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2016/09/17

もう一度コンパクトカメラ・フジカルディアミニティアラ

 リコーR1sでコンパクトカメラのあなどれない実力を知ると、他のコンパクトカメラが気になりだした。まずはレンズ焦点距離に注目して、広角レンズの王道である28mmレンズを持つコンパクトカメラはどうだろうかと思いはじめたとき、神田のカメラ屋でフジ・カルディアミニ・ティアラのセール品を見つけた。ヨーロッパ・ベストコンパクトカメラ受賞記念セットに三脚を加えたもので、残っていた保証書をみたら1996年9月に購入していた。

Dsc03083e

 カルディアミニ・ティアラは、28mm F3.5 4群4枚構成のレンズを持つ単焦点フィルムカメラ、重量は電池別(CR2)で153g。全面アルミ合金のボディ、両面非球面光学ガラスレンズ(スーパーEBC)、さらにマニュアルフォーカスが可能で35cmまで近接撮影できるなど、見かけによらずマニア好みの機能がぎっしりつまったカメラだ。

 手にしてみると、金属ボディの各面はマット加工されているが凸凹もなくスムーズなので、どこに指を置くか迷ってしまう。片手で持つと落としそうになるし、それでシャッターを押すとブレやすい。ここは基本に忠実に”両手で持つ(取説にもそう書いてある)”ことになる。美しい外観からは想像できないが、なかなか手強いカメラだ。これで写りがイマイチであれば早々に処分したかもしれないが、手を抜かずにしっかり操作するとハッとするようなきれいな写真が撮れるので手放すのがおしくなり悩ましい。プロにも愛用者がいて、晩年の写真家植田正治は、このカメラで撮影した作品を発表したことがある。

 下の写真は、1999年7月リバーサルフィルムRVPで撮影したものを、最近になってデジカメ+スライドコピアでデジタル化したもの。

Dsc03127f

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