が混ざり、それらを確認したり駅員に列車変更を問い合わせる人が集まっていたのだ。さいわい東北新幹線への影響はわずかで、空席がところどころに見える「やまびこ」に無事乗車し、そのまま仙台へ。

5dsc04752 仙台から塩釜は、東北本線で15分。乗客は、ぐっと少なく1車両に5~6人程度。塩釜駅で下車すれば、薄暗い空から雨粒が体にまとわりつくように降り、ここで演歌が聞こえてくればいかにも北の町へ来た気分となるのだが、駅から見える会場(エスプ塩竈)は、ご覧のような現代的なビル。会場へのアクセスは良くて、まさしく駅から1分。

 館内に入り二階に上がれば、休憩スペース前で、いきなりナンダロウさん、ドンベーさんの姿。やはり地方での一箱古本市となれば、このお二人を抜きでは始まらない。お二人から会場の様子や雰囲気を聞く。晴れていれば建物外側のテラス状の部分に箱が並ぶ予定だったが、あいにくの雨のため館内開催。一箱出店場所は、イスのある二階休憩スペースと三階奥の通路に分かれているなどなど。

 三階に上がると脳天松屋さん、古本Tさんと、これまた東京で大活躍されている方々が、地元の人たちと一緒に出店されていた。地元の方の箱は、純文学に加えて絵本・実用書・コミック・雑誌・学習参考書などの本が並び、出店者もお客さんも子供連れの若い世代の人が多い。一箱本送り隊の本も並んでいて、お客さんが取り囲んでいて人気が高い。”これ読みたかったのよ”と小説本を手にするオバサン、オシャレ系の雑誌をじっくりみる女子、そして漫画本をごっそり手にしてハシャグ子供など、じんた堂も「東京旅行」(les deux版)、「丸森さんちの手作り家具帖」など5冊を購入。

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2011/10/16

「明治大正スクラッチノイズ」を読む

 ウエッジ文庫出版リストには、内田魯庵や平山蘆江など明治・大正に活躍された作家の作品が並んでいる。そのリストの中に、書名は明治・大正とあるが昭和それも戦後TVに登場していた人の作品がある。柳澤愼一の「明治大正スクラッチノイズ」。

Photo_3 柳澤愼一?映画俳優、TVに出ていた、歌それもジャズも唄っていた歌手、どこかシャレタ雰囲気のあったあのオジサンだろうか?前書きで永六輔も書いているが、その柳澤愼一なのだ!

 「明治大正スクラッチノイズ」は、明治元年から始まり年代順に音楽の話題を紹介しているが、その話はジャズはもちろん演芸(落語・講談)から政治まで縦横無尽に広がりまさしく薀蓄満載。しかも、どのページから読み始めても楽しめる。

 それにしても400ページを越えるこの本が¥800とは、ウエッジ文庫はなんて大バーゲンなんだろうか!これは音楽だけなくエンターテイメント全般に興味のある方におススメ、できれば昭和をカバーする後編を期待したい。

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2011/10/09

秋も一箱古本市で見つけた素敵なモノ

 今年も谷根千で「秋も一箱古本市」が開催された。

5dsc04709 さすが一箱発祥の地谷根千だけあって、どの箱を見ても、えーこんな本が出版されていたのか!あの本はこういう装丁だったのか!という本が並び楽しめる。本だけなく、それを取り囲む手作りのブックカバーや小物やチラシなど興味深いものがある。

 たとえばカフェEarly Bird前に出店されていた「古本T」さんの出品目録。

5dsc04713 ハガキサイズの小さな冊子、半透明の表紙を通してうっすらと見えるのは、今回の出品テーマである日本の「テロワール」。ページをめくると、出品されている本の表紙(カラー)と書籍情報がレイアウトされているが、その写真と文字のバランスが絶妙。冊子にリストされているのは、山本作兵衛、埴谷雄高、戸川幸夫、大島渚、相倉久人、小沢昭一、種村季弘などの本である。一見ばらばらに見えて、どこかその底に共通する流れがあるような。たぶん古本Tさんは、そこに日本の「テロワール」を見出したのだろう。

 この小冊子は、今回の「秋も一箱古本市」のために作成された限定版だそうだ。

 古本市になると、つい珍しい本に目がいってしまうが、このような素敵な作品に出会える機会でもある。

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2011/10/03

レコジャケ・コレクション展

 深川いっぷくから、”お気に入りレコジャケ・コレクション展&LPレコード・音楽本市場、10月5日(水)から9日(日)まで開催”の案内を頂いた。出品者が気に入ったレコードジャケットを持ち寄り展示を行い、夜はそのレコードを聴きながら遊ぼうという企画のようだ。

Record1 レコードジャケットは作品としてみることができる。ジャケ買いと称して、美人シンガーのアルバムばかり集めているレコードファンもいるし、ジャケットを並べた本も出版されている。つい最近もブルーノート・ジャズ・レコードのジャケットをTシャツにプリントしたものが売り出され、オジサン達の人気を集めていた。

 ジャケットに登場したことで世界中からファンが集まる観光名所になったところもある。

 ビートルズの実質上の最終アルバムとなったアビーロードは、横断歩道を渡るグループ4人の写真がジャケットに使われている。この地を訪れた観光客は、必ずこの写真をまねて写真を撮るので渋滞が出来たと言われている。わずか30cm四方のジャケットだが、それは大きな影響力を持つことがある。さて、あなたのお気に入りレコジャケはどのようなものだろうか?

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