日記・コラム・つぶやき

2009/12/24

ラヂオが消える日

 年賀状書きの準備をはじめたら、プリンタのディスプレイにインク空(カラ)の表示。

 12月12日の「本の庭」に出品したフォトカードを作成するためインク交換をしたばかりなので、インクはまだ十分あるはずだが・・・。たしかにブラックインクはまだ十分あるが、なぜかカラーインクは残量ゼロとなっているのだ。そんなにカラー印刷をしたことはないので、ちょっと割り切れない思いもあるが、年賀状投函日がせまっているので新しいインクカートリッジに交換することに。

 インク購入のため量販店へ。

 さすがに年賀状シーズンだけあって、プリンタインク売り場には人があふれている。家から持ってきたインクカートリッジを示して、”これと同じもの”とレジの店員にお願いするオジサンがあれば、売り場から家の人に携帯電話でプリンタ名を問い合わせているオバサンあり。皆さん、棚にずらっと並ぶインクカートリッジを前にとまどっているが、あんなに多くては、どれを選んで良いか迷うのも当然だろう。

 なんとかインクを購入し家電売り場へ移動する。

 じつは長年使っていたラヂオの調子が悪いので、最新型ラヂオのカタログを入手しようと思ったのだが、これなかなかがみつからない。というか展示品も、よく言えばロングセラーだがディスプレイもチューニングも旧式のものしかなくカタログもない。

 これは後で知ったのだが、現在売られているAM/FM/TV対応ラヂオのTV音声受信は地デジ対応していないので、完全に地デジに移行し従来のTV放送が停止するとTV音声が聞こえなくなるそうだ。それでは地デジTV音声対応の新型ラヂオは無いのかとなると、これはラヂオでなくポータブル・ワンセグTV(AM/FM付き)製品として開発・販売されているそうだ。地デジというのはTVセットだけだと思っていたが、ラヂオにも大きな影響を与えていたのだ。

 従来のAM/FMラジオはまだ残ると思うが、このままいけば新製品ラジオの開発は止まりやがて消える日が来るかもしれない。

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2009/12/21

冬休み異変

 冷たい風が吹く週末、たまっていた用事をすませるため都内あちこちを移動。

 日本海側は大雪だが、東京は冬晴れ。荒川橋上の電車内から見る景色は、遠くのビルのシルエットがクッキリ。さらに河口に目を向ければ遠く羽田空港へ向う飛行機が、日差しを反射してキラキラと輝いている。

 行く先々で話題に上がるのが年末・年始の休日をどうするかだ。来年は1月4日が月曜日なので、仕事始めは4日または5日とするが、年内の休みをどうするか皆さん苦労している。

 ときどき立ち寄るレストランでは、来年は4日が仕事はじめ5日から営業しますとのことだが、

 休みが短くて大変ですねと言ったら、”年内は26日(土)に営業を終えるので1週間まるまる休みます”との話し。それはまた余裕と思ったら、じつは景気の影響か、近隣オフィスが早じまいするので、12月27日から1月4日まで休むことにしたそうだ。

 たまたま一緒になった人の話では、昔は31日まで出勤していたそうだが、それも今は昔、今年は12月23日~1月4日まで休むので、まるで子供の冬休み気分だそうだ。休みが長いのはちょっと羨ましいが、たぶん会社は大変なんだろうと思ってしまう。

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2009/12/16

箱代

 この時季になるとデパートから「おせち料理」のカタログが送られてくる。伝統的な和食のお重から、中華、洋風まで豪華料理が、これでもかというぐらい並んでいる。写真はどれも見栄えがよく美味しそうだが、やはり目がいくのはそれぞれの値段となる。

 カタログをみると、某料亭の五人前三段重30万円が一番高いようだ。五人で食べると一人6万円、これはまったく縁のない世界だと思いながら、値段の下に書かれた説明を読むと、”重箱はXX氏デザイン、京都老舗漆器店の特製品”とある。

 なるほど、この値段には高価な箱代が入っているらしい。

 箱代といえば、和菓子屋さんや佃煮屋さんで買い物をしたとき”ご進物ですか”と聞かれることがある。

 すこし遠回りした言い方だが、進物用の箱詰めにするか、自宅用の簡易包装にするかを聞いてくる。”進物です”と答えると、それでは”箱代はXXX円となります、熨斗紙(ノシ)はどうしましょうか”とさらに続く。このごろエコバックを使おうなど包装資源をムダにしないように言われるが、とっくの昔から日本にはこういう心づかいがある。

 となれば、デパートのおせち料理にも簡易包装があっても良いはずだ。さて、そのときあの30万のおせち料理はいくらになるのだろうか・・・ちょっと知りたくなる。

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2009/11/15

幻影地図

 これが多いのか少ないのか分からないが、ここ3ヶ月で3度、道案内の質問を受けている。

7dsc09058 最初は、駿河台の坂で信号待ちしていたとき、”・・・病院はどこでしょうか?”と問いかけられた。そのときは道順を教えて、すんなり終わった。これは自分でも覚えがあるが、駿河台辺りは病院が多くあり迷うことがある。じつは、私も、以前その病院を探したことがあったのだ。

 二度目は、現代美術館へ向かうため都営新宿線菊川駅で下車した途端、”・・・セレモニーホールはどこでしょうか?”と聞かれた。とつぜん葬儀場の場所を聞かれ驚いたが、まあ質問するほうはあせっていたのだろう。これは全く知らなかったので、近くのコンビニで聞いてみましょうとなった。

 そして三度目は、つい先日、日本橋の歩道で”・・・ビルはどこでしょうか?”である。パソコンでアクセスできるオンライン地図のプリントを示して質問されたのだが、地図上にマークされている場所は、まさしく目の前の場所。しかし、そこにあるのはビルでなく公園。質問者は、「オンライン地図が正しく、自分が地図を読み違えて別の場所にいる」と思い質問してきたらしいが、その公園は、再開発で新しく出来たものなのだ。

 オンライン地図は更新が速やかに行なわれるとはいえ、新たな情報が収集され地図に反映されるには時間がかかる。それまでの間、消えた建物は、地図の中のつかのまの幻影となる。たぶん、このような地は都内に数多くあるだろう。

 たとえば、写真は交詢ビル隣りにある銀座6丁目7-12の土地。

 Google Map(2009年11月15日現在)では、瀧山町ビルヂング(第22ポールスタービル)があるようになっているが、今は、ご覧のような駐車場になっている。(ここにあった瀧山町ビルヂングは、昭和3年建築の古いビルだったが、最近取り壊された。)

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2009/11/14

35ミリ二眼レフ登場「大人の科学Vol.25」

 二眼レフは、父の時代は大人気のカメラだったそうだが、いまは街で見かけることは少ない。

35mmtwinlens_2 ブローニー(120タイプ)とよばれるフィルムは、売っている店が限られるし、35ミリフィルムでは当たり前のような即日現像・プリントサービスも見かけない。それでも、上からファインダーをみる二眼レフ特有の撮影スタイル、正方形フォーマットに興味を持ち、35ミリ版の二眼レフがあれば良いのにとの話しをよく聞く。

 そんな人に朗報!

 「大人の科学」マガジンVol.25(学研)、35ミリ版フィルムを使用する二眼レフが登場!

 同様なものは既に「Black Bird Fly」から¥12600で販売されていたが、大人の科学シリーズのものは、ちょっと遊ぶには手頃な¥2500。

 ところで本文をざっと見た限りでは、このカメラは、いわゆるTOYカメラで長方形ファーマット、正方形フォーマットにするためにはマスクを自作しなければならない。

 また、説明書の訂正とシャッター組み立て方の動画が、「大人の科学」マガジンVol.25の補足・ダウンロードにあるので、組み立てる人は要チエック。

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2009/11/09

陋巷画日記を観る

 Neonさんの個展「陋巷日記」が銀座のギャラリーで開催中。

7dsc09146b 陋巷は、”ろうこう”と読み、論語にも登場している言葉で”狭くむさくるしい町”を表す。

 街の照明にハロゲンライトとLEDが登場して以来、夕暮れの町の明かりを楽しむことが少なくなったような気がする。

 かつて空が薄暗くなりはじめると、看板のネオンサインが灯り、店の窓から電燈の光がもれはじめ、路地に並ぶ建物は複雑な影を作り出していた。そこには無限の深い色合いと明暗があり、夕暮れの路地に豊かな表情を作り出していた。

 陋巷日記は、そんな懐かしい光景を思い出させる個展である。

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2009/11/03

讃春(鏑木清方)を見る

 国立博物館で開催されている「皇室の名宝展」の第一期が、11月3日までということなので上野に向かった。

7dsc08958 先日のNHKTVでも紹介していたのでご存知の方も多いだろうが、天皇陛下御即位20年を記念して行なわれるこの展覧会は、御物、宮内庁所蔵の名品を展示している。なかでも、「伊藤若冲の動植綵絵三十幅」は、第一期展示の話題の中心と言ってよいだろう。

 展示室でみる伊藤若冲の動植綵絵は、まずその大きさに驚くとともに、その精緻さに圧倒される。いまにも動き出しそうな鳥の姿と羽毛の輝くような質感が、見事に描かれている。どこか西洋の細密画に通じる絵に、外国人見学者も足を止めていた。

 ところで、今回の展示には明治から昭和の名品も含まれている。

 そういう新しい作品も含めて今回の展示で一番気に入ったのが、鏑木清方の昭和8年の作品「讃春」。

 大きな屏風に仕立てられており、右に広場に遊ぶ二人の女子学生、左に隅田川に浮かぶ舟に暮らす母子が描かれている。女子学生は山の手に住む裕福な家の子供だろう。その一方、隅田川での母子の暮らしは明らかに質素だが、その船上に草花の鉢植えを置き花をつけた枝を飾り、どこか心の豊かさがあるように見える。これは東京の下町を愛した鏑木清方ならではの絵のように思う。

 さらに背景に目をやれば、広場奥に自動車、隅田川には清洲橋、まさしく昭和初めの工業製品と近代技術の象徴を置いている。花鳥風月・山紫水明と全くことなる、新しい日本画を目指したような印象がする。と同時に、古い東京の風景が消えはじめたことを暗に示したのかもと・・・これは考えすぎかもしれないが。

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2009/11/01

次は神保町映画か!

 日曜日午後、ブックフェスティバル+古本祭りが開催されている神保町へ。

7dsc08936 ときおり強い風が吹いたが、とても11月とは思えないような温かく快適な陽気。まずは、さくら通りで「じんぼうチャリティコンサート」。これは明大OBによるジャズ演奏、司会は、明大OBの宇崎竜童さんだが、トランペット演奏も担当され大活躍。みなさんベテランだけあってじつにリラックスして演奏、しかも音はしっかりキマッテいてじつに格好良い!

 今日は岩波ブックセンターで「地図の物語・物語の地図」の講演会だが、入場時間までの短い時間にすずらん通りを歩いたら、何人かの知り合いにあった。工作舎のIさん、ミューズの店長、ブックフェスティバルごくろうさまでした。

 さて講演会だが、講師はいまや古地図ではこの人とありのコレジオの芳賀さん。会場に向かうためエレベーターを待っていたら、アースダイビングでお世話になっているiGaさん、さらに会場で隊長のakiさん、古くからの友人であるSさん夫妻など、いずれも地図街歩きの達人が集まっていた。会場は満席で盛況。

 講演の内容は、いずれ誰かが報告すると思うので詳しいことは割愛するが、江戸切絵図がそこそこ正確であること、古地図にもニセモノがあり安易に信用していけないなど、古地図専門家ならではの話しがじつに興味深かった。江戸・昭和ブームで、さまざまな古地図が復刻され参考資料として引用されるが、なかにはそうとう怪しいものもあるようで、鵜呑みにしてはいけないようだ。そのほか、詩人としても作品がある芳賀さんだけあって、ときに詩の朗読もある話題豊富な講演であった。

 ところで、このところ神保町で撮影隊らしき一団を目撃するが、神保町を舞台にした映画の撮影が進行しているらしい。神保町、フェスティバル終われば、次は映画か!

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2009/10/30

神保町ブックフェスティバル2009

 明日から(10月31日(土)-11月1日(日))神保町ブックフェスティバル。

7dsc08839 この二日間は、ちょうど神田古本祭り(10月27-11月3日)と重なるので、古本祭りの一部のような印象があるが、神保町ブックフェスティバルは、出版社と新刊書店が参加するイベントで今年は第19回目となる。(神田古本祭りは50回目)

 すずらん通りからさくら通りにかけて、各出版社が「お楽しみワゴンセール」に出店。ちょっと汚れやキズのあるものや長期在庫品など、今はやりの言葉でいえばワケアリの本を、各出版社が格安で販売する。気に入ったものが見つかれば、なかなかお得なセールとなる。

 また三省堂・東京堂・岩波ブックセンターでは、期間中、講演会が予定されている(ただし事前予約制)。また三省堂の1F売り場では、作家のサイン会も予定されているので、ファンには絶好の機会。その他、コンサート、人形劇など子供向けイベントも盛り沢山。

 詳しい行事内容は、BOOKTOWNじんぼうのイベント情報に掲載されているので、事前にチエックを。また期間中は人出が多いので、家族連れの人は迷子(もちろん大人も含めて)にならないように注意して下さい。

 最寄り駅は、地下鉄神保町駅(都営新宿線、都営三田線、東京メトロ半蔵門線)。

 写真は今日(10月30日(金))の「すずらん通り」の様子。明日は、ここも大賑わいでしょう。

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2009/10/23

天使の言葉に

 あっというまに売り切れたと言われ、ネットオークションではプレミア付き価格での出品もあったビートルズ・リマスターBOXだが・・・。

7dsc08662 駅ビルに入っているCDショップの前を通ったら、ビートルズコーナーの見本品に小さな張り紙が貼り付けられていた。

 ”初回盤キャンセルでました!”
 
 いつも買い物をするCDショップで聞いたら、”一度完売したのですが、いまはステレオBOXも初回限定といわれたモノBOXも在庫あります”、さらに”通販もしてます”との話しだった。

 9月9日の発売日の騒動は、まったくついていけずニュースを眺めるだけで終わったのだが、買った方々の感想を読むとやはり買っておけばよかったかなと・・・ちょっと後悔。そこに”在庫あります”という、悪魔いや天使の言葉に心はぐらつく。

 まずは「A Hard Days Night」のリマスターだけは聴いてみたいが・・・さて、どうする。

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