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2013/04/28

三十間堀川が埋め立てられた頃

 3月末に閉館された映画館(シネパトス)があった銀座三原橋地下街は、戦後すぐに三十間堀川を埋め立て造られたものである。その頃の姿が、映画「銀座化粧」(1951年公開)の中に映像として残っていることも、以前このブログで書いたことがある。先日、この地域の古い都市計画図を見ることができた。

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 「東京特別都市計画図」中央区(京橋)は、昭和26年(1951年)発行。この地図で三十間堀をみるとすべて斜線となっている。三吉橋がかかる築地川にはこのような処理がされていないことから、たぶんこの斜線が埋立の印なのだろう。この地図、詳しい建物名はあまり記載されていないが、三原橋近くにある「巡査派出所」は、いまもこの位置にある。また歌舞伎座のある東銀座が、まだ木挽町となっていることも見逃せない。

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2013/04/25

春の昆虫記

 久しぶりの晴天のもと屋外作業をする、その休憩時間に野草をみていたら虫の姿。
 
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 ハチのように見えるが、羽が2枚しかないのでアブ(たぶんハナアブ)かもしれない。もしアブならばハエの仲間だが、胴体の縞模様はまるでハチのよう!

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2013/04/22

新緑

 暑くなったり寒くなったりとまるでジェットコースターような天気に振り回された4月も半ばを過ぎ、周囲はすっかり新緑。そろそろ根津神社のつつじも満開かなと思いながら「文京つつじまつり」で開花状況を確認したら、すでに満開とのこと。

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 月曜日(22日)、都内の用事ついでにちょっと立ち寄ったら、ご覧のような状況。つつじ満開というより新緑真っ盛りのような・・・。
 

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2013/04/15

Live at Village Vanguard

 ニューヨークのVillage Vanguardはジャズクラブだが、レコード史に残るライブアルバム録音会場としても知られている。たとえばビル・エヴァンスにそのものずばり”Sunday at the Village Vanguard”というアルバムがある。

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 3月末に発売されたアルバム”Live at The Village Vanguard”は、イタリアのピアニストであるエンリコ・ピエラヌンツィ、マーク・ジョンソン(ベース)、ポール・モチアン(ドラム)によるピアノトリオアルバム。録音は2010年7月、場所はVillage Vanguard。

 本来はエンリコのピアノ演奏を取り上げるべきかもしれないが、このアルバムについて語るときはドラムのポール・モチアンを抜きにはできない。モチアンはビル・エヴァンスとも共演しており、前述の”Sunday at the Village Vanguard”や、今なおピアノトリオのベストアルバム投票で必ず上位にあがる”Waltz for Debby”にも参加していたドラマーである。しかも彼は、このアルバムの1年後2011年に80歳で死去したのだ。

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2013/04/07

「私の東京地図」小林信彦をよむ

 新聞の新刊紹介で「私の東京地図」小林信彦をみかけた。小林信彦は、「私説東京繁盛記」(1984年に中央公論から刊行、その後1992年に新版を筑摩書房から刊行)など東京に関する一連のエッセイがある。その最新作、しかもいままで触れなかった東京の東を語っているとなれば見過ごすわけにいかない。ということで丸善日本橋店で購入。

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 本作でとりあげている地域は、赤坂、青山、表参道、渋谷、新宿、六本木、恵比寿・目黒、日比谷・有楽町、日本橋、銀座、神田、両国、人形町、深川、本所、品川。前作の私説東京繁盛記に含まれなかった本所・深川があらたに追加されており、他の地域より多くのページがさかれている。著者は、”私は東京をあまり知らない”と述べているが、深川だけでも1993年「イーストサイド・ワルツ」連載以来毎年訪れているので、その言葉をうのみにできない。それは東京人らしい思慮からでたのだろう。

 小林信彦は、かつて変わりゆく東京に”町殺し”というキーワードをもちいたが、本作では”普請中”という言葉をもちいている。スカイツリー、ヒカリエなど、東京には新たな風景がうまれた。そして東京はいまも変わりつつある、本作はその一つの区切りの記録となるだろう。

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