« 2011年10月 | トップページ | 2011年12月 »

2011/11/27

第2回:くにたちコショコショ市

 晩秋の日曜日(11月27日)、第2回くにたちコショコショ市へ。

5dsc05034 国立市谷保付近の甲州街道を通ると、道路に沿って大きな屋敷が目に入る。大きな木が連なり、屋根の一部しか見えない広大な屋敷があり、東京にもこのような場所があるのかと驚く。「やぼろじ」は、そのような地域の一画にある。広い敷地の中に、平屋の建物、蔵、工房、井戸などが点在しており、さまざまなイベントに使用できるように整備されている。

 第2回くにたちコショコショ市は、「やぼろじ」で開催された秋のガーデンパーティーと同時開催、都内各地の古本イベントで活躍されている方々が集合。話題の古本女子はもちろん、注目の古本ユニット、実店舗をお持ちの古本屋さんまで、最近の古本イベントの良いところをぐっと凝縮したような世界が出現。どの箱も充実の品揃えで選ぶのに迷うほどだが、「我もまた渚を枕」(川本三郎、晶文社)、「花森安治の仕事」(酒井寛、朝日文庫)、「風太郎の死ぬ話」(山田風太郎、角川ランティエ文庫)、「アジェのパリ」(大島洋、みすず書房)などを購入。

 しかしなんと言っても今回のイベントの主役は、来場されたお客さんだろう。地元の大学生から子供連れのファミリーまで、お気に入りの本をじっくり選び、皆さん、イベントを楽しもうという余裕のようなものを感じる。都心で開催されるストリート系古本市に対して、ここはガーデン系古本市と言えそう。

 くにたちコショコショ市を企画された「ゆず虎嘯」さん、今日のイベントを企画された「やぼろじ」関係者の皆さん、楽しい一日をありがとうございました。

 さてこれで今年の古本イベントも終わりかと思ったら、まだまだあるので紹介。

 先ずは東京の東、深川いっぷくで「いっぷくいっぱこ古本市」が、12月7日~11日まで。

 次に田端の石英書房、第2回「ミニ古本市」が、12月16日~18日(日)まで。

 詳細は、開催者のブログを参照してください。 

| | コメント (0)

2011/11/18

日本橋へ船旅

 先日、都営地下鉄改札口横のラックで「舟めぐりまち歩き」のチラシをみかけた。

5dsc08962b 「11月11日(金)~11月27日(日)、江戸を偲んで、町をめぐる」スタンプラリー開催案内、そのチラシの裏側に水上バスの運航時刻表が掲載されている。水上バスは大型船とカワセミの二種類、大型船は浅草と越中島、カワセミは日本橋と両国を運行。料金は大人¥500、子供¥250。
 
 そういえば日本橋のたもとに船着場ができたことをTVニュースで見たような。日本橋・両国へ船で行こう!

 ちょうど日本橋に用事があったので帰りに乗ろうかと思ったが、どうも出航時間が私の予定と合わない。ならば両国から日本橋へ向う復路の船に乗ろうと、大江戸線両国駅で下車して江戸博物館の横を抜けて隅田川両国船着場へまっしぐら。事務所で乗船券を購入、午後一番の船に滑り込む、出航5分前ギリギリ。

 明るいブルーとホワイトに塗り分けられたカワセミは定員70名だが、このときの乗船客は10名ぐらい。天気が良いので、皆さん後部の開放デッキを選ぶ。風もなく日差しが暖かくてじつに気持ち良い船旅がはじまる。航行中は女性ガイドさんが、船の進行にあわせて隅田川に架かる橋と岸の風景を解説してくれる。両国橋、新大橋をくぐり、清洲橋に近づくとスカイツリーが船尾越に川の中央付近に見える。これもアナウンスしてくれる。

 隅田川の通航量は多く、カワセミは、前方に「ヒミコ」(松本零士デザインの宇宙船のような船)、後方に「海舟」(二階建て水上バス)を従えて一列に進む。大型の水上バスに比べ、カワセミは波の影響を受けやすいようで、横を大きな船が通ると波にもまれるように上下する。これが船旅気分を一層盛り上げる。

 永代橋の手前で右に曲がり豊海橋をくぐり、ぐっとスピードを落として日本橋川へ。

5dsc08998 日本橋川に架かる橋は低く、その底面から水面までの距離が短い。そのため通航できる船は、カワセミのように水面上の高さが低い船に限られ、潮の加減によっては、カワセミでも通航できないことがあるとのこと。

 橋の下がアーチ型になっている場所があり、カワセミは、上部空間の一番高いところを慎重に選びながら湊橋、茅場橋、鎧橋、江戸橋をくぐりやがて日本橋へ。日本橋の船着場は、まさしく日本橋のたもとにあり下船して橋上に立てば、いままで乗ってきたカワセミの姿を見ることができる。(それにしても両国は静かだったが、日本橋は写真のように大賑わい。両国から乗船したのは良い選択だったかも)

 わずか30分の船旅だが見所は多い。日差しあふれる隅田川は明るいが、上空を首都高が複雑に交差する日本橋川は暗くて、都市の影の部分を見るよう。あの川を覆う首都高は、何とかならないのだろうか・・・。この船旅は、東京の川をとりまく空間に興味のある方には、おススメのコースだ。

 今回乗船したのは東京水辺ラインが運航している「舟めぐり・まちめぐり」(11月27日までの)特別便カワセミです。期間中も運休・変更する便がありますので、乗船を計画する方は、でかける前に「舟めぐり・まちめぐり」および「水辺ライン、舟めぐり・まち歩き特別便」で運航表を確認してください。

| | コメント (2)

2011/11/13

カリンの実が輝くころ

 住宅街の一角で、黄色いリンゴのような実をたくさんつけた木をみかけた、カリン(花梨)のようだ。

5dsc04967 ”ようだ”と書いたのは理由がある。カリンによく似た実にマルメロがあり、この二つは見た目がそっくりでよく取り違えられる。

 カリンもマルメロも、リンゴのような形をしていて大きさはほぼ同じ。どちらも生のままだと固くて食べられないが、果実酒としたり飴などの原料として利用される。

 この二つどこか違いはないのだろうか。マルメロは煮込むと柔らかくなりジャムなどに加工できるが、カリンは煮ても固いままといわれている。こう書くと、以前食べたカリンジャムは柔らかったという反論がきそうだが、かつて信州名物のカリンジャムとして売られていたものは、じつはマルメロのジャムでしたという話がある。

 そのカリンが手元に一個あるので古いベンチにのせて記念撮影。

 カリンは、表面がすこし凸凹していて、かすかに甘い香りがする。地面に落ちているものは、熟していて(それでもリンゴよりはるかに固いが)匂いも強いように感じる。しかし、カリンが地面にたくさん落ちているからといって、すぐに素手で触るのは止めたほうがよい。よく熟したカリンは、表面に香りの強い成分が蜜のように染み出していて、それは一度手に付くとなかなか落ちない。

 名前の響きが良いし、晩秋の日差しに輝く姿も美しいが、じつは、カリンはちょっと扱いにくい果実なのだ。それだけにカリン酒などが美味しくできると、楽しいのかもしれない。一度どこかでカリン酒を、じっくり味わってみたい。

| | コメント (0)

2011/11/06

弾丸日帰り古本旅行第8弾(ブックスひろしま2011一箱古本市)

 駅前の高層マンションが霞んでみえる雨模様の日曜日、東京駅から広島へ新幹線で向う。

 久しぶりに乗ったN700系新幹線は、車両が新しいのか座席間隔が少し広いように感じる。各座席ごとに電源コンセントはついているし、東京-新大阪間は無線LANも使えるらしい。不安定なワイヤレスモデムと消耗するバッテリを気にしながら仕事をしていたことが、すでに過去になったことを知る。しかし移動中も仕事をしなければならない人がいることを思えば、そんなに喜んでいられない。

5dsc04896b ブックスひろしま2011一箱古本市の会場は、広島駅から一駅目の横川駅、それに隣接するカジル横川。改札口を出て右側をみるとCAZLの看板を掲げる建物がある、カジル=CAZL、ショッピングセンターのようだ。

5dsc04910 一箱の出店場所は、一階入り口通路の中央と壁際、合計は20箱とのこと。地元に加えて呉そして東京からの参加者もあり、東京は駄々猫さん+水玉さんという超がつく元気コンビ。古本こまどり姉妹と書こうと思ったが、それではあまりに古くて通じなさそうなので古本(ユニット)PUFFYとしておこうか。

 出店者の箱を端から順番に見ていくと、小さな豆本と書票を並べるお店で、日本一小さいというその豆本を見せていただいた。小さすぎてルーペがないと読めないほど!絵本をたくさん詰め込んだ箱、怪奇本を並べる箱など、皆さんそれぞれ特徴を出している。でもちょっとおとなしい印象。BROWN BOOKSで「写真生活」(坂川栄治、晶文社、2002)、マツボックリ姉妹社で「コミさんほのぼの路線バスの旅」(田中小実昌、JTB、1996)を購入。

 帰りの新幹線で「コミさんほのぼの路線バスの旅」を読み始める。この1996年発行の本のタイトルは、泉麻人の本に似ているが、中の記事は初出に1980とあるからこちらのほうが先かもしれない。でも明らかに年が間違っている箇所がある、校正はどうしたんだろうか・・・。さきほど知ったのだが、田中小実昌は、学生時代を呉で過ごしており呉出身と言ってよさそうだ。

追加情報 11/07

5dsc04920 広島駅1Fのみどりの窓口で切符を購入し階段で2Fに上がると、左にお土産コーナー、正面に新幹線改札口がある。ほとんどの人はそのまま改札口へ向うが、発車まで時間があるならば階段の後側を見てほしい。少し薄暗いそこには鉄道ジオラマがあり、その向い側に店先に鉄道信号機が置かれた模型屋がある。鉄道模型・レールショップ・タブレットは、まさしく駅なかの鉄道模型店。JRの鉄道模型はもちろんだが、広島土産に最適な、広島電鉄路面電車のミニチュアも販売している。

| | コメント (4)

2011/11/04

秋色満載

 例年ならもう赤く染まるはずのモミジが、まだに青々と茂り、紅葉に間がありそうな東京。

5dsc04882 昨日、家の近くを歩いていたら、突然目の前をなにか黒っぽいものが上から斜め下へ横切った。一瞬、鳥かと思ったが、それにしては飛び方に勢いがない。行き先を目で追うと、道端に落ち葉の吹きだまり。

 ところどころ黒い斑点がある大きな葉は柿、表面がなめらかな小さな葉は百日紅のようだ、どちらもすっかり紅葉。実をたくさんつけている小枝も落ちていたので、近くのベンチの上に並べて記念写真、秋色満載だ。

 それにしても紅葉はまだまだと思っていたが、なんのことはない足元ですでにはじまっている。上ばかりみていると自らの足元の変化に気づかない、これは季節の移りかわりだけに限らず全てに通じることもかもしれない。

| | コメント (0)

2011/11/01

ハロウィン・プリン

 地下鉄ホームで、若者グループがはしゃいでいた。

5dsc08795 お喋りをしながら、おどけたポーズをしたり、追いかけっこをしたりと、いかにも楽しそう。顔にペインティング、花びらを描いた人もいれば、お化けのような化粧の人もいる。どうやらハロウィンパーティーの帰りのようだ。

 このごろは幼稚園や地域の子供会でも行なっているので珍しくないが、初めてUSの出張先でハロウィンパーティーに出会ったときは、何の行事かまったく分からなかった。じつは、いまもよく分かっていないが、子供達がお菓子をもらえる、仮装するとなれば、いずれ日本でもクリスマスと同じように季節のイベントになるかもしれないと思った。たぶんデパートやお菓子メーカーは見逃さないだろうと。

 案の定、近所のパン屋でハロウィンを狙った限定ハロウィン・プリンを置いていた。どうみても普通のプリンだが、カボチャのお化けシールがカップに貼ってある。これで限定というのはどうかと思うが、つい買ってしまう。ハロウィンって何だろうと疑問を持ちながらも、まんまとパン屋の作戦に乗せられてしまう自分のミーハーさにあきれる。

| | コメント (0)

« 2011年10月 | トップページ | 2011年12月 »