自然観察

2020/04/04

カリンの花

 カリンの輝くような黄色い果実を知っていても、どのような花か問われてすぐ答えられる人は少ない。いま、そのカリンの花が咲いている。

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 カリンの開花は、ソメイヨシノが散りはじめヤマザクラとほぼ同じ頃。花色は、サクラより濃く桃よりは薄く、薄紅またはローズピンクだろうか。花びらは五弁、完全に開くと花径は3cmほどになりサクラより大きい。

 ところで高級木材にカリンと呼ばれるものがあるが、これは黄色い実のなるカリンとはまったく異なる。木材のカリンは、東南アジアに分布しインド紫檀とも呼ばれ、花は金木犀に似て小さな花がたくさん集まって咲くそうだ。

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2020/03/20

風信子(ヒヤシンス)#2

 我が家に来てから二週間を経たヒヤシンス。

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 はじめは青二・赤二の四つの花をつけていたが、赤花の一本が風にあおられ折れてしまった。もともと赤花は背が高く不安定だったので支柱を立てたが、クリップで固定したその部分から折れた。しかしその後に青花が新たに一つ成長してきたので、いまは合計は四のまま青三・赤一となったのだ。

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2020/03/15

風信子(ヒヤシンス)

 水耕栽培用の容器と球根を探しにホームセンターへ向かう。しかしもう時季がすぎているので店頭になく、店員さんが倉庫まで探してくれたが在庫なし。そこでツボミがついた青赤の四球植えのヒヤシンスの鉢植えを購入。

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 この成長がじつに速い。ツボミは、三日で二倍ぐらいの大きさにふくらみ、一週間たったら開花が始まった。じっくり成長を見るつもりだったのに一気に開花したのは予想外だが、開花期間が長いそうなのでしばらく見守るつもりだ。

 ところでヒヤシンスには風信子という漢字表記があるが、花の手帖(小学館)には風信子に加えて夜香蘭、錦百合が異名として記載され、日本には文久三年(1863年)に伝わったとある。文久三年は、新選組が正式に発足した年である。明治は1868年からだから、ヒヤシンスは幕末に日本にきた花となるのだ。

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2020/02/11

これサクラですか?

 これサクラですか?との声がしたので、そちらへ目を向けたら薄紅色の花。河津桜だろうか?

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2020/01/19

冬のカラスウリ

 住宅街の道を歩いていたら塀の上に赤いものが見えた。冬の陽射しを浴び赤く輝いているのはカラスウリの実のようだ。枯れたツルもあるので装飾用でなく本物だろう、しかもここで育ったものかもしれない。

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 カラスウリを初めて見たのはいつだろうか。子供の頃、近くにあった畑の隅で奇妙な形の花をつけ、やがてそれが緑の実となりさらに赤く色づいた。そのときカラスウリという名を知ったのだ。

 それにしても街中で見かけるとは、ちょっと気になり調べたらカラスウリは園芸植物として流通するものもあるらしい。となれば住宅街でカラスウリを見かけても不思議はない。

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2020/01/10

梅一輪

 年明け10日、梅の花を見かけた。まだ小さく固そうなツボミばかりのなかに、なぜか一輪だけ咲いている。

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2020/01/05

令和千両

 初詣と散歩をかねて徒歩で30分ほどの山の上にある古いお寺へ向かったら、そこの鐘撞堂付近で千両の赤い実を見つけた。しかも近くには黄色の千両も。

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 これで新年早々、万両と千両の二つを見ることができた。ちょっと大げさだが縁起物のおすそ分けをもらった気分になる。

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2020/01/02

令和万両

 毎年、正月に定点観測していた万両の紅い実がまったくない。しばらく前にはあったはずだが、すっかり消えている。

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 そういえばサザンカの花も消えたが、これは原因がはっきりしている。年末にヒヨドリの群れが現れて花をついばみ、地面に花びらを大量に散らしていた。翌日に見たらツボミを数輪残すだけに、こうなると万両の実もヒヨドリの仕業かもしれない。とりあえず別の場所で見つけた万両を記録する。令和の万両である。

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2019/12/29

八重咲雪中花

 慌ただしい年末にぽっかりあいたスキマのような時間ができたので外出したら、どこか甘いがすっきりした香りがかすかに漂っていることに気づいた。この香りはもしやあれではと思いながらその源を探したら、写真の八重咲水仙にであった。

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 水仙には「雪中花」という和名がある。この雪中花という名は、冬に咲くスイセンの生態をじつにうまく表現していると思うが、なぜかあまり聞くことがない。ちょっと残念。

 ところで冒頭に”甘いがすっきりした香り”と書いたが、水仙の香りを言葉で表すのはじつに難しい。バラの花のように強い甘い香りではないし、柑橘系の爽やかな香りとも違う。ヒヤシンスに似たグリーン系の香りだそうだが、そのヒヤシンスがどのような香りだったか思い浮かばず、グリーン系の香りは葉とか草のものとされているが、これは対象が広くてこれだと言いにくい。それでもスイセンの香りは、かすかでもそれと分かる。記憶の引き出しのなかには、花の香情報の箱もあるようだ。

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2019/12/18

紅葉落葉

 毎年、定点観測のように見てきた近所のモミジ紅葉は、今年はいつもより遅く始まり、しっかり色づく前に一部が散り始めた。真冬のような寒い日があれば少し暖かさを感じる日もあって、不安定な陽気にモミジも戸惑っているのだろう。

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 ところで近くのショッピングセンターにちょっとした人混みができていた。クリスマスリースを作るミニ講座を開催しているようで、さほど広くないイベントスペースが満員。DIYブームが追い風になっているのだろうか、人気があるようだ。

 そのリースの素材のなかに、ギザギザ緑の葉に赤い実がついた小枝をみかけた。クリマスケーキの飾りで知られる西洋ヒイラギだ。わざわざ西洋と付いていることから予想できるかもしれないが、これは日本に昔からあるヒイラギとは全く別のもの。日本のヒイラギは、西洋ヒイラギと実がなる時期も色も違い、実がなるのは初夏、色も黒である。

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