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2018/06/24

アジサイの真の花

 アジサイの花色は土壌のpH度合いで決まり、酸性土壌では青色となり、アルカリ土壌では赤くなることは良く知られている。さらに花びらと思われているものがじつはガクで、本当の花はとても小さいことも知られるようになった。ガクアジサイを例とすれば、真中の小さな粒の集まりのように見えるものが花で、その周辺を囲む花びらのようなものがガクである。

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 それではよく見かける球状のアジサイの花はどうなっているのだろうか?

 下の写真をよく見ると、花びら(ガク)の下にところどころに濃い青色のものが埋もれている。じつはこれが本当の花である。周辺の花びら(ガク)と比較すると、いかに小さいか想像できるだろう。しかもこれは花びら(ガク)をかきわけて見つけたもので、真の花はひっそり隠れているのだ。

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 なお気象庁が発表する「あじさい開花日」は、標本木で真の花が2~3輪咲いた日とされている。今年の東京のあじさい開花日は5月30日、平年より8日早かったそうだ。

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2018/06/17

梅雨寒の想い出

 ビルの植え込みで咲くアジサイの花は少し色褪せはじめたが、我が家の近くにあるアジサイの花はまだクリーム色だった。それがここにきて薄水色に変わりはじめた。

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 ところで、中学に入ったとき制服の衣更えをはじめて経験した。全員が黒い学生服を脱いで白いシャツ姿になるだけだが、そのシャツの胸に学校徽章を縫い付けて夏の制服としていた。その衣更えから一週間すると本格的な梅雨がはじまるが、とても寒い日が数日ある、梅雨寒である。

 学校の規則どおりであれば、寒さにふるえながら夏の制服であるシャツを着ることになるが、さすがにこれは体に良くないとシャツの下にセーターを着てしのいだ。今思えば笑い話のようなものだが、梅雨寒となるといまだにこのことを思い出すのだ。

 それにしても、ここ二日ほど寒い日が続く、しまい込んだフリースの上着をまた持ち出してしまった。

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2018/06/10

砥石をとぐ

 我が家では、包丁研ぎは私の役目になっている。その包丁を購入するとき、買い物についていった私が店の人に勧められた砥石を”買ってもいいかもと”と言ったらしく、このような流れになったのだ。

 このごろその包丁を研いでも切れ味がいまひとつ良くない。砥石の中央部がすり減り、横から見ると両端が反ったように高くなり包丁と砥石がスムーズに接触しないのだ。これではうまく研げないのも当然だ。そろそろ砥石を新しくしようかと思いながら、まずは包丁を購入した店へ行き相談してみた。

 店の人に砥石の状態を説明したら、”砥石の平面性をチエックして、もし凸凹があればこの砥石で修正します”と店で使っている実物を見せながら説明してくれた。

 それが「面直し砥石」(下の写真)。

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 それを購入し早速我が家で試してみた。水に十分漬けてから砥石の反った部分をガシガシと削る作業を始めたら、これが予想以上に強力で少し削り過ぎたほど。固い砥石を削るということから、つい力を入れてしまったが、もっとやさしく作業すべきだったようだ。平らになった砥石で包丁を研いだら切れ味が復活、面直し砥石の威力を実感する。

 それにしても砥石を研ぐ砥石があるとは、道具の世界はじつに奥が深い!砥石に限らず、道具を治すための道具に興味がわいてきた。

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2018/06/03

ミニチュアキキョウ

 数年前に初めてその紫色の花を見かけたときは、ほんの数本しかなかったが、今年は一気に増えて数えきれないほどに。キキョウソウはアメリカ原産の外来種、その花は桔梗(キキョウ)に似て、まるでキキョウのミニチュアのよう。

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 ところで、TV東京が放映する「池の水ぜんぶ抜く」は、まさしくタイトル通り水を抜くことで、その池にどのような水中生物が住んでいるかを見せてくれる単純明快な番組だ。池の管理者に加えて地域の住民や専門家ときには行政の人などを巻き込むことで、環境問題のワークショップのような面もある。

 そのなかでたびたび取り上げられるのが外国産の生物、いわゆる外来種だ。身近なところでアカミミガメ、珍しいところではアリゲーターがーなどがあるが、コイも外来種との話があった。じつは日本固有のコイ(ノゴイ)は、ごく一部の地域(琵琶湖など)で生育しているだけで、普段われわれが池などで見かけるコイは、ほとんどが外来種か交雑種だそうだ。しかもこのことがDNAレベルで確認されたのは最近だというから驚いてしまう。

 ここでキキョウソウでなく古くからある在来の桔梗を調べてみたら、なんと絶滅危惧種となっている。これまた驚いてしまう!

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