銀座幻影
ソウルに来ていますとのメールにこの写真が添付されていたら、さてあなたは?
じつは、ここは有楽町のガード下。先日、地下鉄乗り換えのために銀座から日比谷に向かうとき見かけたお店だ。
丸の内あたりだと歩いているのは、暗い色のスーツを着たサラリーマンやOLばかりで皆風景に埋もれているが、日比谷に近いこの地域はオフィス街のようでいて、映画館、劇場、ホテルなどが集まり、人も建物も原色が目立ちそれぞれが主張している気がする。
この写真のお店はソウル風だが、近くには日本の焼き鳥屋、中華料理、さらにドイツビールを看板に掲げる店もあって、まったくゴチャゴチャの国籍不明状態。外国人も多く通り様々な言語が飛び交っている、日本人観光客かなと思いすれ違ったら、突然、中国系アジアの言葉を聞いて驚いたりする。
ここにいると、どこかアジアのマーケットに迷い込んだ気分になる。これも現代の銀座風景の一つだろう。
| 固定リンク
コメント