夢の隠れ家
先日に続いてフジペットEEで撮影した写真。
大通りから一本奥に入った路地の交差点に、歯科医院の看板をかかげる建物がある。角の部分をスパッと切り落として、そこに玄関を設けたのは、じつに角地を生かしたデザイン。ヨーロッパの神殿にあるような柱を、玄関の両脇に飾り、凸凹模様が建物の縁をぐるりと取り巻いている。
そういえば先日の一箱古本市で購入した「昭和幻燈館:久世光彦」に、同潤会アパートに人に知られず住みたいという話しがあった。それは、いわゆる大人の隠れ家の話しだが、隠れるつもりはなくても自由に使える家や部屋をもつのは大人の夢だろう。
外観は古いが骨組みのしっかりした家の部屋に、大きなテーブルと本棚をおき、自由気ままに過ごす、隠れ家の夢はどんどん広がる・・・。
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