くちなしの実
ブロックの塀際に小さな「くちなし」の木がある。今日見たら、赤い実が一つ枝に残っていた。
子供の頃、大きな「くちなし」の木が家の近くにあり、夏になると白い花がたくさん咲き、秋に赤い実がなっていた。染料に使用するので実を分けて欲しいと頼まれるほど、たくさん実がなる木だったが、だいぶ前に枯れてしまった。
さきほど「くちなしの実」を調べたら、染料として使用するのに加えて食品の着色にも使用でき、お正月の「栗きんとん」を黄色くするにも使用されるとあった。ということは、昨日食べたあの中にもとなり、いまも身近なところで、我々の口に入っているらしい。
ところで植物図鑑に「くちなし」に芳香があると書いてあるが、私の記憶では、八重咲きの花は強い甘い匂いがしたが、一重のものはあまり匂わなかったが、どうだろうか。
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