神田川ゆらゆら
歩いているときは気付かなかったが、写真にすると予想もしなかった光景が写っているときがある。
12.12に載せた写真は、隅田川下流、対岸に佃島が見える辺りで撮影したもの。このあたりは川幅も十分広く、東京湾の一部のようになっている。しかし波に反射する光は、風のせいもあるが、水の流れに沿って変化しているようで、ここが川であることを実感させる。
昌平橋から万世橋までの神田川は、右側を旧交通博物館の赤いレンガ壁、左側を高いビルに挟まれている。その川の上を数羽のカモメが、川面に降りたり飛び上がったりしながら、二つの橋の間を何度も往復している。
先日、昌平橋からカモメを撮ったら、狙ったカモメはピンボケだったが、川面に反射してゆらめいて映るビルの姿をとらえていた。堤防沿いではまだ窓の形がはっきり分かるが、中央にいくほどくずれはじめ、川の真ん中では溶けて不思議な縞模様となっていた。
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コメント
こんばんは!
あら、カモメがいたんだ。
撮ったときは
カモメが目的だったんでしょうけど。
よくありますよね、
特に写真は。
投稿: △イチおじさん | 2007/12/19 22:52
こんばんは、
フィルムの時代には、出来上がったら予想外というのはありましたが、デジカメでもあるんですね。思わず水野晴夫口調になってしまいますが、”写真って本当に面白いですね!”
投稿: じんた堂 | 2007/12/20 20:33