南海.vs.VAN
今日も、読みかけの山本容朗の「文人には食あり」を持って外出。「食の憂楽帖、北杜夫」の章で、マンボウシリーズの「マンボウ周遊券」のカレーライスの話を読む。マンボウシリーズは、学生時代にずいぶん読んだので懐かしい。
山本さんは、”北さんは神田・神保町の田村書店の裏通りにあるカレー専門店をいいとほめる。・・・これを読んで”あっ”と、私は声をあげた。この店は「キッチン南海」ではないだろうか”と書いている。
私の思い出の裏通りカレー専門店は、これも田村書店の裏通りだが、小宮山書店と文省堂の間の路地にあったVANカレーだ。VANカレーはいつのまにか消えてしまったが、私のなかではカレーといえばVANカレーで、カツカレーのときだけキッチン南海だった。
こんなことを書いていたらカレーが食べたくなった。まずは表通りのカレー専門店の共栄堂かな、ここのサラッとしたカレー、学生時代はどこか物足りなく感じていたが、最近はこのスッキリした味が好きになってきた。
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