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2005/08/04

夏の蕎麦屋で葛きり

 夏の暑い日の午後、ちょっと遅めの昼食を蕎麦ですますとき、一枚の蕎麦でもの足りないときがある。かと言って、ざるを追加するほどでもない。そんなとき頼むのが「葛きり」である。実は、これは甘味メニューで今までは見過ごしていたのだが、先日、これを昼時に食べている人をみかけた。その様子が、いかにも美味しそうだったので、私も頼んでみたらすっかりやみつきになった。

 氷が浮かぶ器の中に入れられた葛きりは、幅広に切られ涼やかな透明である。黒蜜に軽く浸して口に運べば、なめらかな口当たりが心地よい。つるっとして、わずかに弾力がある冷えた葛きりの食感は、夏の暑さをひと時忘れさせてくれる。

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