鰹節カレーVS長ネギカレー
先日買った山本容朗の「文人には食あり」をカバンに放り込んで、地下鉄にのった。まずはライスカレーと向田邦子を読んでみる。
取り上げられているのは、向田邦子の「父の詫び状」にある「昔カレー」。”私は、あんな不思議なライスカレーをたべたことがない”、向田邦子が四国松山の下宿で食べた鰹節カレーの話を取り上げている。
誰にもそれぞれの不思議カレーがあるだろうが、私の不思議カレーは、学生時代、長野の民宿で食べた長ネギカレー。
たぶん、あれは豚肉カレーだったのだろう。大きく切ったジャガイモとニンジンが小麦粉でとろみをつけたカレールーの中に埋まっているが、ネギが玉ネギでなく長ネギだった。すき焼き鍋によくある、斜めに切った長ネギ、しかもそれが半煮えだった。今思い返すとライスカレーでなく、新鮮野菜をつかった「カレー野菜煮物ご飯」のような。
さて向田邦子にもどると、”いままでに随分いろんなカレーを食べた・・・残業の時にお世話になった日本橋の「たいめい軒」と・・・”と、昨日の伊丹十三につづいて、また「たいめいけん」の名前がでてきた。
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