2024/02/16

山の上ホテル休館

 駿河台下の坂道から見上げる台地の上にクラシックな洋風建物がそびえている、山の上ホテルである。TVニュースによれば、その山の上ホテルが2024年2月13日から休館となった。

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 上に載せた写真は、山の上ホテルの喫茶(パーラー)でもらったコースター。60th ANNIVERSARY とあるから創業60周年を記念したものだろう。

 ニュースでは今年が創業70周年と紹介していたから、これは10年前の2014年のものとなる。じつは2014年はHILTOP ANNEXの名を掲げていた別館が閉館された年、たぶんそれもあって記念品としてもらったようだ。

 さて気になる山の上ホテルの今後はまだ未定だそうだが、どうなるだろうか?

 ところで時々利用するカフェのコースターはオシャレデザインのシリコン製。紙製は使い捨てだが、シリコン製は何度も使え省資源になるそうだ。こうなるとこのコースターもらってもいいですかと気軽にお願いすることは出来ない。

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2024/02/10

An affair to remember

 Hit Jazz Bookは、前回の月光価千金で紹介したOur Jazz Songから約20年後の1958年(昭和33年)に発行された楽譜集。

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 その目次は、ニュー・ヒット、ポール・アンカ・ヒット、エルビス・プレスリー・ヒット、映画主題歌、カレント・ヒット、ユア・フェバリット・ソングスの6グループに分けて曲名を並べている。このようにグループ分けしたなら本のタイトルはHit Music Bookとでもしそうだが、Hit Jazz Bookとしている。

 どうやら昭和の始めから30年代までは、ジャズという言葉はシャンソンやタンゴを含めて幅広い音楽に使われていたようだ。もしかしたらクラッシクでない西洋音楽ぐらいの意味かもしれない。

 ところでHit Jazz Bookに「想い出のロマンス」として掲載されている曲がある。これは1957年に公開された映画「めぐり逢い」の主題歌で原題はAn affair to remember。直訳すれば「想い出の出来事」や「記憶に残る事件」になりそうでロマンスという言葉はすぐに思い浮かばない。

 しかしBSで映画を観たらストーリーはまさしくラブロマンス、さらに歌詞のなかにA love affair to remember とありAn affairは恋愛のこと。となれば主題歌名「想い出のロマンス」もなるほどとなる。下に載せたのは映画「めぐり逢い」の主題歌シーン。

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2024/02/03

2月のノゲシ

 11月から観察をしているノゲシが2月になっても新たな花をつけている。

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 暖冬とはいえ真冬のような寒さの日があったので枯れるかと思ったが、いまだに茎と葉は緑を保ち新しい花も咲いている。しかし花径は11月ごろと比べると小さくなりミニチュアのような。

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2024/01/28

月光価千金

 Our Jazz Songs(新興楽譜社)は、1937年(昭和12年)発行の楽譜集。これは昭和初期に、どのような外国曲が日本で演奏され歌われていたか知る参考資料になりそうだ。

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 その中には現代の分類では、これジャズですかと戸惑うものも含まれている。たとえばCaminito(思い出の小路)はタンゴだし、Sous Les Toits de Paris(パリの屋根の下)はシャンソン、das muss ein stück vom himmel sein(恋の都会)はドイツ映画会議は踊るの主題歌 。この映画の日本公開は1934年だから、当時の最新曲だろう。

 もちろんMy Blue Heaven(青空)やGet Out and Get Under the Moon(月光価千金)などのジャズも掲載されている。細かい分類にこだわらず外国曲を幅広く81曲収録、しかも全ての曲に日本語歌詞をつけている。

 それにしてもMy Blue Heavenを「青空」とするのはすぐに思いつきそうだが、そのまま直訳すれば「外に出て月の下へ」となりそうなGet Out and Get Under the Moonを「月光価千金」としたのは、いかにも月明りの情景を思わせる素晴らしい言葉選びだ。

 この月光価千金をYoutubeで検索したら、真っ先に見つけたのは上海バンスキングでの吉田日出子の歌声、さらに検索を続けたら昭和初期に活躍した川畑文子の歌声を見つけた。下に載せたのがその川畑の歌声。1番は日本語だが、2番は英語となり、その英語は日本語より滑らかなような。じつは川畑はアメリカ生まれの日系3世で、アメリカでデビューし活躍した後に来日したそうだ。

 

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2024/01/18

今年最初の上弦の月を見る

 1月14日夕方、西の空を見上げたら細い月があった。この日の月齢は2.6だから、まさしくこれは三日月と言えるだろう。

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 月の満ち欠けを表す言葉のなかで、十三夜(じゅうさんや)、十五夜(じゅうごや)、十六夜(いざよい)など数字が入るものはその月の映像がすぐ思い浮かぶが、立待月(たちまちづき)や居待月(いまちづき)となるとまるでお手上げ。立待月は十六夜の翌日、居待月はさらにその次だそうだが、これらはあまり聞かない言葉だから知らなくても問題はないだろう。

 ところで歌にもある上弦の月は、どのような月だろうか?私は長いあいだ、三日月からそれが段々太くなり月の半分直前まではすべて上弦の月だと思っていた。じつはこれは間違いで、新月をすぎて最初の半月が上弦の月だそうだ。つまりピンポイントで上弦の月の日があり、今年最初のその日は1月18日。

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 残念ながら18日は空に薄い雲が広がり月はぼんやりしていたが、満ち欠けの様子は分かりそうなので撮影。それが上の写真、今年最初の上弦の月である。

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