トーキョー放浪記(山田スイッチ)
ときどき中身も読まずに、タイトル名だけで本を買ってしまうことがある。たいてい、こういう本はハズレなのだが、ときどきハマッテしまうのでやめられない。
たとえば「トーキョー放浪記」(山田スイッチ)。この本は、別の本を探しているときに偶然みつけて、そのタイトルにある「トーキョー」だけで買ってしまった。この本を読むまで山田スイッチさんを全く知らなかったが、なかなか面白いキャラクタだ。表紙カバーにある経歴によれば青森在住のコラムニストとあるが、本文を読むと、最初はお笑いを目指していたが、様々なアルバイトを経験し、雑誌ぴあのコラムニスト大賞を受賞しコラムニストなったらしい。
はっきり言って親子ほど年は離れているが、こんな子が我が家にいたら、楽しいというか、頭がイタイというか、とにかく毎日退屈しないだろう。なんといっても、そのハチャメチャな行動が面白い。取り上げられている東京も、恋ヶ窪、立川、五反田、笹塚、亀戸、門前仲町など東京のマイナーなところがいい。五反田にブラジル人が集まっているなど、この本で初めて知ったこともある。
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