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2018/04/28

消えたタワー(不忍池)

 1999年夏に不忍池の遊歩道に立ったとき、ツリーというか五重塔のようなタワーが空に向かってそびえているのが見えた。国内資本のホテルとして建てられ、その後外資系ホテル・ソフィテル東京となった高さ約100mの高層ビルだ。

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 そのデザインが様々な議論を呼んだ建物だが、いまはもう見ることはできない。じつはこの建物は1994年に完成したが、2007年に解体がはじまり、わずか13年しか存在しなかった。これほど大きな建物が短命で解体されることはめったにないが、皆無ではない。

 たとえば南千住にあった野球場東京スタジアム。こちらは1962年に完成し大毎オリオンズ(後のロッテオリオンズ)の本拠地となったが、1972年に運用が停止され1977年に解体、15年しか存在しなかった。完成時は夢の球場と呼ばれ最新設備を整えていたが、それを維持し更新するためのビジネスが追いつかず解体されてしまったそうだ。その結末にソフィテル東京に似たものを感じる。

 それにしても上に載せた写真を撮ったときは、いずれ新しい建物が増えてこの景色も失われるだろうと思ったが、まさかこのタワーが消えるとは想像すらできなかった。

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2018/04/21

もう一度コンパクトカメラ・ズーム編・FUJI Silvi F2.8

 2003年頃、すでに私のメモ用カメラはフィルムからデジタルに移っていたが、ある日、量販店で面白そうなフィルムコンパクトカメラをみつけ購入した。いまのところ、これは私が最後に買ったフィルムカメラとなっている。

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 Silvi F2.8 は、24mm F2.8 ~ 50mm F5.6 5群6枚構成のレンズをもつズームコンパクトカメラ、重量は電池別(CR2)で170g。最短距離は35cm、シャッターボタンがボディ上部の左右にそれぞれあり、メーカーはツインシャッターボタンと称していた。通常はシルバー外装だが限定でブラック外装モデル(上記写真)も発売され、それには露出補正機能が追加されていた。

 Silvi F2.8でよく語られるのは、シャッターボタンが左右両方についているので右利きでも左利きでも使いやすいという話。たしかにそのようなメリットはあるが、じつは左右二つのシャッターはセルフショット(いわゆる自撮り)のためだ。説明書によれば、Silvi F2.8にはセルフショットモードがあり、それを選ぶとレンズ焦点距離が24mmに固定され、カメラ前部についているミラーを見ながら撮影するとある。そのときシャッターボタンが左右にあると、自分にレンズを向けたときいつもの利き手で押せるのだ。

 いろいろ面白い機能が盛り込まれているこのカメラの一番の特長は、なんといっても24mmF2.8からはじまるズームレンズ。このカメラが販売されていた頃のコンパクトカメラのズームレンズは、38mmからはじまるものが多くて、28mmからはじまるものも少なく、24mmとなるとPENTAX ESPIO24EWとこのSilvi F2.8の二機種ぐらいだった。ESPIO 24EWのズームレンズは高倍率で105mmまであったが暗く、Silvi F2.8は低倍率で50mmまでだが明るいレンズを持っていた。そのモデル名にあえてF2.8を含めたのはそのレンズの明るさをアピールしたかったのだろう。

 もう一つこのカメラは、それまでのフィルムコンパクトカメラと大きく違うところがある。背面の操作系の表示とボタンレイアウトがデジカメそっくりなのだ。各種設定は大きな液晶画面に表示され、その設定はデジカメによくある十字キーで選ぶ(下記写真)。まるでデジカメで開発された新技術をそのままフィルムカメラに移植したような印象をもってしまう。

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 下の写真は、2003年10月4日リバーサルフィルムRDP IIで撮影したものを、最近になってデジカメ+スライドコピアでデジタル化したもの。

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2018/04/07

百花・花梨

 初夏のような陽気がつづき、サクラ(ソメイヨシノ)は散ってしまったが花の季節はこれからが本番だ。

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 こちらは形がリンゴの花に似ているが、いつもより早く咲きはじめた花梨(カリン)の花。その実がノド飴や果実酒に利用される、あのカリンだ。

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2018/04/01

紅白咲き

 遠くから見たときは満開の桜のように見えたが、その木の下から見上げたらどうも様子が違う。

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 桜なら花は枝から少し離れているはずだが、枝にピッタリくっついている。しかも八重咲、たぶんこれは桜でなく花桃のようだ。さらに紅い花がついた枝と白い花がついた枝があり、紅白の花をつけた枝もある。

 一本の木に紅白の花が咲くのを源平咲きと言うそうだが、まさしくその咲き方だ。これは桃や梅で見られるが、桜ではまだ見つかっていない。しかし先日、新種の桜が100年ぶりに発見された例もあるので、そのうち見つかるかもしれない。

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