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2013/12/08

ヒヨドリの戸惑い

 長期予報では、今年の冬は例年より寒くなるらしいが、いままでのところ好天がつづきあまり寒さを感じなかった。それもそろそろ終わりらしく、今日はぐっと冷え込んできた。

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 先日、近所を歩いていたら、突然後ろのほうで何かカサカサと動く気配がありドッキリ。振り向けば手のひらぐらいの枯葉が地面に降ってきただけだが、こんな気配にきづくのも風のない静かな天気ゆえだろう。その枯葉を目で追っていったら、茂みの中で赤い実が輝いているのを見つけた。

 ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)だ!

 ヒヨドリジョウゴは、この赤い実をヒヨドリが好むことからつけられた名前だそうだが、じつは毒性があり、このことは牧野日本植物図鑑にも掲載されている。本当にヒヨドリが好むなら、すぐに食べられてなくなってしまいそうだが、冬になっても干からびながらずっと残っていて、名前の由来には疑問がのこる。

 ヒヨドリバナという草花もある。

 こちらの名前は”ヒヨドリが山から下りて鳴くころに咲く”といわれているが、しかしこれには”乾いた綿のような花がらを火おこしに使った”ことから火取花という説もある。ヒヨドリがつく草花は、いずれもヒヨドリの生態による名前をもっているが、どうもその通りだと言い切れず悩ましい。一番戸惑っているのは、勝手に名前を使われたヒヨドリかもしれないが。

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