ペナンのブルーマンション
ペナン滞在も最終日になりましたので、最後に美しい写真を載せましょう。そして、これからペナン観光を予定している人に少し役立つ情報もお知らせします。
ペナン旧市街の海岸近くに立つEaster&Oriental Hotelは、シンガポールのラッフルズホテルに匹敵する豪華ホテルです。その近くにあるのが、通称"The Blue Mansion"と呼ばれるこの家。元は中国系大富豪、東のロックフェラーと呼ばれたCheong Fatt Tze(チョンファツ)のペナンの家として19世紀末に作られましたが、その後は荒れ果てていたものを1991-1995にかけて修復し、2000年にユネスコの文化遺産保護アジアパシフィック最優秀プロジェクトに選ばれました。
外観からも分かるように、この中国風の建物は外壁をキレイなブルーに塗られ、モザイク模様は陶器片によるもの、その構造は風水に従ったものです。建物の大きさは、部屋数38室、中庭7、窓数合計220に及ぶものになっています。
現在、この家は一日2回(11時、3時、料金12RM)、英語によるガイドツアーが行われています。ツアーは、Cheong Fattの人物紹介からはじまり、この家の構造、室内・室外の装飾が説明されます。さらに、この家には、オーナーによるホームステイプログラム(16室)があり、本物のアジア文化遺産に泊まることができます。また結婚式やパーティー会場としても貸切ることが出来、映画の撮影も行われたそうです。
この家およびホームステイプログラムの詳細は、Cheong Fatt Tze Mansionホームページで紹介されていますので、興味のある方はアクセスして下さい。なお建物内部は撮影禁止、屋外のみが撮影可となっています。
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コメント
こんにちは!
このブルーは極めつけって感じですね。
けっこうメジャーだそうですが、
ちょっとびっくりですね。
こんなのに歩いていてたどりついたら、
腰抜かしそうです!
投稿: △イチおじさん | 2007/08/21 13:25
建物内部は、外観ほど派手でなく、なかなか良い感じです。とくに建物内部にある中庭の広々とした空間がとてもステキです。その中庭は、風水的にもエネルギーが一番集まるように作られているそうです。
投稿: じんた堂 | 2007/08/22 13:26