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2013/11/23

黄葉から紅葉へ

 3日前は、まだところどころに緑の葉があった近所のイチョウが、今朝は上から下まですべて黄色。

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 都心はどうだろうかと、好天の清澄庭園に立ち寄ったらご覧のような風景。池の中之島で真っ赤なのはハゼの木、今が見ごろのようだ。今年の紅葉は、スタートまで遅い気がしたが、いざはじまると一気にアクセル全開かもしれない。是非見逃さないようにしたい。

 それにしても天気が良いからと寒さ対策を疎かにしてはいけない。なにしろ晩秋である、日差しが陰ったとたん冷気は容赦なくジャケットの中まで入り込み、思わず震えてしまった。

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2013/11/21

紅葉にとけるとき

 急に用事を頼まれ、電車とバスを乗り継ぎ郊外へ。直線なら10kぐらいしか離れていないのに、電車は三角形の二辺をぐるっと大回り、さらにバスは1時間に2本しかなく、とんでもなく遠くへ来た感じがする。

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 その地で見かけたのが、この紅葉。見上げているういちに、落ち込んでいた気持ちがスーッと溶けるように薄れていく。晩秋の半日旅は、思いがけない発見と効用があるようだ。

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2013/11/18

キントンのはなし

 今年はおせち料理の予約が好調、しかも価格が高いものが売れデパートは活況だそうだ。

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 獅子文六の食べ物エッセイ「食味歳時記」に、キントンの話がある。こどものころ大好きだったキントンの話からはじまり、その終わりに近い部分で正月料理がウマクない理由と有名料亭のおせち料理についてふれている。

 「正月料理がウマクないのは、年末に調理したものを、数日後に食うからだろう。料理は出来立てを食うのが原則なのに、あえてその逆を行くのである」につづいて「私の家では、ある有名な懐石料亭の正月料理の重箱を、年末に贈られるが、見た眼はいかにもウマそうで、材料も吟味されてるが、いざ食ってみると、これが、あの店の料理かと、疑ってしまう」とある。

 まるでこのままでは、そう遠くない将来、おせち料理は絶滅してもおかしくないような言いぷっりだ。ところが現状は、おせち料理はいまなお健在である。もっともその中身となると、フレンチやイタリアンの有名シェフが手がけたものなど、昔ながらの日本のおせち料理から姿も味も大きく変化し続けている。これは、外来のものを受け入れそれを自らのものにしてしまう日本の食文化の柔軟性を示すよい例かもしれない。

 それにしてもキントンの話は現代でも十分通用するが、じつはこれは昭和43年(1968年)に女性誌に連載されていた。いまから45年も前に書かれていたのだ。そこに獅子文六の凄さがあるように思う。

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2013/11/13

短い秋

 わずか1か月前は最高気温が30度をこえた日があったのに、昨日・今日は15度にも届かず。このまま寒い冬に突入してしまうのだろうか。

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 このところ、ちょっとしたタイミングのずれがずっと続いている。予定通り進まず落ち込んだり、その逆にまったく予期せぬうれしい出会いがあったりして、すべて合わせればプラス・マイナス・ゼロかもしれない。なお”出会い”と言っても、人ではなくモノだが。

 それにしても今年の秋はどうしたのだろうか、もしかしてもう通り過ぎたのか?もしそうならば、あまりに短い秋だ!

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2013/11/11

北風に吹かれて

 届いた荷物の確認にてまどり都心への外出に出遅れてしまった。用事をすませたときには昼食時間を大きく過ぎてしまう。このまま帰るか、それともどこかで軽く食事をするかしばし悩む。

 近くの図書館の地下にカフェ風のレストランがあったことを思い出しそちらに向かう。地下におり入口のメニューをみたらプロント+まい泉。たしか以前来たときは丸善カフェだったはずだが、サービス提供業者が入れ替わったようだ。オーダー方法もレジで先払いとなったが、静かでゆったりした席は以前と同じ、ホットラテを飲みながらまったりした時間を過ごす。

 しかしこの後がとんでもないことに。

 帰り道、買い物をするため途中下車したら空が真っ暗、しかも大粒の雨が降り始め、風も強くなりたまらず近くの喫茶店に飛び込みまたもやカフェタイム。雨上がり後、お店にいったら目的のモノがみつからず、店員に確認したら在庫確認端末ではアリとなっているがレジ端末では在庫なしとのこと、何だかよくわかない説明。たぶんデータアップデートのタイミングが異なるので、端末間で不整合が起きているのだろうと勝手に解釈して、そのまま店を出る。

 それにしても風が冷たい、北風だ!さきほどニュースをみたら木枯らし1号とのこと。

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2013/11/10

ちょっとあれですが

 タモリの本といえば「タモリのTOKYO坂道美学入門」。ブラタモリに通じる街歩き系の本として人気があり、いまも新訂板が本屋に並んでいる。しかしこれ以外の本となると、なかなか思い浮かばない。もちろん「笑っていいとも」など番組に関連して編集された本や、「タモリ論」や「タモリさんの成功術」など新しい本もあるが、タモリが自ら語った本はどうだろうか?

 先日の神保町古本まつりで「タモリのちょっとあれですが」(昭和53年、エイプリル出版)をみつけた。これはタモリ・著、永瀬達治・構成、河村要助・イラストとなっている。しかし読んでみると、タモリ作というよりもタモリが好きな話しを集めたような印象をうける。昼のTV番組ではNGだが夜のタモリ倶楽部でならOKになりそうな、いわゆるフランス小咄集のような本だ。タイトルの「ちょっとあれですが」は、このような含みもあったのかもしれない。

 ところで高平哲郎が以前書いた文章のなかに、”植草甚一が残したLPレコードコレクションをタモリが引き取った”話があった。たしか4000枚ほどのコレクションだったような。そのコレクションはいまどうなっているのだろうか?また4000枚はどのぐらいの量なのだろうか?たとえばLPレコードの重さは1枚120~130gぐらいだから、総重量はおおよそ125gX4000枚=500kgとなる。これはなかなかのものだ。

 「世界は中古レコード店だ」と語った村上春樹もジャズレコードコレクターだ。Wikipediaでは3000枚(1997年当時)とあるが、村上ラヂオ(2001年)で引っ越し時に”古レコードだけで六千枚もあった”と書いているから125gX6000=750kgとなる。さすが村上春樹だ!しかしコレクターにはもっと凄い人がいる、レコード12000枚を集めそれを公共施設に寄付した人がいるそうだ。この場合は125gX12000=1500kg=1.5トンとなる。まさしくクルマ1台の重さ。

 だがまてよ先ほどのタモリの500kgというのは、植草甚一コレクションだけの計算だ。これにタモリ自身のコレクションを加えたらどのくらいになるだろうか、もしかしたらタモリもトン級のコレクターかもしれない。「笑っていいとも」の終了予定を公表したタモリは、これからどのような活動をするのだろうか、もしかして面白い本をだすかもしれない。いやぜひ出してほしい。

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2013/11/03

神保町ブックフェスティバル

 11月2日(土)~4日(休、月)、神保町界隈はブックフェスティバルと古本まつりが同時開催。ブックフェスティバル初日の2日(土)は午前中から賑わい、歩くのも難しいほどの人が神保町すずらん通り・さくら通りにあふれていた。

 早川書房は、いつものように路地側に列をつくり数名づつワゴンに誘導する方式で著者サイン本を販売。いまやブックフェア恒例の風景となっている早川方式だ。ミステリの一方の雄である創元社は、人垣におおわれワゴンがまるで見えず近くを通るのも大変な状況、なにか工夫が望まれる。そのほか近隣の出版社(日本を代表する大手から中小まで)がワゴンを出しており、いずれもワケアリ品(一部汚れあり)を格安で販売。雑誌のバックナンバーなども並んでおり、買い逃した人は大助かり。私自身は、これも毎年恒例となった紙の端切れバーゲン品を購入。

 やがて午後2時ごろから、空から雨がポツポツ。靖国通り沿いの古本まつりは、あっというまにブルーシートをかぶせ様子見となったが、さくら通りのブックフェスティバルは、ワゴンはそのままにして本に透明なビニールシートをかぶせて販売を続行。出版社のブックフェスティバルへの意気込みをみせていた。

 それにしてもミステリ人気は根強い!西荻モンガ堂で「東西ミステリフェア」が始まった、ミステリファンは、こちらも要チエックだ。

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