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2014/12/21

柚子湯は飲み物?

 私の朝一番の仕事は、ファンヒーターのスイッチを入れること。そのパネルに設定温度に並んで現在の気温(室温)がデジタル表示される。先週は12から13度ぐらいだったのが、今週は一気に10度を切り8度、7度とどんどん下がってきた。体でも冷気を感じるが、目にはいる数字からも冷え込みを確認。

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 ところで、冬至をまえにして”柚子湯にどうぞ”とユズを2個いただいた、ちょっと傷があるが大きな柚子だ。

 その柚子湯について話していたら、こんなことがあった。

 私が”もうすぐ柚子湯”と言ったら、”私も柚子湯好きです”と答えてきた。若いのに珍しいと思い、ならば”菖蒲湯はどう”と聞いたら、”えー菖蒲って食べられるんですか?”となった。彼女が柚子湯で思い浮かべたのは、自販機でみかける「ほっとレモン」の柚子バージョンのような飲み物。これは実際にあるそうで、そこからの連想で菖蒲湯も飲み物だと思ってしまったそうだ。

 湯がつくもの、それが飲み物かお風呂か私も迷うことがある。たとえば生姜湯という言葉から、私は飲み物をまっさきに思い浮かべたが、じつはお風呂にしょうがを入れた生姜湯もあるそうだ。

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2014/12/14

隠し金庫本

 一見ちょっと厚みのある辞書のようだが、中を開くと貴重品などを隠す金庫になっている本がある。これは本型隠し金庫というもの。古い映画に、本の中身をくりぬいて拳銃を隠すシーンがあったが、こちらは映画の小道具として本を加工したものだろう。いずれにしろ、どちらも本の形をしているが読むことは出来ない。

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 中をくりぬきながら、本文を読めるように造られた本がある。「スネークマンショー・核シェルターブック」(角川書店、1983)は、付属オーディオカセットを本のなかに収めている。あらかじめカセットの寸法にあわせて空間をつくり、それに合わせて文と画をレイアウトしているのだ。

 スネークマンショーについてはWikipediaにもあるので説明は省くが、「核シェルターブック」は、外も中も凝ったつくりの本だ。箱は金属を連想させる色合いでデザインされ、本体は三段組、二段組、一段組みとバリエーションに富みカラー図版も多用されている。編集者がやりたいことを全て詰め込んだ印象がする、とここまでは良いのだが、カセットテープの内容はいまひとつ物足りない。スネークマンショーといえば小林克也と伊武雅刀だが、小林が参加していないのだ。

 それにしても、こういう遊び心のあふれた企画の本を、最近みかけない。今なら、付録にCD-ROMでなくUSBメモリをつけた本など、ありだと思うがどうだろうか。

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2014/12/02

ストックホルムでワルツを

 音楽ファン(とくにジャズファン)のあいだで話題になっているスウェーデン映画「ストックホルムでワルツを」を有楽町のヒューマントラストシネマで観る。

 映画は、スウェーデン出身の女性ジャズシンガー、モニカ・ゼタールンドが、スウェーデンの田舎町ハグフォルスからストックホルムへ向かいさらに世界的に認められる歌手になるまでの半生を描いている。シングルマザーのモニカの人生は、父親との不和、ようやくつかんだ海外公演もつまづき山あり谷あり。そんな困難があっても、ジャズを母国語(スウェーデン語)で歌うことを見出し、より高みを目指して夢を実現するストーリー。この展開は若い女性にも共感を呼びそうで、当日の映画館も女性が多かった。

 主演のエッダ・マグナソンは、スウェーデンの歌手。時代考証にも気を使ったようで、登場するクルマやファッション・家具や小物も1960年代らしさがあふれている。トミー・フラナガンとの共演、エラフィッツジェラルドとの出会い、ビルエバンスとの共演と、1960年代のジャズシーンをうまく再現していて、オジサン世代も楽しめる作品になっている。

 最後にYoutubeにあるエッダ・マグナソン(Edda Magnason)の歌からお気に入りを紹介しよう。「Trubbel」は、映画の中では一部しか流れないが、北欧らしい透明感のある曲はスウェーデンのフォークソングが原曲、モニカ本人も歌っていたが最近ではジャズサックス奏者スコット・ハミルトンも演奏している曲だ。

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2014/12/01

忘れるメカニズム

 この時季になると、同世代の人との会話の中に”このごろ一年が短く感じますね”という言葉が出てくる。”日めくりカレンダーが、毎日二三枚づつむしり取られているような気がする”というのは、決して大げさな表現でなく実感だ。

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 先日、紅葉見物をかねて4か所をめぐるプランを立てたが、予定どおり実行できたのは最初の2か所のみで、3か所目はスキップし4か所目もあわただしく通り過ぎることになった。結局、計画したことの半分しかできなかった。

 ”時間が短く感じる”というのは、歳をとるにつれて処理能力が低下することが原因らしい。そう思ったので余裕をもって計画したのだが、それでもダメだった。どうも若い時の成功体験はなかなか消えないが、その一方、歳をとると最近の失敗体験をすぐ忘れてしまう。その結果、同じような失敗を繰り返してしまう。

 記憶する方法については色々語られるが、忘れる(とくに古いことを忘れる)方法は聞いたことがない。忘れるとうのはどういうメカニズムなのだろうか、どのようにすれば忘れることができるのだろうか。今年もあと一か月を残すのみになった、さてどのような計画を立てようか?

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