日記・コラム・つぶやき

2009/11/14

35ミリ二眼レフ登場「大人の科学Vol.25」

 二眼レフは、父の時代は大人気のカメラだったそうだが、いまは街で見かけることは少ない。

35mmtwinlens_2 ブローニー(120タイプ)とよばれるフィルムは、売っている店が限られるし、35ミリフィルムでは当たり前のような即日現像・プリントサービスも見かけない。それでも、上からファインダーをみる二眼レフ特有の撮影スタイル、正方形フォーマットに興味を持ち、35ミリ版の二眼レフがあれば良いのにとの話しをよく聞く。

 そんな人に朗報!

 「大人の科学」マガジンVol.25(学研)、35ミリ版フィルムを使用する二眼レフが登場!

 同様なものは既に「Black Bird Fly」から¥12600で販売されていたが、大人の科学シリーズのものは、ちょっと遊ぶには手頃な¥2500。

 ところで本文をざっと見た限りでは、このカメラは、いわゆるTOYカメラで長方形ファーマット、正方形フォーマットにするためにはマスクを自作しなければならない。

 また、説明書の訂正とシャッター組み立て方の動画が、「大人の科学」マガジンVol.25の補足・ダウンロードにあるので、組み立てる人は要チエック。

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2009/11/09

陋巷日記を観る

 Neonさんの個展「陋巷日記」が銀座のギャラリーで開催中。

7dsc09146b 陋巷は、”ろうこう”と読み、論語にも登場している言葉で”狭くむさくるしい町”を表す。

 街の照明にハロゲンライトとLEDが登場して以来、夕暮れの町の明かりを楽しむことが少なくなったような気がする。

 かつて空が薄暗くなりはじめると、看板のネオンサインが灯り、店の窓から電燈の光がもれはじめ、路地に並ぶ建物は複雑な影を作り出していた。そこには無限の深い色合いと明暗があり、夕暮れの路地に豊かな表情を作り出していた。

 陋巷日記は、そんな懐かしい光景を思い出させる個展である。

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2009/11/03

讃春(鏑木清方)を見る

 国立博物館で開催されている「皇室の名宝展」の第一期が、11月3日までということなので上野に向かった。

7dsc08958 先日のNHKTVでも紹介していたのでご存知の方も多いだろうが、天皇陛下御即位20年を記念して行なわれるこの展覧会は、御物、宮内庁所蔵の名品を展示している。なかでも、「伊藤若冲の動植綵絵三十幅」は、第一期展示の話題の中心と言ってよいだろう。

 展示室でみる伊藤若冲の動植綵絵は、まずその大きさに驚くとともに、その精緻さに圧倒される。いまにも動き出しそうな鳥の姿と羽毛の輝くような質感が、見事に描かれている。どこか西洋の細密画に通じる絵に、外国人見学者も足を止めていた。

 ところで、今回の展示には明治から昭和の名品も含まれている。

 そういう新しい作品も含めて今回の展示で一番気に入ったのが、鏑木清方の昭和8年の作品「讃春」。

 大きな屏風に仕立てられており、右に広場に遊ぶ二人の女子学生、左に隅田川に浮かぶ舟に暮らす母子が描かれている。女子学生は山の手に住む裕福な家の子供だろう。その一方、隅田川での母子の暮らしは明らかに質素だが、その船上に草花の鉢植えを置き花をつけた枝を飾り、どこか心の豊かさがあるように見える。これは東京の下町を愛した鏑木清方ならではの絵のように思う。

 さらに背景に目をやれば、広場奥に自動車、隅田川には清洲橋、まさしく昭和初めの工業製品と近代技術の象徴を置いている。花鳥風月・山紫水明と全くことなる、新しい日本画を目指したような印象がする。と同時に、古い東京の風景が消えはじめたことを暗に示したのかもと・・・これは考えすぎかもしれないが。

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2009/11/01

次は神保町映画か!

 日曜日午後、ブックフェスティバル+古本祭りが開催されている神保町へ。

7dsc08936 ときおり強い風が吹いたが、とても11月とは思えないような温かく快適な陽気。まずは、さくら通りで「じんぼうチャリティコンサート」。これは明大OBによるジャズ演奏、司会は、明大OBの宇崎竜童さんだが、トランペット演奏も担当され大活躍。みなさんベテランだけあってじつにリラックスして演奏、しかも音はしっかりキマッテいてじつに格好良い!

 今日は岩波ブックセンターで「地図の物語・物語の地図」の講演会だが、入場時間までの短い時間にすずらん通りを歩いたら、何人かの知り合いにあった。工作舎のIさん、ミューズの店長、ブックフェスティバルごくろうさまでした。

 さて講演会だが、講師はいまや古地図ではこの人とありのコレジオの芳賀さん。会場に向かうためエレベーターを待っていたら、アースダイビングでお世話になっているiGaさん、さらに会場で隊長のakiさん、古くからの友人であるSさん夫妻など、いずれも地図街歩きの達人が集まっていた。会場は満席で盛況。

 講演の内容は、いずれ誰かが報告すると思うので詳しいことは割愛するが、江戸切絵図がそこそこ正確であること、古地図にもニセモノがあり安易に信用していけないなど、古地図専門家ならではの話しがじつに興味深かった。江戸・昭和ブームで、さまざまな古地図が復刻され参考資料として引用されるが、なかにはそうとう怪しいものもあるようで、鵜呑みにしてはいけないようだ。そのほか、詩人としても作品がある芳賀さんだけあって、ときに詩の朗読もある話題豊富な講演であった。

 ところで、このところ神保町で撮影隊らしき一団を目撃するが、神保町を舞台にした映画の撮影が進行しているらしい。神保町、フェスティバル終われば、次は映画か!

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2009/10/30

神保町ブックフェスティバル2009

 明日から(10月31日(土)-11月1日(日))神保町ブックフェスティバル。

7dsc08839 この二日間は、ちょうど神田古本祭り(10月27-11月3日)と重なるので、古本祭りの一部のような印象があるが、神保町ブックフェスティバルは、出版社と新刊書店が参加するイベントで今年は第19回目となる。(神田古本祭りは50回目)

 すずらん通りからさくら通りにかけて、各出版社が「お楽しみワゴンセール」に出店。ちょっと汚れやキズのあるものや長期在庫品など、今はやりの言葉でいえばワケアリの本を、各出版社が格安で販売する。気に入ったものが見つかれば、なかなかお得なセールとなる。

 また三省堂・東京堂・岩波ブックセンターでは、期間中、講演会が予定されている(ただし事前予約制)。また三省堂の1F売り場では、作家のサイン会も予定されているので、ファンには絶好の機会。その他、コンサート、人形劇など子供向けイベントも盛り沢山。

 詳しい行事内容は、BOOKTOWNじんぼうのイベント情報に掲載されているので、事前にチエックを。また期間中は人出が多いので、家族連れの人は迷子(もちろん大人も含めて)にならないように注意して下さい。

 最寄り駅は、地下鉄神保町駅(都営新宿線、都営三田線、東京メトロ半蔵門線)。

 写真は今日(10月30日(金))の「すずらん通り」の様子。明日は、ここも大賑わいでしょう。

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2009/10/23

天使の言葉に

 あっというまに売り切れたと言われ、ネットオークションではプレミア付き価格での出品もあったビートルズ・リマスターBOXだが・・・。

7dsc08662 駅ビルに入っているCDショップの前を通ったら、ビートルズコーナーの見本品に小さな張り紙が貼り付けられていた。

 ”初回盤キャンセルでました!”
 
 いつも買い物をするCDショップで聞いたら、”一度完売したのですが、いまはステレオBOXも初回限定といわれたモノBOXも在庫あります”、さらに”通販もしてます”との話しだった。

 9月9日の発売日の騒動は、まったくついていけずニュースを眺めるだけで終わったのだが、買った方々の感想を読むとやはり買っておけばよかったかなと・・・ちょっと後悔。そこに”在庫あります”という、悪魔いや天使の言葉に心はぐらつく。

 まずは「A Hard Days Night」のリマスターだけは聴いてみたいが・・・さて、どうする。

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2009/10/18

ネオンサインが灯るころ

 久しぶりの日曜日の外出は小さな発見の連続。

7dsc08661b 森下の交差点を渡り地下鉄入り口へ向かう。その途中、工事用シートが取り外された山利喜本館の新しいビルを初めて見る。11月に新装開店だそうだが、中はどういう構造だろうか?

 地下鉄新宿線で小川町に移動して用事を済ませ、駿河台の坂を上がりはじめたら明治大学前が大混雑。全国物産展、コンサートの音が鳴り響いている、明大校友会の集まりだそうだ。大学が少なくなったといっても、やはり駿河台はいまも学生の町。

 再び地下鉄で森下へ戻り清澄白河駅へ向かうと人波に出会う、こちらは木場公園で行われている江東区民祭りへ向かう人帰る人。

 深川江戸資料館が工事で休館中(来年7月まで)のため、資料館通りでなく平野町寄りの道を木場公園へ向かって歩く。新しいカフェ(飛行機をテーマにしたカフェらしい)、シュロのある家、片屋根の材木倉庫(材木を大事にしてだろうか、倉庫と事務所住宅が同寸同形完全対称)などを見つける。この辺りはかつて木場があった所、ほとんどが建て替えられているが、思わぬ珍しい建物がある。

 現代美術館に向かうが展示準備のため休館中(10/6~10/30まで)、次の目的地「深川いっぷく」へ進む。店内が改装され以前より明るくなり、地元も人もくつろいでお茶をしている。さてこの付近で買い物をしようとしたら、区民祭りへの出店で本日休業なりとのこと、早々に駅へ戻ることにする。

 清澄白河駅へ戻る途中、春の深川いっぷくのイベントで出会った人に再会する。レストア中のバイクを見せてもらう。正確にはスクーターだそうで、赤とアイボリーのツートーンカラーの車体がじつに美しい。フロント部は板金を折り曲げたような単純な造形だが、ボディの後ろ半分はグラスファイバー製の流線型、どこかレイモンドローイの影響があるのかも。エンブレムはハーレーダイヴィッドソン、なんとこれはオートバイメーカーのハーレーが製造したスクーターだそうだ。おおらかで伸びやかな造形が、いかにもアメリカン、アメリカでは学生が乗っていたらしい!

 後輪タイヤ、チエーン、ガソリンタンクなど、目の前で組みあがっていくのでずっと見ていたかったが、遠くでチャイムが鳴りはじめたので家路を急ぐことに。通りを歩けば、空は暗くなりはじめ、商店街のネオンサインが灯りはじめる。秋の日はつるべ落としを実感する。

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2009/10/01

ブラタモリ・レギュラー放送はじまる

 タモリが古地図とともに東京の街を歩くといえば、コレジオ社長が出演したタモリ倶楽部の川を歩くがあったが・・・。

7dsc08057 昨年12月、深夜枠で放送されたNHKブラタモリが、10月1日(木)からレギュラー放送となる。時間は、毎週木曜日午後10:00~10:43、第一回目となる10月1日は、「早稲田をブラタモリ」早稲田大学から神田川付近、8日は「上野」が予定されている。

 番組案内によれば”古地図が大好きというタモリさんとともに、東京の街をブラブラ散歩する”という、これは注目!

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2009/09/27

アーチ三重奏@駿河台

 駿河台でアーチといえば・・・。

7dsc08138 建て替え中の文化学院について以前、「学生街の喫茶店(駿河台とちの木通り)」で報告したが、結局、あのアーチ状の入り口の一部が残された。建物左側を取り壊し、上部三・四階を切り取り、凱旋門とは言いすぎかもしれないが、二階建てのモニュメントのようになっている。

 先日、そのアーチの前に立ったら、入り口近くの左右の壁に小さな窓があることに気づいた。

 その窓もアーチ型である。

 さらに入り口の奥右側に大きな窓があるが、こちらもアーチ型になっている。

 アーチ・アーチ・アーチの三重奏。

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2009/09/20

路地に咲くサボテン@雑司が谷

 すっきりした晴天の日曜日午後、雑司が谷へ向かう。

7dsc08085 今日は、第3回鬼子母神通りみちくさ市、商店街に入った途端にその人出と活気に驚く。古本+雑貨のお店が、通りのあちこちに点在しているが、どのお店の前にもお客さんの姿がある。さらに商店街のお店も特別セールをしており賑わっている。

 ミウ・ブックス、リコシェなど顔見知りのお店をまわり、つづいて鬼子母神境内で行われている手創り市へ向かう。

 いつもだが、境内を埋め尽くす手創り市のお店の数に圧倒される。これだけあると、とても全てのお店を見られない、しかも第二会場というのか大鳥神社にも会場がある。出店の半分ほどを見たところでギブアップ、雑司が谷駅へ戻ろうとしたところで、もう一軒だけ立ち寄ることにする。

 その道すがら見かけた黄色い花。

 これはウチワサボテンのようだが、厚ぼったい葉のふちから握りこぶし半分ぐらいの大きさの花が咲き、薄赤い実もついている。サボテンというと、小さな鉢の中におかれたゴルフボールような姿を思い浮かべるが、これは路地に咲くサボテンである。

 さて目指す「旅猫雑貨店」は、いまや雑司が谷散歩の定番スポット。充実した和雑貨を目当てに、ひっきりなしにお客さんが出入りしている。ここで渋い柄(菊五郎格子)の手ぬぐいと小物を購入し、雑司が谷をあとにする。

 なお「旅猫雑貨店」は連休中も開店しているそうだが、場所などの詳細は旅猫雑貨店ホームページを参照。

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2009/09/18

シルバーウィークのプランは?

 ふってわいたようなシルバーウィーク・・・。

7dsc07687b 去年まではなかったはずなのに、いったいシルバーウィークってなんだろう。

 その仕組みは、こういうことらしい。「祝日を月曜日へ移動して日月を連休にし、さらに祝日と祝日にはさまれた日を国民の休日とする。今年は、敬老の日が21日(月)、秋分の23日は(水)だから、22日(火)が国民の休日となり、20日から23日までが4連休となる。さらに19日(土)が休みの人は5連休となる」。かんたんに言えば休日祝日の合わせ技だ。

 さて連休だが、旅行にいく人が多いらしい。すでに今日(金曜日)、大きなスーツケースを転がしている人を、駅で何人か見かけた。あのサイズであれば、1週間海外旅行だろう。

 ところで都内にいながら、日本各地を観光する方法があるそうだ。

 都内には、多くの地方物産館や情報館があるが、これがなかなか面白いらしい。観光パンフレットはあるし、その地方ならではの物産を販売するところもあるし、飲食コーナーがあるところのもある。これを利用しないのは勿体ない、シルバーウィークのプランにどうだろうか。

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2009/09/02

クリスコナー死去

 8月29日、ニュージャージーでクリスコナーが死去(81歳)。

As_time_goes_by じつは先週、ある所で、1962年クリスコナー来日公演のプログラムを見せてもらった。

 ジョイント公演だったのか、クリスコナートリオ+ホレスシルバークインテットとなっている。しかもプログラムには、出演者全員のサイン、もちろんクリスコナーもあった。マニアにとってはお宝モノだろう。

 写真は、1991年に録音されたクリスコナーのアルバム「As TIme Goes By」、伴奏は、ハンクジョーンズトリオ。ハンクジョーンズは、90歳をすぎてもいまなお現役。

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2009/08/23

冷あります

 近道しようと、普段めったに通らない路地に入ったら、小さな旗がはためいていた。
 
7dsc07267b こんな所に「カキ氷」のお店があったのか、でも様子がちょっと・・・。

 文字が「氷」でなく「冷」、さらにその下に小さく「シャンプー」とある。

 「冷シャンプー」は、以前、TVのワイドショーで紹介されていた。そのときは、むりやり企画した冗談半分のような印象だったが、ちょっと蒸し暑い日ならこれもありかもしれない。

 私の身の回りには、まだ試した人がいないが、冷シャンプーって実際にはどうなんだろうか?

 こんど理容室に行ったら、”冷(ひや)あります?”と聞いてみよう。

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2009/08/19

やはり七枚コハゼでした

 昨年も紹介したが、祭りの足袋といえば、かかとクッション入り祭白7枚甲馳。

7dsc07040c 深川の路地で、濡れた祭り足袋を干している光景に出会いました。

 ちょうどコハゼ部分が広げてあったので数えてみました。

 左側の足袋を見ると、コハゼ(金属製の金具)が、1、2、3、4、5、6、7となっています。右側は一つ隠れていますが7個。

 やはり、これは7枚甲馳ですね。

 色はご覧のように白、かかとの構造は確認できませんでしたが、少し厚いように見えますからクッション入りなのでしょう。

 ということで、祭りの足袋は、今年も、かかとクッション入り祭白7枚甲馳でした。

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2009/08/18

風に吹かれて

 TVのワイドショーでも紹介されたが、ボブディランが警官に職質されたニュースが新聞に掲載されていた。

7dsc06976 危ない事件の話しでなく、職質した若い警官がボブディランの名前を知らなかったという話しだが。

 現在、ボブディランは68歳、その職質した警官は24歳とある。

 ところで、これをニュースとして配信したのはAP通信だが、はたしてこれを書いた記者は何歳だろうか?もしボブディランと同じ世代であれば、今の若者はボブディランも知らないのかという論調になるし。もし警官と同世代の若者であれば、たまたま職質したら昔有名な歌手だったという、ビックリ話しの論調になる。同じニュースでも、その受け取り方というか反応は、世代によって異なりそうだ。

 さて、あなたはボブディランの名前を聞いて何を思い出すだろうか?私は、ディラン本人が歌った「風に吹かれて」、そしてガロの「学生街の喫茶店」。この二つの歌は、かたやアメリカの社会運動の象徴となり、かたや日本ではフォークソングのポップス化のさきがけとなったのだが。

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2009/08/17

大人の夏休みの宿題

 お盆休みが終わったとたん、空にウロコ雲、遠くにツクツクボウシの鳴き声。

7dsc07232 いまだに、夏休みの宿題に苦労する夢をみることがある。ちょうど今頃、夏休みもあと2週間となり、たまった宿題を大慌てで片付けたことが今もどこかに残っているのだろう。

 さすがに社会人になれば、夏休みの宿題はないと思ったら、これが大違い。4月から始まった会社年度が半ばとなる9月にそなえて、8月末締め切りでレポートをまとめることが幾度かあった。こうなると、まさしく大人の夏休みの宿題である。

 さて今年は久しぶりに夏休みの宿題が二つある、どれも自由課題だが、原稿用紙6枚の文章と工作である。9月中旬締め切りなので、まだまだ余裕があるが、原稿は苦手なのでちょっと気が重い。すでに提出した人がいると聞いて、少し焦っているのだが・・・さてどうなるだろうか。

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2009/08/15

深川神明宮・宮神輿巡幸

 深川のお祭りというと、なぜか雨が・・・。

7dsc07162_2 ところが今日は朝から快晴、昼になっても快晴、午後もずっと快晴。先週までのぐずついた天気が、まるで嘘のような夏の日差しがまぶしい一日となった。

 午後1時過ぎ、子供達に先導されお囃子のクルマが動きだし、つづいて宮神輿の行列が清澄通りにでてきた。

 神輿を担ぐのは宮元の袢纏を着た人々、清澄通りを北へ進み墨田区千歳町方向に向かう。

 ちょうど森下交差点で、森下二丁目町会神輿の列とすれちがう。町神輿と並ぶと、さすがに宮神輿は大きく存在感がまるで違う。例大祭ガイドによれば、宮神輿は、昭和9年作、黒漆塗り、台座は四尺四方となっており、その作りと寸法は町神輿とはまったく違うことがわかる。

 ところで、深川の祭りといえば水かけがあるが、この宮神輿にかぎっては水かけしないことになっているそうだ。今日の暑さだと水が欲しいところだが、さすが宮神輿、皆さん行儀よく進んでいった。

 深川の祭りは16日もあり、その神輿渡御のコースはそれぞれの神社のホームページに掲載されている。

 神明宮の町神輿連合渡御ルートは、こちら

 富岡八幡宮二の宮神輿のルートは、こちら

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2009/08/14

祭囃子がながれる町

 都営地下鉄を森下駅で下車し、地上に上がれば、

7dsc07027 清澄通りには、神明宮例大祭の赤い幟がずらりと並び、どこからともなく祭囃子がながれている。

 祭り袢纏を着た人々が、路地の奥に見え隠れしている。

 商店街は、お盆休みでシャッターを閉めている店が多く、いつもより静かなぐらい。通りの中間あたりに神輿をおく仮小屋がつくられ、町内会の方々が大勢集まり、そこだけ賑わっている。

 静けさがあるから祭りの熱気が際立つのだろう、この対照的な風景の組み合わせが良い。

 さて明日は宮神輿、日曜日は町内神輿が登場する。天気も良さそうだし、どんな光景が見られるか楽しみだ。深川神明宮神輿巡幸マップはこちら

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2009/08/13

Girasole

 ようやく真夏の空がやってきた。

7dsc06879_2 週間天気予報から傘マークが消え、ずらりと太陽マークが並びはじめた。

 太陽の花といえばSunflower:ひまわり、イタリア語でGirasole。

 昔は幼稚園や小学校の花壇に必ず植えられていた。最近はあまり見ないと思っていたら、健康診断のフォローで医者にいった帰り道にみつけた。ちょっと花が小ぶりだが、夏の青空にピッタリ。

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2009/08/12

ひと時の涼やかさ

 植えた記憶はないが・・・

7dsc06988 今朝、ゴーヤーの葉の中に薄いピンクの花が現れた。

 たぶん去年咲いた朝顔の種が落ちていたのだろう、ゴーヤーへまいている水のおこぼれで、いつのまにか発芽して育っていたようだ。

 午前中の強い日差しをうけて、あっというまにしぼんでしまったが、その姿にひと時の涼やかさを感じた。

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2009/08/11

もうすぐ水かけ祭り

 深川の祭りといえば、水かけである。

7dsc07006 真夏の八月に行われる深川の祭りは、当然のごとく神輿を担ぐ人々に沿道からの水がかけられる。ときは冷たい雨が降り、少し寒そうな年もあるが、それでも水をかけるのが深川の祭りである。

 本日、雨の上がった森下(深川神明宮の氏子町)を通ったら、木のタルが交差点角に並んでいた。ちょっと早いような気もするが、水かけ用のタルを準備しているのだろう。神輿順路のノボリも立てられ、夏祭りが間近にせまったことを実感する。

 

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2009/08/10

「深川神明宮本祭り」に向かって

 今年の深川神明宮は本祭り。

7dsc06998 深川神明宮は、深川の地名のもとになった深川八郎右衛門にゆかりの神社であり、深川散歩に外せない地となっている。

 深川神明宮の本祭り日程と行事は、神明宮のホームページに記載されているが、宮神輿巡幸は8月15日(土)、町神輿連合渡御は8月16日(日)に予定されている。

 町神輿連合渡御は、神明宮の氏子町から12基の神輿をくりだし町内を練り歩く。コース長、時間も半日(午前8時出発、午後1時解散)とほど良く、神輿のなかには戦前に作られた貴重なものもあり、神輿初心者ならびにファンともに楽しめる。その神輿のコースと時間は、神明宮ホームページのここ(pdfファイル)にある。

 なお最寄り駅は、都営新宿線・大江戸線の森下駅。

 町神輿連合渡御の神輿表(予定)

 宮本:森下1丁目、1番:新大橋1丁目、2番:常盤2丁目、3番:常盤1丁目、5番:新大橋3丁目、6番:新大橋2丁目、7番:千歳3丁目、8番:森下2丁目、10番:森下3丁目、11番:森下4丁目、12番:森下5丁目、13番:高森。

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2009/08/09

今年もゴーヤー

 先週末、路地でゴーヤーをみかける。

7dsc06887 路肩にプランターを並べただけなのに、見事な枝ぶりというか成長ぶり。上下左右もきっちりと収まり、きれいな緑の日除けになっている。

 じつは我が家もゴーヤーの苗を植えたが、どうも成長がイマイチで弱々しい。苗を買いに行くのが遅れてしまい7月になってから植えたのが、まずかったようだ。まあ・・・、こちらは気長にいくしないだろうと思っている。

 それにしても隣りの芝生ではないが、よそのゴーヤーはみな見事に見える。

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2009/08/05

夏祭りに向かって@深川

 夏祭りの季節が近づいてきた。

7dsc06917 今年は、深川神明宮が三年に一度の本祭り、宮神輿巡行(15日)、町内神輿連合渡御(16日)が予定されている。富岡八幡宮は、かげ祭りで二の宮神輿渡御(16日)が予定されている。これら二つの祭りは、日程が重なるのでどちらにいくか悩ましいところだが、両方とも見にいくというのもありだろう。

 ところで上記二つの祭りは、ともに来週末だが、明日から始まる祭りが深川にある。

 以前にも紹介した、深川牡丹町にある「住吉神社」の祭礼。

 祭礼と言っても大幡が立てられるだけだが、その幡立てが明日(8月6日)に予定されている。

 写真は本日(8月5日)の深川住吉神社、隣りが更地になっている。

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2009/08/02

下谷のバルコニーにアートを見る

 根岸に近い下谷の路地の古いアパートだが、その佇まいがタダモノでない。

7dsc06676 一階、二階、全ての部屋にバルコニーがついているが、その形・素材がそれぞれ微妙に違っているのだ。

 二階の一番手前はアルミサッシ製だが、真ん中は鉄格子のようなモダンアート風、その奥は木製横桟のがっちりした和風。さらに一階は、手前は四角形格子、真ん中も四角形格子だが手前とは大きさと段数が変えてある、その奥は木製だが上の階とはちがって縦桟になっている。こうしてみると、六部屋のベランダのデザインがそれぞれ異なっている。

 アパートといえば、同じ外観の部屋がずらっと並んでつまらないものが多いが、このベランダの表情は、どれ一つとして同じものがない。

 ここまでやればアートでしょう!

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2009/07/29

晴れ時々雨

 先日、時間切れで歩けなかった入谷・根岸付近を再度訪れる。

7dsc06638 路地に入った途端、二階の窓から、ひょこっと猫が顔を出した。

 誰が来たのか確認するため顔を出したのかなと思ったら、道路をいく歩行者にまったく目もくれず、窓から身を乗り出してしきりに空を仰ぎ見ている。

 雲が厚くたれこめ、時々思い出したように小雨が降る。

 どうやら、この天気が気に入らないのか、くるりと再び部屋へ戻っていった。

 やはり猫は、雨が苦手なのだろうか・・・。

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2009/07/26

乗り物好き少年は・・・

 今日もまぶしい晴天、

7dsc06774 南風が吹く空には、かすかに雲があるようだが、その背後はこれでもかというぐらい真っ青。

 その青い空のなか、白く輝くものが空高く飛んでいく。

 もちろんUFOなどという怪しいものでなく、羽田から飛び立った旅客機!

 ところで子供の頃は、我が家の上を小さな飛行機が飛んでいた。いまはららぽーととなっている地に船橋ヘルスセンターがあり、その海岸よりの土地に小さな飛行場、セスナという小型機で遊覧飛行を行っていた。

 そのセスナは、宣伝ビラの空中散布も行っており、わが町の上空を何度も旋回しながら赤や黄色のビラを空中にまいていった。地上から見上げると、ビラは放出されてすぐは、大きな束のようになっているが、やがてばらけてひらひらと舞って地上におりてきた。子供達は、風にのって流れていくビラを追っかけ、めったにない束のまま落ちているものを見つけると、ちょっと得意気げであった。

 あの頃の、乗り物好き少年達は、今はどうしているだろうか・・・。青空高く飛ぶジェット機に、セスナが飛んでいた頃を思い出す。

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2009/07/19

裏山砦@浅草清川

 南千住から浅草方面へ歩きはじめると・・・

7dsc06557 泪橋の交差点で外国人カップルに出会った。いかにも夏の旅行者らしく短パンにTシャツ、サンダルという軽装が、じつに決まっていた。その交差点を渡ると、前方に大きなキャリーバッグをひている外国人女性が二人。この二人は、プリントアウトした地図を持ってホテルを探していた、たぶんネットで予約でもしたのだろう。

 いま南千住から浅草へ向かうバス通りには、たくさんの格安ホテルが並んでいる。新築らしい明るい外観のホテルは、個室にTV、インターネット接続が可能なところもあり、それらのいくつかは、ネット上の3000円前後の格安ホテル検索でヒットする。さらにホテルによっては2000円前後の宿泊料を、看板に提示しているところもあり、まるで格安ホテル街となっている。

 この地域は、昭和40年代には簡易宿泊所が建ち並び、その様子は歌にまでなったが、表通りを歩いている限りでは旧町名とともに消えたようにみえる。しかし、一歩裏通りにはいると、再開発された風景のなかにところどころ昭和の面影。

 そんな路地裏でみつけたのが、写真の光景。

 一見、こんなところに山が! 

 と思ったが、よく見れば建物。

 ツタと樹木におおわれて元の外観も分からない、ちょっと凄いことになっている。地図では、ここは宿泊所となっているが、いまや緑に覆われた「裏山」というか「砦」のようなありさまである。

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2009/07/15

梅雨明けしたとみられる・・・

 関東地方の梅雨明けが宣言された途端に猛暑。

7dsc06593 今年の夏は、エルニーニョ現象のため、長期的には暑さはほどほどと聞いていたが、昨日、今日と猛暑。口には出すまいと思っても、どこに行っても、午後の会話は”今日は暑いですね!”から始まる。

 それでも風があるので、なんとか屋外でもしのげたが、歩道は強い日差しに照らされ真っ白に輝き、体は自然に日陰を選んでしまう。休憩のため立ち寄った喫茶店でも、”今日は皆さんアイスコーヒーばかりです”との話しに、私も同じものをオーダー。コーヒーは一杯づつドリップ、氷も一杯分づつクラッシュするので、手間はホットコーヒーより多くかかるので大変だそうだ。

 そういえばセットメニューにあるホットコーヒーをアイスコーヒーにすると、¥100アップというレストランがあったが、こういう理由だったのかもしれない。本当に¥100分の材料と手間が余分にかかっているかは別だが・・・。

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2009/07/12

幻景@根岸

 寺町のような落ち着いた佇まいの根岸だが・・・

7dsc06397 金杉通りに口を開けた路地に一歩はいると、それまでの根岸とはがらっと異なる風景に出会う。

 道路に面した前面部分は、上下二色にペイントされたトタン板の状態から分かるように、相当古そうな工場のようだ。しかも、その奥に並ぶ建物は、梁に何か構造物を取り付ける予定だったのか、屋根の梁が道路に突き出している。

 根岸といえば、寺や木造建築の屋敷が並ぶイメージを持っていたが、この路地をとりまく色と形は、まるで異次元のような幻の景色。

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2009/07/09

入谷から根岸へ

 昨日は、朝のテレビニュースにさそわれて入谷朝顔市へ向かった。

7dsc06425 地下鉄日比谷線入谷駅で下車して地上に出れば、目の前の通りを渡ったところに朝顔を並べた店がずらっと。おおよそ50軒ぐらいだろうか、どの店も歩道に沿って朝顔鉢をひな壇のように高く積み上げている。

 小雨にもかかわらず、すれ違うのも難しいほどの人出があるが、朝顔の鉢を提げた人が少ない・・・と思ったら、伝票を手にした宅配業者があちこちに待機して、朝顔鉢の発送処理を次々行っている。今は宅配サービスを使うのが多いようで、その昔のニュース画像の定番だった「浴衣姿で朝顔を持つ」光景は、すでに過去のものになったようだ。そのためか、大きな一眼レフをもったカメラおじさん達も、気に入った被写体がなかなか見つからないようで、ウロウロしていた。
 
 朝顔市の端まで歩いたところで、入谷へ戻らず根岸へ向かう。

 もう10年ぐらい前だろうか、根岸界隈を歩いたことがあり、そのときの道を再び歩いてみた。

 うぐいす通り交差点の手児奈せんべいの左側の道を進むと、前方交差点の先に大きな和菓子屋のビルが見える。あらためて交差点に立てば、まるで戦前のままと思われる大きなガラス戸が美しい理髪店がある。この店、本藤理髪店については多くの人が紹介しているので、あらためて説明はしないが、いまも健在である。その角を右折してしばらく歩くと香味屋の看板がみえる、こちらは大正14年創業の洋食の名店、高級な店だが堅苦しさはなく家族連れの利用者も多い。

 さらに進み交差点を再び右に曲がりしばらく歩くと、金杉通りに突き当たる。この通りに面して、「かなすぎ」という美容室がある。

 古い和風建築もいいがテント看板に「美容室&かつら」と、あえて「かつら」と書き加えてあるのが興味深い。じつはこの美容室は、婚礼花嫁の日本髪鬘を結ってくれるお店なのだが、この建物のたたずまいがが好ましい。今回は、根岸でなく下谷になるが、このお店の姿を記録しておこう。

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2009/07/05

泪橋のアパート@南千住

 南千住の景色については、すでに師匠がここで取り上げられているが、週末、その南千住で用事があったので出かけた。

7dsc06293 日比谷線も三ノ輪駅は、都電荒川線との連絡も近く、何度か利用したことがあるが、隣りの南千住駅で下車するのは初めて。南口に降りるが、ここはジョウロのようになった隅田川貨物駅構内の線路がギュッと一点に集まり、クルマは地下道、線路は地面、人は線路をまたいだ歩道橋を歩くという、クルマ・鉄道・人が三層に重なった複雑な地。

 用事が予定より早くすんなり片付いてしまったので、帰り道はどうしようかと思いながら、付近を歩いてみた。

 明治通りの交差点名は泪橋。

 橋という名が付いているが、川らしきものはまったく見えない。

 ここでいつもの「川の地図辞典」を取り出しP104台東区のページをみると、明治通り沿いに「思川」を見つける。三ノ輪で二つに分かれた音無川は、一つは山谷掘りを経て隅田川に流れ込み、もう一つは思川となって泪橋を通り白鬚橋付近で隅田川につながっていたのだ。

 ここにも消えた川の名残。

 近くの路地を歩いていたら、玄関のデザインが面白い古いアパートに出会う。

 玄関屋根下の門燈は球形、その屋根を支える柱も円柱となっている。この屋根程度の幅と奥行きならば、柱など無くても十分だろうが、このデザインのこだわりは・・・である。

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2009/06/28

ギターウォール@御茶ノ水

 神田駿河台で目につくお店といえば、スポーツショップと楽器屋さんの二つ。

7dsc05919_2 それぞれ微妙に住み分けされているようで、スポーツショップは駿河台下の小川町付近の靖国通りに沿って集まり、楽器屋さんは御茶ノ水駅から駿河台の坂道に並んでいる。

 その楽器屋も専門化しているようで、高価なバイオリンを並べる弦楽器専門店もあるが、圧倒的に数が多いのはエレキギターショップ。

 どの店もディスプレイを工夫しており、店頭に並ぶのは手頃な価格のものだが、そのデザインと色のバリエーションは、楽器に興味がなくても通りをいく者の目を楽しませてくれる。もちろん高価なヴィンテージモデルやカスタムモデルもあるが、さいわいなことに、それらは店の奥に展示されているらしい・・・。じつは、見てしまえば自分が弾けないことを忘れて衝動買いしそうで、店の奥に入らないようにしているのだ。

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2009/06/24

昭和モダンカタカナフォント@神保町

 ここ数日、大雨と晴天が交互にやってくる。

7dsc05955 この春に行った検査のフォローアップで、小川町・御茶ノ水駅前・神保町のトライアングルを行ったり来たり。一箇所で全てが完了すれば良いのだが、設備の都合で、あっちへ飛ばされたりこっちへ飛ばされたり、まるでビリヤードの玉のようなありさま。

 すべてが終わったのは小川町だが、少し落ち着いて休もうと神保町へ向かう。

 小川町の交差点にある「たい焼き屋」の前に本日は臨時休業のビラ、駿河台交差点近くにできた新しいビルにカフェが開店、三省堂の中を通り過ぎ、ラドリオとミロンガのある路地に入る。
 
 突然、午前中の雨が嘘のような強い日差しを正面から浴びる。

 道幅は狭いし、周りはビルばかりでとても日が当たるような場所に思えないのだが、路地全体が明るい光で包まれている。

 眩しさの中ふり返れば、植木草花、波板のサビが目に入る。さらに上をみれば、昭和モダン本の装丁にある手書き文字のようなカタカナフォントの店看板が、浮かび上がっている。

 ビジネス街にかわりつつある神保町だが、この路地だけは、本の街の姿がいまもそのまま残像のように・・・。

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2009/06/17

雨空はるか

 昼間は雲間に青空も見えたが、昨日、一昨日と二晩続けて激しい雨と雷、我が家はBS放送がしばらく受信不能状態だった。

7dsc05793b 大雨になるとBS放送の映像が、まるでコマ送りが遅くなったようにカクカク画像になったり、まったく停止したり、さらに画面が真っ暗になり「受信できません」の表示が出てくるときがある。年に3-4回はあるかなという程度だし、電波が気象に影響を受けることはしかたないので、こんなものかと思っている。

 ところで先日のGPS気象予報というのをTVで紹介していた。

 詳しいことは、日本測地学会のGPS気象学で解説されているが、GPS電波を利用して大気状態(水分量)を読み取り、それを天気予報に利用する技術だそうだ。

 GPSは衛星からの電波を受信して測位情報を導き出すが、その電波は、大気の状態(水分含有)によりわずかに変動(電波の遅れ)し測位誤差をうむ。クルマのカーナビ程度ならまったく問題がないそうだが、高精度を求めるときは、この変動成分を取り除き測位データを補正する。これを逆にすれば、GPS観測点でのGPS電波の変動から、その上空にある大気水分量を導きだし、それを気象予報に利用できることになる。

 このGPS観測点を全国に展開すれば、日本全土の気象予報に利用できるが、じつは、すでに多くのGPS観測点が設置されている。たとえば国土地理院のGPS連続観測システム(GEONET)は、すでに1200箇所もある。

 雨といえばアメダス程度しか知らなかったが、最近の気象予報技術は凄いことになっていたのだ!

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2009/06/14

「ちっちゃな家」展をみる

 銀座7丁目に来たので、すこし足を延ばして8丁目の「タチカワブラインド」ショールームへ向かった。

7dsc05692_2 furuさんのブログで紹介されていた「A to A project」企画による「ちっちゃな家」展が、ここで開催されているのだ。

 シュールームに入り、イベント案内の掲示で、展示会場が地下であることを知る。

 昼休み直後、ちょうどお客さんの切れ目だろうか、見学者は私一人。おかげで写真・住宅模型と資料ファイルをじっくり見ることができた。建築模型を見慣れていないので、その模型からは、ちっちゃさはあまり感じないが、敷地・建坪の数値をみると驚く!小さいことをマイナスの要素とせず、コンパクトゆえの快適さをどう実現するか興味深い。

 この展示会は6月20日(土)まで、ショールームは日・月が休館。

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2009/06/13

梅雨になれば

 いまかいまかと気にしていた梅雨入り宣言も、いざ発表されてみると・・・。

7dsc05681 たまっていた用事を片付けるため都内を移動、最初は曇り空だったが、銀座についたころは青空がみえるほどに。

 WAKOのショーウィンドーのなかはブルーの世界。周囲の景色がガラスウィンドーに映りこみ、ブルーの玉が浮かんでいるよう、ここでスナップを1枚。
 
 外人観光客が目立つ通りを7丁目方向に進めば、目指すお店が無くなっていた。建物はあるのだが、すっかり模様替えして別の店。すぐ近くの系列のお店で聞いたら、店舗を統合したとのこと。”扱っていた商品は、全てこちらにあります”との話しだが、商品も整理したようでどうも種類が少ない。結局なにも買わずに店をあとにする。

 それにしても銀座通りの入れ替わりは激しい。しばらく来ないと、まったく知らない街になってしまう。工事中ポッカリあいていたヤマハのビルの地には、新しいビルが全体像をあらわしはじめている。ストリートビューの画像も、いまや昔の風景、この街のダイナミックな変化には、時代の最先端をいくグーグルも追いつけないかもしれない。

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2009/06/07

梅雨をまえにして#2

 みるみる上がる気温に、体がついていかない・・・
 
7dsc05505 朝から晴天の日曜日、部屋の片づけがすんだら出かけようと思っていたら、だんだん体が重くなってきた。部屋の温度計をみたら28度、さらに湿度計はなんと70%を超えている!

 これって不快指数にすると、どのぐらいだろうか?これならいっそのこと雨のほうがいいかもと思ってしまう。

 ところで雨が似合う花といえばアジサイだが、その花色は土壌によって異なり、開花が進むにつれて色が濃くなる。さらに花の形がことなる園芸種も数多くあり、花の形と色は千変万化というか、これがアジサイかというものもある。

 写真は、先日、本郷で見かけた白い花びらの形が珍しいアジサイ(たぶんアジサイだと思う)。

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2009/06/05

梅雨をまえにして

 ハッキリした蔭を作り出す真夏の強い日差しとちがって、梅雨をまえにしたこの時季の日差しは、路地の風景をしっとり描きだす。

7dsc05504d 本郷菊坂の路地近く、上下左右をコンクリートで塗り固められた壁の一部から、古い石積みが露出している。

 かつては壁のようにずっとつながっていたらしい石積みだが、いまはガレージや家に寸断されて、複雑なモザイク状態。水の多かった地のなごりか、その石積みの隙間からは植物が伸び、小さなウォールガーデンを作り出す。

 地面から壁の途中に黒黄テープの巻かれたパイプが一本。

 子供の忘れ物だろうか、そこに小さな黄色い柄のビニールカサがちょこんと。

 石積みだけであれば無機的な風景かもしれないが、パイプとカサが加わることで一気に生活感が出てくるから不思議だ。この構図と湿度感のある色合いに惹かれて、思わずシャッターを押してしまった。

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2009/06/03

本郷台地を歩く

 本郷に住む師匠に会うため真砂町へ向かう。

7dsc05574 真砂町図書館で師匠と待ち合わせをし、一緒に菊坂を目指し歩きはじめた。昔(昭和20~30年代)なら、真砂町から見下ろす菊坂町は、「暗い谷に古い家並みがつづく湿っぽい町」となるが、いまは、家々は新しく建て替わり路地も明るく舗装されカラッとしている。それでも、どこかしっとりした雰囲気があるのが菊坂町らしさか。

 菊坂町をぬけ北西へ向かい、田町、初音町、富坂、表町へすすむ(いずれも旧町名)。

 ところで、さきほどの菊坂町の話しで、なぜ昭和20~30年代の風景を持ち出したかと言えば、今日はある本を携えてきたからだ。

 アルバム東京文学散歩(野田宇太郎、昭和29年、創元社)は、同じ著者の東京文学散歩の取材で撮りためた昭和27頃の東京風景を並べている。その中の「伝通院界隈」は、通りの真ん中にそびえる木の姿を記録している。

 旧小石川表町の善光寺坂は、かつて幸田露伴が近くに住み、通りの真ん中に大きな「椋の木」がそびえることで知られている。今回の写真は、そのアルバムを開きながら現在の大木を撮ったもの。

 この一枚の写真の中には、昭和27年と平成21年、約60年の開きのある風景が記録されている。二つを見比べると、背後にある空はマンションで狭められているが、大木と坂道の後ろにある慈源院・澤蔵司稲荷の石塀は昔と同じだ。たとえ周りの風景は変わっても、その地の骨格のようなものは変わらないようだ。

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2009/06/01

イチキュウハチヨン?

 月曜日の午後、喫茶店に入ったら、テーブルに1人、カウンターに1人とお客さんが2人だけ。

7dsc05480 これが初めて入る喫茶店であれば、完全に引いてしまう光景だが、何度が通っているのでカウンターの席に座る。かつては学生で賑わっていたが、いまはオフィスビルばかりとなり、昼休みがすぎ午後3時にはまだ間があるこの時間帯の喫茶店は、いつも空いている。

 店内に置かれているCDショップの新譜案内を見ていたら、”イチキュウハチヨン読みました?”と、マスターから問いかけられた。 

 咄嗟のことでイチキュウハチヨンが何なのか分からず、”それ何ですか?”と聞き返す。

 ”村上春樹の1Q84ですよ!”

 近くに大きな書店や出版社があるので、ここでは新刊の話題もよく上がるのだろう。

 しばし村上春樹談義となるが、お互い、それぞれ読んだ村上春樹の本の名前を上げようとするが、どうも続かない。もちろん「ノルウェイの森」は読んでいるが、それから先が出てこないのだ。その昔、村上春樹はジャズ喫茶をやっていた、膨大な量のジャズレコードをもっているらしいなど、「Portrait in Jazz ポートレイト・イン・ジャズ」や「村上ラヂオ」などの話はでてくるが、肝心の小説になるとお互いにたよりない。
 
 ところで1Q84って、そんなに話題になっているのだろうか?

 帰り道、いつもの書店に立ち寄ったら、”村上春樹「1Q84」完売しました”のポスター。なるほど、こういうことになっていたのか・・・。

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2009/05/17

鉄道ジオラマ(風)

 その川沿いの道を通ると、つい立ち止まってしまう。

7dsc05320b 秋葉原から御茶ノ水へ向かうときは、いつもホテルジュラクが建っている淡路坂を通るのだが、先日、湯島聖堂のある通りを神田川に沿って歩いてみた。

 聖橋の下をくぐる手前あたりは、神田川を鉄橋で渡る地下鉄丸ノ内線の撮影ポイントとらしく、当日も、一眼レフデジカメをもったオジサンがずっと撮影中。私もちょっと一枚と地下鉄が来るのを待ったのだが、これが思っていたより難しい。

 JRのホームからはゆっくり走っているように見える地下鉄だが、いざ、撮影ポイントに立ってみると、あっというまに土手のなかほどから出て反対側のトンネルへ吸い込まれてしまうのだ。遠くの方で鉄が擦れるような音がするので、いまかいまかと御茶ノ水駅へ来る電車を待っていると、まったく逆側の淡路町方面へ行く電車が表れたりして・・・。

 ようやく撮れた一枚、iGaさんのジオラマ風をまねて、ちょっと鉄道ジオラマ風に加工してみた。鉄道模型のように見えるだろうか・・・。

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2009/05/10

路地に灯かりがともる頃

 昨日は、旧麻布市兵衛町を訪れ、その帰り道に日本橋へ向かう。

7dsc05266 路地を進めば、お店のウィンドウはすでに空っぽ、もう掃除を始めていた。いつもより店じまいが早いと思ったら、祭り袢纏を着たおじさんがドアを開けて出ていった。

 そういえば、ここ日本橋は神田明神の氏子、神田祭が始まっていたのだ。

 遠くから祭り囃子が聞こえてくる。

 暗くなりはじめた路地に壁のように積み上げられた提灯に灯かりがともりはじめた。

 お店のオバサンによれば、”忙しくなるのは明日の日曜日、うちの前が町内神輿の休憩所になり、100人分の食事を用意する”との話し。

 早々に買い物をすませ店をあとにする。

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2009/05/07

多摩蘭坂・・・

 忌野清志郎さんが亡くなったニュースは、私に国立市のはずれにある坂道の近くで過ごした日々を思い出させた。

Tamaranzaka_2 会社員時代、都心のオフィスから多摩の工場へ転勤となり、中央線沿線のアパートを借りることになった。会社総務からいくつか物件を紹介してもらい、静かな環境が決め手となって国立市のアパートを選んだ。国立市といっても数十メートル先は国分寺市となり、駅から遠いので家賃が安いことも、そこに決めた理由の一つだった。

 アパート近くを歩くと、坂道の石垣に白ペンキで名前や日付が書かれているのに気づいた。

 親しくなった地元の方に聞いたら、”あれは忌野清志郎さんのファンが訪れた記念に書いたもので、「多摩蘭坂」という曲は、この坂がモデルになっている”との話。

 その当時、坂の途中にあった案内板には、”たまらん坂は、上るのがきつくて「たまらん」と言ったことにはじまる”ようなことが書いてあった。たしかに徒歩だと、なかなかきつい。

 近くのレストランで食事するうちに知り合いとなったライダーのSさんは、いつも2ストロークエンジンを甲高く響かせたオフロードバイクで、この坂道を一気に駆け上がっていった。そして造形作家のKさんは、古い軽自動車のエンジンを目一杯吹かせて真っ暗な坂道を駆け上がっていった。その途中、小さくクラクションを一度鳴らすのが、私達へのいつものあいさつだった。皆さん、今はどうしているだろうか・・・。

 写真は、たまらん坂の頂上付近から国立市方向を見下ろした景色、撮影は1997年頃。私のアパートは、この坂を下ったところにあった。

5月8日:追記

 Wikipediaの「たまらん坂」によれば、石垣の地はマンションとなり石垣は消えているそうである。

 Youtubeにあった石垣の前で「多摩蘭坂」を歌う忌野清志郎さん。

 

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2009/04/23

ミシュラングリーンガイド

 今日は気持ちよい晴天、午後から根津神社のツツジ園へ向かう。

7dsc05039 桜と同じように、ツツジの開花も年によって早くなったり遅くなったりする。ちょっと訪れる時期がずれてしまうと、若葉見物になりかねない。

 さて今年はどうだろうか・・・。

 ざっと見たところ、ほぼ満開のように見えるのだが、来週見頃という話しもある。

 それにしても平日なのに人が多い、しかも外国人によく出会う。

 ミシュランのガイドブックで紹介されて以来、高尾山を訪れる外国人が多いというニュースがあったが、もしかして谷根千もガイドブックに掲載されているかもしれない。そう思い検索したら、3月16日に発売された”ミシュラングリーンガイドジャポン”(フランス語版)を見つけた。

 プレスリリースにある掲載地リストによれば、谷中・谷中霊園・朝倉彫塑館・スカイザバスハウスなど谷中付近が紹介されている。まだ発売して間もないしフランス語版のみなので、このガイドブックの影響で、今、谷中に外国人が増えているとは思えないが、そのうち高尾山のように賑わうのだろうか、今後の動向が楽しみだ。

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2009/04/21

空と地上の間に

 天気予報通りに午後から雨となった火曜日、御茶ノ水へ向かう。

7dsc05015_2 雨は降ったり止んだり、時おり日差しもある状態、秋葉原にできた新しいビルが微妙に輝いているのに気づく。

 遠くにある、右側のビルの窓ガラスは青空を反射しているようにブルー、中央にそびえるビルは金色に輝いている。グレーの空と雨に濡れた暗い地上の間に、光あふれる空間が広がっているように見える。

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2009/04/18

新緑見物

 昨日ほどではないが、少し風が冷たい薄曇の土曜日、新緑のモミジを見る。

7dsc05005 モミジ見物というと普通は秋の紅葉となるが、この時季のモミジもなかなか良いのだ。

 若葉におおわれたモミジを見上げれば、大小の葉が微妙な濃淡を描いている。小さい葉は、薄いためか日差しを通して黄色く輝き、大きい葉は日差しをさえぎるらしく暗く緑も濃くみえる。かんたんに若葉といっても、その色調は葉によって微妙に色調が違う。

 さらによくみると、小さな赤い点が葉のところどころに見え隠れしている。

 モミジの花だ!

 モミジの花には蜜でもあるのだろうか、小さな虫が飛び回り、その中には蜂もいる。

 モミジの楽しみは、この後もつづく。

 花が終わると、二葉のような形をした実がなり、やがてその実は、プロペラのように空中を回転しながら舞っていくのだ。

 ところでモミジの葉は、和食のかざりとしてもよく見かける。いわゆる「つまもの」と言われるもので、春(初夏)の新緑の若葉、秋の紅葉とよく利用される。春秋を目で味わう、こういう楽しみもできるのがモミジの良さかもしれない。

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2009/03/30

あいろん道場?

 前回につづいて深川で見かけた、ちょっと不思議なものを紹介しよう。

7dsc04736b 通りに面したガラス窓のすみに張り紙が一枚。

 そこに、”あいろんの、かけかた、おしえます 店主” と書かれている。

 全てひらがななので、一目で何のことが分からずしばらく立ち止まってしまったが、これは文字通り「アイロンのかけ方を教える」という看板なのだろう。

 アイロンに限定したところが、いかにもスゴイ技がありそうな気がするが、どんなことを教えてくれるのだろうか。

 まさか、アイロンの重さに負けないように、まずは筋肉を鍛えるバーベルトレーニングをしたり。シワのないアイロンをかけるためには、落ち着いた心が重要だと、座禅道場があったりして。この張り紙のデザインから想像すると、そんなにハードな内容ではなさそうだが、どのようなことを教えてくれるか気になる一枚である。

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2009/03/23

狭き扉を開けば・・・

 昨日の東京は朝から荒れ模様の天気、屋外イベントにでかけた人は大変だったようですが、深川の古本市「深川いっぷくいっぱこ」は無事終了しました。ご来店頂いた皆さんありごとうございました。

7dsc04706_2 さて、店番の合い間に歩いた深川の町で見かけた、不思議なものを紹介しましょう。

 写真の扉は、二軒の家の間にあります。

 下にある鉢植えを比較してみれば分かりますが、その幅は鉢植えの直径とほぼ同じですから、おおよそ15cm程度でしょうか。これでは人の出入りは無理だと思うのですが・・・。

 二軒の家の隙間をふさぐためのものでしょうか、それならば板でよいと思うのですが。

 なぜか、開閉用のヒンジやノブまで付いている本格的なドアになっています。はたして、この狭い扉を開けるとどのような世界につながるのか、もしかしてここは魔宮への入り口でしょうか、それとも・・・。

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2009/02/28

ギターとオルガンの響き

 昨日は、朝からの雨に白いものが混じりはじめた。雪と言えないこともないが、霙(ミゾレ)、いや氷雨だろうか。

7dsc04552_2

 その氷雨に負けず、地下鉄で神保町へ向かう。  やはり悪天候のためか、どこも人出が少ない。  古書市で「アルバム東京文学散歩」(野田宇太郎、創元社、昭和29年)、「鏑木清方文集5名所古跡」(白鳳社、昭和54年)の2冊を購入。どちらもヒヤケのため格安本。

追記:3/1
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 「アルバム東京文学散歩」は、野田が、文学散歩の取材中に撮影した写真を集めた本。野田自身は”文学書”だと主張しているが、やはり写真集としてみてしまう。昭和27年頃、戦後の復興が進む東京の姿と焼け残った本郷・向島などが記録されている。

 鏑木清方文集第5巻のタイトルは、”名所古跡”となっているが、隅田川、築地川、銀座などの東京の町の様子が語られているので購入。93歳と長生きした鏑木だけあって、その話しは大正から昭和37年頃までと幅広い。
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 本を抱えて、以前キースジャレットがかかっていた喫茶店で一休み。

 ドアを開けたらギターの音。なんというか曲か分からないが、独特な柔らかなギターサウンド(たぶんオクターブ奏法)はウエスモンゴメリーか・・・。

 それにしてもベースの音が柔らかいのに音程がはっきりしている。立てかけてあったLPジャケットをみたら、ギター・ドラム・ハモンドオルガンによるトリオ、ギターはやはりウエスモンゴメリーだった。

 あの深いベース音はハモンドオルガンが担当していたようだ。

 ハモンドオルガンは電気式オルガンだが、現代のデジタルシンセサイザと違ってアナログ。しかもその音源部分は、メカニカルなディスク(直径5cm程度)と電磁ピックアップを組み合わせたトーンホイールジェネレーターで構成されている。100枚近くあるディスクを常時回転させている、まるでメカの固まりのようなオルガンなのだ。

 今夜は、BSで黒いオルフェ(音楽はアントニオカルロスジョビン)を見る予定。

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2009/01/26

枯れ葉にまぎれる

 まるで気づかなかった、

7dsc04163b_2 5-6羽はいただろうか、数メートル先の地面から突然鳥が飛び立った。

 この写真の中にも2羽いるが、分かるだろうか?

 赤・黄・橙・茶・青・・・、この鳥の配色は、今の時季の小さな春の新芽が枯れ葉におおわれている地面と良く似ている。

 それは、まるで枯れ葉にまぎれるための模様・・・。

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2009/01/24

ボタンが見つからない!

 ボタンはボタンでも電池の話し、

7dsc03726_2 しまってあったフィルムカメラを取り出したら、巻き上げレバーがビクともせずシャッターも動かない。すでにメーカーもフィルムカメラから完全に撤退しているし、長いあいだ使用していないので修理に出そうか迷ったが、まずはサービスステーションで見てもらうことに。さいわい私の機種は、まだ修理対応している最後のフィルムカメラニ機種のうちの一つだそうで、無事修理できた。

 ところでサービス担当者から、入っている電池がすでに消耗していますとの話しがあった。

 このカメラは、SR44というボタン電池2個を露出計に使用しているが、その電池交換が必要となった。

 早速、電池を求めて量販店のカメラ売り場へ向かったが、これが見つからない。

 SR44は、現在も販売されているフィルムカメラ(あの高級カメラの代表であるライカで)も使っているので、カメラ用電池売り場にあると思ったら、これが見つからないのだ。たしかに乾電池やリチウム電池、デジカメ用の充電池は、壁に形式別にずらっと下げられているが、SR44はない。

 まさかと思いながら店員に現物を見せて聞いたら、”この電池はボタン電池で、今は電卓・電子辞書売り場に置いてある”とのこと、結局、そちらで購入。

 しかし、いくらなんでもカメラ売り場にSR44電池がないのは変だと思ったら、じつは売り場レイアウト変更中のためだった。後日、再びカメラ売り場に立ち寄ったらちゃんと置かれていたが、その隣りのフィルムコーナーはギュッと縮小されて従来の半分以下。

 このままいけば、ボタン電池だけでなくフィルムはどこに置いてあるかたずねる日も、そう遠くないかも・・・。

 写真に写っているパッケージ入りの電池が先日購入したSR44、これは水銀・鉛ゼロの最新型。

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2009/01/19

冬のセンダン

 昼下がりの路地、鋭い鳥の声に思わず空を見上げる。

7dsc03703_2 時々通る路地の曲がり角に教会がある。その庭にある大きなセンダンの木は、夏は葉がたくさん茂り道路に大きな日陰を作るのでそれと知られる。しかし、冬になり葉がすっかり落ちてしまうと、存在を忘れられてしまう。

 今、その枝に小さな木の実が、一杯になっている。

 すでに盛りをすぎたのか実は少ししぼみ、冬の日を浴び金色に輝いている。

 新しく訪れた地ならばすぐに気づくような光景だが、この道を何度も通っていたのに、頭上がこのようになっているとは全く気付かなかった。

 いまさらと言われそうだが、「通いなれた道も日々新たなり」である。

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2009/01/15

ウォーク・ザ・ラインを見る

 夜はBS2で「ウォーク・ザ・ライン 君につづく道」を見る。

 「ウォーク・ザ・ライン 君につづく道」は、ジョニーキャッシュの自伝映画。昨日のコールポーターと180度異なるカントリー&ロックンロールの大御所だ。ロイオービソン、ジェリーリールイス、そしてエルビスプレスリーと、アメリカンロックンロールの歴史がそこにある・・・。

 エンディングロールで知ったのだが、映画の中のジョニーキャッシュとジューンカーターの歌は、全て出演者自身が歌っている。先日のケビンスペイシーも歌が上手かったが、この映画ではジューン役のリーズ・ウィザースプーンの歌声が、いかにもカントリー歌手らしくて、いい感じをだしていた。

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2009/01/14

ビヨンド the シー を見る

 昨晩は、BS2で「ビヨンド the シー 夢見るように歌えば 」を見る。

 先日のシネマ堂本舗で紹介されていたが、この映画はケビンス・ペイーシー監督・脚本・主演、しかも歌も本人が歌っているそうだ。まずはケビンス・ペイーシーの器用さに驚く!

 ところで、この映画、単なるボビーダーリンの音楽伝記映画でなく、ボビーダーリンというスターを通じて1960-70年代のアメリカ社会を描いているような・・・。

 60年代初めに人気歌手として栄光に包まれ、やがて病に苦しみながらもアメリカの社会問題を歌ったボビーダーリンの姿は、輝いていたアメリカが、ベトナム戦争、ロバートケネディの暗殺など、まるで出口の見えないトンネルに入り苦悩する姿と重なり合っているのだ。

 こうしてみると、ケビンスペイシーは器用なだけの俳優ではない!

 ところで今晩のBS2は、「五線譜のラブレター DE-LOVELY」コールポーターの伝記、これも見逃せない。なんと言っても、コールポーターは、Begin the beguine, You'd be so nice to come home toなど、今も歌われているスタンダード を作詞作曲をした人なのだ!

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2009/01/13

初氷

 それにつけても今朝の寒さ、ついサブイという言葉が口から出てしまった。

7dsc04046 近くの工事現場の前を通ったとき、歩道横の水たまりに薄いガラスの破片ようなものが落ちていると思ったら・・・、

 それが氷だった!

 街を歩いていて地面に氷を見るなんて、何年ぶりだろうか?

 それも思い出せないほど、久しぶりだ。

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2009/01/12

GINZAぎんざ銀座 #2

 歌舞伎座の改築はまだ始まっていないが、ただいま工事中の開発がある。

7dsc04016_2 銀座三越は、本館を改修、道路を隔て裏にあった別館の跡地とそこに隣接していたレストランの「みかわや」なども含めた地で、新館の建設を行っている。

 三越の発表資料では、本館と新館は、地下と3階より上を一体化して売り場面積を現在の1.8倍に拡大。さらに本館と別館の間にある区道を三越の通路にし、区道に相当する分を三原橋よりに付け替えるという大きなものだ。

 ちょうど三原橋を通ったら、その三越新館の建築現場で大型の建設機械が静かに動いていた。

 ちょっと見たところでは、大工道具の穴あけ用ホールソーを巨大にしたように見えるが・・・これは何をするものだろうか?

 そういえば、その昔のビル工事現場は、杭打ちの音があたり一帯にこだましていたが、今は全く聞かない。建設の槌音などという言葉は、最近のビル建設では全くの死語となってしまったようだ。

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2009/01/11

GINZAぎんざ銀座

 昨日は調べものがあって銀座へ、

7dsc04011_2 地下鉄東銀座駅で下車し、地上に上がれば目の前に歌舞伎座。この歌舞伎座は、2010年4月公演を最後に建て替えが決まったので、この姿が見られるのもあと1年とわずか。

 新しい歌舞伎座の詳細は、今月中旬に発表予定、はたしてどのような外観となるのだろうか・・・。

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2009/01/08

メーター丼!

 昨日は、新年の挨拶のため荒川に住むS君宅へ。

7dsc03968 その途中、町屋の路地で見かけたのが、このウインドウ。町のお蕎麦屋さんらしく、蕎麦に加えてカツ丼、親子丼、力うどん、鍋焼きうどんなど、色々な丼ものが並んでいる。

 ところで、その鍋焼きうどんの左に並ぶのは、どうみても真新しいガスメーター。しかもメーターのカウンタ数字部分は棚の底板の下に埋もれている。

 これでどのようにメータを読むのだろうか、もしかして検針のときだけショーウインドウのガラスが外れるような仕組みがあるのだろうか、それにしてはガラスはしっかり取り付けられているように見えるが・・・。

 どうなっているのだろうとショーウインドウに近づき、ちょっと苦しいが顔がガラスに触れるぐらい目を近づけたら、斜め上からカウンタの数字が見えた。なるほど、このままでも見えると言えるかも・・・。

 それにしてもショーウインドウに鍋焼きうどんと並ぶガスメーターとは、もし、これに名付けるならメーター丼はどうだろうか!

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2009/01/07

Wall Garden

 少し遅くなったが電車で初詣、と言っても僅か二駅しか乗らないのだが、その途中、面白そうな店を車内から見かけた。

7dsc03822 いつもなら帰りも電車に乗るところだが、さきほどの店を目指して線路に沿って歩いてみることに。

 ちょうど一駅歩いたところで車内から見えたお店の前に到着。店は、閉店して長い年月が経ったようで営業していなかったが、それに続くブロック塀が写真のようなガーデニング状態になっている。

 たぶんこの家に住む方の手作りだと思うが、ブロック塀の壁面に棒を取り付け、そこにバスケットを引っ掛け、塀の上からもバスケットが吊り下げられ、合計の4段のバスケットがレイアウトされている。段ごとに草花を変えてあるり、冬のこの時期に彩を加えている。

 よく見れば塀の上に”・・・Wall Garden”というプレートが・・・。

 駅のホーム近くの壁面となると、XXローンとか居酒屋XXXなどの原色系の看板におおわれることが多いが、こういう花籠でおおわれた光景をみるとほっとする。

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2009/01/04

笑いを作る

 昨年末、近くにあった大きな家が更地となってしまった。その家が、まだお屋敷と呼ばれていた頃は、木製の門があり、正月になると大きな門松が飾られていた。やがて持ち主が代わり、門の扉が金属製になると門松は見かけなくなった。

7dsc03855 ところで、1月号のメトロガイドで、東京都公園協会の方が「門松には”笑い”を作るようにしています」と語っている。

 門松の台座作りでの藁すぐりの苦労話に続いて、

 ”スックと真っ直ぐに伸びた2~3年ものを選び、1本から190・170・150センチの3本を採ります。これを斜めに切るのですが、このとき節の部分をうまく利用して、切り口下部に人が口を開けたような”笑い”を作るのがポイント”と語っている。

 初詣に訪れた神社の門松をみたら、たしかに竹の節の下側に小さな口が開いている。

 門松作りは先輩から教わるそうだが、このような細工を「笑いを作る」と語り継ぎ、さらに縄の結びを梅の花びらのように編むなとは、なんと粋な世界だろうか。

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2008/12/25

サンタさんのスピードは・・・

 サンタさんの(飛行)スピードが判明!

7dsc02793b_3 北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)サンタ追跡本部は、日本の富士山のふもとを走る新幹線を参考に、同じく富士山付近をソリに乗り飛行するサンタクロースのスピードを計算した。

 その答えは、サンタさんは新幹線の100倍速い!

 と言われても、これってどの程度か想像がつかない。

 たとえば新幹線のスピードを時速250kとすれば、その100倍は25000k。マッハは時速1224kだから、サンタクロースのスピードは、おおよそマッハ20となる。

 なるほど、ほぼスペースシャトルと同じなんだ!

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2008/12/24

クリスマスメロディが響くとき

 クリスマスコンサートを目指して私鉄に乗る。午後の明るい陽ざしがあふれる電車は、意外なほど心地よく、朝の寒さが嘘のよう。

7dsc03479 乗り換えのため下車したターミナルでは、デパートもショッピングアーケードもクリスマスケーキの販売が始まっていた。クリスマスイブにはまだ1日早いが、祝日の買い物客を目当てにしたのだろう。

 アコーディオンのiwakiさんのクリスマスコンサートが行われるギャラリー平左衛門は、旧利根川運河に面した道沿いに竹林を従えて建っている。元は蔵だったそうだが、改装されてギャラリーとなり各種イベントを行っている。蔵といって窓を通して室内の所々に日が入り、それが白壁に反射して明るい。(ところでこの運河は、今は土手のはるか下に細い流れになっているが、かつては汽船も通っていた銚子と東京を結ぶ重要な航路だったそうだが、詳しいことは川歩きの話題のときにまた・・・)

 iwakiさんと黒川さん(ギター)で始まった演奏は、フランス、アメリカ、イタリア、アルゼンチン、ベトナムを舞台にした曲が続く。二つの楽器がまるで掛け合いをしているように、ときに力強くそして優しく蔵の中に響いてく。美味しいお茶とケーキ付きの休憩を挟んで第二部になると、ボーカルのkeiさんの温かい歌声が加わり、蔵の中の雰囲気は一層優しくなった。

 クリスマスメロディを挟んだ演奏が終わる頃には、蔵の中に差し込んでいた日差しもかげり、竹林の上に広がる空も暗くなりはじめていた。演奏の余韻にひたりながら駅に向かえば、鉄橋の向こう側に陽が沈み、空気が少し冷たくなる。心地よい冬の一日が暮れ始め、気分はすっかりMerry Christmas。

 皆さんMerry Christmas

 なお、iwakiさんは、来年は新たな方向を目指すそうですが、このメンバーでのライブコンサートがあと一回、25日に両国ペールギュントで予定されています。

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2008/12/22

迷宮を歩く

 毎年、年末になると東京のTVニュースに必ず登場する光景がある。築地場外市場とアメ横だ。お正月用品を買い求める人ごみは、この時期のニュースの定番、どのTV局もまるで申し合わせたかのように買い物客の姿を放映する。まるでここに来なければ、東京人は年が越せないような取り上げ方をする。

7dsc03302b 先週、都内を地下鉄で移動中、すこし時間の余裕があったので築地駅で下車して場外市場を歩いてみた。

 訪れたのは午後2時すぎなので、お店は営業時間を過ぎているだろうし、たとえ開いていても歳末の買い物にはまだ早いので、人出は少ないだろうと思ったらこれが大外れ。狭い路地には人があふれ、新巻鮭、数の子や黒豆などのお正月食品がいたる所に山と積まれていた。この時期でこの人出だから、年末になればはたしてどうなるか心配になるが・・・。

 ところで築地場外市場は、食材はもちろんだが調理器具のお店がある。これが面白い!

 プロが使うのだから、これはいい道具なのだろうと思い込みもあるが、どれを見ても欲しくなってしまう。その昔、早朝の電車に乗ると、竹で編んだ丈夫そうなカゴを持ってるおじさんを見かけたが、ああいう調理器具とは違う道具類もずらっと並んでいる。ここは、半日、いや一日いても飽きないかもしれない、ちょっとハマリそう。

 それにしても築地場外市場はまるで迷宮、ここをスイスイ歩けるのはやはりプロだけかも・・・。

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2008/12/19

黄昏

 都心へ出かけた帰り、電車で荒川を渡る。

7dsc03190 窓の外を見れば、地平線に建物のシルエットが黒く浮かび上がり、空のふちが赤く染まる。空は地平線から上に向かって赤から黄をへて紺色、川面全体は黄金色に輝いている。黄昏と言うのだろうか・・・。

 黄昏といえば、ヘンリーフォンダとキャサリーンヘップバーンが出演した映画(1981年)があった。年老いた父とその娘を静かに描いたような作品で、ジェーンフォンダがプロデュース・出演し、ヘンリーフォンダにアカデミー主演男優賞、キャサリーンヘップバーンに4度目の主演女優賞をもたらした映画の邦題名が「黄昏」だった。ヘンリーフォンダは長い映画キャリアを持ち数多くの作品に出演したが、この作品で初めてアカデミー主演男優賞を受賞、そして翌年死去しこれが遺作となった。

 ところで映画「黄昏」を検索したら、原題が「On Golden Pond」となっていた。、直訳すれば”金色の池(湖)”と言うのだろうか、たしか映画の中にも夕陽が反射している湖のシーンがあったような。映画「黄昏」の舞台となったニューイングランドとはだいぶ違うが、広い荒川の夕暮れの景色も”黄昏”という言葉が似合うように思う。

 荒川を渡る電車から撮影

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2008/12/17

ブルークリスマス

 街にクリスマスの飾りつけ、

7dsc03179 3~4年前からだろうか、ブルーのクリスマスイルミネーションが目立つようになってきた。高輝度の青色発光ダイオードが登場して以来、イルミネーションは青と白色を組み合わせたものが多い。

 LED(発光ダイオード)は、従来の電球より低消費電力でなのでエコである、発熱が少ないので並木の枝に取り付けても木にやさしいということで、あっというまにイルミネーションの主役になった。しかし、これはブルークリスマスを知る世代だからかもしれないが、どこも同じような青色となると、ちょっとどうかと思ってしまう。

 やはりクリスマスイルミネーションは、明るいブルーよりもほの暗くても温か味のある色がいい。街角で金銀赤のモールや飾りをつけた緑のツリーを目にするとほっとする。

 日本橋にて。

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2008/12/10

五つの輪

 私鉄の駅近くで、建物の正面に五つの輪を付けた建物を見つけた。

7dsc02696 さて、この模様を何と呼べばよいのでしょうか。間違っても逆さ五輪マークなどと言っていけません。なにしろあちらは使用が厳しく制限されており、勝手に建物につけることはできないはずです。まして逆さ五輪などと安易な想像は、この看板に失礼というものでしょう。

 よく見れば五輪マークとは色順も違いますし、白い輪は五輪マークにはありませんので、この上に二つ下に三つの輪を組み合わせたものは全く別なデザインと言えます。ここは是非とも地元の人に話しを聞きたいと思ったのですが、シャッターが閉まり、人通りも全くなく・・・。まあー、あえて詮索しないのも大人の態度かなと。
 
 それにしても年月を経たためでしょうか、左右のネジリ棒のような飾りを含めて、淡い色合いがいい感じでした。

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2008/12/08

坂道酔いの午後、「明治百話」をみる

 昨日は芝居「明治百話」をみるため神楽坂のTheatre iwatoへ、開場まで少し時間があったので周辺を歩いてみました。

7dsc03123_2 坂道と曲がりくねった狭い路地が縦横に走る神楽坂は、今まであまり歩いたことはない。XYに加えてZ軸方向に細かく変化する地形に、どうも体がついていかない。すこし大げさだが、船酔いならぬ坂道酔いをしそう、路地を自分の家の庭のようにスイスイ歩ける人をみると羨ましくなる。

 勇気をふるって路地に飛び込めば、小さなスペイン料理レストラン。さらに路地を左に曲がり自転車が置かれている路地を右に曲がれば行き止まり、しかしそこにはフレンチレストラン。曲がる方向を間違えると行き止まりとなる迷路状態だが、道なりに進んだらいつのまにかに本通り(早稲田どうり)に出た。

 大通りの坂道を歩き開場時間も間近となったところでIwatoへ向かえば、入り口でアコーディオン奏者のiwakiさんに出会う。開場の後方に席を確保して開演を待てば、次々座席がうまり満席。照明が暗くなると同時にパーカッションが鳴り響きいよいよ開演。

 さて、ここからは芝居「明治百話」の話しをすべきところですが、それは皆さんがたくさん書いているので詳しいことは省くとして・・・江戸と明治、柳橋と新橋、銀座と佃島など新旧世界の虚実が、山田風太郎の小説のようにうまく組み合わされていて、とても楽しめました。

「明治百話」の初日:MyPlace
「明治百話」:aki's STOCKING
『明治百話』舞台稽古@iwato:kaiwai散策

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2008/11/27

いちょう並木

 昨日は青山に用事があったので、神宮外苑に立ち寄ってみた。

7dsc02847 この時季になると、必ずTVニュースに取り上げられるので予想はしていたが、地下鉄青山一丁目から絵画館方向に人の列がつづいている。お昼休み帰りのサラリーマンやOLも列に加わって、歩道はちょっとした渋滞状態、やはりこの晴天に誘われたのだろう。

 いちょう並木に到着すれば、並木を背景に記念撮影をする人々。ベストショットポイントなのだろうか、ちょうど歩道の切れ目あたりで十数人が同じ方向にカメラを向けている光景が面白い。

 並木道をすすめば、イーゼルを立てて本格的にスケッチをする人、ベンチで休む人、オープンカフェでオシャベリをする人など皆さんリラックスモード。絵画館前の広場では「いちょう祭り」が行われており、売店が多数並び賑わっている。

 いまさら、いちょう見物かと思ったが、いざ晩秋の日差しを浴びて黄金色に輝く光景を見ると、ちょっと感動してしまう。ここは、この時季、都内でちょっと時間があいたとき訪れるには絶好の場所かもしれない。

 ところで、いちょう並木の入り口、以前、中華料理店があった場所で、新しいカフェがオープン準備中(看板では12月8日オープン予定)。

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2008/11/24

星に願いを

 まだ地平線がすこし明るさを残している夕暮れの空、

7dsc02739b 南西の地平線の上に明るい星が二つ輝くことに気付く。

 明るいのが宵の明星である金星、その左上に少し暗いのが木星だそうだ。デジカメだと、小さな、それこそ針で突いたような点にしか写らないが、肉眼でみればかなり明るく大きい。

 星で思い出すのが、星にちなむスタンダードソング。

 シャボン玉ホリディのエンディングテーマに使われた「スターダスト」、映画ティファニーで朝食をでオードリーヘップバーンが歌った「ムーンリバー」、さらにディズニー映画のピノキオのなかで歌われた「星に願いを」など、星を主題にした曲は多い。「見あげてごらん夜の星」をは日本の曲だが、いまやこれもスタンダードソングに含めてよいだろう。

 さてどれを選ぼうか、やはり夕空に明るい光を放つ星には、「スターダスト」でなく「星に願いを」だろうか、それとも・・・。

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2008/11/20

ボジョレーヌーヴォー2008

 八重洲で用事をすませ、その後、京橋から地下鉄に乗り都内を移動する。

 その途中、デパートの食料品売り場に立ち寄ったら、いつもより通路が少し狭いような、大きな銀色のコンテナが通路に少しはみ出て置かれているのだ。

 その中にはワインボトルがぎっしり!

 今日は11月の第三木曜日、ボジョレーヌーボーの解禁日、銀色のコンテナは、航空便で取り寄せたことを宣伝するためだったようだ。

 途中、立ち寄ったカフェでもボジョレーヌーボー解禁のポスター。

 さて、この景気悪化のなか、今年の売れ行きはどうだろうか・・・。

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2008/11/13

光に晩秋の候を知る

 ここ数日の曇り空も消えて、今日は朝から明るい日差しがあふれていた。

7dsc02499 駅のプラットフォームには毛皮の襟のついたコートにロングブーツ姿のOLもいれば、シャツにジャケットを羽織っただけのサラリーマンもいて、久しぶりの暖かさに戸惑ってしまう。

 都内で用事をすませ、駅まで近道をしようと路地に入れば前方にあるビルに低い西日が反射、その眩しい日差しに射抜かれて思わず視界を失う。

 午後3時、路地裏はにすでに夕方のように暗くお店には照明が点いているが、見上げれば空は明るく澄んでいる。光に晩秋の侯を知る。

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2008/11/10

E12

 久しぶりに設計をする。

 同じ機能や性能を目指しても、出来上がった回路や製品は設計者ごとに異なる。その回路の良し悪しは簡単に言えないが、目的を達成するのに部品数が少ないほうが、製造コストも低いし故障も少ないのは明らかだろう。

 ところで私も経験があるが、回路設計を初めて間もないエンジニアが悩むのが、ある値を決めてもピッタリの値を持つ部品が無いことだ。例えば50オームという固定抵抗器が必要となったとしよう、それを会社の部品ストック部門に要求すると、通常はそのような在庫はないと答えてくるはずだ。

 電子部品の数値は、ある数列が使われている。1から10までを、12分割した数字の並びになっており、これをE12系列と称している。たとえば10から100までの範囲であれば、「10,12,15,18,22,27,33,39,47,56,68,82」という数値列となり、47の次は56となり50ピッタリは存在しない。さらに1から10を24分割したE24系列でも、47の次は51となり50ピッタリはない。

 どうしても50が必要であれば、その昔習ったオームの法則を思い出して、数本の抵抗を直列にして50オームを作るか100オームを2本並列にして50オームとするかである。しかし、こんなことをしていたら部品点数ばかり増えてしまい、コストが増してしまう。もともと部品には精度誤差あるので、ある値に固執しても意味がない。そんなときは、最初からE12/E24系列に従って回路パラメータを選んでいく方が全体がスッキリする。

 電子部品のE12系列はあまり一般には知られていないが、誰も知っている12等分系列がある。

 音楽でいう平均律は1オクターブを12等分したもの、すなわちある音とその2倍の音の間を12等分している。もちろん1オクターブをさらに多くの数列で分割することは昔から行われており、先日、テレビ番組でも放映されていたが、日本の田中正平は1オクターブを46分割した純正調リードオルガンを明治時代にドイツで開発した。この田中のオルガンの美しい音色は、当時のドイツ皇帝やブルックナーを感動させたそうだ。

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2008/11/01

木枯らし吹く

 縁側に冬の日脚が早く傾いて木枯らし吹く

7dsc02344 今日(11月1日)、東京地方に木枯らし1号の発表があった。日中の日差しは暖かくそれほど寒さを感じさせなかったが、午前中は北風が強かったので木枯らし1号の宣言となったのだろう。

 毎年、木枯らしの季節になると、空の青さが増すとともに地面は赤や黄の色で染まりはじめる。

 紅葉の落ち葉に加えて大小の木の実が落ち始める。とくに目立つのは、小振りなリンゴほどの大きさの花梨の実。完全に熟すと黄色くなる花梨だが、まだ少し緑が強い実が地面に落ちているのを見かけることがあり、先日も2個ほど拾ってきた。

 このように花梨の実は落ちやすい印象があるが、冬枯れて葉がすべて落ちた枝に丸々太った実を見ることもあり、そう簡単に落ちやすいとも言えない。いずれにしろ黄金色に輝く花梨の実は、晩秋から初冬の透明な空のなかによく映えるのは確かだ。

 もちろん花梨は見るだけでなく、花梨といえば花梨酒作り、これもこの季節の風物詩。

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2008/10/28

神保町でキースジャレット

 午後、神保町へ向かう。

7dsc02322 神田古本祭り(10/27-11/3)の期間とあって、いつもは人影が少ない路地も人通りができ賑わっている。まずは三省堂・書泉で雑誌を購入し、靖国通り沿いに並ぶ古本台を見ながら西へ向かう。途中、路上の台だけでなく店内の本も割引している古書店もあり、何冊か気になる本をみかけるが、購入までに至らず。喫茶店で休憩モードとなる。

 見上げれば棚の前に、一枚のLPレコードジャケット。

 音楽メディアが、レコードからCD、さらにネットからのダウンロードとなり、レコードアルバムのジャケットを見る機会は少なくなった。いまや30センチ四方のLPジャケットの中に、丸いレコードが入っていることを知らない人もいるだろう。レコードの大きさがどのように決まったのか分からないが、あのサイズは、なかなかよく出来ている。部屋の隅に置いてあっても、ジャケットの絵柄やタイトルですぐ何のアルバムか分かるが、これがCDだとそうはいかない。

 店内に流れる音楽が止むと同時に、棚の前にあらたなLP。

 アルバムは、Keith JarrettのSOMEWHERE BEFORE。一曲目のMy back pagesは、ボブディラン作曲、キースジャレットの演奏も1968年だから、作曲も演奏も1960年代となる。しかもライブ盤。

 店の中が、一気に60年代の空気となる。

 このところECMからキースジャレットのアルバムの再リリースが続いているが、この60年代のATLANTIC盤LPのサウンドもいい。そのメロディラインとピアノの音色は、熱気と混乱の60年代の終わりを歌っているようで胸にしみる。日暮れの帰り道、いつもより冷たい風のなか、キースジャレットのMy back pagesが耳の奥でずっと響いていた。

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2008/10/26

鵯上戸(ヒヨドリジョウゴ)を教わる

 ちょうど今頃から冬にかけて、真っ赤な実をつけている草を近くの道で見かける。ずっと季節がうつり冬枯れのモノトーンの景色となっても、赤く輝く実は、昔のクリマスケーキの上にのっていた赤いチェリーを小さくしたようで、弱い日差しのなかでもとても明るく感じられる。

7dsc02275 ところで、先週末、高校時代の先生と同級生と会った。いわゆる同窓会だが、かつての担任の先生から手作りの栞(しおり)をもらった。

 花の写真に花の名と簡単な説明が書かれた2X5cm程度の栞が数十枚あり、そこから好きなものを自分で選ぶのだが、一枚ずつめくる手がある栞で止まった。小さな写真の中にある赤い実に、見覚えがあったからだ。

 栞には、草の名前を鵯上戸(ヒヨドリジョウゴ)としてあった。

 その栞を、家に持ち帰り手元の植物図鑑を開いたが、ヒヨドリジョウゴの名は載っていない。そういえば、以前も図鑑を調べたが、そのときも見つからず、これは外来の草花かもと思いそのままにしてしまった。しかし漢字名があるということは、日本に古くからあるものだろう。

 そこで広辞苑を開いたら、ヒヨドリジョウゴは漢字で鵯上戸と書き、「ナス科の蔓性多年草、・・・・夏から秋に白色5裂の花を開く、花後、赤い液果を結び、これをヒヨドリが食すという」と、先生の解説と似たような内容が書かれていた。さらにGoogleでヒヨドリジョウゴを検索してみたら、数多くの記事がみつかった。これで長年の疑問が一つ解決。

 それにしても、いまだにこの歳になっても先生から教わるとは!

 道端の草花とそこにあつまる虫、空を飛ぶ鳥、さらに夜空に輝く星座、そんな身近な自然についても知らないことはたくさんある。いや知っていると思っていたことも、このごろは新しい研究成果から見直しされるものがあり、(たとえば冥王星は惑星でなくなってしまったように・・・)、どうやら教わることに終わりはないようだ。

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2008/10/19

足元の秋

 紅葉前線は、年々その南下が遅くなり、1970年代は11月中頃に見頃となった京都の紅葉も、最近は12月初旬になることもあるそうだ。

7dsc02211 関東地方の紅葉前線は、今週は日光の山の上あたりをさまよっており、東京に下りてくるまではだいぶ間がある。

 ところが、先日、家の近くを歩いていたら、足元の地面から水仙らしい芽が顔を出し、落ち葉の中に赤く色づいた葉をみかけた。

 紅葉となると、視線はイチョウやカエデの木々の枝にばかりに向いてしまう。

 しかし、季節のうつろいの兆しは、風や空気、そしてつい見逃してしまいがちな自らの足元にもあるのだ。

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2008/10/17

冷たい空気に包まれて

 ここ数日、東京は、きれいな晴天がつづいている。 

7dsc02245 風もなく、ちょっと急ぎ足で歩くと上着を脱ぎたくなる。いつもなら地下鉄向かう場所も、徒歩で行きたくなり実際に歩きはじめると、これがきつくなった。以前なら、二駅程度平気だったが、一駅で断念してしまう。

 ところで、秋の日は短い。

 空が青から藍色になり、西の空のふちが少し赤みを帯び、体を包む空気が少し冷たく感じるようになると足早になってしまう。日の出とともに起き、暗くなる前に家に帰りなさいと言われた子供の頃の記憶が、ふとよみがえるのか、早く戻らなければとあせってしまうのだ。

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2008/10/15

久しぶりの日光浴

 谷中にある宗善寺から三崎坂に向かう道の途中に、古いレンガ壁が出現している。

7dsc02090 建物が取り壊され、三角形の土地の奥に隠れていたレンガ壁が表れたのだ。長いあいだ日陰になり、ところどころ風化し表面がデコボコになっているのもあるが、まだエッジの立ったものや色鮮やかのものもあり、久しぶりの日光浴をしている。

 ところで、赤レンガと言えば東京駅だが、その外装の赤レンガ(赤色タイル)を製造したのは、じつは品川白煉瓦製造という会社だったそうだ。

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2008/10/10

北品川で看板にみとれる

 品川区の図書館に用事があり、京浜急行で品川駅から二つ目となる新馬場駅へ向かう。

7dsc01985 やたら長いホームの新馬場駅に降りるのは初めて。北口改札を出て、駅前になにもない光景に一瞬途方にくれるが、まずは新馬場の商店街を目指す。

 じつはこの商店街は、かつて品川虚空尊の縁日が、七の付く日(七日、十七日、二十七日)に開かれていた通りで、まっすぐ進むと旧東海道にぶつかる。いまも通りの途中に、虚空蔵菩薩のある養願寺へ続く路地に縁日の案内があるが、縁日はだいぶ前に中止されたそうだ。

 この商店街には、たぶん震災後の建築だろうか、古い銅板葺きの建物が数軒残っている。

 銅板葺きとなると正面だけを銅板とした看板建築が多いが、写真の薬局は、建物側面も銅板で葺かれ、雨戸は亀甲模様と本格的。建物は古いが、店内は明るく現役で頑張っている、正面に付けられた大きな看板の文字も元気があって、その姿に思わず見とれてしまった。

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2008/10/08

もういくつ寝ると

 デパートの食料品売り場で買い物、おせち料理のカタログをもらう。

7dsc02004 クリスマスもまだなのに、もうお正月のおせち料理の案内とはずいぶん気が早いなと驚きながらも、帰りの電車の中でページを開いて読み(見)始めた。

 最初に目がいくのは豪華な盛り付け写真だが、やはり、すぐにその下に記載されている値段が気になる。

 カタログ1ページ目を飾る四段重の値段は、¥42、000となっている。これが高いのか安いのか判断が難しいが、1段が1万円、いや家族4人で分けるなら1人1万円程度となる。まあ、一流料亭のおせち料理はこのぐらいするのかと思いながら、さらにページをめくる。

 その中のひときわ大きな写真に、目がクギ付け。

 三段重だが、その値段が¥315,000。

 うーん、この値段なんと言えばよいのでしょうか・・・。

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2008/10/05

中華料理への長い道

 ふり返ってみれば、ここ一年ほど中華料理を食べていない。

7dsc01944 昨年の春から夏にかけて、本場で中華料理を食べることが数週間続き、一生分とは言わないが十年いや五年分ぐらいは食べたような気分になり、それ以来、中華料理店へ足が向くことがない。

 先日、蛎殻町から人形町へむかう途中、中華料理店のショーウインドウを前を通ったとき、急に酢豚が食べたくなった。これでようやく中華料理へ復帰できるかと思ったが、私が食べたいと思った酢豚は、野菜たっぷり+ケチャップ味+パイナップル入りというもの。この酢豚は、子供の頃学校給食や会社近くの定食屋で食べた、もはや和食と言っていいような日本風にアレンジされた料理で、中華料理とはほど遠い。でも私はこれが好きなのだ!

 どうもまだ本格的な中華料理へ気持ちが向かわない、はたして私の中華料理復帰への道は、どこまで続くのだろうか・・・。

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2008/10/03

ユニークな看板

 久しぶりに日差しがまぶしい金曜日の東京、

7dsc01913_2 御茶ノ水にも秋の日差しがあふれ、坂道に並ぶ建物を明るく照らしていた。

 郵便局へ向かう角にユニークな看板がある、

 その白く塗られた壁に赤青のストライプに黄色いUNIQUEの文字が、通りかかる人の目を引く。

 これぞユニークなユニークのための看板!

 もちろん白地に赤青のストライプといえば理容室。

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2008/09/30

猫にひかれて

 鬼子母神の参道にあるお店、猫が店番。

7dsc01809 歩み寄ったら、”いらっしゃいませ”と語りかけるように、こちらを向いて座りなおした。おもわず私も、”予定がありますので”と目で挨拶してしまった。

 猫にひかれて鬼子母神、次回はこのお店に立ち寄ってみようか・・・と思ってしまう。

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2008/09/28

もしかして忘れられてますか?

 涼しさを通り越し寒さを感じる陽気となった日曜日、某鬼子母神へ向かう。

7dsc01787b JRの駅から寺へ向かう長い道、その中間に私鉄の駅がある。私鉄の駅を中心に、北へ向かえば上り坂が寺の山門まで続き、南へ向かえば平坦な道がJRの駅まで伸びている。

 その私鉄の駅近くに、暖簾(のれん)に京染めと書かれたお店がある。渋い色の反物が飾られたウインドー、まだ入ったことはないが、ガラス戸越に見える店内はとても静かなたたずまいで好ましい。

 ところで、この店と右隣の店の間に看板が立っている。何かがぶつかったのか、板の端が、めくられたように折り曲がっている。

ちょっと気になり裏側を見たら、

7dsc01786なんとよく知る交通標識だった。

 正式には警戒標識という黄色い地の道路標識だが、この状況では板が道路に並行になっているので車からはまったく見えないし、しかも、すっかり錆びつき絵も見えにくい。これって、もしかして改修するのを忘れたのか、それとも設置されていること自体すでに忘れられているのかも。そう思うと、この標識がきゅうにいとおしくなる、できればこのままそっとしておいてほしい。

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2008/09/25

黄葉はじまる

 都心へ買い物へ向かった帰り道、公園のテーブルに黄葉が二つのっているのを見つけた。

7dsc01665_3 先日の大雨のあと、乾いた空気に入れ替わったような気がしたが、まだ完全ではなかったようで、夏の熱気がいまも体にまつわりついている。

 それでも、こういう光景を見ると、やはり秋になったと思うから人間の感覚は不思議だ。

 ところで、ここ数日、月末締め切りの用事が重なりドタバタしてしまったが、それも一段落してきた。修理に出したカメラも戻ってきたし、明日は歩いてみようかと思ったら、天気予報は午後から雨。さてどうしようか・・・。

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2008/09/22

銀座遠望

 銀座から日比谷へ向かう交差点、ふと前方を見あげればビルのあいだにタワー、

7dsc01520 ガードの向こう側のようだから日比谷あたりだろうか、ヨーロッパの教会のようなゴジック風の塔がみえる。

 銀座で教会といえば、外堀通りにある銀座教会が唯一のものと思っていたが、もしかして日比谷にもあるのかと調べたら、この塔は宝塚劇場のようだ。

 日比谷を歩いていたときは、まさか頭上にこんな塔がそびえているとは気がつかなかったが、こうして遠くから見ると、いかにも夢がありそうな感じがする。

 私の周りには宝塚ファンがいないので、宝塚劇場の中に入る機会はないが、この塔だけは中がどのようになっているか見てみたい。もしかして怪人と出会うかも・・・。

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2008/09/18

銀座幻影

 ソウルに来ていますとのメールにこの写真が添付されていたら、さてあなたは?

7dsc01523 じつは、ここは有楽町のガード下。先日、地下鉄乗り換えのために銀座から日比谷に向かうとき見かけたお店だ。

 丸の内あたりだと歩いているのは、暗い色のスーツを着たサラリーマンやOLばかりで皆風景に埋もれているが、日比谷に近いこの地域はオフィス街のようでいて、映画館、劇場、ホテルなどが集まり、人も建物も原色が目立ちそれぞれが主張している気がする。

 この写真のお店はソウル風だが、近くには日本の焼き鳥屋、中華料理、さらにドイツビールを看板に掲げる店もあって、まったくゴチャゴチャの国籍不明状態。外国人も多く通り様々な言語が飛び交っている、日本人観光客かなと思いすれ違ったら、突然、中国系アジアの言葉を聞いて驚いたりする。

 ここにいると、どこかアジアのマーケットに迷い込んだ気分になる。これも現代の銀座風景の一つだろう。

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2008/09/17

ユニクロ銀座

 銀座H&Mのニュースで引き合いに出されるのが、同じように銀座に店があるユニクロ。

7dsc01015 ユニクロ銀座店は、以前、通りの反対側にある銀座コアに用事があったとき見かけた。そのとき撮ったのが、このページの写真。

 このビルは、銀座だけでも4店舗ある銀座ワシントン靴店の銀座本店ビル。いまはワシントン靴店は地階のみとなり、地上部分はすべてユニクロの店舗で壁面全体にUNIQLOのロゴ照明がつけられている。

 ところで、ユニクロについてはwikipediaでも語られているので、ここで銀座ワシントン靴店の話をしよう。

 銀座ワシントン靴店は、銀座の老舗靴屋のなかでは新しい、といっても昭和8年創業だが。創業者は、長野にあった塾(彫刻家の荻原碌山も同じ塾出身)を卒業後アメリカにわたり、アメリカで事業に従事。帰国後、そのときの経験をもとに品質の良い品を安く提供することを目指して銀座にワシントン靴店を開店した。銀座で「良い品を安く」は、ユニクロで始まったことでなく、すでに昭和初めからあったのが興味深い。

 なお銀座ワシントン靴店のワシントンという名は、創業者が、ポートランド市ワシントンストリートにいたことによるものと言われている。

 銀座ワシントン靴店銀座店・ユニクロ銀座店の住所は、東京都中央区銀座5-7-7。

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2008/09/16

銀座H&M

 ここ数日、H&M銀座店開店のニュースがTVを賑わしていたが、それを見ていた家の者から、このお店はどこに出来たのとの質問。

7dsc01511 先日、建て替え中の銀座ヤマハを見かけたとき撮ったのが、この一枚。

 黒いMONTBLANCのビルの手前にシートをかぶっているのが、建て替え中の銀座ヤマハ、その手前にある斜めの流れるような飾りが数本ついたビルが、H&Mが入っているところ。まだ正式開店前だったが、すでにH&Mのマークがビルの壁に付けられているので間違いない。

 ところでヤマハ銀座の隣りということは、以前ガスホールがあった所、新しいビルの名は、GINZA gCUBE(ギンザ ジーキューブ)、住所は東京都中央区銀座七丁目9番15。

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2008/09/12

VELOTAXI@銀座

 今日は午後から神保町で用事があったが、少し早めに出て銀座のCDショップへ。

7dsc01503 銀座に着いたらちょうど昼休み時、ショップに入れば、会社の昼休みにちょっと立ち寄りましたという雰囲気のサラリーマンやOLが店内のあちらこちらに。昼休みを銀座で過ごせるとは、うらやましい。

 購入したCDを手に表へ出れば、ちょうど人力自転車タクシーが停車。

 このごろは大きなイベントになると出没しているので見かけた人も多いだろうが、正式にはベロタクシー(VELOTAXI)と呼び、環境に優しい乗り物としてドイツベルリンで生まれ世界中に広まりつつある前1輪+後ろ2輪の大きな三輪車のタクシー。VELOTAXIの車両スペックによれば、21段変速機+電動アシストとなっているので、単なる人力自転車とは違いハイテクのようだが、まあ人力タクシーと呼んでよいだろう。
  
 人力タクシーとなれば、東南アジアにはトライショーがある。

 マレーシアのものは前2輪の間に座席+後ろ1輪の構造だが、シンガポールでは自転車の横に座席がつくサイドカー構造。VELOTAXIも含めていずれも同じように3輪だが、その車輪配置がそれぞれ違う。トライショーは日本の人力車が中国を経由して伝わったと言われているが、いったいこれらのデザインのバリエーションは、何に起因しているのだろうか・・・。

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VELOTAXI@銀座

 今日は午後から神保町で用事があったが、少し早めに出て銀座のCDショップへ。

7dsc01503 銀座に着いたらちょうど昼休み時、ショップに入れば、会社の昼休みにちょっと立ち寄りましたという雰囲気のサラリーマンやOLが店内のあちらこちらに。昼休みを銀座で過ごせるとは、うらやましい。

 購入したCDを手に表へ出れば、ちょうど人力自転車タクシーが停車。

 このごろは大きなイベントになると出没しているので見かけた人も多いだろうが、正式にはベロタクシー(VELOTAXI)と呼び、環境に優しい乗り物としてドイツベルリンで生まれ世界中に広まりつつある前1輪+後ろ2輪の大きな三輪車のタクシー。VELOTAXIの車両スペックによれば、21段変速機+電動アシストとなっているので、単なる人力自転車とは違いハイテクのようだが、まあ人力タクシーと呼んでよいだろう。
  
 人力タクシーとなれば、東南アジアにはトライショーがある。

 マレーシアのものは前2輪の間に座席+後ろ1輪の構造だが、シンガポールでは自転車の横に座席がつくサイドカー構造。VELOTAXIも含めていずれも同じように3輪だが、その車輪配置がそれぞれ違う。トライショーは日本の人力車が中国を経由して伝わったと言われているが、いったいこれらのデザインのバリエーションは、何に起因しているのだろうか・・・。

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2008/09/11

夢のガレージ

 かつてアメリカ製のTVドラマが、アクションでなくファミリーの日常を描いていた時代があった。

7dsc01461 一家が住む家には、乗用車とワゴン車の2台が並ぶガレージがあり、その前はバスケットボールのコートのように整備され、ゴールポストがガレージの外壁に取り付けられていた。ガレージの中に入れば、大工仕事から車の整備まで出来るように壁には工具がずらっと並び、高校生の息子が古い車を改造したりしていた。

 大人になったら、私もちょっとした工作機械(まずはボール盤だろうか)を備え付けたガレージが欲しかったが、いまだに実現できそうにない。

 先日、田端付近を歩いていたら中古の工作機械を販売している店の前を通りかかった。黒光りする大中小の万力、エアコンプレッサー、各種のボール盤が並んでいる。そこには、まさしく私の夢のガレージに置きたい工作機械が並んでいた。こういうお店へ、ちょっと通ってみたくなる・・・。

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2008/09/09

秋の日差しに立ち止まる

 サラッとした乾いた空気につつまれた午後、

7dsc01409 用事を済ませて地下鉄の入り口に立てば、階段の下の踊り場がまぶしい。日差しが低くなりちょうど階段の傾斜と同じになったのか、入り口に立つ人の影が、日に照らされて踊り場まで伸びている。

 ここでは誰もが足長に!

 こころなしか黄色味をました秋の日差しに思わず足が止まる。

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2008/09/08

雲に追われて

 先日たまたま聴いた音楽のCDを求めて御茶ノ水へ、

7dsc01344 天気予報では、今日は晴れ。先日の大雨以来、外出にはいつも折り畳み傘を持つようにしているが、ようやくそれも終わりかと思ったら、すでに白く輝く雲が遠くの空に。

 雲の動きを気にしつつ輸入CD専門店をまわったが、いずれもこの春まで在庫していたがいまは売り切れ状態とのこと。どうも今日は日が良くないと早々に切り上げ自宅へ戻れば、小雨がパラパラと、どうにか濡れずにすんだ。

 ところで久しぶりにCDショップをみたら、知らないアーティストに加えて懐かしいアーティストの限定復刻盤、新材質のCDなどがあり、その変化にちょっと驚く。そして、やはりアルバムは、ネットでなくお店で一枚づつ手にとって見て選ぶほうが好きなことに気付いた。やはり私は旧人類なのだろうか・・・。

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2008/08/31

熊蜂の飛行を聴く

 昨日の雨があがり、今朝は雲間にもれる眩しい日差しで目が覚めた。

7dsc00878b 家の近くにある百日紅(さるすべり)に近寄ったら、ブンブンと力強い羽音が、

 クマ(ン)バチだ!

 クマバチは、黒いずんぐりした体をして、大きな羽音をたてながら飛ぶので、刺されるのではないかと思ってしまう。しかしミツバチと同じで、花の蜜を集めるだけで、よほどのことがない限り刺すことはない。好奇心が強いのか、なぜか人の近くによってくることがあるが、何もしなければ大丈夫と思っていたら・・・。

 雨上がりの今日は、クマバチだけでなくミツバチも多く飛んでいた。さらに、このところの雨でエサをとることが出来なかったのか、ときおりススズメバチに似たハチがもの凄い勢いで飛び回っていたので、あわてて木から離れることに。

 ところでクマバチで有名なのは、その早いテンポで知られる曲「熊蜂の飛行」。原曲は、リムスキーコルサコフ作曲によるオペラの中の曲だそうだが、いまではピアノをはじめに数多くの楽器のために編曲され演奏されている。この曲を聴くとハチの飛ぶ様子が目に浮かぶような・・・、なるほど多くの演奏者が取り上げるのも分かる。

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2008/08/24

サウダージ

 雨の日曜日、音楽を聴きながら過ごす。

 JAZZでも聴いてみようかと選んだのが、ビルエバンスの”Sunday at the Village Vanguard”。有名な”Waltz for Debby”の蔭に隠れてあまり語られないが、Waltz for Debbyと同じ日(1961年6月25日)にヴィレッジバンガードで録音されたライブ盤。タイトルにあるとうり、1961年のこの日は日曜日。

 確かに素晴らしい演奏だがあまりに完璧なので、冷たい雨ながらもどこか夏の暑さの名残を感じさせる今日の天気には合いそうもない。もっとリラックスでき心にじわっとしみる音楽が聴きたくなる。

Naraleao_1 そこで次に選んだのが、ナラレオンの”虹の彼方に、スタンダード主題歌集”。

 ナラレオンは、1942年生まれのブラジルのボサノバ歌手。カルロスジョビンなどと一緒に活動したこともあり、ボサノバ音楽創世期から深くかかわりボサノバ作品を残している。同時に、彼女はスタンダード音楽も歌っており、”虹の彼方に”は、標題どおりに”虹の彼方に”をはじめに”アズタイムゴーズバイ”、”煙が目にしみる”など有名なスタンダード曲をボサノバにアレンジして歌っている。

 ポルトラル語で歌われるスタンダード曲は、メロディはオリジナル通りながらもボサノバらしいユルヤカさがとても心地よい。そのなかでも、やはりとい言うか、”黒いオルフェ”は素晴らしいの一言につきる。

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2008/08/22

秋近し

 昨日は、たまっていた用事を片付けるため一日中都内を移動することに、

7dsc01040 小川町、日本橋、京島、本所とまわり銀座数寄屋橋に着いたあたりで、突然の雷そして雨。風雨がますます激しくなり、まだ夜7時なのに、ソニービル前の交差点には傘を斜めにさした人がわずか三人。

 オジサン達は皆、雨をよけてビルに張りついて信号が変わるのを待っているのに、雨をものともしない女性の姿にちょっと感動。オリンピックもそうだが、女性達のガンバリに圧倒される。

 ところで突然の雨と言ったが、その予兆はすでにあったかも。

 夕方の本所からは隅田川上流方向をながめれば、

 7dsc00981白銀からグレーそして薄赤に染まる雲が湧き上がっていたのだ。

 一夜明けた今朝は、涼しさで目が覚める・・・秋近し。

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2008/08/19

オオミズアオ@夏休み自由研究

 ゴーヤに水をやろうかとしたら、葉の間になにやら白いものが・・・、

7dsc00872b 白地に青磁色をうすくかけたような色をした大きな蛾が、葉の裏にとまっていた。

 部屋に戻り名前を調べたら、オオミズアオ(大水青)という蛾らしい。

 この蛾は全国に分布しており、年二回、4-8月に出現とあるから、ちょうど時期もあっている。

 オオミズアオ(大水青)という名は、いかにもこの羽の色から名づけられたように思うほど、どこか涼しげな日本画の絵具のような色をしている。日が暮れるまで、そのまま葉の裏にいたが、翌朝は消えていたので夜のあいだにどこかへ行ったのだろう。もしかしたらインファント島へ飛んでいったのか・・・と、これが通じるのは、古い世代だけかも。

 そういえば先日行った「どくとるマンボウ昆虫展」でも、この蛾を見かけたような。

 中央公論社版の「どくとるマンボウ昆虫記」を開いてみたら、「天の蛾」の章で、”もっとも特色のあるヤママユガはオオミズアオであろう・・・日本的な幽霊の相がある”に続いて、幽霊の話しが語られていた。なるほど、この蛾の色合いは、明るい太陽でなく夜の月明かりに照らされた色をイメージさせる。

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2008/08/17

水かけ祭り(祭囃子が聞こえる日)

 水かけ祭りと呼ばれる深川祭り、富岡八幡宮例大祭の神輿連合渡御を見るため深川へ。

8dsc08168 本日、8月17日(日)は、富岡八幡宮例大祭、三年ぶりの神輿連合渡御の日。

 森下からバスで門前仲町へ向かえば、

 いつもは豊海水産埠頭まで行くバスも、祭りのため永代通りが通行止めとなり、乗客は深川二丁目で下車することに。そこから徒歩で永代二丁目交差点に向かへば、ちょうど永代橋を渡ってきた連合渡御の先頭に間に合った。

 木遣、手古舞につづいて神輿が次々やってくる。

 ときおり霧雨が降るが、まだ傘をさすほどでもない天気なのに、どの神輿も、担ぎ手は全身びっしょりになり、神輿の屋根からは水が小さな滝のように流れている。

 じつは神輿が通る沿道の所々に、

8dsc08193こんな水かけ隊や

8dsc08152
こんな消防が使うような大型ホースの放水が、

 待ち構えていたのだ。

 なるほど、水かけ祭りと呼ばれることに納得。

 ところで、今回の深川行きは、写真及び音楽に詳しい方々と一緒だったが、その話しは・・・。

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2008/08/16

深川祭りはじまる(祭囃子が聞こえる日)

 富岡八幡宮の例大祭がはじまり、週末の深川は祭りモードに。

8dsc08012_2 神輿の連合渡御を17日(日曜日)にひかえて、15・16日は、各町の神輿や山車が、それぞれの町内を廻っていました。

 富岡八幡宮のお膝元にある町会のお神輿は、永代通りを進み八幡宮へ宮入。沿道には連合渡御さながらの水かけの光景があちこちで見られるなど、深川はすっかり祭り一色になっています。

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2008/08/14

かかとクッション入り祭白7枚甲馳

 祭り準備がすすむ町の洋品屋、

7dsc00856 その店先の箱に「かかとクッション入り祭白7枚甲馳」と書かれたチラシが貼られていた。甲馳とは、何だろうかと思いながら台に下げられたもう一枚のチラシをみたら、「かかとクッション入り祭り足袋」と書かれていた。

 どうやら、これは祭り用の地下足袋のチラシ、甲馳とは、足袋のコハゼのことらしい。

 祭り用品の通販サイトを調べてみたら、足袋のコハゼは5、6、7、12、15枚とバリエーションがある。コハゼの枚数が多くなれば足首を長くおおうようになり、15枚コハゼなどは、まるでロングブーツのよう。

 そういえば、その昔の植木屋さんは、こんな長い地下足袋をはいていたけど、コハゼの枚数は何かしきたりがあるのだろうか、それともそれぞれの趣味なのだろうか。祭りの足袋は白と決まっているが、さてコハゼの数は・・・。

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2008/08/12

完熟ゴーヤはじける

 ベランダ下にゴーヤを植えたら、これが勢い良く伸びたくさん花をつけはじめた。

7dsc00622 それほど多くないが、ところどころ実もちらほら。

 ところが、その実をいつ収穫してよいか分からない。もう少し大きくならないかと思いそのままにしておいたら、ある日、実の下の部分が少し黄色に。それが翌日になると実の半分に広がり、すぐに全体がオレンジ色になり完熟状態。

 そして、あっというまに実がはじけ中から赤い種。

 緑色のゴーヤからは想像もつかなかった、その鮮やかな変身に驚く!

 この姿と色合いは、まるで南国の果物のよう。

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2008/08/08

もう一つの住吉神社例祭(祭囃子が聞こえる日)

 佃島住吉神社の例大祭からまだ一週間も経っていないが、もう一つの住吉神社の例祭へ。

7dsc00717  深川佃町・住吉神社については以前紹介したが、その祭礼が今週、8月6日~8日まで行われた。

 門前仲町から大横川を巴橋で渡り牡丹町に入ると、牡丹二丁目交差点に向かって下り坂になり、交差点の手前に住吉神社がある。ふだんは目立たない小さな神社だが、祭りのときだけは佃島住吉神社にある大幟に似た「住吉大神」と書かれた幟が立てられ、その存在感を増している。

 数年前にこの神社の世話人の方と話す機会があったが、ここは牡丹ニ・三丁目町会で世話をしている。同時に、この地域は富岡八幡宮の氏子でもあり、住吉神社の例祭では神輿を担がないが、深川祭りでは牡丹町の神輿を担いでいるそうだ。

 気になる佃島住吉神社との関係だが、祭りのときは佃島住吉神社から宮司を迎えてお祓いをしてもらっているなど、神社間はいまも関係が保たれている。しかし、住民レベルでの交流になると、どうも薄れたいうかはっきりしない。先日も佃島のお年寄りといろいろ話しをしたが、そのお年寄りは深川の佃町や住吉神社を知らないようだった。

 ところで来週は富岡八幡宮例大祭(深川祭り)がはじまる。お神輿が通るルートには幟が立てられ、住吉神社前のガードレールにも写真にあるように御神輿渡御の幟が付けられている。

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2008/08/07

 ここ数日間、我が家の電話が不調。

7dsc00628 我が家から外への発信通話は正常なので気付かなかったが、外からかけると直ぐに切れてしまう着信不良になっていた。

 今日、その修理をしてもらった。

 結果は、我が家は、電話機が壊れたのでなく、今は使っていない分岐先の配線が劣化したためらしく、配線の手直しだけで無事復旧。

 ところでNTTの故障窓口であるダイヤル113の方も今日作業に来た方も言っていたが、先日の雷で電話・モデム故障が多発し修理部門は大忙しだそうだ。

 この頃は雷があってもあまり停電しないので、すっかり忘れていたが、雷のサージで電子製品が壊れることがある。電話線やCATVなどの通信ケーブルには保安器を入れてあり、雷のサージから保護されているが、それでも電源系を経由して複数の機器が一度に壊れることがある。やはり大事な装置は、サージプロテクタ付きタップを使用したほうが良いようだ。

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2008/08/06

東京スコール

 昨日のゲリラ豪雨ほどではないが、今日も午後から突然雨。

7dsc00615 午前中は、眩しい夏空に白い雲。

 くずれかけた飛行機雲に似た白い雲が、風の流れにのって細長く伸びていく。

 しかし午後になると、空は一面薄暗く、

 突然、乾いた灰色の路面に黒く大きなシミがポツポツとできはじめたら、一気に大降り。屋根を打つ雨音が大きくなり、道路で雨粒が大きく跳ねはじめる。

 そしてまた青空、

 この天気は、まるで東南アジアと同じ!

 東京スコール!

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2008/08/04

佃月島物語・住吉神社例大祭2008(祭囃子が聞こえる日)

 八月の東京は、セミが鳴かぬことがあっても祭囃子が聞こえぬ日はないというのは大げさだが、週末に限ればそれもあるかもしれない。

7dsc00427_2 八月二日の土曜日、佃島にある住吉神社例大祭に出かけた。ご一緒するのはkaiwai散策のmasaさんと東京brary日乗のbraryさん。

 厳しい暑さのなかバスで月島に向かえば、祭り提灯が路地に浮かび、浴衣に花笠姿のお年寄りが横断歩道をわたっていく。住吉神社へ向かう歩道には、ところどころに大きな水桶がおかれている、神輿への水掛のためだろう。ちょうどお昼休みらしく、大人たちはそれぞれ休憩、その周りを子供達が元気に走り回っている。

 佃の町に入ると大幟が見えてくる。

 ひるがえる六本の大幟は、三年間川底に埋められ、本祭りのときだけ掘り起こされ佃の町に立てられる。この光景は、三年に一度しか見られない。柱は高さは20メートルぐらいだが、下部を地中に埋めることなく地面の上に立てられているそうだ。

7dsc00424bその柱の基部は、柱を支えるために木が組み合わされクサビが打ち込まれている。それらの太くしっかりしている木は、長い年月を経たようで、みな角が丸くなっている。

 神社近くで幟をながめながら、地元のお年寄りから面白い話を・・・。元は船大工をしていたのでここから船を川にいれた、船魂様を家に奉っていたことがある、佃は同姓の家が多いのでみな屋号で呼び合ったなどなど・・・話しは尽きない。

 住吉神社近くで一休みして月島方面へ向かえば、古い長屋が並ぶ一帯に入り込む。ここでもお年寄りから話しかけられてしまう。元は河岸(築地)で働いていた、祭りでは交通整理を担当していたのでお酒を飲むことはできなかった、家を数年前リフォーム、家猫が一匹いるが外猫も二匹出入りしているなどなど・・・こちらも話しがとまらない。

 それにしても佃島も月島もお年寄りは皆話し好きだ!

 いろいろ話しを聞いたが、その極めつけは「お神輿は、御霊入りの前後で重さが変わり、御霊がはいると重くなる」だろうか・・・。うーん、これはなかなか深い話しだ。

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2008/08/03

五分の魂

 天気予報は、場所によって夕立があると言っていたが、我が家付近はまったく空振り、連日の猛暑で地面はすっかり乾き白くなってきた。

8dsc00056 先日、いつもの道を通ったら、一瞬涼しい風が、ちょうど水をまいた直後らしく葉一面に水滴。近づいてみると、葉の表面の一部がきゅうに動きはじめた。

 よくみれば葉の色と同じ色をした子供の蟷螂(カマキリ)が、まるで睨みつけるように顔をこちらに向けていた。いくら暑いといってもちょっと水の掛けすぎだろうと言っているのか、久しぶりの水浴びなのに邪魔するなか。その背丈は一寸にも満たないが、どこか気迫のようなものが・・・やはり五分の魂があるのだろうか。

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2008/08/01

夏祭りの季節はじまる

 東京の八月は、夏祭りの季節。今年は、佃島にある住吉神社と深川にある富岡八幡宮の両方が本祭りとなる。住吉神社の例祭(本祭り)は、8月1日(金)から4日(月)まで、それぞれの日の行事は住吉神社のホームページに載っているのでご参照を。

7dsc00171 深川祭りと呼ばれる富岡八幡宮の例大祭は、今年は8月13日(水)から始まり17日(日)まで。なんと言っても今年は3年ぶりの本祭り、17日(日)に神輿の連合渡御が行われる。

 例大祭の日程行事は、富岡八幡宮のホームページに載っているが、連合渡御では55基に及ぶ各町内の神輿が、富岡八幡を出発し、反時計回りに木場、清澄、清洲橋で隅田川を渡り、箱崎、新川、永代橋で再び隅田川を渡り富岡八幡宮に戻る全長約8kmのコースを進む。朝7時半に最初の神輿が出発し、最後の神輿が戻るのは午後4時となる長時間の神輿の渡御となる。

 8月1日の富岡八幡宮は、祭りの準備が進行中、境内に舞台が作られ鳥居前には祭礼幡が立てられ、町内の掲示板には祭りのチラシが貼られ、祭りが近いことを語っている。

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2008/07/31

京成白鬚線@東京の消えた鉄道

 先日、京島のラブガーデンからの帰り、京成曳舟から電車に乗ったら八広駅で通過電車待ちとなった。

78dsc00067_2 八広駅というのは、元の京成荒川駅。ここは東京物語の謎(2)で書いたが、小津安二郎の映画「東京物語」で東山千恵子扮するお祖母さんが孫と土手で遊び「あんたがのう、お医者さんになるころあ、お祖母ちゃんおるかのう・・・」という心にしみるシーンが撮影された地だ。いまは駅は高架となり、東京物語にあった風景は消え、荒川の流れだけが昔と変わらないようだ。

 消えた風景といえば、昭和の初めこの八広駅(旧荒川駅)と曳舟駅の間には、もう一つ駅があった。

Keisei_mukojima_5ここで昭和8年版の東京全図を開いてみよう。
 
 京成曳舟駅と荒川駅の中間に向島駅があり、そこから白鬚橋に向かって線路が伸びている。
 
 向島、長浦、玉之井、白鬚の四駅を結ぶ路線は、京成白鬚線と呼ばれ全長8Km。その営業は昭和3年から8年間という短いものだったが、良く知られている小説のなかに描かれている。

 永井荷風の墨東奇譚は、向島にあった玉の井を舞台としているが、主人公がお雪と出会う場面の直前、元の京成玉之井駅(停車場)が登場する。

 「線路に沿うて売貸地の札を立てた広い草原が鉄橋のかかった土手に達している。去年頃まで京成電車の往復していた線路の跡で、崩れかかった石段の上には取払われた玉の井停車場の跡が雑草に蔽われて、此方から見ると城跡のような趣をなしている」とある。
 
 墨東奇譚の中には東武線の玉之井駅(現在の東向島駅)も登場するが、あらためて地図をみると、京成と東武の玉之井駅は、非常に近く、さらに交差していることが分かる。なるほど墨東奇譚に鉄橋とあるのは、この二線が交差するためだったのだろう。

 廃線というと、どこか田舎にあるローカル線を想像してしまうが、東京の下町である向島の真ん中にもあったとは驚きである。もっとも鉄ちゃん呼ばれる鉄道ファンのなかには廃線巡りを趣味としている人がいて、この京成白鬚線もよく知られているそうだが・・・門外漢はただ感心するばかりだ。

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2008/07/20

夏の初物:葛きり

 このところ続いている暑い日にようやく体が追いついてきたので、週末は小川町経由で荒川方面へ。

8dsc05692_2 その前にどこかで昼食ということで久しぶりに蕎麦屋。

 品書きの冷たい蕎麦より「せいろ」一枚、さらに「葛きり」を追加する。

 ここで葛きりを最初に食べたのは2005年8月、その後は夏になるとこの葛きりが楽しみになった。最初の頃は、いくら蕎麦屋といえ、男が葛きりを食べるのはちょっと恥ずかしい気もしたが、いまはごく普通に頼めるように、歳をとるのもなかなかいいものだ。

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2008/07/17

お盆休み?

 東京の7月15日はお盆。こう書くと、すぐに我が家は違うという声が聞こえてきそうだが、じつは我が家も、お盆は月遅れといわれる8月15日におこなっている。

8dsc07827 お盆は、もともと旧暦の7月15日に行われたものが、新暦になったときから新暦7月15日と8月15日の二通りになり、東京は7月15日といわれている。しかし、実際にお盆の行事をするしないにかかわらず、全国的には子供の夏休みを含む8月15日を、お盆休みとしているところが多く、海外旅行もこの頃が一番にぎわう。

 さて今週、都内を歩けば夏休みの張り紙をしたお店がちらほら、15日の深川永代通りはごらんのようなありさま。人もクルマも少なく、がら~んとした感じがとてものどかだった。

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2008/07/12

夏座敷

 夏座敷という言葉がある。夏の暑さを過ごすために、着物を衣更えするように座敷を模様替えする。

8dsc07716 襖を風通しのよい竹などで作られた簾戸にかえ、座布団も麻生地の涼しいものに、さらに軒先に簾、その奥に苔飾りのついた風鈴を下げ、縁側の近くに朝顔の鉢植えを置き、朝夕打ち水をする。

 いまでは夏座敷は、懐かしの日本の言葉になってしまったが、この頃このような言葉というかスタイルが気になり、ちょっと試してみたくなっている。とは言っても、今の部屋には簾戸にしようにも襖はないし、座布団も使っていないし、風鈴も音がうるさいと言われかねない。唯一できるのは、ベランダ前に置いた鉢植えへの水やりだろうか。

 ところで、打ち水といえば、ここ数年各地で行われる「打ち水大作戦」がニュースとなる。各地の参加者が日時を決めて一斉に打ち水をすると、その地域の気温がわずかながら下がることが報告されており、今年も7月22日(大暑の日)に予定されている。また東南アジアの屋外レストランに細かい霧がでる扇風機が置かれているが、それと似てより進化したドライミスト散布装置を設置する動きもある。

 エアコンは、室内機が部屋を冷やすと同時に室外機から温かい風が放出され周囲の温度を上げてしまう。すなわち室内が冷えれば、ますます室外は暑くなる。また林立するビルは、風の通り道をなくし熱の放散を少なくしてしまい、その結果都心ではヒートアイランド現象がみられるようになる。このようなスタイルはそろそろ限界がきているかもしれない。

 これからは、夏座敷のように、部屋をオープンにして打ち水やドライミストなどで暑さをしのぐというか、暑くても快適に過ごすスタイルを見直すときかもしれない。

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2008/07/09

積み木本と格闘する

 積み木の山(といっても小さな本の山だが・・・)と格闘している

Photo 本棚に並んでいる本は、一目で何の本か分かるが、積み木の山のように床に積んだまま置きっぱなしの本になると、一番上しか分からない。山の下のほうにある本をみる場合は、少しづつずらしながら背表紙を見ながら抜き出すのだが、ちょっとバランスを乱すと一気になだれ状態になり、まるで緊張感のあるゲーム。

 しかし、ときどき思いがけない本を見つけることがある。

 先日、山を崩しながら本を整理していたら、「世界の機関車」が出てきた。「世界の機関車:写真で見る世界シリーズ」(本島三良、秋田書店、1969)は、秋田書店から刊行されていた子供用の本。この本は小学生・中学生向けなのに、その内容は大人になった今でも十分読み応えがある。

 たとえば蒸気機関車がなぜなくなるかについて、エネルギー効率を例に説明している。蒸気機関車は発生したエネルギーの百分の六しか使わず、電気機関車は百分の三十、ディーゼル機関車では百分の十八となり、蒸気機関車はエネルギーのむだが非常に大きいことを説明している。さらに運行費用についても語られ、小学生の子供には難しいかなと思うがしっかり書いている。 

 しかし、何といってもこの本の楽しみは、日本やアメリカだけでなく、ヨーロッパ、アジア、アフリカ、オーストラリアの機関車(蒸気、電気、ディーゼル)の豊富な写真にある。有名なアメリカのユニオンパシフィック鉄道のビッグボーイはもちろん、レイモンドロウイの設計した流線型の機関車、さらにブルガリアの動輪6軸の機関車などなどは、大人になったいま見ても飽きない。

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2008/07/06

海月@深川

 深川で用事があり大横川べりを歩く。

8dsc07508_2 大横川の流れは、満潮の前後で逆転する。満潮に向かう上げ潮のときは、隅田川から大横川へ向かう方向に流れ、ひとたび満潮時になるとは流れは完全に止まり、川というより大きな堀のようになる。やがて満潮をすぎ干潮となると、大横川から隅田川方向へ流れはじめる。どちらの流れも非常にゆっくりで、水に浮かぶゴミや木の葉の動きではじめて気付くことが多い。

 川辺に着いたときは、すでに満潮をすぎていた。木々の影が映る水面を、白く透明な丸いものがゆらゆらただよっている、海月(クラゲ)だろう。潮にのって上ってきたものが、再び海に戻るのか、波もなく静かな水面を流れていく。

 クラゲは、水母または海月と漢字で書く。語源は分からないが、こうして水辺から見ると、まるで水に映るゆらめく月のようで、海月とはじつにいい文字を当てたと納得してしまう。

 ところで当て字にはすぐに思いつかないものが多いが、なかには簡単ゆえ、かえって分かり難い使い方もある。たとえば、夏目漱石の「我輩は猫である」の出だしの部分に”この間おさんの三間を偸(ぬす)んでこの返報をしてやってから、やっと胸の痞(つかえ)が下りた。”とある。この三間は、「秋刀魚」すなわち「さんま」と脚注にある。なんだと言われるかもしれないが、その昔、秋刀魚を「さんま」と読むことをようやく憶えたのに、「三間」を「さんけん」でなく「さんま」と読ませるのは、簡単なだけに肩すかしをくらったようでかえって出てこない。

 こういう言葉の遊びのような文字の使い方は、ちょっと楽しくマネしたくなるが、考えてみれば現代のKY語はさらにその上をいっているかもしれない。

 写真は、大横川にかかる巴橋付近から水面を撮ったもの。下方にある暗い影は川沿いに植えてあるサクラの枝の影、海月(クラゲ)の大きさは10~15cm程度。

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2008/07/02

カタツムリはどこへ

 いつもの道で紫陽花(アジサイ)が咲き始めた。

8dsc07640 日陰にあるためか他所より遅かったが、いつも通る道でアジサイがようやく開花。誰もが口にするように、アジサイの花は、黄緑からクリームそしてブルーから赤まで、その色は、時期によっても変わるし場所によっても異なる。

 ところで梅雨時のアジサイにはカタツムリというのが定番のはずだったが、このごろそのカタツムリを見かけない。これは全国的におきている現象らしく、しばらく前に新聞でも報道されていたが、原因は不明だそうだ。カタツムリは湿気を好むので、都市の乾燥化が関係しているとの指摘もあるがまだ解明はされていないそうで、今年からデータを集めるとの話しもある。

 川で有毒物質の汚染があったり、海で赤潮が大量に発生したとき、魚が浮かぶことがある。この場合、魚は水質汚染のセンサーとなっている。はたしてカタツムリは、何のセンサーだろうか・・・そして、あのタツムリはどこへいったのだろうか。

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2008/06/26

冷たい風に吹かれて

 月末の用事を済ませようと外出、

8dsc07298 いかにも雨が降りそうな薄暗い空模様だったので大きな傘をもち出かけたが、途中、小雨に降られたがすぐに止み、結局傘は一度も使わず。月末も近いので混んでいると思っていた窓口も、用紙に記入している間に順番がきてしまい、あっというまに用事が済んでしまった。

 調子がいいのか悪いのか、ちょっと気が抜けてしまう。

 それにしても、この冷たい風はなんだろうか・・・梅雨寒という言葉がおもわず口からもれる。

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2008/06/25

トンボが飛ぶ日

 昨日の気象ニュースで、”都内でシオカラトンボを観察”という話題があったが、我が家の近くでもトンボが。

8dsc07452 子供の頃の知識によれば、これはムギワラトンボだが、念のため確認。じつは今回はじめて知ったのだが、シオカラトンボとムギワラトンボは同じ種類で、ムギワラトンボは、シオカラトンボのメスないし未成熟のオスだそうだ。これは数十年ぶりに知ったムギワラトンボの新知識だ。

 ところでトンボという言葉は、様々な分野で使われている。

 歌舞伎の世界にいる友人のA君は、いまはその体形から信じられないが、若いときは舞台でトンボを切ったと語っていた。歌舞伎の世界では宙返りすることをトンボを切るといい、若手役者ならば必ず要求される技だそうだ。印刷の世界では、裁断や多色刷りのためのマーカーをトンボという。また、トンボ球と呼ばれるビーズのようなガラス玉もある。社名としてはトンボ鉛筆やトンボ楽器などが、よく知られている。

 これほど多くトンボを含む言葉があるとは、もしかしたらトンボは日本人に最も愛されている昆虫かもしれない。

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2008/06/19

銀鼠の建物@人形町

 人形町、新大橋通沿いは、タワービルが目立つ白いオフィス街になってきた。

8dsc07417 人形町通り沿いも、有名店はほとんどがビルに建て替わったが、それでも一歩裏通りに入れば、暗い緑のサビにおおわれた看板建築の商店や、風雨に洗われた板壁の木目が深い影を作る家が残っていた。まるで昭和のまま時が止まったような風景がひろがり、ここが都心であることを一瞬忘れさせる。

 その人形町通りの角に和菓子の壽堂ある。

 日本橋小網町生まれの植草甚一の文章に、”「ことぶき堂」という目立たないお菓子屋があった。大正のはじめに店を出したが、小網町にあるぼくの家へ主人がやってきて、どうぞよろしくと開店の挨拶をしたあとで、どんなお菓子ができるかを商売用の箱にならべて入れたのを見せ、いくつか見本に置いていった”とある。

 壽堂は、通りまでニッキの香りがただよう黄金芋が有名だが、季節の和菓子もほどよい味と大きさで好ましく、さらに季節ごとに変わるウインドウのディスプレイは、その前を通るものを楽しませてくれる。

 いま、その壽堂を取り囲むように、マンションが建築中。

 背後をすっかり高い建物に羽交い絞めされたようで、思わずつらい言葉が口からもれそうな状況だが、壽堂のグレーの壁に赤い窓枠を組み合わせた建物は、なかなかいい感じだ。グレーも灰色でなく、あえて鼠色と言いたい。銀鼠、利休鼠、深川鼠や錆鼠などをまとう、小柄ながらもその道一筋に打ち込む粋な大人というのは、こういうものかもと・・・。

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2008/06/18

浅草公園の石柱

 先日通った雑司が谷霊園の小道で、古い石柱をみかけた。

8dsc07365 上部に四角い穴が開けられ、その下に「浅草公園 新・・・」と彫られている。

 浅草公園は、明治のはじめに、東京で初めて作られた公園の一つで、現在の浅草寺付近にあった。いわゆる六区と呼ばれる浅草の興行街も、この浅草公園の中にあり、全体は一区から七区まであった広い地域をさしている。

 さて、この石柱は、浅草公園にあったものを移築したのか、それとも浅草公園にゆかりのある人のために作られたか・・・。そもそも浅草をはるか離れた雑司が谷の地に、なぜ浅草と記した柱があるのか、たった一本の柱だが、さまざまな思いをよびおこす。

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2008/06/17

雑司が谷駅へGO

 日曜日(6月15日)、副都心線開通を記念して雑司が谷で記念イベントが行われた。

8dsc07358 いつも静かな雑司が谷の鬼子母神境内も、手創り市、わめぞ古本市などが行われ大賑わい、地元の人も”お祭りでもこんな人出は見たことない”というほどの大混雑。

 手創り市は、ざっとみて100コマぐらいの店が出ているよう、アクセサリー、ガラス、陶芸、ファッション小物など様々。デザインも仕上げも完成度の高いものが多く、お客さんの足を止めていた。古本市は、わめぞのグループが出店、こちらもお客さんが多い。
  
 神社の境内を利用したフリーマーケットは他所でもあるが、あちらが、出店者がプロ化して並ぶものもアジア・中国雑貨が多いのに対して、この鬼子母神の市は、出品者自ら製作した作品が多く、手作り感があふれなかなかいい感じだ。

 買い物をしてから、都電の雑司が谷駅方向に向かって歩きはじめると、小さな路地がつぎつぎあらわれる。奥の家への私道だろうか、緑の木陰は薄暗いが、夏の日差しに照らされた地面は眩しいほど明るく、そこに軒先が切り欠きのような影をつくる。曲がりくねった道を進み、坂道を上がると雑司が谷霊園、人通りの少ない霊園の中を通り抜けて都電の雑司が谷駅に到着する。

 こちらは地下鉄副都心線の雑司が谷駅の混雑がうそのよう、三ノ輪方面のホームで待つ乗客はわずか4人。この静けさもなかなか良い。

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2008/06/12

地上の星から風に吹かれて

 写真をみれば、もう説明はいらないかもしれないが、いつもの道で、小さな黄色い花を見かけた。

8dsc07244 大きさは5ミリにも満たないが、その花弁はきれいな星型を描いている。

 地上の星は中島みゆきだが、

 この地上に咲く小さな星の名前は何だろうか・・・。
 
 一休みしようとBSをつけたら、画面にボブディランの姿。BSiのSONGTOSOULでボブディラン特集、オデッタ、ピーターヤーロウ(PPM)がボブディランとの出会いと音楽を語りそして歌う、ダニエル・クレイマーはジャケット撮影の様子を語り、ボブディラン自身の演奏風景もフォークからロックまでいくつも流れる。「風に吹かれて」、その詞とメロディはいまだに色あせていない、やはりこれは名曲!

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2008/06/06

晴耕雨読

 朝、ネムの葉が開いた。

8dsc07164_2

 ネムの葉は、夜になると閉じ朝になると開くが、暗い雨空の日は、一日中閉じているときがある。
 
 晴耕雨読というか、雨の日は休みというのは、ちょっとうらやましい。

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2008/06/05

スカイブルー

 梅雨入りした途端、ぐずついた曇り空が続いている。

8dsc02941 こうなると青空が待ち遠しくなる。この空の色、スカイブルー、ブルースカイどちらだろうか?空色であればスカイブルーだが・・・水色、天色という日本語もある。

 色の手帖で青色系の漢字名を調べたら、水色、空色、天色、青、群青色、浅葱、水浅葱、花浅葱、藍、薄藍、青褐、瑠璃、花田色などが出てくる。さらに新橋色というものもあるが、これは”くすんだ緑みの青”、東京新橋の芸者たちに好まれた色からの名”とある。

 ”くすんだ”という言葉は、どこか純粋でなく否定的にとられることが多いが、微妙にくすんだ色は、純粋な色より美しく洒落た感じがする。これは人間も同じかも・・・。

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2008/06/02

神保町好日

 6月初めの日曜日は、前日の寒い雨空が一転して初夏の陽気となり青空が眩しかった。

8dsc07182 日曜日の神保町は、休みのお店が多いので空いているだろうと思いながら、地下鉄を降り地上へ上がったら、目の前にいきなり人と機械とケーブルの山。一瞬、事故でもあったのかと思いながら、道路の上に横たわるケーブルの行き先を目で追えば、喫茶さぼうるの店内へ。映画の撮影だろうか、外人をまじえたスタッフと器材が、「さぼうる」前の狭い路地にあふれていた。

 神保町で映画ロケとなると、喫茶「エリカ」が映画「珈琲時光」に登場しているが、題名は忘れたが「さぼうる」も映画の舞台になっているはずだ。店前のトーテムポールと赤い公衆電話、落書きにうまる店内のレンガ壁、そこには遠くなった学生時代の風景があるような気がする。さて、今度はどのような作品の舞台になるのだろうか、もしかしたらCM撮影か・・・。

 喫茶店といえば、さぼうるの並びの角がジャズ喫茶になっている。まだ入ったことはないが、JBLの大型モニタースピーカーを壁に埋め込み、なかなか本格的なようだ。また、かつて李白があったところは、内外装は昔どおりの和風のままだが、ジャズ喫茶として営業している。こちらは、音量もひかえめで、買い物帰りにゆっくりすることができる。カタカナ系チェーン店のカフェ全盛の時代にあって、こういう個性的な喫茶店は貴重だろう。

 それにしても、日曜日の神保町は人もクルマも少なく空が広い。これでお気に入りの喫茶店が開いていれば、最高なのだが・・・そう上手くはいかないようだ。

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2008/05/28

初物ゴーヤチャンプル

 我が家の今年初めてのゴーヤチャンプル。

8dsc07106 一時、ゴーヤチャンプル作りに凝ったことがある。具も豚肉からスパムまで、そのスパムも幾つかのブランドを試し、最終的にはホーメルのスパムランチョンミート・レスソルトに落ち着いた。ホーメルレスソルトは減塩タイプだが、他のブランドのスパムより味がしっかりしているように感じる。

 しかし、このごろはスパム抜きの、 ゴーヤ+豆腐+鰹節+玉子というシンプルな組み合わせにすることが多い。

 作り方も、以前は豆腐、スパムの順で炒めて、それからゴーヤを入れていたが、今は先にオリーブオイルでゴーヤを炒めてしまい、よく水切りしレンジで温めた豆腐を入れ、一気に鰹節と玉子を加えて醤油で味をととのえるようにしている。ゴーヤのシャッキリした歯ごたえは少なくなるが、歯の弱い年寄りもゴーヤを楽しむことができるし、サッパリとした味に仕上がり食べやすい。

 初物を食べると七十五日寿命が延びると言われているが、我が家の今年初めてのゴーヤチャンプル、大変おいしゅうございました。

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2008/05/27

夏草繁る

 あらためて書くほどのことはないが、夏草の季節となった。

8dsc07070 夏の草は、雨の後、一気にその勢いを強くし葉を大きく伸ばす、その草むらの近くを歩いたら、急に草の一部がモゾモゾと動いた。

 何だろうか、草の奥を覗けば茶色の蛙がいた!

 デジカメを取り出し撮ろうとしたら、気配に気付いたのか一気に草の奥へ進み、姿を隠してしまった。

 このあたりは以前から住宅地だが、雨の日になると蛙が出てきたことがあった。数匹の蛙が、雨の中、右に左に飛び歩く光景は、蛙が水に住む動物であることを思い出させたが、それは十年以上前の話。このごろは、まったく見かけなくなった。

 今日見かけた蛙は、川や池がないこの地になぜいたのだろうか、まさか、空から降ってきたのだろうか?これは冗談でなくありうると思っている。最近も、カラスがニワトリの玉子を落としていったし、その逆に大きなものをくわえて飛び立ったとこを見たこともある。

 さて、これで終わるかと思ったら、さらに驚く光景が!

 気持ちの良い天気にさそわれて日光浴をしているのか、こんなものまで出てきた

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2008/05/21

一日花

 荒天の昨日から一転、今日は青空が広がる気持ちよい日となった。

8dsc07030 昨日の強い風に吹かれて落ちたのか、若葉の付いた枝が道に散っていた。緑の小さな木の実もあちこちに、ムラサキツユクサが少しはなれた木陰に咲いていた。

 ムラサキツユクサは、午前中ぐらいしか咲かない、しかも咲いた花は一日でしぼんでしまう「一日花」とされている。朝顔も一日花で、日当たりの良いところでは昼過ぎにしぼんでしまうが、この頃は午後も咲いているものを見かける。どうやら午後も咲いている朝顔は、新しく入ってきた品種らしいが、あれは馴染めない。

 朝顔もムラサキツユクサも、まだ朝露が残る間だけ咲くから良いように思うのだが・・・。

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2008/05/19

浅草夕暮れ

 土曜日は夕方から浅草で友人達と会うことに、ちょうど三社祭と重なり雷門周辺は大混雑していたので、回り道をして路地を通り目的地に向かった。

8dsc06986_2 銀座、秋葉原、浅草は、東京へ来る海外観光客の三大人気スポットだが、銀座・秋葉原が時代のリーディングエッジ(最先端)を行くのに対して浅草はトレーリングエッジというかちょっと懐かしの世界という印象がある。基本は和だが、浮世絵・漢字Tシャツなど、日本人はちょっとひいてしまいそうな商品があふれている。これだけなら浅草は、浅草寺の門前に広がるお土産屋さんが集まっている場所にすぎないが、それだけではない。

 以前、海外から来た人から、お土産用でない本格的な夏の着物を買いたいという話しがあった。冬の1月に夏の着物を買おうとすると、これが難しい。呉服屋さんに聞いてみたら、”誂えならお作りしますが、既製のものは、この時季はおいていない”、ホテルのコンソルジェに相談しても、”デパートに問い合わせてみたが、この時季は在庫していない”との話しだった。とりあえず、お土産用の浴衣を見てみようと話しになり浅草へ。

 仲見世のお土産屋を何軒かまわってみたが、どうも気に入ったものがなく、新仲見世の呉服屋さんで相談してみたら、やはり”うちは、この時季にすぐに着られる夏物はおいていないが、もしかしたらあそこの店ならあるかもしれない”とのある店を教えていただいた。着いた先で、お店の方にこちらの希望を伝えたら、早速、店の奥から何枚かもってきてくれた。実は、このお店、普通の呉服屋さんのように見えて、舞台衣装用の着物を製造・販売をしているお店だった。浅草合羽橋は料理のプロのための町だが、浅草は観光客だけでなく、着物や扇子や手ぬぐいなど芸能・演芸のプロのための町でものある。

 さて話しがだいぶわき道にそれてしまったが、写真は、回り道をしている途中に路地奥から撮ったもの。夕暮れの表通りはまだ明るいが、路地奥では提灯に灯かりが点りはじめていた。

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2008/04/25

桜川

 昨日は、午後から都心に向かったのですが、小雨の中で出会った光景は・・・

8dsc06617_2 ソメイヨシノは花が散りすっかり若葉におおわれていますが、八重桜はまだまだ花が残っています。その木の下の道路は、散り始めた花びらがご覧のようなありさま。朝の雨で流されて集まったのか、路肩に花びらが小さな川をつくっていました。

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2008/04/14

カリン(花梨)

 桜が散り始める頃になると、カリンの花が咲き始める。

8dsc06395 ノド飴のパッケージにもあるので、カリンの実が黄色いリンゴのような形をしていることはよく知られているが、その花となると知る人は少ないようだ。カリンの花は、サクラより少し大きめで、ボケの花に似た5弁の薄いピンク色の花びらをもっている。

8dsc06422 カリンは、ちょうどサクラの満開のころに咲き始めるが、いつもサクラに気を取れらて、地面に散った花びらでようやく咲いたことを知ることが多い。まして、ツボミに気付くことは少なく、いつも見逃してしまう。

 そのツボミを久しぶりにみつけた。まるで真っ赤なバラのツボミのようなその姿に、ちょっと感動してしまった。

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2008/04/12

エジソン・ライト

 白熱電球の製造・販売が中止される話しが現実的になってきた。

 4月5日、経済産業省は、4年後の2012年までに白熱電球の国内での製造・販売を中止し、省エネ効果が高い電球形蛍光灯に全面切り替える方針を発表した。海外の一部の国(アイルランド、オーストラリア)ですでに発表されていたが、環境問題を改善するためにエネルギー消費の大きな白熱電球の製造・販売を止めて蛍光灯に切り替える話しが、日本でも現実のものとなってきたのだ。

Kodak_color_hb ところで光源の種類が何であろうと、照明に使うには明るさに加えて、その光源で照らされるものの色の見え方が重要になってくる。極端な例では、高速道路のトンネル内の黄色い照明の中では、クルマの色が違ってみえる現象がある。

 照明による色のみえ方がどれだけ自然光に近いかを示す指標を演色性という。演色性は、もっとも自然光に近い状態をRa=100として、値が小さいほど自然光から外れてしまう。じつは白熱灯は、このRaが100で自然光にもっとも近い性質を持っているが、一般に使われている蛍光灯はRa=80程度のものが多い。もちろん医療現場など色の差が重大な結果をもたらす環境には、Ra>90以上の特別な蛍光灯が使用されているので大丈夫だが。これから作業場などにある白熱電球を蛍光灯に切り替える場合には、使用する蛍光灯の演色性が十分か確認する必要があるだろう。

 それにしても、いまや地球温暖化・省エネという言葉の前には、誰も異論をはさめないが。システムの切り替えにあたっては、新しいシステムに合わないものは全て切り捨てるだけは止めてほしい。

写真は、KODAK COLOR DATA BOOK: COLOR AS SEEN AND PHOTOGRAPHTEDから

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2008/04/07

図鑑で遊ぶ

 長い間そう思っていたことが、間違いだったことを知って驚くことがある。

8dsc06414 子供頃のことだが、大人が2-3人で囲むほどのユキヤナギの植え込みが近くにあった。4月になると、細い枝にびっしりと小さな花をつけ、やがて散り始めると、その近くの地面は、雪が降ったかのようにまっ白になった。ユキヤナギの名前は、この花の散る様子からきたのだろうと、子供ながら思い込んでいた。その大きなユキヤナギは工事で無くなってしまったが、株の一部が移植されて、いまも毎年花をつけている。

 ユキヤナギはもう一株、後から植えられたものが近くにあるが、こちらもちょうど今が満開になっている。その二つのユキヤナギを見比べていたら、どちらも花の大きさは5~6ミリ程度で同じだが、花の様子が少し違うことに気付いた。

 古くからあるユキヤナギの花は八重になっているが、後から植えれたユキヤナギは一重。ユキヤナギには、一重と八重の二種類があるのだろうと思ったが、念のため牧野植物図鑑で調べてみると・・・

 一重のものはユキヤナギだが、八重のもは全く違う名前。

 牧野植物図鑑によれば、ユキヤナギの花は一重で、八重の花をもつものは「シジミバナ」となっており、”花をシジミ貝の内臓に見立てたもの”と書いてある。私がずっとユキヤナギと思い込んでいた花は、シジミバナだったのだ。それにしてもシジミバナとはあまりにユキヤナギからかけ離れている、せめてミゾレぐらいにしてミゾレヤナギにでもならなかったのだろうか・・・。

 最近は図鑑を開くことが少なかったが、たまに開くと新たな発見がある。たとえば、これも最近知ったのだが、春の七草の一つであるホトケノザは、本当はタビラコ(田平子)という草らしい。一つの草が二つの名前をもつのでなく、ホトケノザという全く違う草も存在しているので話しはややこしい。こんなことを知るのも図鑑遊びのおかげだろう。

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2008/04/02

スポーツコート

 真新しいスーツ姿の若者を見ると、新入社員時代の出張での出来事を思い出す。

Sportcoats もともと服装に自由な会社、その中でも私がいたのは自由度が高い部署だったので、海外から来るメンバーも含めてみなカジュアルな服装で仕事をしていた。そういう社内環境だったので、初めてのUS出張も、カジュアルな服しかもっていかなかった。

 ところが現地で急に予定が変更になり、製品展示会に出席することになった。そのとき、現場の責任者がメールしてきたのが”ドレスコードはSuits or Sport coats”。スーツは分かるが、このスポーツコートというのが分からなかった。カタカナでスポーツコートと書くと、スポーツ選手がグランドなどで着るようなコートを思い浮かべてしまうが、Sport coatsとはどんな服だろうか?

 現地にいた友人に聞いたら、この場合のスポーツコートはジャケットのこと、たとえばブルックスブラザースでは”Suits / Sport coats & Blazers”と表記しているそうだ。日本でいうジャケットは、アメリカではSport coatと言うらしい。いろいろやりとりして、そのときは私はブレザーを着ることでOKとなったが、こんなこと知っていれば何でもないが、知らないと相当悩む。

 じつは、これには後日談があり、展示会場に入ってみたら皆シャツ姿で、なかには会社のロゴ入りポロシャツの人もいて、スーツやスポーツコートを着ている人はまったくいなかった。結局、ドレスコードの話しはそれきりになり、ジャケットは、アメリカではスポーツコートということだけが印象に残ったような・・・。

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2008/03/27

川べりの桜

 きょうは午後から都内に用事、ついでに深川の大横川を歩いてみました。

8dsc06287 先日までツボミだった桜も、ここ数日続いた温かい陽気で一気に開花しています。しかし、まだところどころにツボミのままのものがあるので、7分咲きでしょうか、今週末には満開になりそうです。

 ところで満開の桜もよいですが、それよりも満開をすぎて、風にあおられた花びらが川面を流れていく頃も、よいものです。海に近いため普段はあまり流れを感じさせない大横川ですが、川面を流れる桜の花びらの意外なほどの速さに、川が活きていることを感じさせます。

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2008/03/22

迷い鳥

 外で鳥が騒いでいるような、ふと窓の外を見たらみかけぬ鳥が屋根の上に。

8dsc06148 行徳あたりの野鳥公園から、強風にあおられて飛んできたのか、迷子になったようだ。

 水田や小川が多くあった頃は、この近くでもサギが群れをなして飛ぶ光景が朝晩あったそうだ。しかし、それも昔話、いまから40~50年前のことらしい。このあたりで見られる野鳥といえば、忙しく飛び回るヒヨドリ、それに今の季節ならメジロやシジュウカラがごくまれに見かける。

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2008/02/23

春一番

 それにしても今日の天気は凄かった。

 雑誌のページをめくりながらラジオを聴きていたら、”都内の空が黄色く煙ったようになっている”とのアナウンス。窓の外をみたら、空はグレーというよりベージュに近い色合いに、しかも風がものすごく強く、近くに見える木々が大きく揺れている。そしてラジオからは春一番の風とのアナウンス。

 風といえば、先日のことだが北区西ヶ原を歩いていたとき、ちょっと不思議な風を感じた。

8dsc05584b_2 路地の入り口に建つこの家、屋根は純和風だが、壁の絵はヨーロッパの古城のような。しかも絵の背景は白雲たなびくブルーの空、窓枠もブルーに塗られ、それが年月を経たようで落ち着いてちょうど良い色になっている。
 
 西ヶ原を歩くのは初めてだが、普通の住宅地のようでありながら、どこかヨーロッパのようなたたずまいがある。そういえば、ここにくる前に洋館とバラ園で有名な古河庭園の前を通りすぎた。謎の洋館ではないが、やはりこのあたりはミステリアスな風が吹いているのかも・・・。

 ところで内田康夫の探偵小説:浅見光彦シーリーズの主人公が住んでいるのも、北区西ヶ原3丁目となっているそうだ、やはりここはミステリーに縁があるかも。

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2008/02/20

神田小川町富士

 久しぶりに神田小川町を歩いてみたら、その変わりようにビックリ!

8dsc05712 私が学生時代、この道に並んでいたお店は、すべて木造の2階屋だったような気がする。右からカワセ楽器、その隣りの今はムラサキスポーツになっている所に瀬戸物屋、そして富士山の看板をかかげる額縁屋、さらに左に進んで靴屋があった。この中で富士山の額縁屋だけは、昔と変わっていないような。

 ところで都内を歩いていると、富士見坂、富士見通りなど富士のついた名をよく見かける。富士見坂は、都内だけでも12ヶ所ぐらいあるそうで、この小川町近くの駿河台にもある。今は、すっかりビルに囲まれて、いくら背伸びしても富士山など見えそうもないが、かつては見えたのだろう。以前、あの坂道を通りかかったら、冬の夕日が坂の奥まで差しこんでいることがあった、もし付近のビルが低ければ、シルエットで浮かび上がる富士山の姿が見えたかもしれない。

 それにしても靖国通り沿いの小川町、建物はキレイになったが、どうも気分がのらない。小さな店がなくなり大きなスポーツ店ばかり目立つようになり、エスワイルも引っ越していた。

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2008/02/12

南千住:時代の最先端が埋もれる町

 神保町の帰り道、友人のS君宅へ、一緒に南千住にある荒川ふるさと館へ向かうことに。尾久に住むS君にとって、南千住は自分の裏庭のようなものらしく、クルマ一台がようやく通れるような狭い路地をスイスイ、都電の線路を越え、曲がりくねった大通りをズンズン進み、スポーツセンター近くのコインパーキングにクルマが停まった。

8dsc05722_2

 いきなり目に飛び込んできたのはY字路。船の舳先のようにとがった部分に窓をもうけた鋭角の家が、クサビのようにそびえている。その後ろには先頭の家より一段高い場所にベランダをもつ家が並び、あたかも船の艦橋のような風景を作り出している。

 しかし、これは単なる序章だった。

 Y字路左側の道を進むと、人の背丈をはるかに超えるレンガ塀がつづいている。レンガ塀も、少しカドが丸くなっていたり風化していたりすると親しみやすいが、目だったキズもなく、きっちりと積まれたレンガ塀は、どこか人を寄せつけない雰囲気がある。

 いったいここは何だろうか、先日入手した昭和8年の大東京全図をみると、ここは「千住製絨」となっている場所らしい。製絨とは見かけない文字だが、広辞苑によれば”せいじゅう”「毛織物を製造する」となっている。荒川ふるさと館にあった説明では、「千住製絨所」は、明治12年に設立された日本で最初の羊毛工場で、軍服用の羊毛生地を製造していたところ、かつてはラシャ場と呼ばれていた「日本の毛織物工業発祥地」だそうだ。

 それよりも、昭和30-40年代の記憶があるかたには、ここが、大毎オリオンズ(現在の千葉ロッテマリーンズ)のホーム球場であった「東京スタジアム」あった場所と言ったほうがよいだろう。日本で初めて大リーグ球場に匹敵する最新の設備をもちながら、わずか10年で消えてしまった球場があった地だ。

 日光街道筋の古い宿場町と思っていた南千住だが、そこには明治・昭和、その時代の最先端を目指した歴史が埋もれていたのだ。

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2008/02/04

春はまだ

 今日、2月4日は立春、といっても地面には昨日の雪が。

8dsc05676_4 その雪にめげずにツボミをつけているのは水仙。この水仙、八重の花びらが大きい黄色い種類だが、ツボミは固く春はまだ遠いようだ。

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2008/02/02

ミルクティー階段

 今日は銀座で用事があり神保町から都営三田線で日比谷へ、近道をしようと新しく出来た地下通路を進んでいったらカフェの前に。

8dsc05638_3 ちょっとお茶でもしようかと思いましたが、幸い満席でそのまま通りすぎることに。満席で幸い・・・なぜと思う方は、そのカフェのコーヒーの値段を知れば納得されるでしょう。

 カフェを通り過ぎて地上に出ようと階段へ向かい、思わず足が止まりました。見上げると微妙なカーブを描く天井と手すり、ミルクティーのような濃淡の配色、包み込むような柔らかな照明。まだ地下1階の様子しか知りませんが、この通路は広くないとういうより、むしろ狭いのですが、それを感じさせないように配色や照明を工夫しているのかも・・・。

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2008/01/28

ウィスパー・ノット(Whisper Not)を聴く

 Whisper not を初めて知ったのは、小説の中に書かれていた、口笛でWhisper notを吹くという描写からだった。

3wynton_kelly 手元にあるWynton Kelly のWhisper notは、1958年モノラル録音をCD化したもの。ウイントンケリーは、マイルスデイビスのグループに参加したジャズピアニストだが、彼自身がリーダーで録音したアルバムもあり、ウイスパー・ノットもその中の一枚。

 そのピアノは、メロディーラインが非常に美しい。アルバム先頭に入っているWhisper notも良いが、このごろは6曲目に入っているピアノ:ウイントンケリー、ギター:ケニーバレル、ベース:ポールチェンバースのトリオによるDon't explainを聴くことが多い。

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2008/01/26

東京銀座物語

 少し古い資料だが、「銀座商店街の研究」(中村孝士、東洋経済新報社、昭和58年)に”全国に銀座の名を冠する商店街491、(うち東京都内109)が現存する”と記述されている。その後の増減があると思われるが、いまも100ぐらい銀座を名乗る商店街が東京都内にあると考えてよいだろう。

8dsc05474 ところで東京の商店街で、もっとも早く銀座を名乗ったのは品川区の戸越銀座という話はよく聞くが、都内で最も銀座商店街が多い区・市は、どの地域だろうか?ちなみに千代田区には50の商店街・商店会があるが、銀座を名乗るのはゼロ、港区には1つしかない。

 まだ調査中だが、どうも銀座を名乗る商店街は、本家である中央区銀座に近いところには少なく、都心を少し離れた地域に分布しているように思われる。

 たとえば、先日、kai-wai散策で紹介されていた西ヶ原銀座、染井銀座、霜降銀座、田端銀座は、北区と豊島区にまたがる駒込地域だが、この付近は全商店街に対する銀座の割合が高いようだ。

 具体例として北区商店街連合会のデータをみると、北区に72の加盟商店街があるが、銀座を名乗るのものが16ある。すなわち北区の商店街の20%は銀座を名乗っている。豊島区は合計80の商店街に対して、銀座を名乗るのは6で7.5%となる。ただし、このデータは商店連合会に未加入のものを除いているので、実態とは少し差があるようだが、おおよその傾向は合っているだろう。

 一方、前述の銀座商店街が1つしかない港区は、商店街合計数は55だから1.8%となる。

 さて、このような銀座商店街の数の地域差は、どこから生じているのだろうか?そもそも都内各地に点在する銀座を名乗る商店街は、なぜ銀座を名乗り、そこにはどのような銀座物語があったのだろうか・・・。

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2008/01/25

雪だるま(小川町)

 今日も天気は良かったが風が冷たく、体感的にはこの冬一番の寒さのなか地下鉄で神田神保町へ向かった。

8dsc05496 神保町駅から靖国通りに上がると、神保町交差点から小川町交差点に向かって、数十メートル間隔で巨大な雪の柱が出現していた。第7回神田雪だるまフェア(1月25-27日)のための雪だそうだ。

 午前中に見たときは、ほとんどのものが四角い雪の柱だったが、午後、再び通りかかったら数人で柱の上の部分を削っていた。各チームごとにテーマを決めて雪像を作るらしく、別の場所では、四角だった柱がすでに円柱になっていた。さて、どんな雪像が登場するのだろうか・・・。

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2008/01/24

ブルースカイ

 昨日の雪と雨でチリが洗われたのだろうか、午前中はキレイな青空が広がっていた。
 
8dsc04413  ところでスタンダードナンバーにブルースカイという歌がある。英語のタイトルはBlue Skiesと複数形になっているが、日本語にすれば青空。

 この空(Sky)を複数形で表すというのは、英語の疑問集でよく取り上げられるが、いまだに使い方が分からない。雲であれば、一つ二つと数えらる場合もあるだろうが、空は出来ない。あの日の青空、この日の青空とすれば、複数の青空もあるかなと思うが・・・どうもすんなり理解できない。

 そのブルースカイは、Blue skies smiling at me ではじまる。

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2008/01/23

銀座のランドマーク

 天気予報で言っていたので覚悟はしていたが、今日はさぶかった!いや寒かった!

8dsc05468 東京で雪となると、皇居前広場、渋谷駅、代々木公園、新宿駅辺りからのレポートがよく登場するが、なんといっても街頭レポートの聖地は銀座。天気だけでなく、社会、経済、ファッション、娯楽、食など、幅広い話題に応えられるのが銀座の良いところ。こんな場所は、他所にはない。

 先日、友人宅で見た雑誌で、その銀座のランドマークである和光本店建物を修復することを知った。和光のホームページで確認すると、1月13日から一時閉鎖して修復工事が行われる、工期10ヶ月との案内が掲載されていた。詳しい工事内容は不明だが、銀座のランドマークと言える銀座和光本店が、今後どのようになるか注目だ。(なお写真は、今月の12日(土)に撮影したもの)

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2008/01/22

風に吹かれて

 今朝も風が冷たかったが、陽ざしがあったので温かく気分も明るい。やはり太陽の力はスバラシイ!

8dsc01778b さて冬の冷たく乾いた風を利用した食べ物に風干しがある。旨みがギュッと凝縮されながらも、ソフトな口当たりが残っている風干しは、ご飯のお供に最適だが、これがなかなか見つからない。天日干しと書いてある干物は色々あるが、風干しとなると売っているところを見かけない。

 ところが、その風干しを作っているのを都内で見かけたことがある。

 狭い路地の入り口、そこに開いた穴子が洗濯物のように吊るされ風に吹かれていた。

 その路地も無くなり、いまは工事用のフェンスで囲われている。

 あの穴子の風干しとは、どのような味だろうか、いまだに分からない。

 ところで天気予報では、また明日の朝は雪と言っている。前回は空振りだったが、今度は雨か雪かは微妙だが降ることは確からしい。さて明日の朝、窓の外にどのうような景色が広がっているだろうか。

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2008/01/20

クリスコナー(バートランドの子守唄)を聴く

 先週引いたカゼがいまだに残っているようなので、今日は、外出をとりやめて部屋で古いジャズを聴くことに。

Chris_connor_2 選んだのはクリスコナー「Sings Lullabys of Birdland」(バートランドの子守唄)。いまさら説明する必要もないほどのジャズボーカルの名盤!1954年ベツレヘムレーベルでリリースされたものをCD化したもの。

 クリスコナーは1928年生まれと言われているので、今年は80歳になるはずだが、日本では根強い人気があり数年前まで新譜がリリースされていた。手元に1991年、日本のアルファレコードからリリースされた「As time goes by」がある、このときのクリスコナーは63歳のはずだがノドは衰えていないというか、まさしく円熟した上手さを感じる。

 「バートランドの子守唄」は、50年以上前のモノラル録音だが、そんなことは全く気にならず、クリスコナーのはつらつとした歌声がじつにステキだ!アルバムタイトルの「Lullabys of Birdland」はもちろん、「Try a little tenderness」「Spring is here」「Why shouldn't I」「Stella by starlight」「Gone with the wind」など美しいメロディラインの曲が並んでいる。それにしても、この時代の曲はなんて心地よいのだろうか。

 天気予報は今晩から雪と言っていたが、昼から曇り空は薄暗く風が冷たい、このままならば明日の朝は雪景色かもしれない。さて明日、もし雪だったら何を聴こう・・・。

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2008/01/19

テルミンと遊ぶ

 発売時には売り切れが続出するほどだった学研「大人の科学Vol.17」テルミンminiが再発売された。

8dsc05485 先日、買い物ついでに立ち寄った本屋で積まれていたのを見つけたので早速購入。今日、組み立ててみた。大人の科学シリーズは、Vol.04の鉱石ラジオキットを作ったことがあるが、あれはアンテナの組み立てが大変だったが、今回のテルミンは実に簡単。わずか10分で完成する。

 さて、それでは演奏といきたいところだが、やっと音が出る程度でまだ最初のチューニングでつまずいている。学研のページをみると皆さんいかにも簡単に演奏しているが、アンテナと手の位置関係がじつに微妙で、指を1本から2本にするだけでも音が変わる。一定の音を安定して出すことは相当難しい。

 テルミンは電子楽器のルーツだが、じつは学生時代に、日本では珍しかったムーグシンセサイザをある所で見たことがある。スイッチドオンバッハがリリースされていて随分話題になっていたが、まだ日本では本格的に使用されていなかった。富田勲のレコードより少し前だったと思うが、もしかしたら同じ頃かもしれない。レコードジャケットでは知っていても、多数のツマミがついたモジュールの大きさに圧倒される一方、小さなキーボードに驚いたのは今では懐かしい想い出だ。

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2008/01/17

初雪

 今朝、二階のカーテンを開けたら外が真っ白となっていた、東京の初雪だ!

8yuki_tokyo 先週末あたりから寒い日が続いていた。天気予報では晴天がつづくとなっていたので、まるで気にかけていなかったが、初雪が突然やってきた。朝食時には地面はぬれて黒くなっていたが、木々や屋根の上に薄く雪が。

 その雪も日が当たるとすぐにとけはじめ、わずかに水滴が残るだけ、あまりにあっけない初雪。

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2008/01/06

自由だ!

 東西の自由通行といえば、1989年のベルリンの壁崩壊、その後の東西ドイツ統一が記憶にある。そんな歴史を思い出させる通路がある。

8dsc05034 かつて秋葉原の東側(いまヨドバシアキバがある昭和通り側)から西側(石丸電気がある中央通側)へ向かうには、なかなか大変なことだった。

 そのルートは二つで、いったん神田川にそったワシントンホテルと万世橋警察のある通りへ向かうか、逆に御徒町方向へむかい、ヤマギワ本店があった横の道を通るしかなかった。いずれも、歩いた人ならば知っているだろうが、秋葉原の東西通行は、駅構内で移動するのは簡単だが、いったん外に出てしまうと近いようにみえて大回りしないとたどり着けなかった。

 その秋葉原の東側に「つくばエクスプレス」が開通しヨドバシカメラが完成し、西側にダイビルが完成すると共に中心の秋葉原駅は大改修されたことは既にご存知だろう。そしてあまり目立たないが、東西を結ぶ通路が出来たのだ。

 その名前は「東西自由通路」!

 それにしても、このネーミングはどうだろうか。カタカナばかりの秋葉原にあっては、じつに簡単明瞭なのは良いのだが・・・。

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2008/01/03

初詣

 京成八幡駅を後ろにして小さな商店街を北に歩くと、右手に小学校がある。さらにしばらく進み左側に酒屋のある角を左へ曲がると、ほどなく小さな神社がある。

8dsc05337_2 ここまでの記述でこの神社が何か分かるのは、地元の人に限られそうだが、わざわざ遠方から、この神社を目指す人もいる。

 千葉県市川市菅野にある白幡神社(白幡天神社)は、永井荷風が散歩途中に立ち寄り、幸田露伴の住まいにも近かった神社である。そのため、今でもこの神社を詣でる人がいる。永井荷風が存命していた頃は、田舎の古びた小さな神社で、社殿の裏は小高くなっており石の祠が置かれていた。神社裏の小道を進めば、これまた小さな小川があり、農家と田圃が点在しシラサギなどが舞っていた。

 現在は、小川も田圃もなくなり、神社はキレイに整備され、回りをすっかり住宅に囲まれている。

 今年の初詣は、この白幡神社とした。

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2008/01/02

くちなしの実

 ブロックの塀際に小さな「くちなし」の木がある。今日見たら、赤い実が一つ枝に残っていた。

8dsc05309 子供の頃、大きな「くちなし」の木が家の近くにあり、夏になると白い花がたくさん咲き、秋に赤い実がなっていた。染料に使用するので実を分けて欲しいと頼まれるほど、たくさん実がなる木だったが、だいぶ前に枯れてしまった。

 さきほど「くちなしの実」を調べたら、染料として使用するのに加えて食品の着色にも使用でき、お正月の「栗きんとん」を黄色くするにも使用されるとあった。ということは、昨日食べたあの中にもとなり、いまも身近なところで、我々の口に入っているらしい。

 ところで植物図鑑に「くちなし」に芳香があると書いてあるが、私の記憶では、八重咲きの花は強い甘い匂いがしたが、一重のものはあまり匂わなかったが、どうだろうか。

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2008/01/01

謹賀新年

 いよいよ2007年も終わり、新しい年を迎えました。昨年は、いろいろな分野の方々のお会いできました、その皆様に感謝を申し上げます。

8dsc05292 建物、草花、風景などは、それが失われて初めて、そのものの存在していた意味というか、収まりの良さが分かるものがあります。今年は身近で見つけた、そのような風景やたたずまいを見直したいと考えています。

 まずは近所の塀で見かけた赤い実。冬の日差しの中、枯れ枝に残された赤く輝く実は、いずれ鳥に食べられるのかもしれません。誰かが植えたのではなく、たぶん自然に生えた雑草でしょうが、どこかけなげな感じがします。

今年もよろしくお願い致します。

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2007/12/21

グレンミラー物語:1953年

 先日、格安DVDの著作権問題に最高裁判決が出た。従来、映画の著作権は公開後50年だったが、2003年に70年に延長された。そこで問題になったのが、2003年に50年目をむかえた映画「シェーン」の著作権はどうなるかである。

Glenn_miller 裁判の結果は、著作権は消滅しているとされ、格安DVDを認めることになった。実は、1953年は、「シェーン」以外にも名作といわれる作品があり、「ローマの休日」も53年製作である。しかし、私が注目していた53年映画は、「グレンミラー物語」。

 映画グレンミラー物語は、「ムーライトセレナーデ」、「真珠の首飾り」、「茶色の小瓶」などの曲で知られるグレンミラーの生涯を描いている。トロンボーン奏者から始まり、バンドリーダーとなり自らのバンドを率いてグレンミラーサウンドを築き上げ、第二次大戦中の飛行機事故に遭うまでの一生を描いている。主演はジェームス・スチュアート、妻役はジューン・アリスン。

 なんと言っても、この映画の素晴らしさは、グレンミラーの名曲が、その曲が生まれたエピソードのシーンと共に次々出てくるところだろう。まだ売れないバンドマンだったグレンミラーが、トロンボーンを預ける質屋、そこで見つけた真珠の首飾り、恋人に伝える電話番号:ペンシルバニア65000、編曲の勉強のために書いたムーンライトセレナーデなどなど、スイングジャズの名曲が次々登場する。ジャズクラブのシーンでは、ルイアームストロングがトランペット、ジーンクルーパーがドラムを演奏し、基地の格納庫の中で爆撃機を前にフランシス・ラングフォードがチャタヌガチューチューを唄うなど、本物のジャズプレーヤーや歌手も多数参加している。

 美しいメロディとサウンドが溢れているこの映画を見ると、やはりスイングジャズも良いなという気持ちになる。聴いているとほっとするとともに、少し元気な気分になる。

 来週はクリスマスだが、この映画のラストシーンもグレンミラーオーケストラのクリスマス特別演奏で終わっている。ちょうどこの時季にぴったりの作品。

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2007/12/19

神田川ゆらゆら

 歩いているときは気付かなかったが、写真にすると予想もしなかった光景が写っているときがある。

8dsc05158 12.12に載せた写真は、隅田川下流、対岸に佃島が見える辺りで撮影したもの。このあたりは川幅も十分広く、東京湾の一部のようになっている。しかし波に反射する光は、風のせいもあるが、水の流れに沿って変化しているようで、ここが川であることを実感させる。

 昌平橋から万世橋までの神田川は、右側を旧交通博物館の赤いレンガ壁、左側を高いビルに挟まれている。その川の上を数羽のカモメが、川面に降りたり飛び上がったりしながら、二つの橋の間を何度も往復している。

 先日、昌平橋からカモメを撮ったら、狙ったカモメはピンボケだったが、川面に反射してゆらめいて映るビルの姿をとらえていた。堤防沿いではまだ窓の形がはっきり分かるが、中央にいくほどくずれはじめ、川の真ん中では溶けて不思議な縞模様となっていた。

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2007/12/15

ツェッペリンNT(ZeppelinNT)

 12月10日、ロンドンでレッド・ツェッペリンが19年ぶりの再結成コンサートを行った。限定2万枚のチケットに100万人が応募するなど、なかなかの人気だったそうだ。

8dsc05168 ところで、いま東京でツェッペリンを、毎週末に見ることができる。もちろんツェッペリンといってもレッド・ツェッペリンでなく、ツェッペリンNT。

 ツェッペリンは、実用的飛行船の開発者で第二次大戦前に国際航路まで運行した人物の名前。NTはニューテクノロジーの略で、最新技術による飛行船という意味。この最新型の飛行船は、いま世界に3隻あり、その中の1隻が日本にある。

 日本飛行船(NAC:Nippon Airship Corporation)は、ツェッペリンNTによる東京飛行遊覧クルーズを運行している。埼玉桶川の基地を発進して、大宮、池袋、上野、浅草、汐留、六本木、渋谷、新宿など東京都心をめぐる約90分のフライトを週末に運行している。

 料金は、126,000円から168,000円、これが高いか安いかは、世界に3隻、ジャンボ機とほぼ同じ長さの機体に12席しかないことを、どのように考えるかだろう。フライトスケジュールと料金は、NACのホームページに載っているので興味のある人はチエックするとよいだろう。

 それにしても仰ぎ見る飛行船は、空に浮かんでいるようで優雅に見えますね!乗り心地はどうなんだろうか?

 写真は、隅田川浜町付近で夕方撮影。

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2007/12/12

12.12

 12.12は、小津安二郎の誕生日にして亡くなった日だった。

8dsc05112 今日は、今年の夏からのびのびになっていたmasaさんとの深川住吉神社詣。いつものように目的地に着くなり近くの蕎麦屋で昼食、その後はブラブラと牡丹町を平久橋方面へ。この付近を歩くのは数年ぶり、いくつかの建物が新しくなっていると同時に空き地もちらほら。プラモデルのピンバイスはシャッターが閉められ、建て替えのために仮店舗で営業の案内ビラが貼られている。いよいよあの古い木造建物も消えるようだ。

 平久橋手前から越中島方面の釣舟橋へ、近くの古石場文化センターで休憩。このセンター一階の小津安二郎展示コーナー案内板によれば、小津は1903年12月12日生まれ(深川亀住町)、1963年60歳の誕生日に逝去とある。今日12月12日は、小津の誕生日にして亡くなった日だったのだ。

 小津安二郎の展示コーナーに立ち寄ったのは全くの偶然だったが、これもなにかの巡り会わせかとの思いを抱いて小津橋へ向かい、さらに隅田川方面へ進む。

 少し雲があるが風もなく寒さも感じさせず、川べりには散歩をする人もチラホラ。川面に水上バス、空にはカモメの群れが、どこかマッタリした気分の深川の一日だった。

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2007/12/11

Return To Forever

 チックコリアのReturn To Forever、この曲は発売当時オープンリールテープで聴いていた。今日、そのCDを買った。

Retun_to_forever 1972年、このアルバムが登場したとき、チックコリアのエレクトリックピアノが奏でる新鮮な音に驚いたことは今も記憶に残っている。いまはフュージョンと呼ばれているようだが、あの頃は、ジャズかポピュラーミュージックか、あまりはっきり区別しなかったような。チックコリアが以前マイルスデイビスと活動していたので、一応ジャズとして扱われていたようだが、とにかく新しいサウンドだった。

 今あらためてCDを聴くと、曲のところどころにラテン系のリズムが目立つ、これはリズムセクションを担当したアイアートモレーラがブラジル出身だからだろう。このラテン系リズムとチックコリアのピアノメロディーが、この曲の心地良さの元かもしれない。

 Return To Foreverで必ず話題になるのが、水面スレスレを飛ぶ鳥をとらえたジャケット。ちょうどリチャードバックの小説「カモメのジョナサン」の流行と重なり、この写真の印象は強かった。なお「カモメのジョナサン」は、五木寛之が日本語版の翻訳を担当したことでも話題になった。

 そしてエレクトリックピアノといっても、現代のコンピュータベースのデジタルサウンドとちがって、アナログ的響きがあるのものReturn To Foreverの魅力だろう。

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2007/12/08

築地地図(dancyu2008/1)

 本屋に行くと、新旧の東京の姿を記録している本に目がいく。ちょっと中身をチエックして、また棚に戻すことが多いが、たまに気に入り購入することもある。

 当然、気に入っても高価で買えない本もあるが、あえて買わない本もある。例えば雑誌などは、面白いものが多いがなるべく手を出さないようにしている。なにしろ、これを集め始めると大変なことになるのは目に見えているから、もっぱら図書館で閲覧している。

 それでも時々、雑誌を買ってしまう、付録に地図が付いているものだ。

 先日買ったのは、masaさんのブログでiGaさんがコメントしていたdancyu2008/1「築地の食べ方」。なにしろ、そのタイトルは”築地歩きの必需品!場内・場外パーフェクトMAP”となっているので、これは買うしかない。場外のお店はガイドブックなどによく載っているが、場内の店の位置と店名を全て網羅したのは珍しい。実際にこの地図をみて、場内を利用することはできそうもないが、築地市場の姿を記録する資料として貴重。

 ところで、築地の店舗地図などは一枚あれば十分と思うかもしれないが、これがそうはいかない。築地市場の店舗は、全店舗が数年毎に大移動し、これにより場所の有利・不利を解消している。すなわち店舗配置は、数年毎に更新されているのだ。

追記:

 前回の築地市場の店舗引越し模様は、2004年5月に行われ、その様子はTVドキュメンタリーで放映された。連休中の4日間で、約800の店舗を全て取り壊し、すぐに新しい場所に店を作るあわただしいものだった。

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2007/12/02

紅葉東西

 昨日は表参道に用事があったが、ついでにイチョウ見物をしようと一駅手前の青山一丁目駅で下車。この時季、考えることはみな同じらしく、青山通りはちょっとした混雑。人の列に加えて、屋台、人力自転車タクシーまで登場していたが、残念ながらイチョウはまだまだだった。

8dsc04924_13 紅葉で思い出すのはやはり京都。同じカエデの紅葉でも、どこか京都の色合いは東京と違うように感じる。気候のためだろうか、色が鮮やかなような気がする。

 しかし、東京もすてたものではない。いま部屋のカーテンを開けると、近くに真っ赤に色づいたモミジが見える。例年、ここのモミジは紅葉が早いが、いまがちょうど見頃のようだ。ということは、そろそろ都内の公園でも紅葉が楽しめそうだ。

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2007/11/24

ミシュランガイドブック

 先日紹介したミシュラン東京ガイド2008、本屋ではすでに売り切れ状態で入荷待ちになっている。ということで実物の内容はまだ見ていないのだが、連日のTVニュースやワイドショーなどの特集のおかげで、もう読んだような気になってしまった。

Michelin1988 ガイドブックで疑問に思うのは、その内容についてどの程度調査されたかである。以前、海外旅行の途中、日本のガイドブックに紹介されている市内のあるブロックへ行こうとしたら、地元の人に止められたことがあった。「あそこは地元の人は絶対近づかないようにしている、そのガイドブックを書いた人は実際に調べていないのでは」と言われたことがあった。その一方、地元の人をあるレストランに招待したら、「こんなに良いレストランがあるなんて知らなかった」と感謝されたこともある。このように、なかなかガイドブックの内容は難しい。さてミシュランガイド東京2008の場合はどうだろうか?

 ところで今では当たり前のように星三つなどと言っているが、実際のミシュランガイドブックにあるマークはどうみても花丸のように見える。どうしてあれを星というのだろうか?フランスでは、なんと言うのだろうか。

 写真は、今から20年前の1988年版のミシュランヨーロッパガイド。

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2007/11/15

東京の紅葉

 11月15日は七五三、と言っても身の回りにはそのような年頃の子供がいないので、今日は見物人モード。

8dsc04768 ここ一週間続いた用事がようやく一段落したので、午後、深川へ向かった。門前仲町駅を降りれば、所々にお酉様の提灯が立っている。たしか富岡八幡宮の中におおとり神社があったが、以前は、こんなに大規模でなかったような、それとも、これが本来の姿なのだろうか。

 深川不動におまいりし富岡八幡に向かえば、平日にもかかわらず七五三の家族連れが数組。子供は一人でも、両親が二人、それぞれの親の親、すなわちお祖父さんとお祖母さんが二組で四人付き添っているので、合計で七人となる。どうりで大人ばかり目立つはずだ。

 紅葉が遅れていると言われている都内だが、富岡八幡付近は結構色づいている。もうすぐ東京にも紅葉の季節がやってくるだろう。

 ところで都心で紅葉となると、神宮外苑のイチョウ並木がある。以前、そこで三輪自動車を見かけた。ダイハツミゼットでなく、前二輪後一輪のモーガン三輪車のようなクルマがゆっくりと、大型のオートバイのような音をたてながら近づいてきた。その運転席にいたのは、映画監督のM氏のようだったが・・・赤い車体が紅葉のなかに映えてとてもキレイだった。あれは、もう一度見てみたい。

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2007/11/14

地球は青かった

 NHK番組で「かぐや」が撮影した地球の姿が放映された。番組自体のデキは、科学番組なのか娯楽番組なのか中途半端でイマイチだったが、画像は楽しめた。
 
 「かぐや」は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が打ち上げた月軌道を周回する人工衛星。その「かぐや」にハイビジョンカメラが搭載されている、テレビ番組で紹介された月から見た地球の画像は、JAXAのホームページでも公開されている

 前半の地球が出てくるシーンは、広角レンズで撮影しているので地球は小さいが、後半の地球が沈むシーンは望遠レンズとなり地球の様子がわかる。青い海と白い雲に覆われた姿に、子供の頃聞いた「地球は青かった」という言葉を思い出す。

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2007/11/03

JAZZ@GINZA

 今日は午後から銀座でジャズ。

8dsc04742 先日、ハウスオブシセイドウに映画「銀座24帖」を見に行ったときもらったプロムナード銀座2007(10/21-11/4)のパンフレットの中に、第三回「GINZA International JAZZ FESTIVAL 11/3-11/4」の案内があった。銀座デパート屋上でのショップライブと、バーバリー、シャネル、時事通信、山野楽器などのホールでのホールライブがあり、国内・海外アーティストによるJAZZコンサートが開催される。デパート屋上は全席自由、ホールは事前予約制となっているが、どちらのコンサートも全て無料。

 私は急に思いついて銀座に向かったので三越屋上での日本人若手ジャズマンによるショップライブを選んだ、開演1時間前に着いたので席に座れたが、30分前に来た人たちは立ち見の状態。これは出演者の人気によるかもしれないが、少し早めに並んだほうが良いかもしれない。コンサートは、演奏内容の良さもあって大盛り上がり、久しぶりにジャズライブの雰囲気を楽しむ。

 このコンサートは明日(11/4)も予定されているので、もし銀座方面に行かれる方は要チエック。ひとつ注意したいのは天気が良くても、やはり11月のデパート屋上は冷え込むので、温かい服装で行くことをお勧めします。

 「GINZA International JAZZ FESTIVAL 11/3-11/4」のプログラム(場所、時間、出演者)は、こちらのホームページで紹介している

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2007/10/27

自転車のある風景

 しばく前に撮った自転車の写真を見ていたら、もう10年以上前に公園で借りたレンタル自転車を思い出した。
 
8dsc04026 その自転車は、マウンテンバイクのように太くがっちりしたフレームに太めのタイヤが付いていた。乗りはじめて驚いたが、なんとブレーキレバーが付いていない。これは一体どういう自転車なんだろうかと同行した人に聞いたら、ブレーキはペダルブレーキになってると言われた。

 その時初めてペダルブレーキなるものを知ったが、ペダルを少し逆回転するとブレーキがかかる仕組みになっている。同行者は何の苦も無く先に行くが、私はどんどん離されてしまった。ブレーキというのは、とっさに操作しなければならないが、どうもすぐに反応できないのだ。頭の中ではペダルだペダルだと思っていても、ついブレーキをかける場面になるとレバーを探してしまう。どうも子供の頃体で覚えたものは、なかなか切り替えることが出来ない。

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2007/10/22

光の記憶

 このところパソコンの起動が遅くなってきた、たぶん不要なファイルとプログラムが増えてきたのだろう、なんとか整理しなければ。

Jitensya 古い画像ファイルが入っているディレクトリをみたら、以前、フィルムからスキャンした画像がみつかった。これはキヤノン7という古いカメラで、国立にあったブティックを撮影し、フィルムスキャナーでスキャンしたもの。オリジナルファイルの日付は1999年4月、すなわち8年前の画像だ。

 いまやデジタルカメラの性能と利便性は圧倒的、カメラ付き携帯電話を含めれば、一人一台という存在になっている。谷中や深川を歩いている中高年のオジサンやオバサン達の撮影隊も、ほとんどがデジタルカメラを手にしている。その一方で、これはファッションかもしれないが、若者が古い一眼レフを下げていたりする。

 ところでフィルムカメラとデジタルカメラの違いはなんだろうか?記憶メディアが違うだけなのだろうか?自分自身の経験で言えば、フィルムで撮っていた頃は、風景でも人物でも光の様子を強く意識していたような気がする。デジタルだと、あとでどうにでもなるという感じでシャッターを押してしまい、光の記憶があいまいになった気がする。同じ風景でも、メディアの違いによりそのときの光の記憶が違うように思う。

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2007/10/21

日比谷幻影

 神保町で用事を済まし都営三田線で銀座に向かうことに。いつもなら日比谷駅で下車して地下道を銀座4丁目方向に向かうところだが、天気が良かったので地上を歩く。
 
8dsc04621_2 以前はオフィスビルばかり目立ち、休日などは閑散としていた日比谷付近も、すっかり様変わりしオシャレなお店が連なっている。クルマも少なく、オープンカフェに座る人も、みなノンビリしいるのがイイ感じだ。そんな通りを曲がり目に入ったのが、黒い大きなクラッシクカー。

 このクルマが停車しているのは何のビルだろうかと正面玄関をみたら、ペニンシュラホテルと書いてある。

 ペニンシュラと言えば、香港の高級ホテルだが、そのペニンシュラが東京に進出したのがこの日比谷。ニュースで外資系ホテルが東京へ続々進出とあったが、いざこういうクルマが止まるホテルを見るとそれを実感する。しかし同時に、どこか幻影を見ているような気もする。

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2007/10/19

147万人

 今日のニュースによれば、日本には147万人の富裕層がいるらしい。

8dsc02197 アメリカの証券会社メリルリンチの最新調査によれば、100万ドル以上の金融資産をもつ日本の富裕層は147万人、アメリカについで世界第二位だそうだ。147万人ということは、日本の人口は1億3千万程度だから、100人に一人、人口の1%が富裕層となる。身の回りには、このような人がいないので、数字に実感はないが、こういうことなのだろう。

 ところで発展が著しい中国の富裕層はどうだろうかと検索してみたら、同じメリルリンチ調べで35万人とある。これだけを見るとまだまだかなと思ったが、総資産金額でみると日本が3.6兆ドル、中国が1.7兆ドルとある。すなわち中国の富裕層資産額は日本のほぼ半分の程度だが、富裕層の人口は1/4しかないので、一人当たりは日本の2倍程度の資産を持っていることになる。これを見ても、中国経済の凄さというか格差が想像できる。

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2007/10/15

銀座ヤマハ

 銀座で音楽関係といえば、まず名前が上がるのが、銀座ヤマハと山野楽器。どちらも大型店だが、山野は新譜に関しては抜群に充実、そしてヤマハはクラッシク系に強いのが私の印象。

8dsc04575 今日は、音楽系DVDを探しに銀座へ、東銀座で下車して三原橋から4丁目を左折して中央通を7丁目のヤマハへ向かった。平日のこの午後に銀座を歩くのは10数年ぶり、通りを歩いていると一見外国人の姿が少なくみえるが、数十メートル歩くたびに外国語の会話が聞こえてくる。どうやら韓国語や中国語らしい。こうして歩いてみるとアジア系の観光客が増えているのを実感する。

 さて目的の7丁目ヤマハに着いたらヤマハが消えていた!一瞬、もしかして銀座店が整理されたかと思ったが、建て替え中との看板を見て一安心。仮店舗は銀座1丁目、ということで今度は銀座1丁目へ向かうことになった。

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2007/10/10

明日にかける橋

 サイモン&ガーファンルクのアルバム「明日にかける橋」は、1970年、LPが発売されたとき購入した。その後、私のLPは行方不明になってしまったが、このアルバムに入っていた曲は、いまも記憶に残っている。

8dsc04400 最初に「明日にかける橋」を聴いたときは、それまでのフォークデュオというこじんまりした感じと大きく違って、スケールの大きな唄にちょっと違和感を感じた。そのため、同じアルバムの「コンドルは飛んでゆく」や「ボクサー」のほうを、よく聴いていた。ラジオからも「コンドルは飛んでゆく」は、よく流れていたように思う。

 しかし一番印象に残っているのは、「So Long, Frank Lloyd Wright 」。LPの解説に、 Frank Lloyd Wright は建築家だと書いてあったが、その当時は、どういう人物かは全く気にとめなかった。それより、「So Long=さよなら」という表現がとても気に入り、社会人になってもメールでこの表現を使っていたほどだ。そして、このFrank Lloyd Wrightが、旧帝国ホテルを設計したあのライトであることを知ったのは、ずっと後のことだった。

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2007/10/09

GNH?

 先日のTVでブータンを特集、その中で、ブータンが、GNHを追求していることが紹介されていた。

8dsc04431 GNP(Gross National Product)は国民総生産だが、GNHはGross National Happiness、すなわち国民総幸福度となる。こういう話になると、会社人間は、幸福と何か、それをどのように計るかという議論になることが多い。実際、ブータンGNHについての研究の中では、いくつか指標が上がっているそうだが、幸福度を数値化することは難しい気がする。

 GNPは、モノもサービスも全て金額に換算した指標だが、一度指標化されるとその大小を比較してしまうのが、いまの社会システム。当然、GNPが大きいほうが良いが暗黙の了解となり、国も会社も、去年より今年はもっと大きくしようという話しになる。その結果、ときには手段を問わず数字だけを大きくしようということが起きてしまう。

 たぶんGNHについても、それを数値で比較しようという要求が出てくるだろう。しかし、これはどうも違うような気がする。もともとGNHは、GNPとは違う方向を目指しているのだから、それをGNPと同じ発想を持ち込むのはどうかと思ってしまう。

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2007/10/07

夏の忘れ物

 都心で用事をすませた帰り道、風が爽やかだったので、すこし遠回りしてみた。

8dsc04441 踏み切りの隣りに立っている電柱に、ピーンとワイヤーが斜めに張られている。そのワイヤーには、地面から最上部までびっしり夏草がからみついている。ちょっと見ると、ところどこにに赤い色が点在している。何だろうと近づいてみれば、夏の忘れ物の朝顔だ!

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2007/10/05

Nat King Cole DVD

 現役時代のNat King Coleについてはっきりした記憶はなかったが、もう10年ぐらい前だろうか、娘のNatalie Cole のアルバムでUnforgettableがヒットしたとき、そのCDを買ったことがある。

Natking_cole 昨日紹介した「銀座化粧」を購入したとき、近くの棚にNat King ColeのDVDを二種類並んでいるのを見つけた。どちらも曲名は同じようなものが並んでいるし、価格もほぼ同じ、こうなると、どちらを選んでよいか悩んでしまう。

 結論を言ってしまえば両方買ったのだが、私と同じように悩む人のために、それぞれの内容を紹介しよう。

 Nat King Cole 1950-1952は、タイトルに小さく書かれているThe Snader Telescriptionで作成されたもの。そのSnaderだが、Googleで検索してみると、Louis Snaderは実業家で、1950-1954年頃、世界初のTV用ミュージックビデオクリップを作成したとあり、様々な歌手のミュージッククリップを作成したらしい。1曲づつ個別に収録したらしく、それそれの曲ごとに曲名とフィルム番号などのタイトルが入るが、撮影も演奏メンバーもいつも同じようで違和感はあまりない。内容もNat King Coleのピアノを含めて各楽器のソロパートの演奏も多く、いかにもJazzという雰囲気にあふれている。映像はほとんどがモノクロで、ごく少数がカラーになっている。

 もう一つはMost Famous HitsシリーズのNat King Coleだ。こちらは時代はずっと新しく、全編カラー映像のスタジオ収録版だが、観客をいれたコンサート風に作られている。簡単に言えば、1960年代のアメリカのTVショーという雰囲気で、Nat King Coleをメインにしてオーケストラによる伴奏にコーラスがついていて、ポピュラー音楽ショーという印象だ。さすがに新しいだけあって、映像も音も良いし、歌もよく知られたものが並んでいるので理屈なしに楽しめる。

 さて、あなたは、どちらを選ぶだろうか?

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2007/10/03

お天気カメラ

 曇り空が続いている東京、天気予報が気になる。

8dsc04204 天気予報を見ていると、お天気カメラで現在の状況を見てみましょうというのがある。”予報では雨ですが、まだ傘をさしている人はないようです”というあれである。

 新宿駅の場合もあるが、渋谷の交差点が映ることが多い。”傘をさしている人が多い少ない”というには、ある程度の人通りが必要だろうから、渋谷交差点などは最適なのだろう。とういうことで、今日は渋谷交差点の写真!まだ早朝だったのでクルマも人も少ないが、ビルの壁面にある大型ビジョンはすでに広告を流している。

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2007/10/02

アコギ

 雑誌の表紙に「アコギ」という文字を見て、とっさに何のことだか分からなかった。

8dsc03138 おじさん世代でいえば「アコギ=阿漕」となり、悪代官が越後屋に向かって言う”越後屋、おぬしも阿漕な(ずうずうしい)やつやのう・・・”のような使い方が一番に浮かんでしまうが、雑誌にあった「アコギ」は、アコースティックギターの略だった。エレキがエレクトリックギターの略であることは知っているが、アコギは、どうもなじめない。でも「アコギ」、これってオジサン度リトマス試験紙に使えるかもしれない!

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2007/09/30

初秋

 いつまでも暑い日が続くと思っていたら、突然涼しい日が来て、その温度差に驚いている。久しぶりにカフェのある公園によれば、公園中心にある野原は、まだ夏草におおわれているが、それを取り囲む木からは、風が吹くたび数枚の葉が落ちてくる。

8dsc04269 ここ数ヶ月は、回りを見る余裕もないほどの忙しさだったが、それもようやく終わった。来月といっても、もう明日だが、のびのびになっていた計画を、少しづつ実行に移そうと思っている。まずは都内に新しく登場した美術館巡り、六本木周辺にできた新国立美術館、サントリー美術館、森美術館。小さなところでは、世田谷文学館の企画展も行ってみたい。さらにMさんとの深川散歩、Wさんのブログで知った奈良マチ散策も実現させたい。穂高にも行きたいが、これはS君が、もっと元気になってからだろう。

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2007/06/25

セッジフィールドの庭

 自然のままに置かれた庭もガーデニングと言うと、どことなく美しく感じるから不思議だ。

8dsc03007 まだ住宅地に生垣が多くあった頃、道行く人は、梅や桜などの庭木に加えてさまざまな草花を楽しむことができた。あれはダリアだったと思うが、手入れの良い大輪の花が見事に咲いている庭があった。その一方、名前はあまり美しくないが、小さな淡いピンクの花がかわいいムシトリナデシコが、咲いていた庭もあった。ダリアとムシトリナデシコでは全く異なるように見えるが、どれも現代の庭よりも落ち着きがあった印象がある。

 どうも適当な言葉が思い浮かばないが、最近みかける庭はキレイだが、たたずまいが違うような気がする。出来れば、もっと自然な姿の庭を楽しみたいが、そのままにすれば、いつの間にかに外来種の雑草におおわれ古い在来種は消えてしまう。自然のままというのは、なかなか難しい注文なのだ。

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2007/06/12

夕陽を追いかけ西へ!

 飛行機の圧倒的な速さがもたらす時間のメリットは否定しないが、たえず緊張感がともないどうもリラックスできない。

8dsc02565_1 さすがに北海道日帰りなどの出張は飛行機だが、それ以外は列車を利用している。空間が広くて、体の自由がきくのがよい。また、車輪がレールのつなぎ目を通るときに発する振動と音が作り出す、微妙なリズムも気に入っている。なんといっても次々変わる風景をじっくり見られるのは、飛行機にはない楽しみだ。ということで今日の写真は、沈む太陽を追いかける列車だ!

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2007/06/11

ヒメジョオン&ハルジオン

 先日から気になっていた花をデジカメで撮影してみた。
8dsc02894 この草の名前はずっとヒメジオンと思い込んでいたが、牧野植物図鑑を開いたら、なんとヒメジョオンとなっていた。漢字表記も「姫女苑」となっているので、やなりヒメジョオンと書くのが正しいらしい。なおヒメジョオンに似ているハルジオンは、ハルジオンでよいらしい。

 ところで私の周辺では、子供の頃から、ヒメジオンと呼んでいたような気がする。物の名前は、地方によって異なる場合があるが、ヒメジョオン、ヒメジオンの呼び方に地域分布があるのだろうか?

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2007/06/08

ジャンプか!

 朝、渋谷駅前で若者とすれちがった、以前どこかで見かけた気がするが、まったく思い出せない。目深にかぶっている帽子の下からのぞく顔は、愛嬌のある童顔で、全体は、ちょうどタレントのえなりかずきを二回り大きくしたような格好だ。出勤時間だったので、そのときは、そのまま通り過ぎた。

Photo_24 今日の通勤本は、「三人噺」(美濃部美津子:文春文庫)。美濃部美津子は、心ん生の長女であり、馬生、志ん朝の姉だ。大酒のみで知られていた心ん生だが、「お父さんはそんなにたくさん飲まないんですよ」などは、身内ならではの話しだろう。

 帰りの地下鉄で、その本を読み始めたら、今朝、すれちがった若者のことを思い出した。そうだ、あの落語ドラマ、タイガー&ドラゴンに出ていた人だ!素人ながら抜群に落語が上手い若者を演じていた、たしかカタカナ名の役柄だったはずだ。

 家にもどり検索したら分かりました、ジャンプ亭ジャンプを演じた荒川 良々さんでした。

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2007/06/05

待宵草

 日帰り出張が遅くなり、深夜帰宅となりそうなので帰りは東京駅に向かい、ここで駅弁を購入。仙台の牛タン弁当、例の紐を引っ張ると温かくなるタイプで、現在人気ナンバーワンらしい。値段は¥1100なり。

8dsc02862 深夜、自宅へ向かう途中、線路沿いの道を歩いていたらオオマツヨイグサが咲いているのに気づいた。オオマツヨイグサは夜中に咲く花だが、以前、その大きな群落を長野で見たことがある。林道とその両側に広がる一帯に咲き乱れる花が月夜に照らされ様子は、美しいを通り越してどこか不気味な印象がした。

 それにしても、この線路際の道はいつも通っているのに、どうしていままでオオマツヨイグサがあることに気が付かなかったのだろうか?

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2007/06/04

透明なとき#2

 川面を水上バスが走っていく。浜町から隅田川へ向かい堤防に立つと、川面がまぶしく輝いていた。日差しは夏だが、どこか風が冷たく涼しさを感じる。

8dsc02843

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2007/05/18

Kind Zeppelin

 昼休みに公園カフェに向かっていたら、遠くにブーンという音が聞こえた。ヘリコプタのような空気を無理やりバタバタ振動させるような音でもないし、飛行機のように音源がどんどん移動する感じもない、少しかん高いがのんびりした調子の音だ。

8dsc02704 空を見上げたとたん、音の正体が分かった。飛行船だ!機体に大きく書いてあるのはスポンサー名らしい。家に戻り調べたらNissen飛行船プロジェクト2007の機体だと分かった。フライトスケジュールによれば、4月に九州を出発して北海道に向かい、5月半ばから6月はじめは関東地方を飛ぶ予定になっている。

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