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2013/08/25

カーボ・ヴェルデの音楽2

 ナンシー・ヴィエラをきっかけに始まったカーボ・ヴェルデ音楽めぐりは、セザリア・エヴォラ(Cesaria Evora)へ。すでにカーボ・ヴェルデ音楽に親しんできた人からみれば、なにをいまさらと思うかもしれないが、その歌声は深く心をわしづかみする。

Cesaria Evora Voz D'Amorは、2003年グラミー賞を受賞したアルバムのタイトル曲

 地理的にみればカーボ・ヴェルデは、パリダカラリーで有名になったダカールのあるアフリカ・セネガル沖400kmに位置している島国なので、その風俗・習慣はセネガルとの共通点が多いかもしれない。しかし海外文化とのふれあい、そこからの発展は異なっている。


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 セネガルは、かつてフランスの植民地で、いまの公用語はフランス語。カーボベルデは、ポルトガルの植民地で、いまの公用語はポルトガル語。地理的には離れているが、ヨーロッパ文化との融合では同じようにポルトガル語を公用語とするブラジルに近いものがある。

 セザリア・エヴォラの音楽はモルナという形式で、ポルトガルのファドを源流とするといわれている。楽器編成(たとえば小型4弦ギターのカバキーニョなど)が似ているためか、どこかブラジル・サンバに近い響きを感じる。このように思うのも、モルナもサンバもそのルーツがポルトガル文化とアフリカ文化の融合という点で共通しているためだろう。

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コメント

セザリアが酒場で歌っていた頃、ナンシーの父親はギターとヴァイオリンの伴奏を務め、後には祖国独立に尽力し、大使や大臣も歴任したそうです。
タワーレコードの「intoxicate」から。

投稿: 脳天松家 | 2013/08/27 07:52

脳天松家さん、コメントありがとうございます
カーボ・ヴェルデもそうですが、大西洋に浮かぶ島国は、キューバ、ジャマイカ、ドミニカぐらいは知っていましたが、それ以外は地理も歴史もまったく未知の国ですね。

投稿: じんた堂 | 2013/08/27 21:44

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